『一瞬の風になれ 第二部-ヨウイ―』佐藤多佳子著
三部作の第二部目。
一部の記事へは、コチラ→
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内容(「BOOK」データベースより)
少しずつ陸上経験値を上げる新二と連。
才能の残酷さ、勝負の厳しさに出会いながらも強烈に感じる、
走ることの楽しさ。
意味なんかない。
でも走ることが、単純に、尊いのだ。
今年いちばんの陸上青春小説、第2巻。
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第一部に続き、本当によかった。本当に。
新二も連も、この2部で本当に成長した。
連の故障
4継への思い
部長になった新二
そして、兄との関係、才能などなど、
本当にたくさん詰まった良い内容だった。
第三章が「届かない星」だった。
その中で、
「俺には何ができるんだろう?
俺はどうすればいいんだろう」
と、新二のこの時の気持ちが痛く響く。
悩みに悩み、苦しみ、そんなときの
連の言葉
「俺さ、おまえとかけっこしたくてこの部に入ったんだよ」
に、癒され、勇気づけられたことだろう。
ホッと、仲間ってすごい。
最終ページ272ページに、
(略)~体が思い出した。走る感覚。いい加速から
トップスピードに乗って直線をかっとんでいく感覚。
(中略)自分の足で作り出すこの爽快感。体が飛ぶんだ
(中略)走りたい、走るのが見たい。
本当に、新二は、走ることが好きなんだ。
私は、弱小陸上部経験ですが、やはりやっぱり走るのが好きだ!
新二のように、才能も努力の男で無いし、
いい記録もあったもんじゃないけど、
そう、「自分で作り出すこの爽快感」
これは、わかる!!
新二は、二部をきっかけに更なる飛躍をしそうだ。
まさに、第二部のサブタイトルが「ヨウイ」
というのは、こういうことだったんだ。
って、思いました。
ますます最終部、第三部が楽しみだ。
三部作の第二部目。
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内容(「BOOK」データベースより)
少しずつ陸上経験値を上げる新二と連。
才能の残酷さ、勝負の厳しさに出会いながらも強烈に感じる、
走ることの楽しさ。
意味なんかない。
でも走ることが、単純に、尊いのだ。
今年いちばんの陸上青春小説、第2巻。
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第一部に続き、本当によかった。本当に。
新二も連も、この2部で本当に成長した。
連の故障
4継への思い
部長になった新二
そして、兄との関係、才能などなど、
本当にたくさん詰まった良い内容だった。
第三章が「届かない星」だった。
その中で、
「俺には何ができるんだろう?
俺はどうすればいいんだろう」
と、新二のこの時の気持ちが痛く響く。
悩みに悩み、苦しみ、そんなときの
連の言葉
「俺さ、おまえとかけっこしたくてこの部に入ったんだよ」
に、癒され、勇気づけられたことだろう。
ホッと、仲間ってすごい。
最終ページ272ページに、
(略)~体が思い出した。走る感覚。いい加速から
トップスピードに乗って直線をかっとんでいく感覚。
(中略)自分の足で作り出すこの爽快感。体が飛ぶんだ
(中略)走りたい、走るのが見たい。
本当に、新二は、走ることが好きなんだ。
私は、弱小陸上部経験ですが、やはりやっぱり走るのが好きだ!
新二のように、才能も努力の男で無いし、
いい記録もあったもんじゃないけど、
そう、「自分で作り出すこの爽快感」
これは、わかる!!
新二は、二部をきっかけに更なる飛躍をしそうだ。
まさに、第二部のサブタイトルが「ヨウイ」
というのは、こういうことだったんだ。
って、思いました。
ますます最終部、第三部が楽しみだ。
お返事遅くなっちゃって、ごめんなさい。
>第一部に続き、本当によかった。本当に。
この「本当に」にすっごく同感です!
ほんと、しみじみそう思いますよねー。
陸上部ご出身のpercyさんなら、
なおさら走りたくなるんでしょうね。
足の遅かった私ですら、
「生まれ変わったら陸上部もいいかも?」
なんて、ちょっと血迷ったことを考えそうになります(笑)
こちらこそ、TBにご訪問ありがとうございます。
本当に、良い本ですよね。
やっぱり、買っちゃおうかなぁ。と、また葛藤しています。買うに値すると思うのですが、なかなか踏ん切りがつきません(*^^)v
もう十数年前に走っていたというだけで、今は重い体で走ることは不可能に近いです(ーー;)情けない・・・。だから、新二のような風を切ることはもう体験できないので、せめて本の中で風をきりたい!