バンザイ

本(絵本も)を中心に、息子たちとのくらしをつれづれなるままに。ウレシカッタコト、ハッケンを。

大事なお雛様

2006-06-26 09:58:53 | 読書
今日は、私の読書についてです。

あの予約までして当日に手にした
『ハリーポッターと謎のプリンス』は、

オンライン書店ビーケーワン:ハリー・ポッターと謎のプリンス

なんと、時間も無かったこともあるのですが、
あまりに、記憶を呼び戻すのに時間がかかったのと、
登場人物がカタカナだと苦手意識が働き、
ようやく1ヶ月を要しましたが、

読破しました!(遅い。。。。)

やっぱり毎度ながら、大変ワクワクドキドキ、
そして、今回は涙ありの
素晴らしい作品でした。

前作をまた読み返したいと思っているので、
その後にまたゆっくり書きたいと思っています。


さて、その後に読んだのは、

『りかさん』梨木香歩著

オンライン書店ビーケーワン:りかさん

以前から、気になっていた作家さんでしたが、
なかなか手にするきっかけがなかったひとりです。

この本は、どなたかのブログで知り、
どうしても。と、思いようやく先日手にしました。

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主人公のようこは、雛祭りに「リカちゃん人形」が欲しいと
おばあちゃんに言いました。

しかし、おばあちゃんから送られてきたのは、
真っ黒の髪の市松人形の「りかさん」でした。

おばあちゃんお手製の説明書やその他、りかさんをお世話する
道具つきです。

そして、お世話を始めて、いつしかりかさんと
お話が出来るようになり・・・・。

それぞれの人形の気持ちを知ると事となるのです。

「・・・・人形のほんとうの使命は生きている人間の、
強すぎる気持ちをとことん整理してあげることにある。」(本書抜粋)

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うちには、息子二人しかいませんが、
結婚するときに私の雛人形を持ってきました。

いろいろと理由があり、
7段飾りの大好きな雛人形たちも
年々縮小化され、
結婚するときには、

お雛様とお内裏様の二体のみとなってしまいました。

このことがとても気になっていました。

だから、もしこのりかさんがいたら、
この二体にお話を聞きたい。と、
つくづく思いました。


この本は、私が借りた図書館では、
こどもの図書室に置いてありました。

中身は、ルビも振ってあり、
小学生でも読めるようになっていますが、
大人が読んでも、
本当に面白いし、その世界に浸りました。

梨木ワールドをもっと堪能したいと思ったら、
この『りかさん』の関連本もあると知り、
ますます楽しみ。
探してこなくちゃ。

関連本
『からくりからくさ』
オンライン書店ビーケーワン:からくりからくさ

<梨木香歩さんプロフィール>
1995(平成7)年 『西の魔女が死んだ』で第28回日本児童文学者協会新人賞
第13回新美南吉文学賞、第44回小学館文学賞、
『裏庭』で第1回児童文学ファンタジー大賞を受賞。

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