バンザイ

本(絵本も)を中心に、息子たちとのくらしをつれづれなるままに。ウレシカッタコト、ハッケンを。

『リンゴちゃんのおはな』角野栄子

2007-05-16 09:40:17 | 童話
このところ、息子たちはそれぞれの遊びが忙しいらしく、

「図書館に行こう!」

と、誘っても、なかなか良い返事をしてくれない。

「お母さん、借りてきてね♪」

と、いう始末。

それはそれでゆっくり私も図書館で本を選べるので良いが、
やっぱり子どもたちが自分の手で本を眺め、
お気に入りの一冊を見つけて欲しいと願う・・・。

今度こそ、一緒に行きたいなぁ。

そんなわけで、長男・にいに(小1)に選んできた童話。

聞き読みだけでなく、自分で読書を楽しんでもらいたいなぁ。
とも願い、童話も借りてきました。

『リンゴちゃんのおはな』角野栄子
リンゴちゃんのおはな

ポプラ社

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『魔女の宅急便』でおなじみの角野栄子さんの作品。
実は、『魔女の宅急便』しか知らない私。

以前から、他の作品にも気になっていました。
絵がうちのにいに好みだわ。
とも思い、こちらを!

結局私は、中身を読まずに返却となってしまいました。

でも、にいに曰く、
「すっごくおもしろかったよーー!
 リンゴちゃんがね♪」

と、いう具合にストーリを教えてくれました。

どうも
本の後ろをよく見てみると、
シリーズがあるらしく、

にいにの要望で、
「最初から読むから!」
というわけで、なぜか私が図書館に通い(怒)、

3冊の童話を一気に楽しむことができました。
返しに行くと、
読んでいない「リンゴちゃん」シリーズが本棚にありました。

同じ頃、同じ地域で楽しんでいる子がいるかと思うと
なんだか嬉しいですね。


『リンゴちゃん』
リンゴちゃん

ポプラ社

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↑は、リンゴちゃんとマイちゃんの出会いが書かれているらしいです。(にいに談)


『リンゴちゃんとのろいさん』
リンゴちゃんとのろいさん

ポプラ社

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『リンゴちゃん』→『リンゴちゃんのおはな』→『リンゴちゃんとのろいさん』が
刊行順のようです。

「リンゴちゃん」シリーズ発行の
ポプラ社のホームページ
http://www.poplar.co.jp/index.html


5月9日に『魔女の宅急便~その5』を発売なさった
角野栄子さんの「魔女の宅急便ホームページ」
http://kiki-jiji.com/hoge/index.shtml

5巻もあったなんて、知りませんでした!
先日、新聞にも大きく広告が載っていましたね。

『ちょびひげらいおん』長新太文・絵

2006-11-09 10:44:29 | 童話
なんとも味のあるライオンの表紙の童話
『ちょびひげらいおん』長新太作

ちょびひげらいおん

あかね書房

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にいにがひとりで読める童話を探しているとき、
図書館でであったのがこの本でした!

長新太さんで、この字の大きさ、お話の長さ
すべて私が探していたものにあっていたので、
にいににのために借りてきました。

**********************

へんな らいおんが いたんだ。
らーめんや うどんみたいに ながーい
ひげを つけているんだって。
その ひげを、へびが もりもり たべはじめたの!

へんな らいおんの ゆかいな おはなし

<カーバーの折り返し部分より引>

**********************

童話でもすべてのページに
ライオンの絵が描かれているので、
とてもにいにには、親しみがもてたようで、
音読で読んでいました!

面白かったようで、時々大笑いしていました。
読み終わると、また。。。。。
何度音読していたかな?

こうしてひとりで読んで、ひとりで楽しんだのは、
初めてに近いかもしれません。

そして、にいにに、私が読んでもらいました。
時々つっかえるけど、それがまたいいですね。
ついつい、字を追ってしまった私。
途中で、それではいけないと感じ、
絵を眺めながら、お話を聞き入りました。

ひとりで本を読む楽しみを少しずつ覚えてきたようです。
それはそれでうれしいです。
でも、まだまだ聞き読みも同時に楽しみたいなぁ。
と、思っています。

エルマー!がんばれ!

2006-08-03 11:27:56 | 童話
毎朝うちの息子たちは、
起床すると飼っているカブトムシのところへ
行きますが、
ほんのわずかの差で潜って寝ているのでした。

カブトムシも気配を感じ取っているらしく、
私が起きたときは、えさを食べたりしているのに、
息子たちの起床のちょっとまえに・・・。

ヨウは
「起きてよー!」
と、山盛りになった土に
叫んでいます。

さて、
少し前から、にいにと久々に
童話を楽しんでいました。

4日かけてようやく昨晩読み終えました。

『エルマーのぼうけん』
オンライン書店ビーケーワン:エルマーのぼうけん

私自身もこどもの時に読みたいなぁと、
思いつつ、
今まで結局手に取ることができませんでした。

ようやく、念願叶い、
にいにと楽しめました。

表紙の絵の箇所に、来ると
にいには、
「これだよね!」
と、表紙を指して楽しんでいました。

りゅうと出会えた箇所では、
「この竜、なんだか違うみたい・・・」
と、にいにが、想像していた竜と
挿絵の竜が違ったらしく、
少し残念そうなので、笑っちゃいました(*^^)v


見返しの部分の地図も
お話を読み進めるのに
とっても必要だし、
要所要所で、地図を見ながら
会話も楽しみました。

エルマーは3部作です。
あと2作品を楽しみにしているようなので、
まずは本を探してこなければ。

そうそう、この『エルマーの冒険』は、
神保町にある「みわ書房」さんで(お店のURLはコチラ
購入しました!
お手ごろ価格になっており、即購入決意!
「みわ書房」さんは、
宝山みたいで、
本に埋もれながら、物色。
幸せなひとときでした。
また、行こうっと。

わくわくどきどき!

2006-05-30 14:47:39 | 童話
『ながいながいペンギンの話』、
『ペンギンおんがく隊』
と、童話を楽しんできた、我が家。

次の童話も、息子たちの興味のあるテーマで。

『ホーマーとサーカスれっしゃ』
ハーディー・グラマトキーさく
わたなべ しげおやく

オンライン書店ビーケーワン:ホーマーとサーカスれっしゃ


図書館で、偶然見つけた本です。
これは我が家向き!
と、大喜びで私は持ち帰ったのでした。

作者・グラマトキーは、アメリカ生まれで、
乗り物を主人公とする楽しい絵本の作家として
有名だそうです。

*********************

新米の車掌専用車ホーマーが、危なげながらも、
勇気を振り絞り、大かつやくするお話。

車掌専用車は、一番後ろにつながるもののようです。
だから、ホーマーはいつも当然後ろ向き。

世界が後ろ向きに見えるのでした。
鉄道の標識さえも反対に読んでしまいます。

「ゆっくり はしれ」を
 「れしは りくっゆ」と


そんなホーマーをみんなは、大笑い。
すっかり恥ずかしくなったホーマーは
操車場の端っこに隠れていました。

みんなに会わなかったら、忘れ去れるくらい。

そう、みんなとは、サーカスの一団と会ったのです。

サーカスの一団は、トラックが故障し、
操車場に居座りそうだったので、
汽車に乗せて、サーカス一団を送ることに
なったのです。

そう、その車掌に選ばれたのが、ホーマーでした。

そして・・・・。
ホーマーはどんな活躍をしたでしょう!
ワクワク、ドキドキの始まりです!

********************

童話の中でも、短い方だと思います。
たくさん絵もありますし、
かなり読みやすいです。

うちは、夜に2日かけて、読み終えました。

時折、カラーのページがあるもの
子どもたちは、うれしいようです。

どこか、トーマスシリーズを思い出すのが、
うちの子供たちに親近感が沸くらしい。

逆さまに読んでしまうホーマーに
やっぱり大うけ。

にいには、何度も口に出しては、笑っていました。 

1日目、ちょうどさぁどうなるのか!!
と、いうとってもその後を
知りたくなるようなところで、
切ってしまったので、
翌日、早く!!
と、せがまれました。

・崖のおそろしさ
・はねばし
などなど、子どもたちには、途中わからないことも
多かったのです、説明をしました。

「あー、よかった!」
と、最後は、満足げでした。

ヨウは、やっぱり長いので、飽きちゃって、
どの程度楽しんだのかは、定かではありませんが、
ひざの上からは脱出しませんでした。

最後にグラマトキーのほかの作品が
紹介されているページを観ると、

「今度は、これを借りてこよう!」

とにいには、張り切っています。