バンザイ

本(絵本も)を中心に、息子たちとのくらしをつれづれなるままに。ウレシカッタコト、ハッケンを。

『東京バンドワゴン』小路幸也著

2006-10-27 15:54:53 | 読書
『東京バンドワゴン』小路幸也著

東京バンドワゴン

集英社

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内容(「MARC」データベースより)
下町の老舗古書店「東京バンドワゴン」。ちょっと風変わりな四世代の大家族が、転がりこんでくる事件を解決する。おかしくて、時に切なく優しい、下町情緒あふれる春夏秋冬の物語。

帯に
ラブ&ピース小説!

最後のページに

 あの頃、たくさんの涙と笑いをお茶の間に届けてくれたテレビドラマへ

とありました。

サザエさんや私はよくわからないのですが、
いろいろな方の書評を見ると
「寺内貫太郎一家」みたいな一家。

読んだ後、こんなにあったかい気持ちになれた本は、
久々な気がします。

読みはじめから、心地よいのです。
懐かしい空気が漂ってくるのです。
表紙からもそれが伝わってきますよね。

でも、こんなわけあり4世代家族って、
どんなものなのでしょう。

未だ核家族しか経験無い私は、
この生活は耐えられない?!

でもやっぱり、この愉快な家族思いの一家で過ごしたら、
いっつも心強いだろうなぁ。とも思うのでした。

LOVEなんですよね。


最近読んでいる絵本たち

2006-10-17 09:20:07 | 開き読み記録
すっかりにいにたちは、このシリーズにはまっています。
それは、
「やなぎむら」シリーズ。

やっぱり、どの作品もステキですね。

『サラダとまほうのおみせ』
オンライン書店ビーケーワン:サラダとまほうのおみせ

『ふわふわふとん』
オンライン書店ビーケーワン:ふわふわふとん


『ほたるホテル』
オンライン書店ビーケーワン:ほたるホテル

季節に合わせて読みたいと思っていましたが、
結局、他の作品もどんどん見たい!
という、にいにの欲求のまま、
図書館にあるものを次々と借りています。

そしてあわせて借りた
おりがみ本。

結果的には、ひとりでは折れなくて、手伝っていますが、
こんなものを作りました。

てんとう虫!
しかも、絵本にするてんとう虫の「トビハネさん」だそう。
マジックで、模様を描いていました。





植えました!

2006-10-15 14:01:53 | 趣味
今年の秋のチャレンジ!
と、昨年から計画していたことを実行できました。

それは、球根を植えること。
もちろん花を咲かせられたときが、
実際のチャレンジ成功!となるのですが。

ブログで出会った皆さんの
ステキなお花を画像で観て、
私もやりたい!と、思ったのがきっかけです。



左がチューリップ、
右がクロッカスです。

初めてでさっぱり。なのですが、
まずは、芽が出る日がたのしみ。

プランターの札は、
にいにに書かせたのですが・・・・。

どうみても私には、
チューリップが
「キュウリ」にしか見えません(>_<)



春が待ち遠しいです。(気が早いですね。)



『容疑者Xの献身』東野圭吾著

2006-10-13 09:43:20 | 読書
これもまた楽しみにしていた本がようやく読み終えました!

134回直木賞受賞作
『容疑者Xの献身』東野圭吾著

容疑者Xの献身
東野 圭吾著文芸春秋 (2005.8)通常24時間以内に発送します。


物理学者湯川(探偵ガリレオ)シリーズは

第一弾・『探偵ガリレオ』
オンライン書店ビーケーワン:探偵ガリレオ

第二弾・『予知夢』
オンライン書店ビーケーワン:予知夢

の2作品これまでにあるがどれも短編集だった。

今回は、長編!
いつも冷静で物理学者からの目で、事件の真相を見出す湯川。
その湯川の旧友容疑者石神との天才同士。

石神のトリックを湯川が見破る。
でも、その湯川の大事な友人を失いたくないという心の動きなど、
今までのシリーズには当然無い
天才同士の孤独という絆(?)みたいなのを
深く感じました。

トリックを湯川が暴くとき、鳥肌が立っちゃいました。

やっぱり東野氏はすごいです。

結末にようやく人間らしい石神の姿を見た気がし、
ほっとしたのでした。

3夜連続で!親子で楽しむ

2006-10-12 10:24:56 | 開き読み記録
この3夜、続けてリクエストされているのが、

『からすのパンやさん』加古里子作

からすのパンやさん
加古 里子絵と文偕成社 (1973.9)通常24時間以内に発送します。


私も小さい頃読んでもらいました!
という人、多いことでしょう。
私もその一人です。

でも、実は、私は、ストーリーを忘れていました。
私の覚えていたのは、
見開きのページいっぱいに描かれた
新しく作ったいろいろなパン。

きっと心ワクワクさせたこどもたちが
私だけでなく居たことでしょうね。

今回3夜も息子たちと読んで
改めて、こんなストーリーだったのか。と
思い出しました。

からすのこどもたちが

おもちちゃん
レモンちゃん
りんごちゃん
チョコちゃん

だなんて、いいですよね。
そして、

勘違いしてやってくるギャラリーたち。

その心理をうまく利用して
ひとつでも買ってもらおうと考えた
からすのお父さんの
白い風車の列。

どれもこれも息子たちは大喜び。

魅力いっぱいの絵本だなぁ。と
つくづく思うのでした。

ちなみにヨウは
ぶどうの形をしたパンに虜です。

一般的な干しぶどう入りのぶどうパンは、
苦手なくせに、
大好きなぶどうの形をしたパンには
心ウキウキしたヨウ(*^^)v

『リトル・バイ・リトル』島本理生著

2006-10-11 15:14:46 | 読書
『リトル・バイ・リトル』島本理生著

リトル・バイ・リトル
島本 理生著講談社 (2003.1)通常24時間以内に発送します。


1983年生まれの島本理生さん

私がこれまで読んできた本は、大抵年の上の方や同年代の作品が多かったので、
島本さんのを近々読みたいなぁ、思っていた。

ようやく読めた!

芥川賞候補にもなった作品。

2度離婚した母親と、父親の違う姉妹からなる家庭が舞台。

のんびりとした雰囲気の中で話は、
日常のことを淡々と描かれている。

そんな普通の流れの中にも(主人公の家庭環境は複雑かもしれないが)
暖かく、登場人物たちの優しさと愛を感じた。

あとがきで

 明るい小説にしようと、最初から最後までそれだけを考えていた。
 淡々と流れていく日々を照らす光を書きたかった。


と、書かれている。
まさにそのとおりだった。

他の作品も読みたいと思っている。

国旗の絵本のいろいろ

2006-10-10 10:37:30 | 絵本
国旗に興味津々のわがやのにいに。

私の知らない国はもちろん、全く私には興味の無い国旗を
次々に覚えていくのですから、
こどもってすごいです。
本当に真っ白の状態から塗られている。
という感じがします。

にいにに、買ってあげた国旗の絵本は、
コチラ↓

オンライン書店ビーケーワン:こっきのえほん

主な国(?どういう基準なのかが定かではない)が
とても見やすくあいうえお順に並んでいる。
大きく描かれた国旗の下に
その国の大体の位置が世界地図で示され、
国名、首都が書いてある。


「なんでこんな旗なの?」って
息子に聞かれて困るんだーと、
と、友人に話したら、
やはり、国旗に夢中だったご子息の絵本を
貸してくれた。
世の中、こういうことに興味を持つ子はたくさん居るものだ。

で、お借りした本がコチラ↓
『ジュニア世界の国旗図鑑』

オンライン書店ビーケーワン:ジュニア世界の国旗図鑑

小学生向けなのか、かなりうちにあるものと比べ
詳しいし、面白い。

地域別であいうえお順に描かれており、
国旗のほかに
その国の面積、人口、首都、主な言語が
書かれている。
そして、その国の旗の意味が書いてあるのが、
この本の特長であろう。

たとえば、フランスなら
「フランスの国旗は、フランス革命のときに、革命軍の
帽章の色からつくられ、
青・白・赤の3色旗は自由・平等・博愛を表す国旗として有名です。
(以下略)」

と、いった具合だ。後半は、どうしてこの順番なのかなどが
書かれています。
書いてあることは、年長のにいにには
難解なのですが、「旗には意味がある。」ということは
わかったようです。
読んでみると面白いです。


にいには、国旗を自分で書き写して楽しんでします。

それで気づいたのが、似たような旗が多いこと。
たて縞やよこ縞。
星の付いているもの。などなど
自分で分けてみては楽しんでいました。

そこで先日図書館でにいにと見つけてきた本です。

コチラ↓
『ものしり絵本国旗』
ものしり絵本国旗
ひらい ふみと作・絵 / 田中 義一監修PHP研究所 (2005.10)通常24時間以内に発送します。


コチラの本も、地域別のあいうえお順で書かれています。

国旗のほか、首都、面積(+日本と差)、人口が書いてあります。
そして、その国の民族衣装や動物などがイラストで
書かれています。
文字が比較的少なく、絵による情報が多いのが
にいに向きかもしれません。

そして、この本の特徴は、最後のページに
「国旗のデザインいろいろ」
というコーナーがあり、

「縦に3分割の国旗」
「赤一色の国旗」
などなど、にいにの興味があったことが
国旗別に並んでいます。

このコーナーが一番のにいにのお気に入りです。
このおかげで、さらに国旗を覚えられたようです。

こうしてみてみると、
国旗ひとつでいろいろな本が出ていることがわかります。
その興味を持った時期、国旗を通して何を知りたいかによって
本選びをしていくのも大切だなぁ。
と、思うのでした。

こんなに息子が夢中なのに、
私は、未だに覚えられません。
すっかり頭が固いです(>_<)

村上康成氏の絵が好き

2006-10-08 14:06:08 | 開き読み記録
昨晩、息子らに読んだ本です。

どちらも、ヨウのリクエストです。
そして、どちらも図書館でヨウが選んできた本。

『よーいどん!』
オンライン書店ビーケーワン:よーいどん!

『星空キャンプ』
オンライン書店ビーケーワン:星空キャンプ

私も村上氏の絵が好きですが、
ヨウも同じなのかなぁ。

なんともほんわかな絵で
暖かい気持ちになれます。

特に、『よーいどん』などのピーマン村シリーズの
園長先生のお顔が私は好きなんですよね。

キャンプの方のお話も
ミナとお父さん、お母さんの1週間の星空キャンプの
楽しかった様子が描かれています。
キャンプをしたことがない息子らには、
その楽しさを半分もわかっていないかもしれないけど。

『チーム・バチスタの栄光』

2006-10-07 23:33:10 | 読書
『チーム・バチスタの栄光』海堂尊著

チーム・バチスタの栄光
海堂 尊著
宝島社 (2006.2)
通常24時間以内に発送します。


図書館でようやく借りれました。
2006/4/15予約したので、かれこれ半年待ち。
待っただけあって、本当に興味深くあっという間に
読み終えました。

題名の

「バチスタ」とは、
拡張型心筋症という原因不明の難病がある。
根本治療は、心臓移植。
心臓移植の代替手術が「バチスタ」とう術式。
難易度きわめて高い手術だという。

図書館で本の予約をした矢先に

『医龍』(フジテレビ系のドラマへのURLコチラ
という、
やはりバチスタをテーマにしたドラマを
観ていたので、
その手術シーンを覚えているせいか、
読んでいる最中もかなりその知識が役に立った気がします。

さて、

*****************************

登場大学医学部付属病院の
不定愁訴外来担当の万年講師・田口公平と
厚生労働省の変人役人(?)・白鳥が、
心臓移植の権威・桐生が作った外科チームでの原因不明の
術中死の謎を追う。
これは、医療過誤か?それとも殺人か?

*****************************

第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。

海堂氏は、現役の医師。新人でこの作品です!

実は、『このミス』は知っていてもその受賞作は読んだことがなった。
ミステリーという分類のようだが、
読み終わってみると、犯人も裏切られることもなく、
想像通りなのだが、

登場人物の田口も白鳥も、そして、病院長高階、桐生などなど、
それぞれのキャラクターがとてもおもしろいし、

医療現場での医師の裏の心理などなど、いろいろな現実を知ることができ、
ミステリーとは、また違った分類のような気もする。

最後の会見の様子、院長などなど、終わり方もとても後味良く
終えられたのも好き。

先日発売された続編!
また、田口と白鳥のコンビが復活というのだから
もう楽しみで仕方ありません。

『ナイチンゲールの沈黙』
また読みたい本がひとつ増え、困っています。

オンライン書店ビーケーワン:ナイチンゲールの沈黙

最近のヨウのお気に入り絵本

2006-10-04 10:05:50 | 開き読み記録
にいには、今は、国旗ブーム真っ最中。

そんな中、ヨウも国旗はちらっ!とは見るが、
やっぱりよく意味がわからないらしく、
「にっぽんは、これ」
とはいうものの、それ以上は興味なし。

今、彼を虜にするのは、
『ありとすいか』の絵本。

ありとすいか
ありとすいか
posted with 簡単リンクくん at 2006.10. 4
たむら しげる作・絵ポプラ社 (2002.3)通常24時間以内に発送します。


『ありとすいか』
以前の記事コチラ

絵本カレンダーを貼っているが、
うちは、未だに7月なんです。

なぜかって、それは・・・・
ヨウのご指名なのです。

『ありとすいか』が載っているのです。
それを見ては、うっとり。

そして、
「図書館にいこう!」
言い、借りに行くのです。

たぶん、この絵本は只今、彼専用に近いです。

そして、何度も読まされ、うっとりし、笑う。
その繰り返しです。

まだ彼の中では、夏真っ盛りなのでしょうか。

先日『ありとすいか』と一緒に借りてきたのは、
たくさんありますが、

ヨウが選んだ中には、
『どーこだどこだ』
どーこだどこだ
カズコ G.ストーンさく童心社 (2006.9)通常24時間以内に発送します。


ひよこのピーちゃんの散歩。

「どーこだ、どこだ。」
と、探すのです。
かわいい足跡にうっとりなヨウ。

乳児用かなぁ。って、感じですが、
この手の、
かくれんぼ絵本は、こどもたちを虜にするようです。

カズコ・G・ストーンさんの描くひよこは、
毛並みが気持ち良さそうで、
撫でたくなります。

しばらく、この2冊が中心となりそうです。