はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

「ベルサイユのばら フェルゼン編」

2013-12-29 16:01:04 | 記録:宝塚

(もう半年以上前の話ですが…)

ベルばらですよ。
テレビで何度見たことか。

宝塚にはまるきっかけの作品ですが、実は、生で観たことがなかったんです。
宝塚を観れば観るほど、あの王道が、なんだか気恥ずかしくって

でも今年、ついに足を運んでしまいました。 

 

主役はフェルゼン。
(ストーリーはあまりに有名なので割愛します)

はぎおの中ではやはり、星組版日向薫、花組版大浦みずき版が一番記憶に残り、感動しました。
懐かしいなぁ~

その後、様々な人が演じてきましたが、久しぶりに「フェルゼン役者」といってもいいなぁと思った壮さん。
はぎおが思う、彼女たちの共通点…
硬派(硬質)なのに醸し出てくる色気、かな?

 

バスティーユ、戦いの場面、白旗…目の前で「名場面」が展開していく光景が、楽しいというかなんというか
もう作品どうこうではなく、名場面を見ている余韻に浸ってる感じでした。

アンドレが撃たれるシーンも、人によってさまざまだなぁと。
今回は未涼亜希。彼女のアンドレも、今までの役者さんの中でも名演だったと思います
(ま、一番は杜けあきですが

 

また、久しぶりに出演の箙かおるさんの堂々たる将軍ぶり、そして今回残念ながら退団のソルーナさんこと磯野千尋さんが見られただけでも幸せで

それから、今回の一番の目的は、初舞台生(99期生)のロケット
はぎおが愛する77期生と同じ、喜多先生振付のラインダンスを、生で観たかったんです。
いや~普通に初舞台生を見るだけでジンワリと涙が出るのですが、今回は特に音楽・振付、すべてに様々な思いが蘇って感動でした
頑張ってほしいなぁ~

 

さて、感動・余韻ばかりの話が続きましたが、不満もいっぱいで。
特に1幕は、間延びがちであくびが。
フェルゼンをメルシー伯爵が説得するシーンが長くて、もちろん演じる汝鳥怜さんは名演なのですが、なんだかそれがかえってもったいなくて。
そんな時間があるなら、やっぱりジャンヌを出して、アントワネットの首飾り事件など再演してほしかったなぁ。
再演するたびに、原作とはどんどんかけ離れていくのが、良いんだか悪いんだか

 

フェルゼンの壮さん、オスカルのちぎちゃん、アンドレのまっつ、はぎお的には最近で一番のはまり役だったと思います。ジェローデルのともみんもなかなか素敵だった。
そして、専科の方たちの名演も素晴らしかった。
ただ…その他の若手が、ちょっともう一つだったかな。
ベルばらって役が限られてるから、なかなか活躍するのは難しいかもしれないけど、ちょっと物足りなかったなぁ…

 

でも、長年頑張ってきた壮さんの、トップお披露目としては、大成功だったと思います。
大作とか、時代劇とかが似合う、久しぶりの「宝塚の王道」的なスターは、ホントに貴重です
今後の活躍をとっても期待してます


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