▽血統徒然△

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JRA シルバーチャームを購買

2004年10月31日 | 競馬ニュース
JRAの発表  血統と戦績

JRAは、現在、米国のスリーチムニーズファームで種牡馬として供用されているシルバーチャーム号(1994年生、10歳、米国産、父 シルバーバック、母 ボニーズポーカー)を購買いたしました。 同馬は現在、米国において輸出のための検査中で、日本へは本年の12月上旬に輸入される予定です。日本到着後は輸入検疫を受け、12月下旬に(社)日本軽種馬協会に寄贈し、同協会 静内種馬場に繁養される予定です。

この馬がケンタッキーダービーを勝ったときは「バックパッサー系が頂点に立つなんてアメリカ競馬は奥が深いなぁ」と感心したのを覚えています。

異系種牡馬を導入したことには一定の評価は出来ると思います。しかし、血統が古臭いなぁというのが正直なところです。私はIK支持者ではありませんが「酷い世代ズレは能力低下をもたらす」という考えは経験則である程度正しいと考えております。

-天皇賞(秋)予想-

2004年10月30日 | 馬券予想
◎マイソールサウンド
○ローエングリン
▲テレグノシス
△ナリタセンチュリー
×シルクフェイマス

◎マイソールサウンド

こんなスレが立つぐらいコアな競馬ファンに愛されている本田騎手が鞍上です。土曜日は準メインを8番人気で、スワンステークスを10番人気で勝ちました。しょっちゅう彼に痛い目に遭っているのに、マイネルソロモンから本田を買えなかった自分が悔しいです。馬場が湿ったときの本田騎手は実に上手い騎乗をします。レース前に良馬場が好走の条件といわれた馬を湿った馬場で勝たすことはお家芸です。

マイソールサウンドは、距離適性への疑念と府中で凡走を繰り返したことが最低人気の理由だと思いますが、実績を考えるとココまで人気を落とすような馬ではないはず。距離も2200mの京都記念を勝っており距離適性云々は的はずれだと思います。蛇足ながら、菊花賞がデルタブルースなので、次にマイソールサウンドが来るというのは、暗号馬券的になかなか面白いのではないかと(^^ゞ 今週のメモリアルレースは父のタマモクロスメモリアルだし・・・

○ローエングリン

G1、2着大魔神、横山典弘が鞍上ですから(というか根拠がそれだけ)買いです。春の天皇賞をイングランディーレの大逃げで勝っており、ローエングリンは逃げ馬。なんかに差されそうですが2着は有りでしょう。

▲テレグノシス

心情的には田島鞍上のナリタセンチュリーを上位に持ってきたいところですが、府中適性はこちらの方がかなり上だと考えました。力を出し切れば必ず馬券の対象になる馬です。

△ナリタセンチュリー

田島騎手を応援したいという心情的な馬券です。府中のトニービンとはよく言われますが、京都で好成績をあげるトニービンは特に府中が得意というわけではないと思います。ただ府中の2000mを勝つために必要なハイペリオンの血を豊富に持っており、勝つなら圧勝かも。

田島騎手応援FLASH(傑作)

×シルクフェイマス

懐が暖かいのと、どうにもこうにもこの馬は切れないので追加です。血の流れからいうと古馬G1では父サンデーサイレンスは消しなのですが、孫ならこれからが走り時ではないかと・・・。5連勝後に挑んだG1で2着3着とまだ底を見せきっていない状態です。休みを挟んで更に成長している可能性に期待したいです。

買う馬券は上記五頭の馬連ボックスです。2-7-10-11-12

アドマイヤベガ急死・・・

2004年10月29日 | 競馬ニュース
ソース netkeiba.com

29日早朝、99年日本ダービー(G1)を制したアドマイヤベガ(牡8、父サンデーサイレンス)が急死した。死因については解剖の結果待ちとなっている。

種牡馬の急死って最近やたらと多いですけど、なんか呪いでもかかっているのでしょうか。個人的には、アドマイヤベガがダービーを勝った年は、一番競馬から離れていた時期で思い入れは無いのですが、初年度産駒が絶好調だっただけに本当に惜しまれる夭折です。

交配数が多い種牡馬って寿命が短いような気がするのですが、気のせいかな。

アドマイヤベガ 1996-2004  ご冥福をお祈りします。

タップダンスシチー、有馬記念で引退

2004年10月29日 | 競馬ニュース
ソース サンスポ

凱旋門賞で17着に敗れ、現在は北海道・浦河の日進牧場で検疫中のタップダンスシチー(栗・佐々木晶、牡7)は、有馬記念(12月26日、中山、GI、芝2500メートル)を最後に引退する。12月1日に栗東に帰厩して、ラストランに備える。佐々木晶調教師は「時間は十分にあるので、遠征の疲れは抜けると思う。引退後については未定」と話している。

あれ、10歳まで現役とか言ってませんでしたっけ?種牡馬としての価値は有馬記念の結果次第で大きく変わるでしょうね。

天皇賞確定

2004年10月28日 | Weblog
第130回 天皇賞 JRA

フルゲート18頭に満たなかったのか。カメハメハがいない分、ブルーイレヴンに出走して欲しかったなぁ。なんか、ブルーイレヴンはマイルCSも回避して休養に入っちゃったらしいけど、なんかアリバイ作りのような感じがします。金子さんの目論見は「最大限上手くいくとカメハメハで天皇賞、ブルーイレヴンでマイルCSでG1,2勝」だったようですが、二兎追うものは一兎も得ずということになっちゃいましたね。

今回もサンデーサイレンスをごっそり切っちゃおうかな。横山典はまた2着かな。女傑2頭、どっちが先着するか? 今回も府中のトニービン爆発か?このところずっと天皇賞秋で馬券に絡んでいる外国産馬(今回はシェルゲーム)が今年も来るか? 叩き良化タイプのサッカーボーイ産駒のヒシミラクルがどの程度まで走れるか? 田島騎手がG1ジョッキーに成れるのか?等々見所一杯で楽しみです。

デルタブールス→マイソールサウンド という暗号馬券(?)も視野に入れてと♪

トウカイテイオーの孫が新馬勝ち

2004年10月27日 | 新馬
コスモラヴソング

トウカイテイオーの孫の中央初勝利です。トウルビヨン系と相性の良いミスプロ系とのニックスで、Mr. Prospectorの3x4となかなか香ばしい血統です。シンボリルドルフの曾孫初勝利でもあるのかな・・・2頭目でした サンキョウミシル(未勝利を一つ勝って園田へ逝きました)

サンデーサイレンスの曾孫は・・・ついでに調査♪

トラッドスキーム 2勝  ミラクルレイザー 1勝

2頭とも母父フジキセキのエルコンドルパサー産駒でした。



年内廃止予定の高崎競馬 ライブドアが参入計画

2004年10月26日 | 地方競馬
ソース 産経
プロ野球への新規参入を申請したライブドア(本社・東京)が、年内で廃止の予定になっている群馬県・高崎競馬への経営参画を計画していることが二十五日、分かった。競馬法改正で来年一月から馬券販売事務などの民間委託が可能になるのを受けたもので、堀江貴文社長が来月十日、同県の小寺弘之知事と会い、廃止の撤回と競馬開催事務を受託する新組織の共同設立を申し入れる。同社は高崎競馬の再建が軌道に乗れば、他の地方競馬への経営参画も視野に入れるという。

非常に素晴らしいニュースです。

地方競馬の不振の主因は経営主体が地方自治体であるが故のマーケティングの稚拙さ、もしくはマーケティングの不在だと私は考えます。現時点においては、ライブドア参入はメリットばかりでデメリットが思いつきません。

確かに、ライブドアはパブリックイメージ以上にダーティーな会社だと思いますし、買収された会社の内部告発等を聞くと、尊敬できるような会社ではないと思います。

しかし、既得権の攻防のプロ野球参入問題よりずっと爽やかな感じがします。関係者の雇用が守られるし、馬産地からも感謝されることは間違いありません。高崎競馬なんて、遠方に暮らす中央競馬ファンにとって娯楽の対象になりえませんが、IT企業の戦略で、どこまで地方競馬の商品価値を高められるか、考えるだけでもワクワクします。

このニュースはウォッチしていきたいと思います。

異色血統 Siphon産駒 ネオナート新馬勝ち

2004年10月25日 | 新馬
父Siphon 戦績 母Tunis

ブラジル産の名馬Siphon産駒のネオナートが、評判馬ピサノベガスを押さえて堂々の勝利です。父系がシカンブル系というのが凄すぎ。血統表も南米の国名で埋まっており地球の裏側で生産された馬の産駒が新馬勝ちって素敵ですね。母も国籍不明な血統で、こういう馬が種牡馬になってくれたらと早すぎる妄想(笑)

シンジケート21億円の価値

2004年10月25日 | Weblog
カメハメハ引退、総額21億円で種牡馬入り

天皇賞月曜展望を書こうと思ったのですけど、ちとカメハメハのシンジケート総額についてすっきりしない思いがあるので書きます。

史上最高額でシンジケートを組まれたらしいキングカメハメハですが、昨日の菊花賞で3億円分ぐらい今年のダービーの価値が暴落したのでは?と思ったです。(ハーツクライ7着・ハイアーゲーム11着) シンジケートの仕組み等は疎いのでよく分からないのですけど、ビジネスの論理が前面に出すぎて、少し(かなり?)嫌な感じがします。

昨日の菊花賞の結果を踏まえてシンジケート額を決めたのなら、21億円という金額は有り得なかったでしょうね。引退レースとなった神戸新聞杯2着馬のケイアイガードなんて16着だし・・・ 昨日のメモリアルレースがナリタブライアンメモリアルだったというのは、なんとも皮肉です。

-菊花賞予想-

2004年10月23日 | 馬券予想
◎ハーツクライ
○ホオキバウエーブ
▲ハイアーゲーム
△デルタブルース

「強い馬が勝つ」「長距離は騎手」等の格言が生きるレースなので、奇をてらった予想はしない。◎ハーツクライはG1ニックス&5代アウトクロスのサンデーサイレンス産駒。スタミナの裏付けからいえばハイアーゲームの方が更に上だが、予想される展開がこの馬の脚質にピッタリ。 ○ホオキパウェーブは母父がミスタープロスペクターなのが気になるが、ボトムも父も長距離指向、勝ちきるのは難しいかもしれないが鞍上がG1 2着王、横山典弘騎手なのでハイアーゲームより上に。▲ハイアーゲームは、菊花賞馬マンハッタンカフェと同ニックスで血統面の死角はない。△デルタブルースは、出走馬中一番スタミナ色の強い配合であり、血統ファンとして押さえておきたいところ。

コスモバルクは血統面からはハイペリオンのラインブリードぐらいしか強調する材料がない。五十嵐騎手も道営のトップジョッキーとはいえ淀の長距離は経験不足。仮にセントライト記念のような展開で押し切ってしまうなら、歴史的な名馬ということになろう。

天皇賞 鞍上争奪戦

2004年10月22日 | 競馬ニュース
ソース サンスポ
アンカツ、リンカーン
武豊はグルーヴ
ゼンノロブロイにペリエ
シェルゲームに岡部
ダンスインザムードにはルメール


アンカツはなんだかんだいって有力馬に乗るのですね。ダンスインザムードが大駆けするようだと武豊様の面目丸つぶれですな。グルーヴ vs ムードの対決も楽しめて一粒で二度美味しいな。

個人的には田島裕鞍上のナリタセンチュリーに頑張ってもらって、判官贔屓の大衆を喜ばせて欲しいものです。天覧レースで三流騎手が栄光をつかむぐらいのロマンが必要ですよ。ええ。

栄光の代償

2004年10月21日 | Weblog
まぁ誰しも思うよな

考えようによっちゃ、クロフネはJCDがラストラン、タニノギムレットは東京優駿がラストランだから、神戸新聞杯がラストラン(?)なら一歩前進かw。

一連の発言から、松国師の価値観は「血統価値を最大限に高める」という高尚なものであることは間違いないです。もちろん勝ち続ければ血統価値は更に上がり続けますが、クラシックの頂点に立つことと3歳にして古馬を撃破することの両立は難しいし、今回の故障はその難しさの表れだと思います。

好きこのんで馬を壊す調教師などいない。 なんか松国を罵倒したトラックバックがあったので反論しときます。

完全無欠な伯楽なんていないね

キングカメハメハ屈腱炎で長期離脱

2004年10月21日 | 競馬ニュース
ソース サンスポ

今年のダービー馬で、31日に東京競馬場で行われる天皇賞・秋の本命候補だったキングカメハメハ(3歳牡馬、栗東・松田国英厩舎舎)が右前脚の故障で、長期に戦列を離脱することが21日、明らかになった。

まぁ引退でしょうね。残念だけど松田国厩舎だから仕方ないかも。せっかく天皇陛下を迎えての天皇賞なのに、主役不在はやっぱり寂しい。