
会の夏合宿は剱沢キャンプ場にベースを張っての源次郎尾根と八ツ峰。僕にとってははじめての夏のバリエーションとなる。八ツ峰も尾根ルートを取るので「登りではロープを使うところはない」と言われていたけれど、果たしてどんなものか。黒板五郎リーダーはじめ、SSさん、TMBさんには日頃のゲレンデやジムでの僕の不甲斐ない登りを見て頂いているわけで、それでも許可が降りてるのだから大丈夫なんでしょう、きっと。え、あれ?僕以外はバリバリのフリークライマーじゃんか。本当に大丈夫か?
【行程】8/1:(07:00)室堂BT(07:40)->(10:21)別山乗越->(11:16)剱沢キャンプ場 快晴
【メンバー】:黒板五郎さん(L)、TMBさん、Gil
今回はBC停泊だから事前にカラビナの数を削っても酒と食料に妥協をしてはいけない。出発前計量で28kgのザックは自己最高となった。
新宿から夜行バスに乗り室堂着は7時頃。室堂は都会の観光地だ。雷鳥平までは京都や鎌倉と変わらない渋滞のなか、ノンビリと歩道を下る。雷鳥坂から登りに転じ、別山乗越を越えて剱沢キャンプ場に昼前に到着。12時の無線交信で沢Pは連絡取れず。先週、内臓助谷から入山しているSSさんPからは交信が入り、本峰ピストンの下山中とのこと。ボルダー岩の近くにテントを張り、ボルダーしたりしてSSさんと奥様のKSさんの帰りを待つことに。眼前の剱岳がカッコいい。
二人が戻ったら合流を祝って宴会。食糧山岳会の名に恥じないよう努力いたしました。豚肉の味噌漬けは凍らせて、更に氷で守って来たので全く問題無し。バカ広いテントに入ると、いつものように黒板五郎さんと僕が沢派か岩派かの議論を延々と続けて適当に就寝。明日は天候良さげで八ツ峰だ。続く。
好天に恵まれて、ほんとによかった。
しかし、黒板五郎が寝ている下のリップトラバースがやりたかったけど、洗濯ひもが邪魔でしたね。
結局、酔っぱらってマトモにボルダリングしなかった。
次は何時になるのやら。
二日目以降は周りにテントが張られたりで更に近付き難くなりましたね、って、僕はテン場に居るときはバテているか出来上がっているかでしたけれど。剱はまた2、3年後に機会があるのではと期待しています。