▽血統徒然△

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東京ダービー前日オッズ、シーチャリオット1.1倍

2005年06月08日 | 地方競馬
7日、8日に大井競馬場で行われる東京ダービー(南関東G1・ダート2000m)の前日最終オッズが発表された。
単勝オッズは、前走の羽田盃(南関東G1)を単勝1.0倍の圧倒的1番人気で制したシーチャリオットが1.1倍で今回も圧倒的な1番人気に支持されている。単勝10倍以下はシーチャリオット1頭で、2番人気は羽田盃3着のマズルブラストで18.0倍、3番人気は羽田盃2着のメイプルエイトが19.8倍で続いている。


シーチャリオット 5代血統表

母系

母の父Bering プロフィール

東京ダービー馬柱

これだけ代々超一流の種牡馬が重ねあわされてきたサラブレッドも珍しいです。さて、ダートのディープインパクトに成れるのでしょうか?

かしわ記念、ストロングブラッドが優勝

2005年05月06日 | 地方競馬
netkeiba.com
5日、船橋競馬場で行われたかしわ記念(4歳上、交流G1・ダート1600m、1着賞金6000万円)は、中団待機から直線最内を突いた内田博幸騎手騎乗の5番人気ストロングブラッド(牡6、美浦・増沢末夫厩舎)が、外から追い込んだ4番人気タイムパラドックスを1馬身離し優勝。勝ちタイムは1分37秒9(良)。さらに2馬身差の3着には逃げた3番人気ナイキアディライトが入った。2番人気アドマイヤドンは4着、1番人気メイショウボーラーは5着に敗れた。

トウカイテイオー産駒が地方G1初制覇です。謎に勝つのはマイルばかり(^_^; アドマイヤドン・メイショウボーラーを降しての勝利は価値があります。この勢いで香港に行くマイネルソロモンにも頑張って欲しいですね。

ストロングブラッド

トーヨーリファール産駒重賞制覇

2005年05月06日 | 地方競馬
■かきつばた記念、ヨシノイチバンボシ快勝

3日、名古屋競馬場で行われたかきつばた記念(4歳上、交流G3・ダート1400m、1着賞金3000万円)は、吉田稔騎手騎乗の4番人気ヨシノイチバンボシ(牡4、愛知・錦見勇夫厩舎)が、好位追走から直線先に抜け出すと、馬群を割って追い込んだ2番人気ノボトゥルーをアタマ差抑え快勝した。勝ちタイムは1分27秒2(良)。さらにクビ差の3着には8番人気ハタノアドニスが入り、圧倒的1番人気(単勝130円)に推されたユートピアは4着に敗れた。

マイナー種牡馬しかもマンノウォー系種牡馬産駒が勝ったのはうれしいなぁ♪

ヨシノイチバンボシ

ヨン様の血統

2004年12月08日 | 地方競馬
ソース netkeiba.com
8日、大井競馬場で行われた2歳(ダート1400m、1着賞金180万円)に、ドラマ「冬のソナタ」の主演俳優ペ・ヨンジュンさん(32)の愛称「ヨン様」にちなんだ馬名のヨンサマ(牡2、大井・久保杉利明厩舎)が出走。鈴木啓之騎手騎乗の9番人気で、スタート直後から先頭に立ち道中マイペースで逃げたものの、直線失速し最下位14着に敗れた。勝ったのは御神本訓史騎手騎乗の5番人気ブラックベルト(牝2、大井・三坂盛雄厩舎)で、勝ちタイムは1分28秒8(良)。

ヨンサマ

スキップジャック出現以前でしたら、「バーカ、ノーザンダンサー三段掛けなんて走るわけ無いだろ(笑)」などと嘯けたわけですが・・・とはいえ、このような血統の馬が成功する確率はやっぱり低いような気がします。スキップジャックと比べると雑味の多い血統ですし。しかし、ホリエモンだのヨンサマだのDQNな馬名は勘弁して欲しいです。

「民間委託」という幻想

2004年11月22日 | 地方競馬
サラブnet 11/22

損益分岐点も示さず「参入したいから廃止撤回を」と言われても、県にすれば「何をかいわんや」だろう。

趣味の領域とは言え、ホリエモンの価格は調教済み2歳市場で560万円(税引き)。1億とは言わないが、3000万円出せば、もう少し気の利いた馬は手に入る。こんなところで、競馬に対する「本気度」を疑いたくなるのだ。


漠然と思っていたことを根拠を示してズバッと言ってくれることで、シンクロ率の高い野元記者ですが、今回もジャーナリストらしい切り口で問題の本質に切り込んでいます。

氏のいうとおりライブドアが「本気の覚悟なし」で参入表明したとしたら、酷い話です。溺れるものに縄を投げたように見せて実は蜘蛛の糸だったという結末では困ります。

ホリエモン 560万円

・ライブドアが笠松競馬参入を検討

2004年11月06日 | 地方競馬
ソース 名古屋テレビ

プロ野球への参入問題で話題になった「ライブドア」が、経営が悪化している岐阜県の笠松競馬への経営参加を検討していることが分かりました。

先日のエントリについて読まれて不快に感じた方が多かったようで、お詫び申し上げます。正直、自分ごときが書き殴った駄文にココまで反響が返ってくるとは驚くと共にビビリました(-_-;。(アクセスがバーンと跳ね上がっているし) 長らくネットをやっていると「ネガティヴな感情の吐露は必ずしっぺ返しを喰らう」というのは経験則で知っていたのですが、またやっちまいました。

実は一番書きたかったのは最後の段落ではなくて「ライブドアの申し入れを迷惑がっている高崎競馬場関係者」に対する不快感でした。日本の社会病理の一つである官僚・役人社会主義的な腐臭を感じたのは私だけでしょうか?

笠松競馬の関係者は「11月中にもライブドアの堀江社長と梶原岐阜県知事との会談を実現させたい」と話しています。

こっちは随分と好意的です。手遅れになる前に声がかかったことも大きいと思いますが、オグリキャップをアンカツを生んだ関係者の「笠松競馬への誇りと愛情」が短いニュースソースに感じられました。まぁ高崎競馬関係者の中にも当然「もうちょっと早く声をかけてくれれば」と内心忸怩たる思いの人たちもたくさんいたと思いますが・・・

利益が出ないなら潰れて当然

2004年11月04日 | 地方競馬
利益を出せない地方競馬が廃止になるのは当然だ。

国や地方の債務が凄いってみんな不安で怒っているんでしょ。ネズミ講同然の年金の仕組みにみんな怒っているのでしょ?日本医師会を始めとする既得権を擁護する団体をウザいと思っているんでしょ?二回も債権放棄を受けながら結局、産業再生機構逝きになったダイエーを冷笑しているんでしょ?

確かに、地方競馬の衰退は馬事文化の衰退になるかもしれない、馬産地に壊滅的な影響を与えるかもしれない。地方競馬関係者の職が失われるかもしれない。

しかし、利益が出ない団体を淘汰させることは資本主義社会の大原則だ。デフレ不況に入って以来、毎日のようにどこかでたくさんの企業が倒産している。参考 それなのに、税金で飯を食っているのに威張っている役人や、何度も債権放棄を受けていながら恥じらいも無くエラソーにしている大企業や、公的資金をもらっているのに相変わらず尊大なメガバンク等々、そいつらが日本の経済・社会を腐らせているのは周知の事実だ。

利益の出ない小汚い地方競馬場に税金突っ込むなんて基地外沙汰じゃ。馬事文化とか生産の裾野とか奇麗ごとなんか言うな。現に再雇用先の段取りができていた高崎競馬関係者なんてライブドアの申し入れを迷惑がっているじゃねぇか。

地方競馬存続の署名を集めている人たちは、利益の出る仕組みを考えてくれる民間企業を募ったり、自らが「こうすれば利益が出るはずだ」という主張して賛同者を増やす方向で行動しないとダメだろう。脊髄反射的に「廃止反対~」とシュプレヒコールをあげるのは「血税投入してもいいから存続させて」といっているのと同義でありカッコ悪いからやめたほうがいい。

年内廃止予定の高崎競馬 ライブドアが参入計画

2004年10月26日 | 地方競馬
ソース 産経
プロ野球への新規参入を申請したライブドア(本社・東京)が、年内で廃止の予定になっている群馬県・高崎競馬への経営参画を計画していることが二十五日、分かった。競馬法改正で来年一月から馬券販売事務などの民間委託が可能になるのを受けたもので、堀江貴文社長が来月十日、同県の小寺弘之知事と会い、廃止の撤回と競馬開催事務を受託する新組織の共同設立を申し入れる。同社は高崎競馬の再建が軌道に乗れば、他の地方競馬への経営参画も視野に入れるという。

非常に素晴らしいニュースです。

地方競馬の不振の主因は経営主体が地方自治体であるが故のマーケティングの稚拙さ、もしくはマーケティングの不在だと私は考えます。現時点においては、ライブドア参入はメリットばかりでデメリットが思いつきません。

確かに、ライブドアはパブリックイメージ以上にダーティーな会社だと思いますし、買収された会社の内部告発等を聞くと、尊敬できるような会社ではないと思います。

しかし、既得権の攻防のプロ野球参入問題よりずっと爽やかな感じがします。関係者の雇用が守られるし、馬産地からも感謝されることは間違いありません。高崎競馬なんて、遠方に暮らす中央競馬ファンにとって娯楽の対象になりえませんが、IT企業の戦略で、どこまで地方競馬の商品価値を高められるか、考えるだけでもワクワクします。

このニュースはウォッチしていきたいと思います。

安西美穂子 高知新聞から批判される

2004年10月14日 | 地方競馬
高知新聞 10月8日付コラム

ネットでいくらパッシングを受けようと、マスメディアは自分の味方だと思っていたフシのある安西氏にとって、実際に印刷されて世に出回る新聞紙上で批判されたのは想定外だったに違いない。ブームの立役者である地元紙から批判されては、もう安西氏の正義はどこにもないといってよい。安西氏は謝罪を求める文書を高知新聞に送ったらしいが、墓穴掘ってどーすんのよ(笑

ユートピア逃げ切り、ドン2着/南部杯

2004年10月11日 | 地方競馬
ソース(日刊スポーツ)

横山典弘騎手としては、代替開催の影響で東京開催の騎乗を断念して岩手に乗り込んだわけでして、結果オーライといったところ。アドマイヤドンがピークを過ぎたというよりユートピアが地力強化したと思いたいです。

ところで、微妙な問題ですが南部杯を蹴って府中で乗った蝦名騎手とあと一名(?)なんですが、倫理的に間違ったことなのかどうか微妙なところですね。横山典弘騎手も単に「勝算あり」と判断して岩手を選んだだけかもしれませんし・・・

ユートピア 5代血統表

地方に超大物出現 エスプリフェザントの血統

2004年10月08日 | 地方競馬
ソース
スパーキングナイター開催中の10月6日、爽やかな秋の夜風に包まれた川崎競馬場。この日のメイン競走は、第4回鎌倉記念(サラ系2歳、1500メートル、全日本2歳優駿Gトライアル)。

同レースは、デビュー戦で後続に大差(2秒7)をつけて圧勝し、断然の1番人気に支持されたエスプリフェザント(牡、父デュラブ、母ビュウティセシル、母の父ゴールデンフェザント、武井榮一厩舎)が、好スタートからスッと先頭に立つと、折り合いを欠くことなくハナをキープ。そして勝負どころの4コーナー過ぎ・・・。われわれは、衝撃的な光景を目にすることとなった。

鞍上の久保勇騎手が軽く気合を入れると、それに応えて加速を開始。同馬のアップを映し出していた中継カメラが、画面から引いてみると、なんと2番手以降の馬群は遥か後方で追走するのに精一杯。それを尻目に、同馬はほとんど「持ったまま」の状態で逃げ切り勝ち。2着との差は2秒6(13馬身)、走破タイムも1分34秒0と好時計をマーク。まさに「次元が違う」とでも言うべき、すさまじい「怪物」の誕生だ。

エスプリフェザント 5代血統表

特に非良血というわけでも良血というわけでもなく、配合的にも特に妙味はないです。「超」と書かれていますが、かなり期待含みのところが大きいような気がします。それでもデュラブは時々、鬼のように走る馬を出すので、今後に期待したいです。

ハルウララ騒動 馬主側の反論

2004年10月01日 | 地方競馬
安西美穂子氏

白井透氏 ハルウララ日記

安西氏の反論はそれなりに論理的で、読み手側の気持ちを逆なでしないように気遣った箇所もあります。それなりの処世術は、文筆で生き延びてきた人間のしたたかさでしょう。しかし、どう言いつくろうと、調教師との合意がないままウララを強制連行した事実は覆らないと思います。精緻に読むとつじつまの合わない点が多々あると感じるのですが、まぁ個人的にはどうでもイイです。

それよりも何よりも驚いたのは血統界の重鎮である白井透氏です。
ハッキリいって思いっきり電波です。
読んでいて目眩がしました。ウララを繁殖にあげる件に関しては、どちらかといえば私も賛成ですが、駄馬の有名馬に毎年、名種牡馬を種付けするって・・・種付け料誰が払うのよ?