はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

「平成」をふりかえる・・・その1「音楽」 。

2019-02-16 19:32:00 | 気になる:音楽

「平成」も、気がつけばあと2か月強。

マスコミも、時代を振りかえる企画が増えてきました。

考えてみれば、「元号」で「一つの時代」というのは日本だけ。

海外から見ればちょっと不思議かもしれませんが、日本人にとっては馴染んでしまったもの。

「節目」を大事にするお国柄ならでは・・・というところでしょうか。

 

それはさておき、はぎおにとっても、大きな時代の一つ「平成」。

内容は薄いですがこの30年間の自分の出来事、その間に気づいたことなどなど振りかえってみたいと思います。

 

まず「音楽」。

ちょっと遡って、学生時代。まだまだレコードが主流でした。

「レコードレンタル」なるものが存在し、レンタルショップに返すLP版を学校に持ってきていた同級生の男の子を見ては、「最先端を行ってるなぁ」って。(いや、若干「不良だなぁ」って

もっぱらラジオを聞きまくっていたはぎおにとって、当時は「音楽をレンタルする」という発想がなかったもので

 

その1~2年後でしょうか。あっという間にCDの時代へ。

重厚感・貴重感があったレコードから、音楽は身近な存在になりました。

そして、就職して、お金に余裕が出てきた頃から、いわゆる「ジャケ買い」で、J-pop、ロック、ジャズ、クラシック・・・あらゆる音楽を聴きまくったものです。

 

聞いてきたジャンルで振りかえると、子どもの頃習っていた「エレクトーン」で耳に残っていた「映画音楽」から「ニューミュージック」、さらに洋楽ブームに乗っかり、平成へ・・・・何をよく聞いてたか、思い出してみました。

当時は、織田哲郎小林武史・・・というプロデューサーの席巻。ダンスミュージック、さらには小室音楽全盛期だったかと。

ZARDDEENMy Little Loverもいたなぁ。安室ちゃん篠原涼子globe・・・

音楽とダンスの融合も進んでねぇ。TRFや、復活したDA PUMPもその代表でした。

そして、SMAPTOKIOなど、ジャニーズもアーティスティックな曲が多くなり、とても耳に残っています。

とにかく、にぎやかな音楽が売れていた、そんな印象かな。

当時の曲、好き嫌いにかかわらず、ドラマやCMでバンバン流れていたので、ほとんど歌えると思います。

 

一方で、はぎお的には、メロディアスでグルーブ感のあるアーティストにはまってたかな。

ニューミュージック系の流れで、

玉置浩二槇原敬之、鈴木雅之、そして日本のグルーブミュージックの先駆者久保田利伸、渋谷系の代表格ORIGINAL LOVE・・・・よく聞いてました。CHEMISTRYスキマスイッチもその系統と言ってもいいでしょうか。

反面、女性アーティストはちょっと洋楽っぽい人に惹かれていったかな。

BONNIE PINKLOVE PSYCHEDELICO、UA、orange pecobirdにアンニュイな古内東子・・・・(デリコさんたち以外は今どうしてるのかしら)

耳心地が良い、歌声が好き。そういうアーティストを好んで聞いていましたが、ものすごく衝撃を受けたのは

椎名林檎

ですね。

 

デビュー曲「歌舞伎町の女王」を聞いた時の衝撃は忘れられません。歌声もそうですが、曲のテーマもなかなかで。

なんというか、ロックであり、ジャジーであり、ブルース的でもあり。

唯一無二の存在です。このスタイルが今でも変わっていないところが素晴らしいなと。

あと、メディアにも出ているのに、存在がミステリアスなところも素敵だなって。

女性アイドルグループも増えましたが、声量のある歌うまさんも増えましたよね。

MISIAの「つつみこむように」を初めて聞いた時も、こんな日本人がいたのかと思うほど驚き。

Superflyの登場もそうでした。

思えば、(個人的な意見ですが)女性アーティストの方がパワフルで個性的な人が増えてきたのかなと。

 

学生時代から聞いているアーティストは、書ききれないほどまだまだたくさんいます。

ただ、今回は「平成」に絞って書かせていただきました。

 

いろんな資料や自分のブログを振り返りながらいろいろ書き連ねてきましたが、正直、この10年に登場したアーティストは、良く知りません。

それで音楽を語るな!と怒られそうですけど音楽に興味がなくなったのか、新鮮味を感じなくなったのか。

それとも、大ヒット曲がなくなって、耳なじみの曲が存在しないからか・・・

そういえば、ライブにも久しく行ってないなぁ・・・(2013年の「地球三兄弟」が最後でした

老けこむにはまだ早いはずですが・・・音楽業界からはちょっと置いてけぼりです。

 

話は逸れますが。

先日、レコード針製造会社「ナガオカ」が、需要は減ったものの、ファンのために作り続けている、という話を聞きました。うちの父も、ナガオカの針使ってたなぁ。ジャズのレコードもいっぱいあったし・・・

ただ、プレーヤーも古くなり、「もう針も売ってない」と思い込んで、持っていたレコードすべて捨ててしまいました。

今考えたら、もったいない

レコード聞いてた頃は、針を落とす音、ノイズも含めて「音楽をじっくり楽しんでいた」気がします。

ぎりぎりカセットまではそうでした。

それがCDになってから、良くも悪くも「手軽に音楽を楽しむ」世の中になり、MDを経て、携帯プレーヤーダウンロード&配信サービスになってからは、便利なんだけど、聞かないものは飛ばして飛ばして・・・・じっくり腰を据えて楽しむ機会は薄れた感じがします・・・

また、レコード聞きたいなぁ、と最近つくづく思います。針売ってるんだったら、レコード捨てなきゃよかったよねぇ

 

最後に。

昨年末の「紅白」を見て、サザンにユーミン、サブちゃんたち「昭和のスター」が一堂に会した場面(だけ)を見て、鳥肌が立ち、胸がすごく熱くなりました。ただ、彼らが「平成最後の紅白」を締めくくったのは、皮肉というか、不思議というか。本当ならSMAPという、平成を代表するスターがいるはずだったのになぁって。

・・・時代の移り変わりの速さを実感した気がしました。


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