バンザイ

本(絵本も)を中心に、息子たちとのくらしをつれづれなるままに。ウレシカッタコト、ハッケンを。

『あな』片山令子・文 片山健・絵

2007-01-23 11:22:14 | 絵本
『あな』片山令子・文 片山健・絵
「のうさぎのおはなしえほん」シリーズ

オンライン書店ビーケーワン:あな

bk1より・内容説明
のうさぎさんは朝から何もする気がおこりませんでした。自分のからっぽの気持ちにぴったりくるような穴を庭に掘ったのうさぎさんは…。月刊『クーヨン』掲載「のうさぎのこうふくブックあな」の絵本化。

「あな」といえば、
『あな』谷川俊太郎・和田誠
オンライン書店ビーケーワン:あな

「片山健」といえば、
『タンゲくん』
オンライン書店ビーケーワン:タンゲくん

と、いうのが、私の中であったのですが、

rucaさんのブログ「my favorite things」2006年12月28日の記事を読んで
とても、
この『あな』という絵本にとても興味を持ち、
ようやく先日、区内からの取り寄せで、図書館で借りました。

最初のイメージは、思っていたより小さい本で驚きました。
B6変型版です。
今思うと、このサイズだからこそいいなぁ。と思うのですが。

自分ひとりで読んで、息子たちと読んで、また一人で読み返して。
なんだか、その時々、いろいろと発見があるものだと思いました。

「からっぽのきもち」を息子たちがどの程度
わかったのでしょうか。
こどもの、こんな「からっぽのきもち」はどんなときに
おきるのかなぁ。

とか、

こんな風に、のうさぎさんのように、表現できるかなぁ。
解決できるかなぁ。
とか。

ヨウは、じっとお話を聞いているだけでした。
にいには、
わかったのかわからないのか、あなを埋めるのうさぎさんが気に入ったらしい。

そして、くまさんと おおかみくんを呼びに言ったまま
季節が、夏、秋、冬が、変わっても戻ってこないことが
気になったらしい。

「もどってこなかったね。いなかったのかなぁ。」と
気にしていました。

実は、私たちは、読み終わって裏表紙を見ないまま本棚に
戻していたのでした。

後日、また読み返したときに、
2人で
「おっ!ちゃんとお花が咲いたのを見れたね。」
て、言いあい、喜びました。

「でも、呼びに行くまで随分時間かかったねーーー」
ですって。

そうだね。
私一人だったら、きっとこんな風に思わなかっただろうなぁ。

rucaさん、いつもステキな絵本を教えてくれてありがとうございます。





最近の聞き読み絵本

2007-01-22 09:55:04 | 開き読み記録
最近は、すっかり二男・ヨウとの絵本時間を楽しんでいます。
にいには、お絵描きが好きで絵が中心の毎日です。

ヨウと楽しんでいる最近の本たち。

『いたずらきかんしゃちゅうちゅう』
『はらぺこあおむし』
『こぐまちゃんのうんてんしゅ』

いたずらきかんしゃちゅうちゅう

福音館書店

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はらぺこあおむし

偕成社

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こぐまちゃんのうんてんしゅ

こぐま社

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『ああ息子』西原理恵子+母さんズ著

2007-01-12 10:11:02 | 育児
『ああ息子』西原理恵子+母さんズ著

ああ息子

毎日新聞社

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目次の前に

**********************************

《息子“異次元”体験を募集--西原かあさんが作中で予期せぬ長男の
行動に驚き、あきれるように、世のお母さんの方の中にも、
息子という“異次元空間”に「ああぁ」とため息をつかれた方が
すくないはず。そうした体験を、400字程度でお寄せください。》

本書には、右の募集で寄せられた投稿から選りすぐった88編を
収録しました。  (編集部)

**********************************
↑引用しました。

と、あります。

我が家には、そう女の私には到底理解のできない珍獣2匹を
飼っています。

日々、この計り知れない息子たちの行動に
嫌気が増し、私のイライラは頂点に。

「うちのお母さんは、いつも怒っている。」
と、言われる(ーー;)

そんなわたしを救ってくれる本はないかと探して
出会ったのがこの本でした。

読みやすく、一気に読むこともできるのですが、
そんな勿体無い読み方は私にはできません。

もうダメ!イライラする~!息子に対して思ったら、
まず、この本を開く。

そして、3・4編読む。

(うーーーん、まだマシ?)

(おおおお!!!同じじゃん!)

(そうそう。。。。。そうなのよね。)

って、世の中には、上手がいたり、
男の子、ってこんなもんか、
えっ!!高校生なってもかっ!
そうか、、、、夫の子どもだわ。。。男って。

と、救われたり、あきらめたり、

でも、やっぱり最後思わず笑ってしまうから、
明日への活力に変わります。

図書館から借りたこの本とも返却日が来てお別れ。
2週間じっくり楽しんだ!

対処法を知れたから、大満足な一冊となりました。

どの話も面白いのですが、

一番うなずいてしまったのは、

***************

息子を
育てているうちに
子育ての
こころざしが
異常に
低くなってる
事に気づく。
死ななきゃいいとか

(P31より引用)
***************

そうそうなんです(>_<)

世のお嬢様をお持ちのお母様。
『ああ娘』バージョンもあるようです。いかが?

私はすっかり西原さんが気になり、
次の本を物色中です。

『Run!Run!Run!』桂望実著

2007-01-11 20:07:50 | 読書
今年に入って3冊目です。

うーん!実によかった!満足です。

『Run!Run!Run!』桂望実著

RUN!RUN!RUN!

文藝春秋

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この本を知るきっかけになったのは、
昨年末に、朝日新聞での
あさのあつこさんが中高生向き(?)に
オススメの書籍を紹介しているコーナーでです。

すっかり、私が読んでみたくなり、
図書館で予約していたのが回ってきました。

新聞でも白黒でしたが、
ランニングシューズのくたびれ具合の表紙が
かなり魅力的でした。

実際に手にしてみて、青系の表紙にさらに
期待が増したのでした。

そう、今私は、スポーツ青春小説にはまっています。
(まだ、『風が強く吹いている』を読んでいないけど(>_<))

最近、「走る」をテーマにした小説が多いですね。


*********************************

内容(「MARC」データベースより)
目標はオリンピックの金メダル。箱根駅伝は通過点。
仲間なんか必要ないはずだった…。
アスリートとして最高の資質を持つ主人公が知った事実とは?
箱根駅伝に懸ける仲間と走るうちに、閉じかけていた世界が開いていく。

*********************************


生まれながらの天才もやっぱり努力の賜物ゆえに力が発揮されるものなのだ、
と、感じる。

アスリートってすごい。

そして、自分の存在意義、
自分の意志ではないところで、自分の大元を操ったと
したら。

そして、優の孤独さ、強さ、いろいろなものをみたけど、

人間、最後は一人というけれど、
やっぱり仲間の存在は大きい。
そう、改めて、大げさではあるが、人間、生命の偉大さに気づく。

そういう多くのものがそこに表現されていたなぁ。

そして、走る喜びをやっぱり感じれた優は良かった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<お気に入りスポーツ青春小説>

一瞬の風になれ』佐藤多佳子(陸上)
『イレギュラー』三羽省吾(野球)

<これから読むぞ!スポーツ小説>

『風が強く吹いている』三浦しをん(駅伝)
『ダイブ!』森絵都(飛び込み<水泳>)
『バッテリー』あさのあつこ(野球)



『いただきバス』藤本ともひこ作<絵本>

2007-01-10 10:15:07 | 絵本
『いただきバス』藤本ともひこ作

いただきバス

鈴木出版

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先日、息子2人を連れて
年明け1回目の図書館へ行ってきました。

長男は、今夢中のおりがみの本を
真っ先に選びに行き、
借りた本はやっぱりおりがみの本。

見てもわからないから、結局私の元に来るのですが・・・。

そして、次男が選んできたのは、いかにも
彼の好きそうな本。

表紙にバスが楽しそうに走っています。

ネズミたちが乗り込んだバス。

行き先は、りんごの木があるところ。

発車する時に、何かお話をするとき
かならず語尾に

「~バス。」

という。

これがもう息子らは、面白くて仕方ない。

そして、がけに来てしまうと・・・・。
どうでしょう!!!

みょーーーーーん!と。

またまたゲラゲラと。
笑いが止まりません。

車好きの息子をお持ちで笑いたい方にオススメ。
でもきっと1回で読み終えることは子どもたちが
許しません。。。

私の2006年お気に入りの本(ベスト5)

2007-01-09 10:05:59 | 私の好きな本
<1>『一瞬の風になれ』佐藤多佳子
<2>『対岸の彼女』角田光代
<3>『ラッシュライフ』伊坂幸太郎
<4>『いつもの朝に』今邑彩
<5>『東京バンドワゴン』小路幸也

以下、ベスト5には入らなかったけど、
捨てがかった作品。

☆『永遠の仔』上下・天童荒太
☆『チームバチスタの栄光』海堂尊
☆『サウス・バウンド』奥田英朗
☆『華麗なる一族』上巻 山崎豊子

今までは、同じ作家さんばかりでしたが、
いろいろな作家さんと出会え、
そしてたくさんの世界を知ることができ
とても楽しかったなぁ。

今年は、もちろんまだまだ知らない作家さんがいっぱいいるので
たくさん読みたいし、
今まであまり歴史物や翻訳物が苦手で読んでいないので、
チャレンジしたいです。

おととし挫折した本
『ダ・ヴィンチ・コード』を
今年こそ、読みきりたい・・・・・(>_<)


2006年に私が読んだ本

2007-01-08 21:25:23 | 自分メモ読了本
昨年は、私にしては、たくさん読みました!

絵本だけではなく、自分の読書記録として
ブログを利用させていただいた1年でした。

なにか今までの年とは違うことをせねば!と、思ったのですが、
読書という形になりました。

たぶん中学生の時が一番読書量が多く、
その後、どんどん減り、
ここ10年は、年に10冊未満だったと思います。

そして、とにかくいろいろな作品を読みたい。
と思い、
初めて読む作家さんが多かったです。

その時お世話になったのが、
ブログで知り合った方からの情報でした。

今年読んだ一覧です。
私のメモですね。。。。
リンク先、私の本の感想記事。

1・『夜のピクニック』 恩田陸著
2・『トラベリングパンツ』
3・『セカンドサマー』
4・『ラストサマー
5・『OUT』 桐野夏生
6・『包帯クラブ』天童荒太
7・『対岸の彼女』角田光代
8・『くうねるすむところ』平安寿子
9・『さくら』西加奈子
10・『予知夢』東野圭吾
11・『ゲームの名は誘拐』東野圭吾
12・『むかし僕が死んだ家』東野圭吾
13・『変身』東野圭吾
14・『東京タワー』リリー・フランキー
15・『となり町戦争』三崎亜紀
16・『グロテスク』桐野夏生
17・『レイクサイド』東野圭吾
18・『りかさん』梨木香歩
19・『沖で待つ』絲山秋子
20・『殺し屋シュウ』野沢尚
21・『装丁物語』和田誠
22・『イン・ザ・プール』奥田英朗
23・『永遠の仔』上下・天童荒太
24・『空中ブランコ』奥田英朗
25・『女系家族』上下・山崎豊子
26・『しあわせのねだん』角田光代
27・『まほろ駅前多田便利軒』三浦しをん
28・『ラッシュライフ』伊坂幸太郎
29・『チルドレン』伊坂幸太郎
30・『No.6』#1~#4あさのあつこ
31・『クローズド・ノート』雫井脩介
32・『砂漠』伊坂幸太郎
33・『チームバチスタの栄光』海堂尊
34・『リトル・バイ・リトル』島村理生
35・『容疑者Xの献身』東野圭吾
36・『サウス・バウンド』奥田朗
37・『犯人に告ぐ』雫井脩介
38・『ナイチンゲールの沈黙』海堂尊
39・『東京バンドワゴン』小路幸也
40・『幸せの食卓』瀬尾まいこ
41・『いつもの朝に』今邑彩
42・『強運の持ち主』瀬尾まいこ
43・『ミカ!』伊藤たかみ
44・『図書館戦争』有川浩
45・『一瞬の風になれ』第一部・佐藤多佳子
46・『文学賞メッタ斬り・リターンズ』大森望・豊崎由美
47・『三四郎はそれから門を出た』三浦しをん
48・『生きてるだけで、愛。』本谷有希子
49・『逃亡くそたわけ』絲山秋子
50・『レインツリーの国』有川浩
51・『厭世フレーバー』三羽省吾
52・『星降る楽園でおやすみ』青井夏海
53・『一瞬の風になれ 第二部・ヨウイ』佐藤多佳子
54・『しゃべれどもしゃべれども』佐藤多佳子
55.『No6』#5 あさのあつこ
56.『一瞬の風になれ 第三部・ドン』佐藤多佳子
57.『華麗なる一族』上巻 山崎豊子
58.『華麗なる一族』中巻 山崎豊子
59.『食品の裏側-みんな大好きな食品添加物』安部司
60.『暗いところで待ち合わせ』乙一
61.『イレギュラー』三羽省吾
62.『華麗なる一族』下巻 山崎豊子
63.『町長選挙』奥田英朗
64.『ハリー・ポッターと謎のプリンス』J.K.ローリング
65.『ライオンと魔女』C.S.ルイス


今年もよろしくお願いします

2007-01-04 11:42:04 | Weblog
年が明けて、あっという間に、
もう4日になってしまいました。

遅くなりましたが、
本年もどうぞよろしくお願いします。

昨年もいろいろありましたが、
今年も騒がしい毎日が待っていそうです。

大イベントは、
長男の小学校入学、
次男の幼稚園入園でしょう。

今年の目標は、
チャレンジ!

毎年掲げている気もするのですが、
今年こそ、様々なことに
逃げ腰ではなく、
チャレンジできたらと思っています。

昨年は、ブログを通して、
たくさんの方と知り合いになれ、

絵本に小説、たくさんのことを
教えていただきました。

そして、
その本を楽しませてもらいました。

読書する時間も増え、
良い時間を過ごせたことは、
とっても幸せでした。

今年も、たくさんの方と本に出会いたいです。
まだまだ読んでいない作家さんの
たくさんの作品があるので、
楽しみたいと思います。

そして、
ブログも、細々ですが、
続けていきますので、よろしくお願いします。