▽血統徒然△

ポストカード印刷

帝王賞

2004年06月30日 | 地方競馬
30日、大井競馬場で行われる第26回帝王賞(交流G1・ダート2000m、1着賞金8000万円)の、前日最終オッズは下記の通り。7枠8番のコアレスハンターが疾病のため出走を取り消したため、同レースは10頭立てで行われる予定。発走は30日20時15分。

第27回帝王賞

JRA勢が圧倒するか、ナイキアディライトがどこまで奮闘するかが見所でしょう。ドバイ帰りのアドマイヤドンが本来の力を発揮できるかどうかも注目点です。

気になった地方所属馬 サンデーバニヤン 

シルクフェイマスと同様の多重クロス内包馬です。ここ5戦で4勝2着1回と立派な成績で大一番に臨みます。しかし、今年に入ってマベサン産駒の活躍が妙に目に付きます。今まで雌伏していたのが不思議な感じです。

このレース、馬券が買えるなら好きなアンドゥオールから買いたいなぁ。

武豊批判は間違っている

2004年06月30日 | Weblog
一連の競馬ブック騒動で大方の意見は「成績不振の武豊が精神的に不安定になって競馬ブックの瑣末な短評にらしからぬ態度を示した。武豊も大人気ないが、平謝りした競馬ブックはジャーナリズム的にもっと情けない」といった感じだ。

表出している事実は

・騎乗振りを「不可解」と暗に批判した記事の存在
・コメントを拒否した事実
・競馬ブックが謝罪文を掲載した事実

この三つだけである。この三つの事実から考えるべき点は

・主観的な記述である「不可解」という記述の是非
・コメント拒否は倫理的に正しいか否か
・謝罪文で事態を収拾させようとする競馬ブックの姿勢は正しいか否か

について論じ合うべきだと思うのだが、
ずいぶんと次元の低い人格批判ばかりでウンザリする。

たかだか重賞17連敗程度で情緒的に不安定になって、気に食わない短評にブチ切れたのだろうか? そんなに彼は底の浅い人間か? 不本意な事を書かれたら抗議をするのはプロとして当然のことではないのか。抗議に対して競馬ブックの対応がお粗末だった可能性は無いのか? 彼のこれまでの言動から考えるに、今回のコメント拒否はそういうプロセスの帰結で生じたものと考えるほうが自然ではないか。子供の喧嘩の論理で、今回の騒動を嬉々として批判している輩の社会性の無さを強く感じるのだが、どうよ?

北京龍頭牧場のサイト

2004年06月29日 | 海外競馬
北京龍頭牧場
北海グループが、中国でサラブレッド事業を立ち上げたのを知っている人も多いと思います。webサイトを見つけたのでご報告します。メジロアルダン産駒やスリルショー産駒等、見ていてワクワクしますね。中国経済が肥大化していく現状を見ると、実にビジネスとして頭良さそうな感じがします。

写真の馬 ホッカイルソー x シンコウグレース

タップダンスシチーは中島理論的に凄いらしい

2004年06月29日 | 血統
かむろわん様の分析表

祖先に0の遺伝の対象馬が多く、しかもリボー系ということで統領性も充分ということです。彼が勝つときはサンデーサイレンスの直仔が連対しないというジンクスがありますが、この辺りも統領性と関係ありかと思います。現役最強馬がリボー系というのは痛快ではありませんか♪

[ダビスタ] 遂に白毛生まれる

2004年06月29日 | Weblog
すいません、白状しますと、まだダビスタやっていたんです。何も考えずだらだらと・・・。

種付け以外は全部自動進行なんだけど、時々、強い馬が絶妙のタイミングで生まれて止められそうで止められなかったんです。

キリがないので本当に止めようと思ったら白毛が生まれました。しかもサドラー肌にキングマンボという良血です。母がサドラー産駒の割に底力がない下級馬だったのが気になりますが、せっかく生まれたので他馬を全部引退させ調教も念入りにして、こいつを種牡馬にしてみたいです。種牡馬が白毛だったら産駒も白くなるのだろうか、興味津々です。

祖母ロマンシングストーン、母ロマンシングルビーということで、毛色にちなんでロマンシングパールと名付けるつもりです。牡馬にしたら軟弱な名前かなぁ。まだ当歳なのでデビューは明日以降になりそうです。

武豊様 競馬ブックと冷戦中

2004年06月28日 | Weblog
2ch

短評に激怒して冷戦中だそうだ。確かにブックにコメントが一言もないな。競馬ブックは権威には弱いので、すかさず謝罪文か。武豊は政治力を駆使するしたたかな部分もあるからな。これぐらいの狡猾さが無いと一流には成れないのでしょうね。

月曜展望 ラジオたんぱ賞(GⅢ)

2004年06月28日 | Weblog
萌え馬が二頭登録、カンパニーはおいといて、ハットトリックをピックアップします。馬名から最初は「サッカーボーイ産駒か」と思ったのですが、サンデーサイレンス産駒でした。

ハットトリック

馬体が私好みなのと、母の血統がいいです。主流血脈が入っておらず、全体的に渋さを感じます。サンデーサイレンスの母父がリボー系っていうのも素敵じゃないですか。母父ロストコードはリボー系xドミノ系と渋すぎ。牝系は1号族で祖母父ダマスカスは米国年度代表馬でテディ系xトウルビヨン系と萌え萌え。

前走の牡丹賞のラスト3ハロンが32.9という恐るべき鬼脚。週末が楽しみだ。

宝塚記念復習

2004年06月27日 | Weblog
タップダンスシチーは本当に強いということでよろしいかと。横山典の途中でペースを落とす逃げ作戦は通用せず、強い馬が強いレースをしたということかな。シルクフェイマスは阪神実績がないのと展開不安で切ったが、単に阪神で走る機会がなかっただけで、父の血を考えると軽視は失敗に終わった。シルクフィエイマス以外はそう予想と違った結果にはならなかった。ロブロイはちょっと情けなかったか。


[新馬] 今日の勝ち馬(6/27)

2004年06月27日 | 新馬
函館 シャドウネイル

ラフィアンvs山内厩舎の早仕上げ対決ですかw ラムタラ産駒もこういう使われ方するようになったんですね。近親にサクラチトセオー・サクラキャンドル兄妹等。

福島 コスモジェントル

ええ、岡田総帥凄いですね。父トーヨーシアトルは東京大賞典がちが勲章か、ダートの準A級馬といった感じですが、さすが流行の父系だけあって快勝です。同じトーヨーならリファールのほうに頑張って欲しいのですが。母はシンボリ放出系(笑)

阪神 ベストマインド

これも山内厩舎。兄にラントゥザフリーズ(父ブライアンズタイム)がいる。母系は地味で母ソロシンガーが代表産駒かも。配合に仕掛けがあり、結構萌える血統。これはIKでは評価がよさそう。1秒差の圧勝であり、重賞候補。

実は好調 武豊様

2004年06月26日 | Weblog
おふぃしゃるにっき
1レースのナイススマートワン、3レースのジョイフルハートで2勝を上積みして、今年のJRAでの勝ち星が区切りの100に到達しました。これは昨年の7月5日を更新する最速記録だそうです。

何となく不調な雰囲気を醸し出していますが、実は絶好調な武豊様です(・∀・) 函館でも岡部様がメインを勝ちましたし、やっぱりスタージョッキーが華やいでこそ競馬って感じもします。明日はリンカーンだな♪

宝塚記念予想

2004年06月26日 | Weblog
◎リンカーン
○ゼンノロブロイ
▲タップダンスシチー

ローエングリンの緩急のない逃げで折り合いに不安が生じにくそうなリンカーンに妙味がある。このレースの性格上、ゼンノロブロイも無視できないが天皇賞で目一杯に仕上げて、余力があるからココといった感じで、クリスエスの件もあるし藤沢厩舎の宝塚記念は信頼しにくい。鞍上もG1では無類の勝負弱さを誇る田中騎手ですし(笑)

中二週ということで消耗の激しそうなレースだった安田記念組は軽視。シルクフェイマスは展開が不向きなので軽視。妙味のあるリンカーンの単勝を馬券の中心に。

[新馬]速報 6/26

2004年06月26日 | 新馬
セイウンシンジュ

外国産馬とはいえかなり地味な血統。父Sword Dancerは良血だが種牡馬引退済みだし競争成績も地味。母系はさらに古色蒼然とした血統で謎の多い外国産馬。とはいえ新馬戦を制したのも事実。

マスカットワイン

スピードワールド産駒。なにげに凄くないですかスピードワールドは、産駒が新馬を勝ちまくっているようですが。ウッドマンの早熟色の強さに磨きがかかったのでしょうか。母父Desert Wineは84年に米G1をハリウッドゴールッドカップH、ストラブS(当時)と2勝し83年にもケンタッキーダービーとプリークネスS共に2着など。

エイシンニュートン

父Awesome Againはスキップアウェイ・シルバーチャームと同期で3歳時は無敗の強さを誇りBCを制している。半弟に米国2歳チャンプのマッチョウノもいる良血。母父リローンチはインテント系の大種牡馬。ダートの新馬戦を快勝するにふさわしい萌える血統。この馬は永く活躍しそうだ。

BMSとしてのSSはやばくないですか?

2004年06月25日 | 血統
キルトクールブログさんから恐縮するようなトラックバックをいただきましたです。萌えるのと血統を分析するのは似て非なるものなんで、私には不適ですが(汗)

といいつつ、せっかくですので

オレンジアロマ

萌えるか萌えないかといえば全く萌えないのです。なぜかと自問するに、母父サンデーサイレンスで父がノーザンダンサー系の馬を思いつけないのが一つと、ノーザンダンサー系とノーザンダンサー系でサンデーサイレンスをサンドイッチにした馬に良い印象が無いからです。

いちおうサンデーサイレンスxノーザンテースト牝馬の産駒で検索をかけたところ、稼いでいる順でいくと、ぶっちぎりでプリサイスマシーンで、次がシャドウスケイプですか

3位にこの馬がいました。ディープカレント 1000万条件馬ですか。今のところ、このニックスの実績は少ないようです。

母の父としてのサンデーサイレンスが優秀かどうか見極めるのは時期尚早な感じはありますが、そろそろ「予想外に悪いな」という意見が出てきそうな予感はあります。トニービンとブライアンズタイムは、母の父として既にG1馬を出していますから・・・。

サンデーサイレンスの母系がアメリカのB級血脈というのは、知っている人も多いと思います。それが故にサンデーサイレンスは日本に来れたとい事実もあるわけですが、母系の貧弱さは種牡馬としては問題にならなくても、母父としては問題が出てくる場合があるわけです。この辺りはXラインとかそういう辺りで遺伝学的にも説明できます。

トニービンとかに比べると(三冠牝馬を出しているとはいうものの)全体的には活躍馬は牡馬に偏っているのも事実ですし、時期尚早とは思いますが、母父としてトニービンより優秀な成績を残せる可能性は現時点でもかなり低いのではと思われます。

結構深い問題ですので、また機会があれば根を詰めて考察したいと思います.