デスクワークは楽で安全か?というお話です。以下、常体文でいきます。
(1)デスクワークは頸椎関係では危険な職業ではないか?首の辺りがこり始めることは、ある程度年齢のいった人ならば、誰もが経験したであろう。
(2)首を前傾させて細かな文字を見る姿勢が続くため、首の辺りで鬱血しやすいから、脳の血液循環にも支障が出やすい。当然に、当のデスクワークの能率も落ちやすい。胸も圧迫されやすいだろう。兎も角、血の巡りが悪く成りやすい姿勢を長時間とらざるを得ないのがデスクワークである。だから、心臓・血管・血圧などは勿論、排出系にも悪影響が出易いであろう。
(3)又、肉体労働をしている人ならば感じないほどの強度の衝撃を何かの軽いストレスでも感じやすいのではないだろうか。外界からのストレスに対する感受性が異常に亢進してしまうのがデスクワークの持つ大きな弊害であろう。この点は、受験勉強に追われる子供にとっても同程度に当てはまるであろう。時々、背伸びをするとか、深呼吸をするとかは生命の安全を守るためにも必須のことである。ラジオ体操が一番有効だと思われる。
(4)絶えず首を前傾させておくことが、頸椎にも無理を来しやすいだろう。この点でも、背伸びとかラジオ体操が手軽な自己防衛策に成るであろう。
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以上のことは、プロレスラーの三沢さんという人が急死されたというニュースを見たときに思ったことです。
亡くなる一週間前辺りにテレビで拝見したとき、三沢さんは、プロレスラーと言うよりも、デスクワークをしている方に見えました。体に張りがないし、何より、運動不足に見えましたから。
会社も傾いているし、テレビ放送がなくなるということで、大変だったのでしょうね。デスクワークばかりか、いろんな交渉ごとで忙しかったのだろうと思います。
そういう状況の下で、急激に激しいスポーツをするのは危険です。たとえ鍛え抜いた体であっても、十分なウォーミングアップは必須だったのではないでしょうか。それなのに、無理を押して出場したために生じた悲劇だったろうと思います。
まして、普段から鍛えているわけではない方が、急激に激しいスポーツをすることは、命取りになってしまいます。
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という当たり前の話よりも、デスクワークというものが、本質的に、人間の体にとって危険な作業なのだ、ということを認識していただきたいと思います。(._.)オジギ
じゃあねぇ~。