ラオスの村の小学校

　今、120キロ離れた村から戻ったところです。
今日は、本当に暑い、あつい、一日でした。ふう。

　今日、３つの村の小学校を訪問しました。
籐（ラタン）の葉っぱで屋根を葺いて、柱が四隅にあって、
竹で編んだ壁で囲っただけの教室。
　
　「オンボロでねえ。一年に二回は屋根の葉っぱが飛んで
いっちゃったりするから、みんなで修理しなくちゃいけないんだよ。
これがもう大変でねえ」と、笑う村のお父さんたち。

　「でもねえ、最近、日本ではこういうスタイルがけっこう、
うけるんだよ。自然がいいとか、天然がいいとか・・・」と、ワタシ。
　冗談と思ったのか、お父さんたちは、大笑い。
　
　来月から、このお父さんたちが力を合わせて、
新しい小学校を建てます。
建設費は、総額で、50万円ほど。

　どこかの大きな援助組織が支援して建てるとなると、
建設費は、たとえ同じ規模でも、倍になる。

　今回は、50万円のうち、足りない分（およそ60％）を、
大阪に住んでいらっしゃる、90歳のお元気なおばあさんが、
ご支援してくださることになりました。
　みんなでつくる学校。完成が楽しみです。