わくわくするもの.blog

わくわくする、ひと・もの・こと。
ゆるゆる、私の心で感じたこと。。
ここでの皆さんとの出会いにも、わくわく・・・。

子どもたちが思わず踊りだす音楽

2016年11月13日 | ベナン・アフリカ手仕事・布・音楽
 ぼんじゅ〜る。今日は、68年ぶりのスーパームーンの日ですね♪
地球と月の距離が68年ぶりに大接近するというのですから、大きなお月様が眺められますね。
何か新しい事をチャレンジするときには、満月の日が良いと言いますよね。
今日は特別な満月のお月様ですので、私もさっそく、新しいブログを始めたりと、
新しい事にチャレンジします♪
 お月様。いつもいつも、そのみなぎる愛でもって、見守って下さり、ありがとうございます❤️

 そうそう、先日のこと。生まれて初めて人前でジェンべを叩く機会を頂きました。
小さな子どもたちにベナンの本物の音楽に触れる機会を提供したいと思い、息子たちの保育園で、
先日ブログでご紹介した私のジェンべ&アフリカンダンスの先生である、ルモアンヌ(Lemoine)の
パーカッションバンド「Garuda Fusion」のメンバー3人に演奏会をお願いしたのです。
そこで、思いがけず、私も、ルモアンヌたちとセッションすることに・・・。
人前で音楽をというのは、高校生時代の合唱コンクールでピアノを弾いた以来(何十年ぶり?)!
上の写真が、その様子です。はい、頭と腰に巻いたパーニュは、アフリカらしく、派手目です♪
「やる気まんまんじゃ〜ん」って、つっこまれてしまいそうな格好ですね(笑)。
でも、本当にジェンべを叩く事になるとは信じていなくって、「はい、前にでてきてー!」と
ルモアンに呼ばれ、拍手で皆さんに迎えられたときには、もう逃げ出したい気分でした。
 後ほど、お友達に撮って頂いた動画を見たら、恥ずかしがっている姿こそが格好悪かったー。反省。

 それにしても、演奏会はとっても楽しかった〜!子どもたちも大喜びしてくれました❤️
ベナンのヨルバ族の歌、ジェンべとベナンの伝統ドラムの演奏(YouTube)、私がとても注目
しているベナンの伝統打楽器「ゴタ」(GOTA)とベナンのパーカッションだけの演奏、そして、
ジェンべを一人一人叩くジェンべ体験タイムや、ルモアンとみんなでのダンスタイム。
Youtubeに投稿した演奏はハードル高めでしたが、「ゴタ」の演奏のときは、盛り上がりました!
1才の赤ちゃんが両手を上げて両足ふみふみして踊りだし、他の子どもたちも踊りだしました。
「ゴタ(YouTube)」はまだベナン以外では知られていませんが、世界中の人たちを魅了する音だと思います。
大きな水瓶のような形をしたヒョウタンの口の部分を靴底を加工したもので叩くと出る低音。
大地を響くような音です。そして、カラッと乾いたような音をボディの部分を手で叩いて出します。
低音と高音をリズムに合わせて交互に叩いて出すのですが、それはそれは、かっちょいいです♪
 今月は、毎週木曜日にこのガルーダ・フュージョンの演奏会をこの保育園で開催します。
 
 あっ、上の写真の説明というか、ガルーダ・フュージョンについて、少しご紹介しますね。
私の隣のヒゲおじさん(おっと失礼!)が、「Garuda Fusion」リーダー&私の先生「ルモアンヌ」。
ベナンから西へ3つ国境を超えた国コートジボワールの大都会アビジャン出身です。
振付け師、ダンサー、ミュージシャン(歌も歌い、作曲もする、ジェンべなどの打楽器奏者)。
もともとは、アフリカンダンスやアフロジャズのダンスが専門のダンサー&ダンス講師。
ギリシャ、オランダ、ベルギー、フランスでジェンべやアフリカンダンスの講師経験、西アフリカでも
各国の伝統音楽とダンスを学びながら、ジェンべ演奏、若手ダンサーの育成活動をしています。
ベナンに来たのは昨年。ベナンのユニークなダンスと伝統音楽を学ぶ目的だったそうです。
このルモアンが、ベナン人パーカッショニスト達に声をかけて「Garuda Fusion」を立ちあげました。
私の左でジェンべを演奏しているのは、エミール。ジェンべ、トーキングドラム、ゴタを演奏します。
お父様はベナンではかなり有名な伝統音楽のアーティスト(歌手)です。現在ルモアンのお弟子さん。
一番右でドラムを叩いているのは、チャス。彼もベナン人パーカッショニストです。
カランからん、コロンころんと軽快な音が出る鉄でできたベナンの伝統パーカッションなど演奏します。
 16年ほど前にルモアンと、オランダのある音楽祭で出会ったそうです。エミール同様歌も上手です♪

 「Garuda Fusion」の音楽は、その名の通り、フュージョン「融合」がテーマです。
主に、ベナンの伝統音楽をベースにしていますが、伝統と現代音楽のフュージョン、様々な
打楽器(パーカッション)のフュージョン、西アフリカの様々な国の音楽とのフュージョン、
異文化・異言語のフュージョン・・・。決して洗練されてはいないけれども、それぞれの楽器の音が
ダイナミックに響き合い、解け合って、聞いている人の魂を揺さぶるような、音楽。
まだ日本でもあまり知られていない、ベナンの伝統打楽器の「音」やダイナミックなダンス。
私は、「Garuda Fusion」を通して、日本の皆さんにご紹介していこうと思っています。
 いつか、「Garuda Fusion」が日本で公演できる日を夢みながら・・・。
* PHOTO BY WAKA SAN

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