goo blog サービス終了のお知らせ 

はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

このブログについて

ようこそいらっしゃいました !(^^)!
『はぎおの「ツボ」note』は、ドラマ・エンタメ系の感想、旅行記etc. 自由気ままな「日記」です! 内容はかなり偏ってますが (^-^; お気軽に楽しんでください♪
いま関心があるのは「昔の時代劇・刑事ドラマ・サスペンス」「お芝居(宝塚中心)」「神社・仏閣」かな (^.^)
※なお、コメント等については、承認後の掲載とさせていただきますので、ご了承ください。

ハイレベル!甲子園の応援 。

2025-08-19 09:20:00 | 気になる:音楽

高校野球。
いろいろありますが、やはり盛り上がります。

ずっと見ているわけではないですが、家ではずっとそのチャンネルなので、時間があれば見入ってしまう。(というか、選択権はない

そして、試合とともに気になるのが・・・

ブラスバンドの応援

 

実は、2009年にも同じような記事を書いてました
やはり、音楽って気分が高揚しますね

 

先日も何気なく見ていたら、応援の演奏の迫力がすごくて。

ブラスバンドの応援が、どんどんレベルアップしてるというか、吹奏楽部の「もう一つの本番」みたいな感じになってる気がします。
 
アフリカン・シンフォニー
エルクンバンチェロ
サンバデジャネイロ
・・・
普通に聞いても盛り上がる曲の数々。
 
から
 
日本の吹奏楽の代表曲といってもいい
 
ルパン三世
宇宙戦艦ヤマト

それに、誰もが知る

サウスポー
狙い撃ち

のような往年の歌謡曲
 
テレビドラマの

西部警察のテーマ
必殺仕事人のテーマ
 
上手いわ〜
そのまま、ドラマのOPに使えそうな演奏力
 

それに、平成のヒット曲


残酷な天使のテーゼ

それに、勇ましい曲、元気の出る曲が多い中

タッチ
あまちゃんのテーマ
夏祭り


など、かわいい曲も盛り上がる。


学校独自のオリジナルソングも続々と出てきて、それを他校が演奏して「名曲」が増えてることが素晴らしいですね。

そんなに詳しくなくても、「ジョックロック」は知ってる。


 
以前、「ブラバン甲子園」というアルバムを購入したことがあります。
それは、応援歌で人気の曲を、プロの演奏で紹介したもの。
今の高校生たちの演奏の迫力は、アルバムに引けを取らない。
そして、あの時よりさらに曲数も増え、それに伴い、アレンジの多様化、演奏の力量も増してる。
競馬のファンファーレとか、誰が最初に取り入れたんだろう。
新たな発見があって、ますます
試合以上にはもちろん、今は、演奏曲の方に耳が行ってしまう。
 
 
音楽の力、やっぱりすごい。
まだまだ楽しませてください!
コメント

jazzyな感じ 。

2025-07-27 10:01:00 | 気になる:音楽

先日、宝塚の公演をCSでチラ見してたら、ドスの利いた地声(表現違う?)でジャズナンバーをうたってる娘役さんを発見!
こういう人、久々に見たなぁと感激していたら、なんとこの公演で退団だと知る
餞にその場面をもらったのかもしれないけど、容姿も華やかで、ダンスも得意らしい(と後から知る)。
なんと勿体ない。まだまだ若手だったのに。


そんなことから、最近、ジャズっぽいリズム感のある曲が歌える人、いないなぁと思っちゃって。

去年4月、ブルースについて書いてましたので、ほぼ同じ内容ですけど

 
宝塚だけでなく、芸能界にもハスキーな名歌手が多かった。
 
 
ジャズやスイング。聞くのは好きだけど、歌ってみると結構「裏拍」取るの難しいですよね。
クラシックも歌謡曲ももちろん難しいけれど、ジャズのノリって本当に上手くないと残念な感じになる。
 
何より、お酒とたばこの似合う、「大人感」を感じる。(どっちも苦手だけど
 
ビッグバンドの演奏は地元のホールなどでたまに聞けることもあるのですが、「ジャズバー」的な、じっくり聞けるライブハウスはないんですよね、田舎なもので。

 
以前も書きましたが、震災前の神戸で、ジャズバーに一人で行ったこと、いい思い出です。
それこそ、お酒も飲めないのに、一番前の席で、ワンカクテルで3ステージ聞いた、とても迷惑な客ですm(__)m
 
 
ファルセットを駆使した、ド直球のまっすぐな発声(というのかな?)ももちろん素晴らしいんだけど、なんか自分にはツボにはまらなくて。
ブルース同様、地声でジャズが歌える人、少なくなりましたねぇ。かつては、普通にテレビに出てましたよね。阿川泰子さんとか、綾戸智恵さんとか、ケイコ・リーさんとか、笠井紀美子さんとか・・・(女性ばっかりだ
いや、今もいるはずなんだけど、歌番組でさえ取り上げられない。
最近、歌謡曲や演歌が再び盛り上がってきたので、ヒットのあるなし関係なく、ある意味「ベストテン」の時代のような、オールジャンルの歌番組、どこかの局でやってくれませんかねぇ。
 
 
ジャズスイングのノリ。
ファジーな感じが、今は受け入れられない時代なのかなぁとちょっと思ったり。
白か黒、表か裏、はっきりしないといけないんでしょうかね。(ちょっと違う?)
 
 
 
宝塚も最近がっつり見てませんが、「歌がうまい」=クラシック歌唱がうまい、になってるみたいなので、ジャズシンガー的な人が脚光を浴びるようになれば、またドはまりするかもしれないなぁ。。。
そういう「大人の色気」みたいなものが、ほしいのかもしれない
 
ジャズもそうだけど、シャンソンも「大人の表現力」を必要とするのかな。
なんというか、歌詞から感じる意味や奥深さが理解できるのか、歳を重ねると、シャンソンに挑戦する著名人、増えますよね。
 
全体的に、「大人の役者」「大人の歌手」の表現の場が少なくなってきてる、ということなのかな?
ロックやポップスだって、大人の魅力ってあるけれど、表立ってメディアで歌える場がないし。。
 
 
また、支離滅裂になってきたので、この辺で💦
コメント

超お得✨️「想い出のスクリーンミュージック」コンサート

2025-03-17 08:23:00 | 気になる:音楽

このチラシを見て、なんか不思議な取り合わせだな、と思いつつ、お値段が破格に安かったので、すぐチケット取っちゃいました。

 


内容はよくわからず、直前まで「帝劇コンサート」にご出演の島田歌穂さんの生歌が聞ける、それだけでワクワクしながら会場へ。

宝くじを販売する、「自治総合センター」が全国で開催する「宝くじおしゃべり音楽館」という企画。
この催しのために結成されたオーケストラの指揮は、テレビでもおなじみ、藤野浩一さん。
 
すべての楽曲のセットリストはなかったのですが、かいつまんでご紹介。
「エターナリー」(映画「ライムライト」より)
「BACK TO THE  FUTURE」のテーマ
「ニューシネマパラダイス」
「渚のアデリーヌ」
「タラのテーマ」(映画「風と共に去りぬ」より)
 
ここまで、藤野さんのダイナミックな指揮と、最高の演奏。
ちょっと席が前過ぎたので、オーケストラ全体より、目の前のチェロやコントラバス、打楽器に目が行きがちでしたけど
いや~何度もオーケストラの演奏、聞いていますが、久しぶりだったせいか、近すぎたせいか、圧巻でした。
映画の映像が思い浮かぶ。。
 
そして、小原孝さんのコーナー。
ご自身が担当されてるラジオの形式で、トークと演奏。
楽曲は(記憶してるもの・・順不同で)
「仔猫と子犬のワルツ」(ショパン/小原孝)
「カッチーニのアヴェマリア」(ヴァヴィロフ/小原孝)
「ボレロ」(ラヴェル/小原孝)
「ラ・カンマネラ」(リスト)
「戦場のメリークリスマス」(坂本龍一)
 
これだけでも、普通のコンサート並み。贅沢な時間。
席が上手だったから演奏の様子は見えなかったのが残念だけど、ボソボソっと語る穏やかな人柄と、繊細かつ大胆な演奏。
誰もが知っている曲も、小原さんの編曲で、新鮮な印象。ボレロなんて、ピアノ1台で聞くこと、なかなかないです。
独特な雰囲気の時間でした。
リーフには、小原さん直筆の「新聞」が。文字からも実直で穏やかそうな人柄を感じます。
 
 
そして、小朝師匠のトーク。さすが落語家。チクッとした毒舌がいいねぇ
どうやら、小朝師匠、小原さん、島田歌穂さん、そしてオーケストラ、このグループで全国を回られてるそうで。知らなかったなぁ。
正蔵師匠のジャズ好きは有名ですが、小朝師匠も音楽に精通されてるようで。
で、実は落語界に入門された時、篠笛の師匠にも入門されたそうで、NHKに篠笛奏者としても登録されてるんだそうです。
楽曲は・・あまり覚えてないんですが
「りんご追分」と「サマータイム」を組み合わせた、その名も「アップルタイム」これが印象的でした。
意外な一面を見られて、とても貴重なお時間。
 
 
 
休憩をはさんで、いよいよ島田歌穂さんの登場
つい先日、配信で帝劇からの生歌を聞いたばかりの、ミュージカル界のレジェンド的存在が、目の前にいる。
双眼鏡見なくても、ガッツリ見えてる。
あの声量がどこから出るの?というくらい、めっちゃ細いスタイル
登場しただけで、空気が変わりました。
 
楽曲は
「ムーン・リバー」(映画「ティファニーで朝食を」より)
「酒とバラの日々」
「ひまわり」
以上、ヘンリーマンシーニメドレーを歌穂さんの歌唱で。
 
そして・・・
「On My Own」(ミュージカル「レ・ミゼラブル」より)
この歌は、彼女にとってもやはり特別。イントロ部分で後ろを向いて集中した後の一声はまさに「エポニーヌ」。。
先日のコンサートでも思いましたが、生歌で聞くとさらに感じた「衰え知らず」。
演奏途中のブレスの一瞬、本当に劇場がシーンとなるほど、全員が聞き入る歌声。
今でも出演できるよ!!と心の中で叫んでました。
この舞台、見たことありますか?と聞かれたので、勢いよく手を挙げたら、多分、きっと、目があったと思う
 
さらには「星に願いを」
ディズニーの楽曲を集めたアルバムを作られたそうで、伸びやかな歌声がピッタリ。
 
というか、あの声量と美しい歌声、きっとみんなびっくりしたんじゃないかなぁ??
 
 
 
歌は一旦ここまで。
オーケストラに戻って
 
「魅惑のワルツ」(映画「昼下がりの情事」より)
「Mission Impossible」のテーマ
 
また歌穂さんが戻ってきて、地元の子どもたちと一緒に
「サウンドオブミュージック」メドレー
 
振り返ると、結構見てるよね、映画も。。。
最近の作品、見てないなぁ。
音楽が耳に残らないし、ね。
 

漏れてる楽曲もあるかもしれませんが、それでも、これだけの演奏を、破格の値段で聞けるなんて。
ミュージカルとか、生歌唱とかには縁遠い地方在住者にとって、こんなありがたい企画はないです。
なのに、若干空席があって、PR不足なのか、もったいないなぁと残念な気持ちに。

今、エンタメのチケット、1万円越えが当たり前になってるので、足も遠のくよなぁ。
今回は、宝くじの社会貢献広報という目的で安価なお値段でしたが、公営競技とか、もっともっとこういう企画が広がって、大型ミュージカルとか、ライブとか、ひいては劇場の建設とか、そういうことに使ってもらえるとありがたい。
やっぱり、元気がもらえるのは「エンタメ」だから。
 
 
お近くにこのコンサートが来た時は、ぜひ足を運んでみては?
本当にお得で、贅沢な時間を過ごせると思います
コメント (3)

アーカイブってすごい 。

2025-02-13 08:53:25 | 気になる:音楽
先日の休日、母が「3時間の歌番組を見る」と言っていたので、なにかな?と思ってたら、懐かしのNHK紅白歌合戦。それも、生まれる前の1969年、第20回
 
この歌知ってる、この人知ってる。。。
その程度で見始めたんですけど。
 
これが、とんでもなく素晴らしく豪華な「コンサート」でした。
劇場も、NHKホールじゃなくて、昔の東京宝塚劇場だったんですね。

詳細は、NHKさんからちょっとお借りしています↓
 
総合司会=宮田輝アナウンサー 紅組=伊東ゆかり 白組=坂本九
会場/東京宝塚劇場  放送/後9:00〜11:45  出場組数/紅23/白23

※数字は出場回数です。

紅組
3青江 三奈 池袋の夜
いしだ あゆみ ブルー・ライト・ヨコハマ
2小川 知子 初恋のひと
カルメン・マキ 時には母のない子のように
15越路 吹雪 愛の讃歌
奥村 チヨ 恋泥棒
5水前寺 清子 真実一路のマーチ
由紀 さおり 夜明けのスキャット
7伊東 ゆかり 宿命の祈り
6岸 洋子 夜明けのうた
森山 良子 禁じられた恋
13島倉 千代子 すみだ川
6弘田 三枝子 人形の家
3黛 ジュン 雲にのりたい
9西田 佐知子 アカシアの雨がやむとき
7梓 みちよ こんにちは赤ちゃん
高田 恭子 みんな夢の中
8中尾 ミエ 忘れられた坊や
2ピンキーとキラーズ 星空のロマンス
11ザ・ピーナッツ ウナ・セラ・ディ東京
3佐良 直美 いいじゃないの幸せならば
5都 はるみ はるみの三度笠
14美空 ひばり 別れてもありがとう

白組
3布施 明 バラ色の月
2千 昌夫 君がすべてさ
6西郷 輝彦 海はふりむかない
10アイ・ジョージ ク・ク・ル・ク・ク・パロマ
15春日 八郎 別れの一本杉
ザ・キング・トーンズ グッド・ナイト・ベイビー
6三田 明 サロマ湖の空
7デューク・エイセス 筑波山麓合唱団
3菅原 洋一 潮風の中で
9坂本 九 見上げてごらん夜の星を
2鶴岡雅義と東京ロマンチカ 君は心の妻だから
12三波 春夫 大利根無情
10橋 幸夫 京都・神戸・銀座
3佐川 満男 今は幸せかい
9村田 英雄 王将
6水原 弘 君こそわが命
2美川 憲一 女とバラ
12ダーク・ダックス あんな娘がいいな
内山田洋とクール・ファイブ 長崎は今日も雨だった
13フランク永井 君恋し
7舟木 一夫 夕映えのふたり
7北島 三郎 加賀の女
2森 進一 港町ブルース


ほぼ、知ってる人。(私も年だねぇ
知ってる、というか、懐かし映像でしか聞いたことない方もいる。
それを、3時間一気見って、なかなかないことで、なんか本当に「上質なショー」を堪能した気分。

とにかく、

全員歌が上手い

 
紅白だから当たり前・・・じゃないんです。
今のようなヒット曲メインじゃなくて、知らない曲もあったけど、どの曲も聞き入っちゃう。

ジャンルも、今ブームの「昭和歌謡」より少し前。
歌謡曲、ポップス、演歌、コーラス、ジャズなどなど・・
そうそう、昔はジャンルレス(という言葉があるのかな?)でしたよね。
 
物心ついた頃から見ていた時代は、アイドル全盛、ロックや演歌もにぎやかで、まさにお祭り騒ぎ。
どの局の音楽番組自体がそうだったので、紅白が年末最後の「集大成」みたいな感じでした・

今は、演歌もあるけど、ほぼアイドルかポップス中心。それも、ダンスがメインかな?
それも、時代・・・とは思うけど。

 
お気づきかもしれませんが、3時間で男女合わせて46組も!しかもキッチリ歌い上げる。今ほどお祭り感もなく、本当に「歌」を聞かせる「コンサート」。
もちろん、余興もあるし(またこれが当時のスター勢ぞろいで超豪華)、審査員へのインタビュー(浅丘ルリ子さんとか、前の団十郎さんとか、こちらも超豪華)もあって、時間通りに終わらせる。さすがNHK。淡々として無駄がなかった。
今もこれくらいでいいんじゃないですかね。
 

ま、今見ると、なんというか「大人の世界」。
歌もそうだけど、会話も、立ち振る舞いも、ファッションも。
コメントなんか、今だといろいろ問題があるんでしょうけど皮肉には皮肉で返すユーモアとか、成熟した大人たちの世界だなぁと。
ほとんどの方たちが、今の自分より若いはずなのに。
 


一番興味深かったのは、出演者全員が舞台上にいて、後ろで見守ってる、というか、すっごく楽しんでる。
もちろん、正装で。



パフォーマンスもよかったけど、歌手の皆さんの「素顔」も見られて、それも含め、すごいものを見せてもらった感じ。
見てる方もすっごく楽しくて、あっという間の3時間でした。

どの方も素晴らしかったんですが、ザ・ピーナッツの「ウラセラディ・東京」は特に素っ晴らしかった
作曲の宮川泰さんが、指揮でオーバーアクションしてたのも懐かしく・・・
佐良直美さんの「いいじゃないの幸せならば」も好きでして


だけど、最初はチラ見だったから、出演者がわからなくて、あとで、越路吹雪さんが「愛の賛歌」を披露したって聞いて、見逃したことにすっごくショック

 

これ、本当に永久保存版ですよ!
もう一度放送してもらえないかなぁ・・・・

 

 

テレビ局も頭打ちな感のある昨今。
最近、NHKが貴重なコンサートを放送したり、こうやって紅白のアーカイブ放送したりして、過去のお宝映像を掘り起こして放送してくれている。
テレビで育った世代としては、ありがたいなって。
深夜でもいいし、地上波が無理なら各局BSもあることだし、ドラマでも歌番組でも放送してもらえないかなぁ。
昔の方が、なんでも破天荒で楽しかった。
一番アーカイブを出さないのは日テレさんじゃないかと。CSまで持ってるのに、昔の代表的な番組さえ放送してくれない。番組って見てもらってなんぼ。宝の持ち腐れのような気がするなぁ。。。

コメント

指揮者 。

2025-01-29 08:27:15 | 気になる:音楽

指揮者の秋山和慶さんが急逝された。


日本を代表する、世界的な指揮者のお一人。
とはいえ、正直、あまり詳しくはないのですが、長年「広島交響楽団」でもご活躍されてきたので、親しみのあるお名前でした。
地方の楽団を、20年以上にわたり関わって、海外での演奏会を成功させるほど世界でも活躍するようなプロ集団に育ててくれた、そんな印象です。
ちょっとピリッと緊張感がありつつ、ダンディで素敵な方でした。

昨年、大みそかまでタクトを振られるほどお元気だったのに、翌日元日に転倒されたケガが元で、1ヶ月もしないうちに亡くなられてしまった。
そんなことってあるんですね。まだまだお元気だっただけに、とても残念です。

 

以前も書きましたが、広島にはいろんな「プロ」集団があります。
広響もその一つ。
県内在住者はきっと子どもの頃から学校行事などで、演奏を聞いたことがあるはず。

私もその一人。
中学校の行事を皮切りに、何度か演奏会に行ったことがあります。やはりプロの生演奏は迫力がありますよね。
残念ながら、秋山さんの指揮・・・は生体感できなかった、と思います。それは心残りですが・・・
考えてみれば、秋山さんをはじめ、世界で活躍する名指揮者が地元の楽団を育て、レベルアップしてくれているのだな、と思うと、ありがたいことです。


小澤征爾さんの時にも書きましたが、同じ曲、聞きなじみのあるメロディも、演奏者はもちろん、指揮者が変わると全く違う表情を見せる。
何度か書きましたが、本当にそう思います。
スピードとか、どの楽器をメインに置くか、とか(あんまり書くと稚拙な表現にしかならないので止めます)作曲者が意図するところを、オーケストラでどのように表現するか。指揮者にかかっているんだな、と。


上に立つ人。集団をまとめるって本当に難しいこと。
時には厳しいことを言わなければならないこともあるでしょう。
プロ同士だから、意見のぶつかり合いもあるはず。
そこをどうまとめていくか。

 

今世間がザワザワしてますが
上に立つ人は、成功すれば賞賛されるけど、失敗すれば全責任を負わされる。凡人には想像できないほどプレッシャーかと。
確かに、上がおかしな方向に進むと下が立ち行かなくなることもあるし、顔も知らない下の失態の責任を取ることもある・・・

やり甲斐はあると思うけど、少々おかしな世の中。トップに立ちたい人、どんどん減っていくのかな?

 

また話が逸れましたが。
また広響でタクトを振っていただきたかった。いい影響を与えていただきたかったです。
心よりご冥福をお祈りします。

コメント

年末年始のエンタメその4「TheCOVERSfes in広島」

2025-01-19 09:00:00 | 気になる:音楽

だいぶ時間が経っちゃいましたが、年末年始のエンタメ、ラストは音楽

たまに見てる「The Covers」
いろんなアーティストが、カバーソングを歌う。
その出演者、楽曲がなかなか渋い。

その公式から11月、「広島でフェス開催」のお知らせ
正直なんで?と思いましたが、世良公則さんの地元でご本人出演!だったので、行きたいでしょ
だけど、平日の夜だったので諦めました
 
聞いたところによると、観覧希望の倍率、相当高かったみたいで。応募しても当たらなかったな
 
その他の出演者も広島出身堂珍さんのCHEMISTRY、それに、めっちゃ好きだった田島貴男さん、それからお久しぶりのLOVE PSYCHEDELICOなどなど、このキャスティング渋いねー
 
 
(NHKさんより拝借)
 

もうオープニングから世良さん&田島さんで「あんたのバラード」
盛り上がらないと有名な広島でも、客席がめっちゃ盛り上がってるのがわかりますよ
ちなみに、セットリストはこちら↓(NHK HPより)

【セットリスト】

【広島レジェンド名曲】
♪「あんたのバラード」/世良公則with田島貴男(世良公則&ツイスト)
♪「さすらい」/世良公則(奥田民生)
♪「雪が降る町」/CHEMISTRY(ユニコーン)
♪「for you…」/田村芽実(髙橋真梨子)

【菊池桃子・スペシャルLIVE】
♪「雪にかいたLOVE LETTER」/菊池桃子
♪「愛は心の仕事です」/菊池桃子(ラ・ムー)

【薔薇の街・福山から贈る名曲】
♪「君は薔薇より美しい」/田島貴男(布施 明)

【平成の名曲】
♪「Don't wanna cry」/田村芽実(安室奈美恵)
♪「Last Smile」/LOVE PSYCHEDELICO

【広島ロックレジェンド名曲】
♪「銃爪」/世良公則(世良公則&ツイスト)
♪「流星」/CHEMISTRY(吉田拓郎)
♪「アイ・ラヴ・ユー,OK」/田島貴男(矢沢永吉)

【広島から世界へ・名曲カバー】
♪「イマジン」/LOVE PSYCHEDELICO(ジョン・レノン)

 

考えてみれば、広島出身、ゆかりの人、多いんですよね。
世良さんはもちろんのこと、セットリストに挙がった人だけでなく、西城秀樹、浜田省吾、村下孝蔵etc・・(敬称略)
キリがないけど、この方たちの曲も聴きたかったな。

でも、世良さんが地元で自分の曲を披露する。
しかも、全く衰え知らずの迫力。それだけで満足
ベテランになっても、若い頃の声量をキープ、いや、それ以上のパフォーマンスを見せてくれる。嬉しいことです。

広島ゆかり・・というだけでなく、基本はアーティストがカバーする番組。
個人的には、田島さんの「君は薔薇より美しい」が良かった~

他の出演者の方も上手くて。
初めて拝見した田村芽実さん。ミュージカルなどでもご活躍とかで、伸びやかな歌声が素敵でした。


で、一番??だったのが、菊池桃子さん。
もちろん、歌手だった頃を知ってますし、懐かしく聞いていたのですが・・・
あの、伝説の?ラ・ムーの楽曲を披露されていて、ちょっと驚き
披露後、出演者の皆さんが、「逆に新しい」と絶賛。今は、シティポップブームですからね。
これが一番の珍事といいますか、滅多に見られないものを見せていただいた感じ

MCのリリー・フランキーさんもすっごくノリノリで楽しんでましたが、私もリリーさんや客席と同じように、自宅で一人で盛り上がってました。そんな楽しいひと時もあっという間に終了。(ご近所迷惑じゃなかったかな??)
このメンバーで、この楽曲。本当なら生ライブで浴びたかった~

コメント

一流のライブ 。

2024-12-11 08:19:00 | 気になる:音楽

先日夜更かししてたら、BSで、フランク・シナトラの40年前の武道館でのライブを放送してました。
夜中の12時から、誰が見るんだって思いつつ思わず見入ってしまった。

 
 
特に大したトークもなく、歌い続ける。
でも、一声だけで、あの大きな空間を包み込む迫力の歌声。貫禄。それを聞くだけで、大満足。客席にいた方は、貴重な時間だったでしょう。
 
いつだったかな?
もう何十年も前に、サミーデイビスJrの日本でのライブをテレビで見たことがある。
あの細い体で、舞台を縦横無尽にパフォーマンスする姿、忘れないなぁ。
「ミスターボージャングル」
歌なのに、タイトルロールの人物の人生が浮かび上がる。泣けてきた。
 

最近、NHKさんはBSで、過去に収録したライブ映像を放送してますよね。邦楽のアーティストばかりだったけど、ここへ来て急に海外スターのライブ。急にどうしたのかな?と思いつつ、ありがたいことです。
配信とか、DVD販売とかない時代。貴重な収録映像なんじゃないですか?

BSつけてない人は見られない、こんな貴重なライブ映像、もったいないなぁ。
一流のライブ、舞台作品は、もっと人目に触れる地上波でやるべきでしょ。
受信料払って見てるんだから、ある意味有料チャンネルだもん。
 
CSでも、TBSはジャズの名プレイヤーのライブがあったり、こんな貴重な映像あるんだ!と驚いたり。
その昔、各局、結構音楽番組に力入れてましたよね。海外から有名アーティスト招いたり。
そういうの、見たいななぁ。
 
特にNHKさん、たくさんストックがあるんだから、出し惜しみせず、どんどん出してくださいよ🙏
土日の昼間、いい時間過ごしたいじゃないですか。
コメント

レコード 。

2024-11-07 08:05:00 | 気になる:音楽

昭和歌謡が流行ってる、と何度か書きました。
確かに、そういう特集をよく目にするようになりました。
BSとかでは、歌番組も増えて、懐かしい曲に触れる機会も増えてきました。

若い子がそれを聞くのは、スマホ配信はとか、カセットテープとかだそうで。

で、先日「レコードを発掘する」番組を見ていたら、出演されてたヒコロヒーさんがレコートのかけ方がわからない。
そりゃそうでしょ。レコードどころか、プレーヤーを見つけるのも大変だもの。
一緒に出演されてた野口五郎さんと佐野史郎さんが大慌てで教えるという。
ちょっと笑っちゃった。

↑こんな感じでしたよね。
うちにも、父がこだわって購入した結構豪華なステレオがありました。
レコードも山ほど。
ほとんどがジャズや映画音楽だったような・・・記憶。仕事でほとんど家にいなかったのに、いつ買い集め、いつ聞いてたんだろう😁

そのうち、お小遣いを溜めて購入した私のお気に入りレコードもそのステレオで聞き入ったものです。

その後はご存知の通り、テープ、CD、MD・・・と急速に時代が変化し、レコード針の製作終了のニュースを聞いた時点で、父もステレオとレコードをあっさりと処分してしまいました。
今思えば、レコードだけでも取っておけばよかった。
まさか、また脚光を浴びる時代が来るなんて、思ってもなかったから。
先見性もなにもないので、なんでもすぐ処分したがる我が家

 

上に書いたその番組、今でもレコードありますか?と個人宅に聞いて回る、というものだったのですが、結構持ってる方多いんですねぇ。また、歌謡曲だけじゃなく、ロック、洋楽ポップス、ジャズなどなど、なかなか渋い楽曲が見つかったりして。
MCの野口さん、佐野さんは大盛り上がりでした。お二人ともミュージシャン、マニアック的に知識があるし。なかなか楽しかった。
同じ楽曲でも、レコードを通してと、デジタル音ではだいぶ違って聞こえる。
雑音も一つの味わいで、深みと優しさがある感じ。

 

ふと思ったけど、今、レコードかけてみて?と言われたら、問題なくできるのかな?と思ってしまった。
学生時代にはカセット、CDが主流だったので、レコード、どうだろう???
ヒコロヒーさんのこと、笑えなくなっちゃった

コメント

「亀井星矢 リサイタルツアー2024」

2024-10-22 08:14:00 | 気になる:音楽
こちらは少し前の話ですが…
 

友人から声がかかったピアノリサイタル。

クラシックに全く疎い…訳ではないと思ってたけど、大変申し訳ないですが、存じ上げなかった亀井星矢(まさや)さん。
軽い気持ちで行ってきました。
 


イケメンでしょ。
まずそれに驚き。そして、2001年生まれ。もうそんな時代なんだなぁ。。。
 
ツアースケジュール見ると、東京ではサントリーホールで演奏するような、そんなすごい人なんだと。
軽い気持ちで来てはいけなかった???
 
プログラムはこんな感じ。(詳細は省きます)
 
バッハ:イタリア協奏曲
ショパン:マズルカ
ショパン:ポロネーズ第5番
ショパン:ポロネーズ第6番「英雄」
ショパン:バラード第3番
ショパン:バラード第4番
プロコフィエフ:ピアノソナタ第7番「戦争ソナタ」
 
・・・ショパン以外は、正直馴染みのない曲、そして作曲家。
だけど、聞いてみると、結構「チャレンジング」な難曲でした。
それだけ、技術・演奏力があり、聞き入ってしまいます。
 
そしてショパン。
やはり「英雄」聞くと、ワクワクします。
繊細さと、力強さ。
安易な言葉しか出てきませんが、素晴らしかったです。
 
途中のトーク。
まだ20代なのに、初々しさもありつつ、イケメンボイスでとても安定感のあるトーク。
そして、客席は「追っかけ」みたいな女子の歓声も。
あの容姿とイケボと演奏力。惚れますよね
 
 
そしてアンコール。
またまたショパン:ノクターン第8番
歓声が上がる。
そして最後は・・・・
リスト:ラ・カンパネルラ
これには演奏開始から拍手と歓声・・・・
素晴らしかった。
 
終演後、一緒に行った友人と一言。
「あれはずるいよー」
全部かっさらっていった感じだもの。
 
亀井さんの今後に、注目、期待しています。
 
 
なかなか足を運ぶ機会のない、単独のピアノリサイタル。
眼福ならぬ、最高の耳福でした。
声かけてくれて、ありがとうございました!
コメント (2)

心に染みるブルース 。

2024-04-12 08:20:00 | 気になる:音楽
今日は音楽の話題。

あくまで個人の好みの問題ですので、ご了承を。


ここ数年のミュージックシーン、ハイトーンボイスやファルセットが聴きどころの主流?になってきましたね。
メロディーラインも、ジェットコースターのような流れ。
いい曲も多いけど、あんまり刺さらないんです

 
何しろ昭和に生まれ育ったもので、どうしても、昭和歌謡になじみがありまして。
低音の地声、ハスキーボイスが心地よいのです。
 
年取ったせいなのかな?
キンキン声が辛くなってるのか?
 
いや、昔から、渋い声、歌が好きだから。
最近のアーティストでも、ハスキーな人がいると、つい耳を傾けちゃいます。
EGO-WRAPPINとか、GRIM SPANKYとか、クレイジーケンバンドとか、竹原ピストルさんとか・・聞こえてくると聞き入っちゃいますね。

 
先日たまたま、亡くなって10数年経つ原田芳雄さんBirthday LIVEのドキュメントを見たんです。
BSフジHPより
 
俳優としてはもちろん、歌手としても活躍されてた芳雄さん。
個人的には「タモリ倶楽部」の電車企画ではしゃいでた、可愛い姿を思い出すけど
 
芳雄さん、2月29日がお誕生日だそうで、ご存命の頃から4年に1度のLIVEを開催。亡くなったあとも、息子さんが音頭を取って、今でも続いてるそう。
 
出演者が、渋い、豪華。
明らかに、見るからに、芳雄さんに影響を受けたんだろうな、と思われる面々。(以下敬称略)
<出演者>原田芳雄、原田喧太<ゲスト>佐藤浩市、宇崎竜童、江口洋介、大森南朋、仲野茂、岸部一徳、桃井かおり、山崎ハコ、FlowerTop
フィナーレには、観客として来ていた柄本明・時男親子、大黒摩季
カッコ良すぎるでしょ。
 
最近まで、ポップスやロックが好きで、ノリノリテンションな音楽を愛してたけど、この番組見てて、ブルースもカッコイイな、染みるな、と。
懐かしい演歌が、染みる年になってきたもので。

 
楽譜通りの上手さでなく、地を這うような(表現あってる?)魂の叫び。
ハイトーンじゃ表現できない、渋い世界観。
その人の生き方、年輪を重ねないと出ない表現。大人の歌。
芳雄さんが、役者と並行して何十年も前からライブ活動をされてたということを、今回初めて知りました。
 

途中、出演者のインタビューや、ご存命の時の家族の映像も。
裏表のない、映像で見るそのまま。大らかで、面倒見がよくて、大人が憧れる大人。
ご本人の歌唱シーンもたびたび映像で流され、これはLIVEで体感してみたかった・・・
めっちゃカッコイイもっと早く知りたかった!
 
 
いや、今の音楽を否定する訳じゃなくて、その時の好み、歳を重ねないとわからない良さってあるじゃないですか。
テンポとか、メロディとか。
しばらく、彼の音楽やブルースというものにはまりそうです。だんだん、そういうものが心地よくなってくるお年頃なのですね。
ある意味、昭和歌謡もブルースなのかもしれないなぁ。
(というか、高音が聞き取りにくくなってるだけ、という説もある
コメント (2)

スナック 。

2024-02-26 08:20:00 | 気になる:音楽

月曜の朝から書くような話題じゃないですけど

 
先日「マツコの知らない世界」で、JUJUさんが昭和歌謡について熱く語ってました。
 
ぜ~んぶ知ってる、歌詞があれば歌える曲ばかり。
 
彼女が曲を覚えたのは、「スナック」なのだとか。
 
なんか、わかるなぁ。
 
学生時代にカラオケボックスが流行り始めたけど、社会人になってから、宴会の二次会は、まだまだ、おじさまたちに「スナック」へ連れていかれる、というのが定番コース。
今じゃ、考えられないんでしょうけど、それが当たり前。むしろ、楽しかった。
 
子どもの頃から歌番組で、演歌や歌謡曲を、たくさん聞いて育ったけど、この、スナックでの経験で、さらに昭和歌謡に触れる機会か増えた気がします。
 
 
 
おじさまたちと、デュエット。
懐かしの「定番曲」も覚えたなぁ
 
ムード歌謡、グループサウンズ、演歌、洋楽・・・
上手い下手とか、選り好みなんてできないけど、酔ったお客さんたちの、いろんなジャンルの曲を聞けたことは、やっぱりいい経験だったと思う。
 

気がつけば、応援ソングや説明過多な恋愛ソングが増えた昨今ですが、かつては、「大人のドロドロした世界」を、歌詞の意味も知らずにメロディにのせて、覚えちゃってましたね。でも、「3分間のドラマ」と言われたように、短くても、耳に、頭に残ってるんですよね。
2014年2017年にも同じようなことを書いてました。
 

それに、店内で妙な一体感が出てきたり、ちょっといざこざが起こってみたり。
先輩や同僚にお酒も教えてもらい、ママさんたちの洒脱な会話に加わることで、大人の世界の仲間入りをした感じ。。
なんというか、いわゆる「社交場」みたいなね。
 
 
派手さはなく、普通にお酒や歌を楽しめる、素朴なママさん。
自分の趣味にこだわったマスター。
いろんなお店で、いろんな音楽に触れ、いろんな人を見たなぁ。
ちょっとした「ドラマ」みたいな。
そういえば、お酒の失敗もしちゃったね
懐かしい思い出。
 
スナックで盛り上がってた曲を聞くと、当時の光景を今でも思い出します。
 
 
お酒飲めなくなって、宴会・二次会というスタイルも廃れつつある昨今、すっかりそういう社交場から足が遠のいてしまい、かつて通ってたお店も、ほとんど閉店したような話を聞きました。
寂しいけれど、時代なのかな。
 

老若男女誰もが楽しめる「社交場」、残っていくといいな
コメント (2)

マエストロ 。

2024-02-10 14:48:18 | 気になる:音楽

小澤征爾さんの訃報を聞く。

私などが説明するまでもなく、世界的指揮者。
素人が見ても、なんと言いますか、髪を振り乱して表現する姿は、思わず見入ってしまいます。

海外でも評価され、アメリカ、そして、本場ウイーンで、一流のオーケストラの指揮をとってきた、まさに「マエストロ」。

毎年、年明けにちょっとだけ見る「ウイーン・フィル ニューイヤーコンサート」。
その舞台で、小澤さんが指揮をとっていた回は、やはり感動しました。
日本人が、音楽の都ウイーンでの恒例行事であるコンサートで、世界№1と言っても過言ではない「ウイーン・フィル」を束ねて、オーストリアの国立劇場で演奏しているわけで・・・例年以上に、見入ってしまいました。
ラストの定番曲、「ラデツキー行進曲」は、一緒になって手拍子してたっけ。

テレビでの穏やかな表情・人柄と、踊るような、情熱的な表現。
そういえば、バーンスタインと、カラヤンから指導を受けてたんですよね。いまやほぼ「歴史上の人物」ですよ。なんとなく、お二人の風貌、指揮ぶりが垣間見える感じもしますが、唯一無二の存在でした。

新聞で経歴を拝見すると、大卒後、単身パリへ行くために貨物船に潜り込み、港からスクーターでパリを目指した、というチャレンジングな青年時代。無名の学生から、コンテストで評価を得て、世界から注目される存在に。
まだまだ、東洋人が西洋音楽で認められない時代。それを、努力と実力で切り開いてきた、まさにパイオニア。音楽に対する情熱は、誰にも真似できないものかもしれない。
そこで学んだものを後進の育成に注いだ、音楽と共に生きた生涯・・・だからこそ、多くの人の目に、耳に残る音楽家だったのかもしれませんね。
な~んて、偉そうに。スミマセン。


指揮者。マエストロ。コンダクター。

同じ楽曲でも、指揮者が変わると、本当に違うものに聞こえる時がある。
クラシックやミュージカルの世界って、指揮者がとても重要視されますね。指揮者=音楽監督。
生やテレビで、いろんな公演、様々な指揮者の方の演奏を見てきましたが、同じ楽譜でも、強弱の付け方、音のまとめ方・・・素人ですけど、やっぱり違いが判ります。
 
どれが良い、悪い、ということではなく、「表現の違い」。
 
 
またまた、宝塚の話になりますが。
宝塚の公演は、大劇場での音楽は「生オーケストラ」が演奏していて、開幕前に、毎回指揮者が紹介されます。
何年も見ているので、指揮者さんも覚えています。

クラシックよりも聞いている、宝塚作品の音楽。
たとえば、一般の方でもご存知の「ベルサイユのばら」。
2013年に、初めて生観劇しました。
その時の指揮者は、東宝ミュージカルでもおなじみの、塩田明弘さん。
生、ということもありますが、何十回、何百回も聴いているお馴染みの曲が、なんか、いつもよりも迫力がある、こう表現する?みたいな、とても新鮮な気持ちで見た記憶があります。
それ以降、指揮者をさらに意識してオーケストラを聞くようになりました。
 
 
普通の社会でも、上司、指導者って重要ですよね。
個人的には、「自分が責任取るから、思うようにやってみて」とか「自分について来い」みたいなタイプの方と相性が合うのですが・・・最近、少なくなりました。ま、時代も違うのかもしれないし、上司が年下、ということも増えてきたのでしょうけど。

 
 
あ~また話が逸れてしまった。
でも、「この人の元で」という憧れの気持ちは、どこの世界でもあること。
小澤さんの訃報は、そういう意味でも、本当に残念です。

きっと、NHKさんが、これまでの演奏を放送してくれると信じています。
ぜひ、あの時の「ニューイヤーコンサート」を再放送してほしい!
 
小澤さんが指揮される演奏を探して、聴きながらご冥福をお祈りしたいと思います。
 
それにしても、昨年末から訃報が続きますね。。。
コメント

ハスキーで、チャーミングで 。

2024-01-11 09:15:00 | 気になる:音楽
今年は年明けから、訃報が続きます。

八代亜紀さん。

急なことで、驚きました。
完治をめざして治療されていたのが、急変とのことで、ご本人も無念だったことでしょう。。

ハスキーな歌声は、唯一無二。
子供の頃から、聞き馴染みの声でした。

数多いヒット曲がありますが、私は

「舟歌」

ですね。
お酒はぬるめ、肴は炙ったイカ…
光景が目に浮かぶんですよ。

絵もプロ並みで、多彩な方でした。
二物も三物も持っている。

歌は独特の世界観でしたが、トークはとてもチャーミングで、誰からも愛された印象。
昭和の名歌手達と結構デュエットされてました。ボスこと裕次郎さんにも可愛がられてたような。

舟歌。
能登を思い出すようで、余計に心に染みます。

それにしても、子どもの頃の歌番組って、ジャンル問いませんでしたよね。
今よりボーダレス。
当時は歌・歌詞の世界観など知る由もないけど、多感な時期に、いろんなジャンルに触れて、いい経験だったな。

歌声と笑顔。
ありがとうございました。
ご冥福をお祈りします。

コメント

シティポップ、と言うそうで 。

2023-12-04 08:09:00 | 気になる:音楽

先日、ラジオのゲストとして林哲司さんがご出演。

懐かしいなぁと思っていたら、今、

「シティポップ」

の代名詞、として注目を浴びてらっしゃるとか。


 

シティポップ?
そんなジャンル、ありましたっけ?

調べてみました。
シティ・ポップ (city pop) は、1970年代後半から1980年代にかけて日本で制作され流行したニューミュージックの中でも欧米の音楽の影響を受け洋楽志向の都会的に洗練されたメロディや歌詞を持つポピュラー音楽のジャンル。シティ・ポップの主要なアーティストの多くがシンガーソングライターである(Wikipediaより)


中学生くらいから、ラジオを愛聴し、特にニューミュージックに傾倒してきた私。
何度か記事にもしています。(2016.2月 2016.7月 2019.7月 など) 

その中でも、「都会的サウンド」ということなのかな?
で、代表的なアーティストとして、次のような方たちが挙げられてました。(Wikipediaより) 

※あくまで消費者側における認識であり、本人が意図していない場合もある。

 


正直、存じ上げない方もいるのですが、ほぼ「ツボ」
歌謡曲、アイドル全盛期の80年代。各テレビ局に歌番組があって、華やかな時代。
メディアにあまり出ない方も多い、こういう方たちの曲が大好きだった私は、やっぱりマニアックだったのかなぁ

 

安部恭弘さん、大好きだったんですよご存知の方、いますでしょうか??
未だにアルバムが手元にあります。
社会人になって、やっとライブに行こうとチケットまで取ったのに、前日に軽い交通事故に遭い、泣く泣く断念
その後、ご本人が表舞台に出られなくなったので、幻のライブとなってしまった、懐かしい思い出がよみがえりました。

村田和人さん、山本達彦さん、角松敏生さん、杉山清貴さん・・・確かに「都会的」な感じですかね。ご本人たちのビジュアルもカッコ良かったなぁ~

ここに付け加えてよいなら、崎谷健次郎さん、楠瀬誠志郎さん、高野寛さん、池田聡さん・・などはどうでしょう??
シティポップの定義?されてる世代が違うのかしら

 

松原みきさんの「真夜中のドア」。
名曲中の名曲で、当時から大好きでしたが、ここにきてなぜ売れたのか、未だによくわからないのだとか。海外からブームが来たという説も。
でも、心に刺さる名曲って、世代・国籍関係なく、伝わっていくものなんでしょうね。

 

 

その林哲司さん、トリビュート・アルバムを発表されたそうで。

提供した曲を、いろんな世代のアーティストたちがカバー、ということで、早速ダウンロード!
それにしても、便利になりました。
昔はラジオを録音か、CDを借りに行くか。


それはそれで楽しくて、あの「手間」が、楽曲に対して思い入れが強くなる気が。。。

あ、また話が逸れましたが
アルバム、どれも名曲ぞろいです。

ご本人も、歌声を披露。素敵です。
74歳になるそうですが、ラジオでの、穏やかでユーモアのあるお話ぶり。
全然変わらなくて、うれしくなっちゃった

 
中森明菜さんが、久々の歌声を披露されてました
やはり上手いよなぁ~(明菜ちゃん派だったです
完全復帰、してほしいなぁ。。。

 
 
アルバムには入ってませんでしたが、「ガラスの観覧車」という曲が大好きで。
「ハチ公物語」という映画の主題歌で、当時は映画にご出演の石野真子さんが歌ってました。
映画本編よりも、この曲が刺さっちゃって
その後、ご本人がカバーされてましたが、これがまた、たまらなく素敵
 
 
 
ヒット曲が数多くあった80年代。
アイドルの曲も、名曲が多かったなぁ。
作詞家は秋元康さん、康珍化さん、松本隆さん、売野雅勇さんなどなど数多あれど、作曲家は林さんの曲、多かったですよね。
子どもの頃から、知らず知らずのうちにその世界に引き込まれていた、という意味では、耳福な時代だったのかも。
 
その時代を知らない、若い世代の方たちにも広く聞き継がれていかれたら、なんだか嬉しいです。
コメント

懐かしい方たちが・・・

2023-11-12 13:26:10 | 気になる:音楽

大橋純子さんの訃報を聞く。
少し前には、もんたよしのりさんの突然の訃報。

お二人とも、個性的な歌声の「歌うま」。プロフェッショナルだった。
しかも、お二人とも「北島音楽事務所」に所属されてたそうで。
デュエットソングありましたね、「夏女ソニア」。子どもながらに、強烈なインパクト、圧巻の歌声だなぁと。


代表曲「シルエットロマンス」
大人のしっとりした歌でした。ヒットした時はまだ子どもだったけど、しっかり覚えてます。
オーボエのイントロが始まると、思わず歌いだしたくなる。

「サファリナイト」そういえば今、東京公演中の宝塚月組のショーで歌われてるよね。これ、名曲なんです。

 

大橋さんの曲で思い出すのは、「愛は時を超えて」
ドラマの主題歌で、大ヒット。。。ではなかったけど、いい曲なんです。
個人的な思い出。
当時の同僚の結婚式で、先輩と披露したんです。
まだ20代前半。多分、初めて大勢の人前で歌ったんです。
なぜこの曲を選んだか、定かではないのですが、きっと2人のツボにはまったのでしょう。2人で音域を分け、ハモッて歌うことに。個人練習をして、終業後に更衣室などで熱のこもった練習したっけ。それでも、本番でどれだけ緊張したことか。今となっては良き思い出です。(この後、何度か人の結婚式で歌う時期が続きましたけど

当たり前ですけど、練習すればするほど難しい曲ということに気づかされ、改めて大橋さんの歌唱力に驚かされるばかりで。


ちょっと本筋から離れましたけど声量抜群で、個性的なファッションセンスの、大人な女性歌手。そんなイメージでした。素敵でした。残念です。

 

もんたよしのりさん。
登場からして、強烈でした。唯一無二。あの声を作るために、自分で喉をつぶしたエピソードからして。大橋さん同様、ファッションが超個性的。
「夜もヒッパレ」とかで、他のアーティストの曲を歌っても、ご自身の「世界観」で表現されてたことが印象深い。やはり、こういう人が「歌が上手い」ということなのかな。

直前までお元気だったんですよね。まだまだやりたいことがあったと思うと、無念だったと思います。

 

谷村さんに続いて、一時代を築いた方たちの相次ぐ訃報、仕方ないこととはいえ、辛いですね。今年は、エンタメ界にとって、辛いニュースが続きます。

 

皆様のご冥福を心よりお祈りします。

コメント (2)