▽血統徒然△

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東京優駿予想

2005年05月28日 | 馬券予想
◎ディープインパクト
○ブレーヴハート
▲シックスセンス
△アドマイヤジャパン

アクシデントがない限りディープインパクトが勝つでしょう。相手もサンデーサイレンス産駒でよろしいのではないでしょうか。買うのではなくて観るレースだなぁ。

POG本、サンデーサイレンス最後の年

2005年05月26日 | Weblog
POGの達人 完全攻略ガイド2005~2006年度版

光文社

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アフィリエイトの設定をしてみたのでテストもかねて・・・。自分が最初に競馬に興味をもったころと比べるとPOG関連本もたくさん出版されるようになって、メジャーになったなぁと感慨深いです。

この手の本はまずサンデーサイレンスの産駒をズラッと紹介するというつくり方で長年やってきたので、直仔がいなくなる来年以降はさぞかし本が作りにくいだろうなぁといらぬ心配(汗)。お約束になった「サンデー産駒有力馬の争奪戦」がなくなったら、POG関連市場も縮小しちゃうのかもしれません。

正統派の論客がたくさん参加しているので、お薦めするならこの本かな・・・ 吉沢譲治先生も参加している座談会は色々示唆に富む発言が多く勉強になりました。

今年の3歳馬の青毛はバブルだった

2005年05月24日 | 血統
青毛のシーザリオがG1を勝ったわけですが、ターゲットの全データを検索しても彼女以外のG1馬はいませんでした。そもそも青毛は数が少なく登録馬に占める割合は0.6%に過ぎないわけです。で、調べてびっくりしたのですが今年の3歳世代の青毛は超バブルでした。 今年の3歳馬の青毛はたったの43頭しかいないわけですが、シーザリオを筆頭に皐月賞2着のシックスセンス、東京スポーツ杯2歳Sのスムースバリトン、アーリントンカップを勝ったビッグプラネット、ファンタジーSを2着したモンローブロンドと青毛産駒大ブレイク!であります。ちなみに4歳世代の青毛の出世頭は障害馬ナムラリュージュ(こんな馬知らん)であります。

次年度のPOGの募集も間近ですが「青毛を狙ってみる」のも面白いかも・・・

オークス回顧 青毛!

2005年05月23日 | Weblog
あっさりとスペシャルウィーク産駒がG1を勝ちました。2着3着がサンデーサイレンスの直仔だから、この勝利は価値があります。SS系種牡馬としてはダンスインザダークにつぐ2頭目のG1サイアーとなりました。牝馬は第一号です♪ それにしても思うのですが、スペシャルウィーク産駒の初年度産駒の不甲斐なさはなんだったのかと・・・、準オープン馬すら一頭もいないんですよ。あと、母父マルゼンスキー種牡馬もG1初制覇ですね(多分)、さて次はニジンスキーの助力なしのG1サイアーがSS系に出るかどうかでしょう。

・・・青毛のG1制覇っていつ以来でしょうか?

シーザリオ 牝 3歳 2002年 青毛 (早来町)
スペシャルウィーク 1995年 黒鹿 (門別町) *サンデーサイレンス 1986年 青鹿 (米) Halo 1969年 (米) Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well 1975年 Understanding
Mountain Flower
キャンペンガール 1987年 鹿毛 (門別町) マルゼンスキー 1974年 鹿毛 (早来町) Nijinsky
*シル
レデイーシラオキ 1978年 鹿毛 (浦河町) セントクレスピン
ミスアシヤガワ
*キロフプリミエール 1990年 鹿毛 (英) Sadler's Wells 1981年 (米) Northern Dancer 1961年 (加) Nearctic
Natalma
Fairy Bridge 1975年 Bold Reason
Special
Querida 1975年 Habitat 1966年 Sir Gaylord
Little Hut
Principia 1970年 Le Fabuleux
Pia


オークス予想

2005年05月21日 | 馬券予想
◎ディアデラノビア
○エリモファイナル
▲レースパイロット
△シーザリオ

スペシャルウィーク産駒にいきなり頂点を極めるだけの血力があるかどうか・・・。

◎アルゼンチンの血を含むSSにアルゼンチン牝馬。極東の頂点にふさわしいロマン配合。
○母父ドクターデヴィアスは昨年に引き続き今年もということはあり得るなぁ。オペラシチーが目黒記念勝ったし、勢いがありそう。
▲偉大な兄に続け、SSと祖母父はアンチニックスだが嵌れば爆発力も。
△東京2400で強い母父Sadler's Wells、ということでやはり無視できない。

買い目はディアデラノビアから馬単3頭流しの予定。もう少し買い足すか・・・

オークス月曜展望 セカンドクロップ問題

2005年05月16日 | 血統
血統ファンとしての注目点はスペシャルウィーク産駒がG1を勝てるかどうか?でしょう。桜花賞は「母父サンデーサイレンスがG1勝てるかどうか」に注目していました。「無理じゃないか?」という予想はあっさりと覆されました。勢いあまってNHKマイルカップまで勝ってしまう有様で血統のジンクスは破れるときはあっさりとしたものです。で、オークスのシーザリオですが、父がG1未勝利のスペシャルウィークという点しか死角が無いようです。

サンデーサイレンス系の種牡馬は謎にセカンドクロップがよく走るとされています。フジキセキもスペシャルウィークもファーストクロップの不甲斐なさは記憶に新しいところです。一般的に、初年度産駒には目一杯の良血肌馬があてがわれる筈なのに、セカンドクロップのほうがよく走るというのは不思議です。SS系以外の種牡馬でも、エルコンドルパサーとかドクターデヴィアスも2世代目の方が走ったような・・・(憶測)

社台系種牡馬のファーストクロップの配合は、明らかに一定の(そしておそらく間違っているであろう)配合パターンが存在します。それは血を重ねすぎない配合ということです。TARGET死亡中につき続きは後日・・・

シーザリオ
母系

今年のダービー出走状況 雑感

2005年05月12日 | Weblog
◆第72回ダービー出走状況◆

今年のダービー出走権争いは、昨年と違って全然面白くないです。昨年はメイショウムネノリが交流重賞に出走するという荒業まで使って出走したのに、今年はこれといったドラマがないです。有力騎手の騎乗馬も錯綜することもなく、昨年の武兄様のように様々な要因の中で揺れ動くといった面白さもない。今年の牡馬クラシック戦線は、ディープインパクトが三冠を達成するかどうかだけが唯一にして最大の見所であることは既に確定のようです。マイルカップの結果から鑑みても、今年の三歳牡馬のレベルは低いことは間違いなく、ディープインパクトも勝つだけではなく圧勝しないと、名馬の勲章はもらえそうもなく萎えますね。

ヒシミラクルの引退が正式決定

2005年05月11日 | 競馬ニュース
スポニチ

G13勝馬ヒシミラクル(牡6=佐山)の引退が9日、決まった。同馬は天皇賞・春16着後に右前繋(けい)じん帯炎を再発していることが判明。栗東トレセン競走馬診療所の診断では、年齢的にも前回の故障時より完治までは時間が掛かりそう、とされており、オーナーサイドと佐山調教師で話し合った結果、正式に引退することになった。来春からは種牡馬入りする予定で現在、同馬のけい養先を調整している。今後は父サッカーボーイの後継種牡馬としてステイヤーの血を産駒に伝える仕事が待っている。

もう一度奇跡をみて見たかった人も多いはずですので、残念なニュースです。芦毛の人気馬は競馬に彩を与えますので寂しいなぁ。種牡馬入りするそうですが、前途多難かなと。ある程度の種牡馬成功の目安になる「ハイペリオンの血量」が決定的に少ないんですよ。芦毛のルートをたどると比較的浅い層にグレイソブリンがいます。それとナスルーラのラインブリード。オグリキャップを連想しちゃうんですよね。ですから、私の憶測で申し上げますと大失敗の可能性が高いリスキーな種牡馬かなぁと。活躍馬が出るとしたら、父サッカーボーイ内のノーザンテーストを強調するような、配合が目安になると思います。サクラバクシンオーの肌馬とかはどうでしょうか?

ヒシミラクル

母父ノーザンテースト

2005年05月09日 | 血統
この土日は「母系に入ったノーザンテースト」の凄さをあらためて実感しました。ちょうど素敵な表がnetkeiba.comにありましたのでご紹介します。

母の父ノーザンテースト系の活躍馬

いやはや凄まじいですね。17頭のG1馬を輩出し、83年産から01年産まで連続してすべてのクロップで重賞勝ち馬を出しているのですから。このBMSとしての凄まじさをみた後に種牡馬としての実績をみると・・・

種牡馬 賞金獲得ランク

マチカネタンホイザが1位ですか、代表産駒も初期に集中しており平地のG1馬は片手で数えるほどしかいませんね。BMSとしての華々しさに比べるとだいぶ見劣りするのは否めません。それでいてサイアーランキングの頂点に長らく君臨したのは、産駒がコンスタントに地道に走ったからでしょう。

間違いなくいえることは、伴性遺伝におけるG1級のX染色体をノーザンテーストは持っているということです。また重ねて味の出るハイペリオンの優良な遺伝子を保有していることも間違いありません。種牡馬として華やかさに欠けたのは社台の保有していた肌馬にハイペリオンが不足していたことも理由かもしれません。


ノーザンテースト

NHKマイルカップ回顧

2005年05月08日 | Weblog
牡尊牝卑の天罰かw、予想だけにしておいて良かったです。昨日のダービートライアルで母系のノーザンテーストの血の偉大さを再確認したばかりなのに、ラインクラフトを無視するとは・・・出走馬中、ノーザンテーストの血を持っているのは出遅れたコスモフォーチュン(アスワン経由)と祖母父のラインクラフトだけでしたから。

1着2着3着馬の父が全て鬼籍に入っているというのもイヤな感じですね。桜花賞は結構フロック感がある馬が着たりするので、ラインクラフトの持っていたG1勝ちの勲章を軽視しすぎました。
それにしても2着まで牝馬とは・・。牡馬のレベルが低いってことなのかなぁ。

ラインクラフト 牝 3歳 2002年 鹿毛 (早来町)
*エンドスウィープ 1991年 鹿毛 (米) Forty Niner 1985年 Mr. Prospector 1970年 (米) Raise a Native
Gold Digger
File 1976年 Tom Rolfe
Continue
Broom Dance 1979年 Dance Spell 1973年 (米) Northern Dancer
Obeah
Witching Hour 1960年 Thinking Cap
Enchanted Eve
マストビーラヴド 1993年 栗毛 (早来町) *サンデーサイレンス 1986年 青鹿 (米) Halo 1969年 (米) Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well 1975年 Understanding
Mountain Flower
ダイナシユート 1982年 栗毛 (早来町) *ノーザンテースト 1971年 栗毛 (加) Northern Dancer
Lady Victoria
シヤダイマイン 1973年 黒鹿 (白老町) *ヒツテイングアウエー
*フアンシミン
牝系

NHKマイルカップ予想

2005年05月07日 | 馬券予想
マイネルハーティー

萌えニックスのミスプロ系xパーソロン系、前走はお見事。母父ルドルフにG1を

ペールギュント

結局勝つのはSS産駒というのはありがちなのが最近のG1、ということでこの馬は外せません。

ビッグプラネット

皐月賞が残念な結果で姉と比べて株を落とした感がありますが、マイルなら大化けありかも。ブライアンズタイムxドクターデヴィアスというのは遺伝子プールとしてイイと思うので種牡馬になって欲しいなぁ。

アイルラヴァゲイン

綺麗な異代配合でエルコンドルパサー産駒はこういうタイプで大物を出して欲しいと思います。

買い目は4点ボックス。人気馬が多いので高配当は無理かな。

東西のトライアル ノーザンテーストの血のチカラ

2005年05月07日 | 血統
レース時に不覚にも寝てしまって東西のダービートライアルを観ることが出来なかったのです(-_-;
東西の1・2着馬の血統を見て二つ発見がありました。まず2着が東西でホワイトマズル産駒であったことです。地味な割には底力があって相変わらず侮れない種牡馬ですねぇ。昨年のイングランディーレ然り、ノーザンテーストの血を所持する肌馬と相性が宜しいようです。祖母父ぐらいが収まりがいいようですので、沢山いると思われるSSxNT牝馬に配合して欲しいですね。あと東西の1着馬も母系にノーザンテーストの名前がありました。まだまだ血の影響力は衰えてないようですね。

コメディアデラルテ 牡 3歳 2002年 鹿毛 (三石町)
*ホワイトマズル 1990年 鹿毛 (英) Dancing Brave 1983年 Lyphard 1969年 (米) Northern Dancer
Goofed
Navajo Princess 1974年 Drone
Olmec
Fair of the Furze 1982年 Ela - Mana - Mou 1976年 Pitcairn
Rose Bertin
Autocratic 1974年 Tyrant
Flight Table
ロングオペラ 1996年 栗毛 (三石町) *オペラハウス 1988年 鹿毛 (英) Sadler's Wells 1981年 (米) Northern Dancer
Fairy Bridge
Colorspin 1983年 High Top
Reprocolor
ノーザンミンクス 1981年 鹿毛 (白老町) *ノーザンテースト 1971年 栗毛 (加) Northern Dancer
Lady Victoria
シヤダイフライト 1973年 鹿毛 (千葉県) *ヒツテイングアウエー
*フオーワードフライト
京都新聞杯2着のコメディアデラルテです。ノーザンダンサー三段掛け♪牝系12号族、ノースフライトと同じですね。グッと遡ればグラスワンダーとも同じです。

かしわ記念、ストロングブラッドが優勝

2005年05月06日 | 地方競馬
netkeiba.com
5日、船橋競馬場で行われたかしわ記念(4歳上、交流G1・ダート1600m、1着賞金6000万円)は、中団待機から直線最内を突いた内田博幸騎手騎乗の5番人気ストロングブラッド(牡6、美浦・増沢末夫厩舎)が、外から追い込んだ4番人気タイムパラドックスを1馬身離し優勝。勝ちタイムは1分37秒9(良)。さらに2馬身差の3着には逃げた3番人気ナイキアディライトが入った。2番人気アドマイヤドンは4着、1番人気メイショウボーラーは5着に敗れた。

トウカイテイオー産駒が地方G1初制覇です。謎に勝つのはマイルばかり(^_^; アドマイヤドン・メイショウボーラーを降しての勝利は価値があります。この勢いで香港に行くマイネルソロモンにも頑張って欲しいですね。

ストロングブラッド