▽血統徒然△

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ジャパンカップ反省会

2009年11月30日 | 血統
三度目の挑戦でJCを勝ったウォッカは偉い馬だなぁとつくづく
武豊様が降ろされたウォッカを応援したくないなぁという
ギャンブルには相応しくない気持ちが買い目を曇らせてしまったなぁと。

オウケンブルースリはウォッカや絶好調だったとした場合のコンデュイット
が勝つようなレース展開ではこないと根拠無く思ったのだけど
このタイムでウォッカに2cm差なら、見下していてゴメンといったところ。

終わってみればタニノギムレット・ジャングルポケットという府中の2400で
強いレースをした馬の仔が勝ったわけで、特にこの絶対能力が問われる
選手権距離で遺伝の力は侮れないなぁと月並みな感想。

トニービン産駒は府中の2400は絶対的な強さを誇った種牡馬で、ジャンポケが
勝ったJCは払戻金額では私の生涯ランキングでも上位に入るし、それだけに
父の血がジャングルポケットにも忠実に届いているなぁと
何となく父は父、と思っていたのだけど認識を改めないとね。

トニービン系といえばサンデー系と比較すると後継種牡馬の持ち駒が全然
少ないのに秋のG1戦線ではカンパニー・クイーンスプマンテ・二着だけど
オウケンブルースリと大活躍している。この勢いは種牡馬入りするカンパニー
には、大きな追い風となるのは間違いないだろう。

ウォッカの血統について思うところは、また日を改めて書きます。

ジャパンカップ予想

2009年11月28日 | 馬券予想
非常に難解なレース、競走馬の実力が真に試される距離とコースだから
例えば10年後にも名前が競馬史に残っている馬を選ぶべきかと。

◎コンデュイット

強行軍の影響が危惧されるが、だからこそこの馬の戦歴に敬意を払うべき。
東京2400の母父サドラーズウェルズといえばフサイチコンコルドを思い出すが
なんと牝系が同じである。底力で日本馬をねじ伏せるシーンを妄想している。

○エイシンデピュティ

リーチザクラウンが妙に人気しているが、逃げ馬を買うならこっちの方が
妙味があるだろう。早熟っぽい血統だが古馬になってから強くなった馬
叩き三走目だし、ここは狙いたい。忘れている人が多いがグランプリホース。

▲スクリーンヒーロー

ダイナアクトレスの孫、カンパニーの活躍で再び注目を浴びている
ノーザンテーストの血の力を信じたい。前日オッズで見る限りちょっと単勝を
買っておきたいぐらい人気がない。

△ウォッカ

歴史的名牝に敬意を示して馬券は押さえておきたい。
この馬ほど血統表を見てもピンとこない名馬も珍しいのだけれども・・・

JC 競馬ブック寸評は「波乱含み」

2009年11月27日 | Weblog
再び競馬ブックを買うようになりました。450円て高いなぁと思います。
先週Winsに行ったら一昔前と比べて競馬ブックを持っている人が激減して
みんなスポーツ新聞の競馬欄を使用していました。

最盛期の関西の競馬ブックの占有率はそりゃ凄いもので
上京したとき東京の人は多種多様な新聞を読んでいて驚いたものでした。
逆に関東の人が当時関西に来たら、競馬ブックだらけで異様に見えただろうなぁ・・

競馬ブックの楽しみの一つに右上の寸評があります。
寸評自体は他紙でもやっていますけど、競馬ブックのは長年見ていたせいか
トラックマンの本音が一言で書かれているようで面白いです。

JCの寸評は「波乱含み」これは端的に言うと「予想に自信がない」という意味です。
まぁ昨年の勝者とはいえスクリーンヒーローが本命ですからねぇ。

競馬ブックは「本命」党の党首みたいなもので、ブックの本命が一番人気
になることが非常に多いです。

しかし、今年はどうでしょうかねぇ。ウォッカの方が最終人気は上になるような
気もしますし・・・

JCは圧倒的に差し有利のレースらしく、最適距離ではないとはいえ
ダービーを勝った府中の2400なら三度目の正直はありそうかな・・・

二週続けて逃げ馬が馬券に絡んだことで人気しそうなリーチザクラウンも気になります。
ロジユニヴァースの馬券を買う予定だった自分としては気になるところではありますが・・・

いかん、血統徒然なのに血統のこと全然書いていないです(^_^;
正直、特に萌える血統の馬がいないからでしょうか、つくづくロジユニヴァースが残念です。

ジャパンカップ展望

2009年11月25日 | 血統
ここ10年で招待馬は二勝八敗で今年も日本馬が有利かと思えば
どうも不動の一番人気はいないみたいである。

ウォッカは三歳時四着、四歳時三着なので、今年は二着かともいいたいが
能力でこなすもののダービーを勝ったとはいえ、府中の2400はマイルほどの
適性はないと考える方が良かろう。鞍上が武豊からルメールになるのは
プラスか・・・

応援したいのは関東馬だが血統が大好きなロジユニヴァース
皐月賞を度外視するとまだ底を見せたとは思えず斤量55kgも魅力
母の父が今年の欧州代表馬と同じというのも不気味である。
鞍上がノリノリの横山典なのも魅力。

招待馬ではコンデュイットが頭二つぐらい抜き出た実力馬である。
血統表にウォッカと同じクリスタルパレスが記されているのが興味深い
父系が偏っている中でミルリーフ系というのは悪くない。
久々に海外馬の底力を見られそうだ。


カンパニーは種牡馬として成功するか

2009年11月24日 | 血統
8歳まで頑張ってG1二勝をお土産に社台でスタッドインです。

種牡馬として成功するかどうかは微妙なところでして、
カンパニーは結局ミラクルアドマイヤの乾坤一擲的名馬でして、
こういう種牡馬はよく失敗するのですよね。

社台はサンデー肌馬の種牡馬に持ち玉が少ないことが
悩みなんでしょうね。ジャングルポケット的な立ち位置の種牡馬が欲しいのは
間違いないでしょう。

カンパニーがジャンポケの劣化版になるのか
あっと驚く成功をするかはわかりませんが、需要は多そうですね。

あと段々増えてきたSS系の孫の肌馬の相手としてはよりベターかと
スペシャルウィークやダンスインザダークの肌馬とは相性が良さそうです。

セールスポイントは種牡馬の母父として実績があるノーザンテーストの血でしょう。
新馬戦を勝ちきる早熟性と古馬になって成長する二段出力が望めるので
その特徴を産駒にぜひ伝えて欲しいです。

再開します。

2009年11月22日 | Weblog
ほぼ2年になりますけど、筆者の趣味の王座に競馬が返り咲きましたので
このブログを再開することになりました。

一度リセットしたかのごとく脳内血統表はスカスカですが
リハビリを超えて、このブログの過去の栄光に近づきたいと思います。

よろしくお願い申し上げます。