バンザイ

本(絵本も)を中心に、息子たちとのくらしをつれづれなるままに。ウレシカッタコト、ハッケンを。

『むしむしレストラン』しもだともみ

2007-02-20 10:38:43 | 絵本
『むしむしレストラン』しもだともみ

むしむしレストラン

教育画劇

このアイテムの詳細を見る


うちでは、虫の出てくる絵本といえば、
もういつのまにか
やなぎむらシリーズというのが、
お決まり。

でも、やっぱり虫が出てくる絵本って、結構ありますね。

そんなとき、親子共に目についたこの絵本との出会い。

なんだか嬉しかったです。
そして、繰り返し読みました
貸し出し延長をしたり、返したものの数週間後借りたり。

なかよしごひきぐみのむしたちが
レストランを始める話です。

でもそれぞれのやりたいお店の感じが違う・・・。
で、それぞれ始めることに。

やっぱりうまくいかない・・・。
さて、どうてうまくいかないの?
結果、どうしたのでしょう♪

ストーリーを楽しむだけでなく、
それぞれの虫の特徴をつかみ
読み手聞き手も納得!

かなり得した気分になります。

『星と月の海』川端裕人著

2007-02-16 09:18:12 | 読書
『星と半月の海』川端裕人著

星と半月の海

講談社

このアイテムの詳細を見る


絵本『ペンギンほっきょくへゆく』
オンライン書店ビーケーワン:ペンギンほっきょくへゆく

SNSで知り合った方が記事にしていたのを読んで
とても興味を持ち、この2冊を早速借りてきました。

『星と~』の方は、動物小説集です。
動物って、私にとって動物園で見るぐらいで
それだけで、特別な思い入れがなかったのですが、

息子がペンギン好きなこともあって、
とてもどの話も興味深かったし、
知らない事だらけで、面白さに唸ってしまった。

6編からなっています。
「みっともないけど本物のペンギン」
「パンダが街にやってくる」の2編が
私はなかでも良かったです。

ペンギンつながりで、
SNSの方が紹介していた、
絵本『ぺんぎんほっきょくへゆく』も
良かったです。

実は、小説を読まずに先に絵本を息子たちと
読んでしまったので、よくわからないことがあったのですが、

こちらはこちらで、解説も後ろにあり、なるほど!

絶滅したり、絶滅の危機にある動物の存在をしり、
人間の勝手な行為でこうなったことへの悲しさを知るのでした。

事実を知る。
って、本当に大切なことだ。

全然、本の紹介になっていない、ひとりよがりな文になりました(反省)

川端氏の作品『川の名前』が良い!と知りました。
近々読みたい。


『ベリーショーツ』よしもとばなな

2007-02-15 10:36:42 | Weblog
『ベリーショーツ』よしもとばなな著

ベリーショーツ 54のスマイル短編

東京糸井重里事務所

このアイテムの詳細を見る


とっても可愛い本でした。
文庫本くらいのサイズで横長で見開きするのです。

そして、とっても愛らしいイラスト満載なんです。

この本は、「ほぼ日刊イトイ新聞」で連載していた
「U.M.A.(未確認動物)」を単行本にしたものだそうです。

よしもとばななさん。

私が高校生のとき、『キッチン』や『THUGUMIつぐみ』を読んで以来
久しぶりに読みました。


いつの間に、「吉本ばなな」さんから「よしもとばなな」さんとなっていたことに
今更ながら知った次第。

お母さんになり、ご子息2歳についてを中心に、
うふふ。って思うこと、ショート話が54編も。
かなり贅沢です♪

やっぱりこどもって本当に不思議な生き物だなぁ。
と、改めて思い、自分の息子たちを思い浮かべ、

そして、ばななさんのご子息を思い、

くくくっ!!!と、笑ってしまった。
途中、電車の中でも読んでしまったので、
かなり、怪しい人だったに違いない。

もっともっとばななさんの本、読んでみたいと思いました。

よしもとばななさん公式サイト
http://www.yoshimotobanana.com/jp/index.html


『DIVE!!』 森絵都

2007-02-09 14:15:05 | 読書
本当に面白かった~!!

『DIVE!!』森絵都著

DIVE!!〈上〉

角川書店

このアイテムの詳細を見る
DIVE!!〈下〉

角川書店

このアイテムの詳細を見る


直木賞をとる少し前から気になっていたものの
なかなか手にするまで時間がかかりました。

直木賞受賞作も未だ未読ですが、
念願の本が読めました。

『DIVE!!』
本当に良かった!!

角川文庫ですと、上下巻です。

そして、解説は、
上巻があさのあつこさん
下巻が佐藤多佳子さん

と、豪華。

スポーツ小説といえば、最近は、やっぱりこの2人!
そして、森さんだなぁ。と、思っちゃいました。

とはいえ、スポーツ小説は数えるくらいしか
読んでいませんが。

この『DIVE!!』のスポーツは高飛び込み。
かなりマイナー。

でも、読んでいてものすごく興味を持っちゃうし
文章で読んでいても、その迫力、緊張、いろいろなものが
伝わってくる。

主要人物たちを中心にそれぞれの立場、想いが語られている
構成が更にページを進ませる。

この感動を伝えるだけの私の語彙力のなさに
憤りを!

あーーー!是非ご一読を。

最後、ピンキーと要一が・・・。というところも
最後の最後まで楽しみを持ってきていて嬉しかった。

すっかり感想というより、興奮したままの状態の私でした。。。

小学生向き国語辞書

2007-02-07 10:17:31 | 育児
子どもって本当に
「○○って何?」
「今の話何?」

って、よく聞きますよね。

それも成長のひとつ。だから嬉しいのですが、
最近は、すっかり私の知識を(無知だから)
はるかに超えてしまった疑問を持つので、答えられません。

ニュースを聞いては、

「裁判って?」

「マグロ食べられなくなるの?」
(マグロ5管理機関会合のニュース詳しくはコチラへ↓)
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/K2007012603370.html

「もう春って本当?」(立春のこと)

「大統領って何するの?」

などなど。
知りません。そんなの!って、無知ぶりを発揮している母親。

そんな母を
「おかあさんは、何も知らない。なんで?」

そうだね。。。。。ごめんなさい。

そんなわけで、せめて言葉の意味は、自分で調べてくださいませ。

小学生用ですが、国語辞書を与えてみました。
いろいろと本屋さんで見比べてみましたが、
語彙数もいっぱい載っていて、もちろんルビつき。
国語の教科書でおなじみ(私だけ?)の
光村の辞書にしました。

小学新国語辞典
甲斐 睦朗監修 / 甲斐 睦朗編者代表光村教育図書 (2002.1)通常24時間以内に発送します。


調べたい言葉へたどり着くのは、かなり困難ですが、
一緒に調べてみると面白いですね。

一番最初に調べたのは、
今更ながら、
「トマト」。

でも意外な発見を母子ともしたのでした。

「ナスの仲間の野菜。赤くて丸い実は食用」(光村・小学新国語辞典より)

ナスの仲間!?そうなんだ!

「じゃぁ、ナスは?」

「野菜の一つ。おもに濃い紫色の実をつける。ナスビ」(光村・小学新国語辞典より)

「ふーーーーーーん!」

しばらく、新しい語彙より、今まで知っている言葉を調べて
楽しめそうです。

にいにの疑問は、解決していないことが多いけど。
母も勉強します(*^^)v

『配達あかずきん』大崎梢著

2007-02-05 15:10:46 | 読書
図書館の予約待った甲斐ありました。

ようやく手にしました。
たまたま2冊いっぺんに順番が回ってきたので、
喜びも2倍。
どちらも良かったですよ。

『配達あかずきん』大崎梢著

配達あかずきん

東京創元社

このアイテムの詳細を見る


第二弾は、長編推理小説に。
『晩夏に捧ぐ』大崎梢著
晩夏に捧ぐ<成風堂書店事件メモ・出張編>

東京創元社

このアイテムの詳細を見る


コチラは、出張編。

2冊共に、杏子と多絵のコンビがとっても良いですね。

私も本屋さんに何時間でもいられるし、本屋めぐりも
大好き。
本屋さんの化粧室の場所も心得ています(笑)

でも、実は本屋さんのお仕事ってあまり知らなかったので、
その本屋さん業の仕組みとか工夫を知れて
ますます面白いなぁ。と思いました。

私がとくに良かったのは、
『配達あかずきん』(短編集)に収録の
「六冊目のメッセージ」。

こんな風な出会い、本選びができたら、
どんなに幸せだろうなぁ。

***********************

飾り物ではない生きている本がひしめくフロアで、
手から手へ、重いから思いへ、たくさんの創造物を
繋げていく仕事が待っている。
          
『晩夏に捧ぐ』最終頁より引用

***********************



2007年1月読了本

2007-02-01 11:58:55 | 自分メモ読了本
先月下旬は、自分自身が体調不良でなかなか時間が無かったなぁ。
そして、2区の図書館で予約していた本の順番が
一気に回ってきて、消化するのが結構大変。
上巻だけ届いてもね。。。。

そんなわけで、中途半端で結末に行けないもの多し。

1『ナラタージュ』島本理生
☆2『空飛ぶタイヤ』池井戸潤
☆3『Run!Run!Run!』桂望実著
☆4『しゃばげ』畠中恵
5『ああ息子』西原理恵子
6『バッテリー』あさのあつこ
7『陽気なギャングが地球を回す』伊坂幸太郎
☆8『黄色い目の魚』佐藤多佳子
9『東京公園』小路幸也
10『DIVE!!』上巻 森絵都
11『ケッヘル』上巻 中山可穂
12『配達あかずきん』 大崎梢(みな良いが「六冊目のメッセージ」は良かった~)

☆印は、私が良かったもの。

どれも面白かったが、『DIVE!!』も『ケッヘル』も
上巻のみで、結末が!!!下を読めば、☆間違いなし。

『バッテリー』も続きを。
『しゃばげ』『配達赤ずきん』もシリーズものだ。

自分のおなかの調子も不調でしたが、
読書に関しても、消化不良。
あーーー!たくさん読みたい!
そう、切に思った一ヶ月でした。