バンザイ

本(絵本も)を中心に、息子たちとのくらしをつれづれなるままに。ウレシカッタコト、ハッケンを。

人間の欲

2006-08-31 14:25:44 | 読書
もっとあれば良いなぁ。
とは常々思うものだけど・・・・。

「一番欲しいもの?」は、
と、聞いて
こうを答える人は
やっぱりさびしい人なんだろうなぁと、
思う。

この本は、あまりのスケールの違いに
庶民な私には
ただ、こんな氷のような世界があることに
驚くばかり。

『女系家族』

オンライン書店ビーケーワン:女系家族 上巻オンライン書店ビーケーワン:女系家族 下巻

言わずと知れた作者
山崎豊子氏

山崎氏の本は、
お馴染み『白い巨塔』を読んでいる。

今回の『女系家族』は、
TBS系で少し前にドラマ化された本だ。

ドラマ化と聞いたとき、
本を先に読もうと思っていたが、
願わず。

ドラマをしっかり堪能した後だったので、
読みながら、チラチラと
迫力満点の女優さんの顔がちらつく。

ドラマでもあの厳格な雰囲気と
大阪の商人の家、
という独特のものを感じたが

小説だと尚一層、
大阪の言葉が、私にはすごみを増して感じた。

テレビで聞く、大阪弁とは違って
丁寧?なの?

様々な立場の人間が
それぞれの思惑を達成させるための
駆け引きが
面白いとともに、怖い。

最後の結末は
ドラマで知ってたとはいえ、
思わず、何度も読み返してしまった。

人間の欲をこれでもか!
と、描いた読み甲斐のある作品だった。

すっかり山崎氏にやられ、
他の作品も読んでみようと
意気込むもの
大作が多く、
少し尻込み中の私もいる。



ベランダに

2006-08-29 09:10:26 | Weblog
こんなところにかわいく止まっていました。

ヨウが
「鳴かないね~(-з-)」
と残念がっていると、
にいには
「きっとメスだ(^O^)」

と自慢気にはなしていました。


オオカミのお話

2006-08-28 10:11:38 | 絵本
少し前ですが、
うちのにいにが、
「なぜ、オオカミはいつも
悪いことばかりするの?」
と、以前私に聞いたことがあります。
絵本の中での話だと思うのですが。

そういえば、、、

「オオカミ」と聞くと、
やっぱり悪い!と思ってしまうのは、
童話の読みすぎでしょうか?

実際には、オオカミは人を襲ったことは無い。
という話もあるようです。

生態系を保つためには、
そんなオオカミも大事な役目を担っているようですね。
知床でオオカミ再導入の検討もあるようです。

生態系の王様(?)
だからこそ、憎き役を買って出ていると
考えた方が良いのでしょう!

そんなオオカミ。

表紙のオオカミのうれしそうな姿が
すっかり気に入ったにいにが
見つけてきた本です。

『オオカミくんのホットケーキ』
ジャン・フィアンリーさく
まつかわ まゆみやく

オンライン書店ビーケーワン:オオカミくんのホットケーキ

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ある日ホットケーキを食べたくなったオオカミくん。
でも、作り方がわからない。

しかも!!料理本を見たけど、字が読めません。

そこで隣に住むブレーメンの音楽隊を
引退したおんどりに本を読んでくれるよう頼みにいきます。

でも。。。
ひどい言葉で追いかえされてしまいます。

なんとか少しずつ解決していきますが、

難所のたびに、赤ずきんちゃん、3匹のこぶたを頼り、
頼みますが、

みんな全く相手にしてくれない。

みんなすごい形相と言葉でオオカミくんを追い返します。

なんとか自力でホットケーキをつくったオオカミくん。

さっき頼りにしたのに相手にしてくれなかったみんなは、
オオカミくんの家からの良いにおいを嗅ぎ付けて
やってきた・・・・。

みんなが食べさせて!と。

快く受け入れたオオカミくん。
そこで待ち受けていたのは・・・・。

**************************

ジャン・フィアンリーさんは、
イギリスの作家さんで
元々は、グラフィックデザインを
なさっていた方のようです。

ここで登場してくる赤ずきんちゃんやこぶたたち。

ほかに、ねむりこぞう、ショウガパンマン。
と、いうのも出てくるのですが。
この二つの話がわかりません。
いろいろと調べてみたのですが、
未だ解決できず。

きっとイギリスではだれもが知る
オオカミの出てくるお話なのでしょう。

これらすべてのお話を知った上で読む。
というのが、
この絵本の前提。

うちの息子たちも
有名どころをは知っていたのですが、

このお話を読んであげたとき、
登場人物の共通点に気づいていませんでした。

そして、最後の場面も。
あとからにいには、気づいたようです(*^^)v

結末は、賛否両論あるかも知れません。
大きくなってからなら、良いとか。
大人が楽しむ本。だとか。

私も最初に、えっ!
と、驚きましたが、これはこれであり。
と、思っています。

昔からのお話を親しみ、
そして、その上でこの絵本を楽しみ、
いろいろな面から、学び取れることが
あるのではないかと思います。

昔話を知りたい方
日本を始め、様々な国の昔話が
たくさん紹介されています。

「福娘童話集」
http://hukumusume.com/douwa/index.html


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ふとオオカミつながりで思い出した本は、

『やっぱりおおかみ』佐々木マキ

オンライン書店ビーケーワン:やっぱりおおかみ


このときの私の記事はコチラ

自分のありのままを受け入れる大切さ。

を知った本です。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

この
『オオカミくんのホットケーキ』をきっかけに
いろいろと考え、調べた、勉強になりました。



なわとびのコツ

2006-08-23 13:22:59 | 育児
にいには、昨日なわとび32回跳べました!
だいぶコツがつかめた様で、
今までの跳び方と違っていました。
それが、回数とべた理由でしょう。

教えたわけではないので、
数を重ねるごとに、自分でちゃんとコツに
気づいたのでしょう。

成長!成長!

さて、
昨晩寝る前に読んだ本は、

『オオカミくんのホットケーキ』

オンライン書店ビーケーワン:オオカミくんのホットケーキ

これは、にいにが表紙のカワイさに
借りてきた本でした。

かわいい表紙と結末にあまりの差があり、
びっくり。

息子らは、気づかないようでしたが・・。
また後日、詳しく。。。。

カエルはかわいいかも!?

2006-08-22 10:42:03 | 絵本
今、我が家の次男坊が最も気に入っている本です。

『ずらーりカエル ならべてみると・・・』
オンライン書店ビーケーワン:ずら-りカエルならべてみると…

今年に入ってから、なぜか?ヨウは「カエル」ブーム到来。
カエルの真似をしては、
「ケロケロ」言いながら、跳ねて遊び、

カエルの柄入り、カエルのイラスト入り、
パジャマに、ビーサン、ポシェット、と、
カエルばかり。

そして、図書館では、この本。

じっくり眺めては、うっとり。

最初は、私は、カエルなんて、イラストならいざ知らず、
写真はねー(イヤイヤ)と、思っていた。

「一緒に見よう」
と、誘われ、しょうがない。。。。

びっくり!

かわいいじゃない!?
実物が、目の前に居たら、そうは思わないのでしょうが、

この本を通してなら。そう思えちゃうのです。

ただただ、カエルの生態や写真が載っているのではなく、

「ジャンケンポン!」のページでは、
様々なカエルの前足が
弧になって、出ていたり、

おたまじゃくしの
正面の顔ばかりのページ、

「4ひきのうたがっせん!」のページでは、
のどの膨らみかたの違いがわかったり、

せなかばかりうしろあしばかりなどなど、
工夫がいっぱいのページ構成です。

思わずかわいい!と思っちゃうし、
へー!!と、感心したり。

延長して借り続けている本です。

そうそう、2泊3日で行った海の宿、
先日の帰省時と、
カエル取りをしました。

アマガエルばかりでしたが、
ヨウはちゃんと捕まえられました。

夕方には、元に居たところに帰してあげました。
ちょっと悲しそうなヨウ。

家に戻ってから、この本を片手に、
「これと遊んだよね。」
と、何度も言っています。

しげみむらは愉しい村!?

2006-08-21 15:09:51 | 開き読み記録
にいにのとびひもようやく落ち着いた。
なんだかいろいろと初めてのことが
多いこの夏。

さて、すっかり今月号の
月刊誌「こどものとも」の『くぬぎむらのレストラン』が
気に入ったむすこたち。

『やなぎむら』シリーズでたくさん出版されていることを
にいにに教えると、
早速図書館に行くことに。

借りたい本がまたまた山のようになってしまったので、
たくさんの『やなぎむら』シリーズの中から
選んだのが、

『しげみむらおいしいむら』
カズコ・G.ストーンさく・え

オンライン書店ビーケーワン:しげみむらおいしいむら

表紙の淡いピンクに虫たちの様子が気に入ったようです。

かわいい虫たちがこのお話でもおいしいお料理を作り
愉しそう。

題名は「おいしいむら」でもあるけど、
「たのしいむら」だね。
と、にいに。

読み終わると、すぐ「もう1回」。

読めば読むほど、いろいろな発見。
線が細かく、うっとりしちゃいます。


そういえば我が家では、
メインの「やなぎむら」へ訪問していない。

次回は、「やなぎむら」のお話を探してこよう!
と、いうことになっています。

直木賞受賞作品を

2006-08-18 17:30:12 | 読書
私の読書覚書。
先日の『イン・ザ・プール』の第二弾。
(そのときの記事はコチラ

『空中ブランコ』
奥田英朗著

オンライン書店ビーケーワン:空中ブランコ

"精神科医伊良部シリーズの第二弾で、直木賞受賞作。
直木賞というと、勝手に重々しいイメージなのですが、
この作品で直木賞。
なんか、とってもうれしいです。

しかし、前回に続き、本当にドクター伊良部の発想はすごい。
そして、世の中いろいろな依存など、精神の病は多いものだ。

第三弾も楽しみ。
『町長選挙』

でも、近隣の図書館で予約をしたが、
まだまだ数ヶ月私の手元には来そうにない。
すごい人気。
たのしみだなぁ。

ようやく!

2006-08-16 14:37:26 | 開き読み記録
お久しぶりです。
ネットが繋がらなかったり、
夫の実家に帰省していたので、
なかなか更新できずにいました。

コメントを頂いていた方、お返事が
遅くなり、失礼しました。

さて、

今日から通常通りの生活に我が家も
なったかと思ったら、

にいにを、皮膚科に連れて行きました。

海に行ったあたりから、
蚊に刺されたり、転んだ傷がなかなか
治らなかったのですが、
いよいよ、派手になってきて、

無知な私は、ようやくこれが聞いたことのなる
「とびひ」ではないか?
と、思い、
あわてて受診したのでした。

やっぱりとびひでした。

さて、皮膚科は、お盆明けだから?
なんだかものすごく混んでいて、
たくさん待ちました。

その時、待ち時間に読んだのは、
持って行った

『ちいさいおうち』

オンライン書店ビーケーワン:ちいさいおうち

何度読んでも、ステキな絵とお話。

とはいえ、にいには、電車や車好き。
たくさん走っているこの姿も良い。と言う。

一応都会育ち。
現代っ子なんだなぁ。と、思わざるえない
一言でした。

ネット使えず

2006-08-10 19:59:44 | Weblog
今うちが使っているプロバイダーが
障害でつながりません。
しばらくダメみたいですし、
明日からしばらく外泊するので
更新できません。
コメントを頂いているのに
お返事できなく申し訳ありません。

できたら、携帯から
更新します。