高校入試問題入りFD盗難、作成教諭が車上荒らし被害 (読売新聞) - goo ニュース
茨城県の高校教諭が、何故、柏まで出かけなければならなかったのでしょう。持ち出し禁止の書類をわざわざ持ち出し、社内に放置して盗ませたからには、大きな裏があったのではないでしょうか。相手の友人とは何者でしょう?
入試問題は、今では刑務所などで印刷されているのでしょうが、昔は普通のと言うか、裏の繋がりを持つ印刷屋が印刷していました。これは、どこでも同じではないでしょうか。
そうした印刷屋のひとつ―電話帳広告がド派手なので目立っていました―は、入試問題が全て分かることをいいことに、学習塾を始め、大当たりしたと自慢していました。刑務所で印刷するようになってからも、印刷指導という形で関与し、入試問題を入手して、一部の塾に回しているとのことでした。確かに、回して貰っている塾も又、広告が派手で、大きな「成果」を盛んに宣伝していましたね。でも、そういう手段を弄して合格しても、合格した学校の授業について行けなくなるのではないでしょうか。尤も、親にしてみれば、受かるんだったら何でもいいといった辺りなのでしょうか。この悪弊は今に続いています。何しろ、この印刷屋は、地元選出国会議員などに巨額の政治資金を回しているとも自慢していましたから。
更に驚くべきことには、この印刷屋は、裁判所関係の書類も印刷を請け負っており、裁判官が頻繁に出入りしているとのこと。裁判官とはツーカーだと自慢していましたが、果たしてそうなのでしょうか?
又、医師会とも関係があるらしく、医療関係で貰う薬の袋は全て自分のところで印刷しているとも言っていました。彼の言うところによると、日本の薬を海外に持ち出して売りさばくと、相当な儲けになるそうです。それで、薬を回して貰って海外旅行を楽しみ、相当に裏金をため込んでいるそうです。麻薬関係の可能性も高いのですが、彼が言う、抗生物質などを出し渋る体制の国では、抗生物質でも高く売れるというのは、尤もらしいですね。
以上の全ては、政治屋に大盤振る舞いしていることの見返りでもあることは明らかです。こうした巨悪の構図に比べれば、本件は軽い事案のようですが、こと入試に関しては、相当に根深い裏があるはずなのです。
尚、この事件の高校教諭は、「外部から問い合わせがあった時に備えて、自宅に持ち帰った。」としているそうですが、これは重大ではないですか。誰が入試問題作成に関与しているかは、本来秘密にすべきことです。又、同じ関係者が問い合わせるにしても、勤務する高校で行えば足りるはずです。となると、問い合わせをする者は、外部の者ということになりますね。茨城県では、入試問題作成に関して、外部からの問い合わせがあることを想定した体制になっているのでしょうか。一部の者には入試問題を漏洩するのが標準化されているのでしょうか。この辺りは、上記のことが十二分に示唆していると思います。つまり、この教師は、入試問題漏洩担当でもあったのではないか、ということです。