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picopandaのブログ

goo簡易ホームページとは違った味わいを出そうと思います。

軍事用品は国産がいい?

2004年10月03日 08時41分53秒 | Weblog
次期哨戒機開発で対立 石破前長官と防衛官僚 (共同通信) - goo ニュース

国産機を採用しようとすると、開発研究費まで負担する結果となって、高くつくということでしょうか。だからといって、アメリカ産にばかり頼っていると、将来において日米が、間接的にであれ対立する事態になった時に、頼みの綱の軍事用品が全てアメリカ頼みのために、「いざ鎌倉」の時に役にたたなくなる恐れもありますね。

太平洋戦争中を中心に、当時の政府は莫大な軍需品を財閥企業に発注し、しかも、全て代金前渡しで支払っていました。敗戦により、その殆どは、金だけ払って、何の見返りもない結果となっています。敗戦を見越しての大がかりな構造汚職だったと言うべきでしょう。更には、戦艦武蔵の手抜き製造など、その構造汚職が日本の敗戦に寄与していたという面も大きいと思います。

国産品愛用と言えば尤もらしいのですが、この太平洋戦争中の醜態が再現される恐れの方が高いのではないでしょうか。

結論として、好戦的姿勢を捨て、平和愛好に徹するのが、防衛目的の見地からも、財政運営の見地からも、最善の策ということになると思います。表記の、国産かアメリカ製かという問題は、いわば狐とタヌキの化かし合いでしかないと言うべきでしょう。

本土の沖縄化?

2004年10月03日 08時26分09秒 | Weblog
沖縄の米軍基地、一部本土移転を検討へ…首相明言 (読売新聞) - goo ニュース

昔、在籍していた学部のお祭りみたいなものに、著名な卒業生を招いて講演して貰う大会がありました。その時招かれていた中に、大手新聞社退職者(?)がいて、昔話をしていました。その話の中で、沖縄返還のことが印象に残っています。

沖縄返還を祝うムードの中で開かれた記者会見場で、日本側は「核抜き・本土並み返還だ。」と胸を張っていたそうですが、アメリカ側の記者会見場をのぞくと、「勿論、核付き返還であり、今後は本土の沖縄化を進めることになる。」と発表していたそうです。

その後も、沖縄に核があるという疑惑はしばしば報道されましたが、いずれもうやむやにされてしまっていますね。アメリカ側は正直に発表し、日本側は、国民を騙しておけばいいという対応だったのではないでしょうか。

しかし、日毎に亢進する言論封殺・軍国主義化の下では、もはや隠す必要もなくなったということでしょうか。本土の沖縄化がいよいよ強力に進められようとしています。少なくとも、ノドンやテポドンの標的を増やしておけば、それだけでも防衛力を高めることになるのでしょう。

それにしても、根本問題は、主権国家たるべき日本国内に、未だに占領軍が居座り続けているということにあるでしょう。