MUSICAな毎日

まったりとした日々を送るMUSICAな毎日をいろいろと。

日本人の情けないところ

2006-07-11 22:20:55 | Weblog
朗読会で読んだ本の影響(笑)とか
このご時世のきなくささとか
そんな相乗効果のもと・・
相も変わらず読み続けている大東亜戦争関連の本。
実際に大和やら陸奥やらに乗り組んでいた人の記述なのだが
人によって随分違っていた。

大和の生き残り兵曰く・・
○最期の沖縄行きの時に、主砲は火を噴かなかった。
(雲が厚くて測距不可能)
○1発は火を噴いた。
(無駄撃ちにはなったが)
・・同じ艦に乗り合わせていたのに?
主砲が火を噴いたら、エラいことになるんちゃうん?
と、思ってしまう。

ちなみに「男たちの大和」では主砲が火を噴き
それに対して1号君とともに「主砲は使ってないやん!!」
と吠えていたのだが(笑)
まあ、全長260m超えの超弩艦だけに
しょうがないけど・・

それよりも、情けないのが軍人の凛としてなさすぎのトコ。
我先に助かりたいとカッターに乗り込もうとして
やってはいけない行動をとる上士官。
押しのけて、自分が上なんだから場所を空けろとか。
あさましいって。
まずケガ人を優先すべきでしょうがっ!
そんなトコ見たら、結局日本人ってせこいなぁ・・って思う。
我田引水的な醜さ。

そう言えば、特攻隊員をたくさん殺しておきながら
命令した人たちの一部の人たちは
のうのうと生き残った上、命乞いまでして
・・あぁヤダヤダ。

もう日本が負けると解っていて
なのに、潔く故郷を守りたいといって
散華して逝った清き若き御霊に
申し訳ないとか、そんな風には思わんかったんやね。
情けない・・(全員じゃないけど)

で、平成。
自分さえ良ければいいのさ、的な風がビュービュー。
悲しいかな、60年前のあの戦争から
何も学んできてへんらしい・・・
人間的に成長が感じられへん・・
揚げ足ばっかりとって、出る杭を打ち続けて・・。


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