▽血統徒然△

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ダイタクの馬主が破産

2006年06月30日 | 競馬ニュース
ソース 帝国データバンク 大型破産情報

大拓(株)(資本金1000万円、大阪府寝屋川市香里北之町2-2、代表中村和子氏)は、5月11日に大阪地裁へ自己破産申請し、同月31日に同地裁より破産手続き開始決定を受けていたことが判明した。

やはり奥さんでは経営の荷が重かったかな。よく言えば豪腕、悪くいえば恫喝的な押しの強さで有名だったダイタクさん陥落です。馴染みのある冠号が無くなるのは寂しいですな。

ダイタクといえば「ミスナンバイチバン系」という稼げる牝系を押さえていたことが、馬主として栄華を味わえた一因でしょう。

血統好きの余談としては、このミスナンバイチバン系の活躍馬達のIK理論による評価が著しく悪くIKの粂っちは中村氏との確執で相当酷い目にあったらしい(あくまでも伝聞ですが)。ダイタクテイオーという馬はC評価なのに重賞を勝ったりして、イロイロ笑わせてくれたりして思い出深い一頭です。

ダイタクテイオー 牡 14歳父 9歳・母 15歳時産駒 1992年 鹿毛 (平取町)
 
ニツポーテイオー 1983年 鹿毛 (静内町) *リイフオー 1975年 黒鹿 (英) Lyphard 1969年 (米) Northern Dancer
Goofed
Klaizia 1965年 Sing Sing
Klainia
チヨダマサコ 1977年 鹿毛 (千葉県) ラバージヨン 1971年 栗毛 (米) Damascus
Evening Primrose
ミスオーハヤブサ 1973年 鹿毛 (千葉県) *パーソロン
ワールドハヤブサ
スタイルリバー 1977年 黒鹿 (浦河町) フアラモンド 1957年 黒鹿 (仏) Sicambre 1948年 Prince Bio
Sif
Rain 1946年 Fair Trial
Monsoon
ミスナンバイチバン 1959年 黒鹿 (新冠町) *ハロウエー 1940年 黒鹿 (英) Fairway
Rosy Legend
*スタイルパツチ 1950年 (米) Dogpatch
Style Leader


宝塚記念予想

2006年06月24日 | 馬券予想
グランプリだというのに全然世間では話題になっていないですな。出走メンバーも新鮮味が全然無いです。ディープがでなかったらレースに対するネガティヴな批判が巻き起こっていたかもしれないですね。

◎ディープインパクト

あっさりさっくり勝って、さっさと海外遠征に行ってください。

○リンカーン

はいはい、またまた2着が濃厚。

▲カンパニー

今年の宝塚記念に楽しみどころがあるとすれば、ずっとファンだったこの馬の大駆けぐらいかな・・

△ナリタセンチュリー

今年は地味な騎手に脚光が当たる年回りらしいので田島騎手の涙を見てみたいですね。そろそろトニービン産駒がG1に出るのも見納めでしょうし。頑張れ~

ジャングルポケットは種牡馬として成功するか?

2006年06月16日 | 血統
POGを昨日登録して気がついたのですが、ジャングルポケット産駒がファーストクロップを迎えるようです。2chのIKスレを覗いたら信者さんが失敗の太鼓判を押していたので、どうなのか残存知識で占ってみたいと思います。

基本的に私の種牡馬の失敗成功の見極めの基準は

1.直系の父が名種牡馬か?

2.ハイペリオンの濃度

3.血統に遊びがあるか


の三つで判断します。

1はどちらかというと消去法的な選び方で三流種牡馬から生まれた名馬が名種牡馬になった例は近年全くないからです。トニービンは名種牡馬ですからこれはクリアーですね。

2も血統ファンならあまり異論が出ないところだと思います。近年の三大種牡馬はすべて良質なハイペリオンの血が届いていたのが成功の主因だと思っています。母系が貧弱と時にいわれるサンデーサイレンスですが祖母Mountain Flowerには、しっかりとハイペリオンの3x4がはいっています。父のトニービンは近年導入された種牡馬の中でも一番期待値を大幅に上回った実績を残した種牡馬ですがHyperion 5 x 3 . 5 の血量が、ハイペリオンを濃厚に持つ母父ノーザンテーストと相性がよかったのが大きかったと思います。サッカーボーイ・サクラバクシンオーといった父内国産のG1サイアーもノーザーテーストを経由してのハイペリオンの血が濃いから成功したと考えています。ジャングルポケットの母父Nureyevはノーザンダンサー後継種牡馬の中でもハイペリオンの影響の強くでた馬で、それがトニービンとの美しいラインブリードを織りなしダービー馬になったと考えています。血量は4 . 6 . 6 x 6 . 6 . 7 . 7 . 7ですが、それよりもハイペリオンの遺伝子が届いているという点が大切かと思います。


3ですが、ボトムに主流血脈をもたないというのは笠センセが力説されたように、成功種牡馬で多く見つけられる配合形態です。

というわけで、私はジャングルポケットは種牡馬として成功すると考えています。祖母父ノーザンテースト牝馬ぐらいとの間に大物を出すことを期待しています。

ジャングルポケット 牡 8歳 父 15歳・母 8歳時産駒 1998年 鹿毛 (早来町)
*トニービン 1983年 鹿毛 (愛) Kampala 1976年 Kalamoun 1970年 Zeddaan
Khairunissa
State Pension 1967年 Only For Life
Lorelei
Severn Bridge 1965年 Hornbeam 1953年 (英) Hyperion
Thicket
Priddy Fair 1956年 Preciptic
Campanette
*ダンスチャーマー 1990年 黒鹿 (米) Nureyev 1977年 (米) Northern Dancer 1961年 (加) Nearctic
Natalma
Special 1969年 Forli
Thong
Skillful Joy 1979年 Nodouble 1965年 (米) Noholme
Abla-Jay
Skillful Miss 1974年 Daryl's Joy
Poliniss


2006 POG馬 決定~

2006年06月16日 | 新馬
安田記念のレースすら見なかった私ですが、POGは昨シーズンも大いに楽しめたので今年もエントリー♪

今年も全馬10分かけずに決めちゃいました。やっぱりサンデーサイレンス産駒がいなくなると難しいですなぁ。今年はBMSで適当に検索して目についたのを選びました。昨年は適当に選んでアドマイヤムーンを偶然指名したのですが、そう連続してラッキーなことはなさそうなので、何頭か勝ち上がって、一頭ぐらいがオープンにいってくれたらそれで満足です。