▽血統徒然△

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今年のPOG経過報告

2005年12月27日 | Weblog
アドマイヤムーンが稼いでくれました。ラジオたんぱ賞が1着なら3桁順位も可能でしたね。なんだかんだでPOGは長くやっていますが、当たりが出るのはまずニックスで選んだときですね。種牡馬だけでよさげなのを選んだときは外れることが多いです。ニルヴァーナの巻き返しがあればさらに来年楽しめそうです。

有馬記念予想

2005年12月23日 | 馬券予想
有馬記念 出馬表

◎ディープインパクト

今年は3冠馬がいてよかったなぁ。この馬がいなかったら競馬人気の凋落に拍車がかかった年になっていたでしょうね。祖母父が渋くて好みです。

○デルタブルース

一角崩しがあるとしたらペリエ騎乗の菊花賞馬のこの馬かな。

▲ハーツクライ

東京向きだけど、またタップダンスシチーがブイブイぶっ飛ばすようなら中山でも末脚が生きる可能性があるかも。

△マイソールサウンド

空気の読めない騎手と馬、ダイユウサクを演じるとしたらこの馬じゃないでしょうか。

×タップダンスシチー

全馬がディープを意識している中、すいすいハイラップを刻みながら逃げて勝っちゃうってシチュエーションは大いにあり得るかと。

【ついでに今年の解雇じゃなくて回顧】

昨年はこのブログを始めたおかげで競馬熱が再燃しましたけど、今年は再びクールダウンしちゃいました。3冠馬がでたといってもSSの良血馬じゃ血が騒がないですね。日本の競馬は血統だけでなく全ての面で臨界点が近いぐらいにレベルアップして、もはや非良血や3流厩舎から傑出馬が極めて出にくくなりました。要は競馬の世界でも勝ち組と負け組がはっきりしてしまったということですね。庶民が夢を託せる馬がいないとねぇ。SSの直仔が今年で最後ですので、ちょっとは構造が変化するかもしれませんが、スタリオンにもSS系種牡馬が溢れかえっているようじゃ、萎えますね。ミホノブルボンやメジロマックイーンが君臨した時代が懐かしいといったら、年寄り扱いされるかなw

ダートの新星フラムドパシオン

2005年12月20日 | 血統
プラムドパシオン

どうも乾いたダートで尋常ならざるタイムをたたき出したことで話題になっているようです。それにしてもまた角居勝彦厩舎の馬ですか、勢いに乗って手が付けられませんね。母はエアグルーヴの愚妹ですが、とんでもない産駒を送り出したようです。クロフネは種牡馬としても順風満帆ですね。

二人はテイエムプリキュア

2005年12月04日 | Weblog
阪神JFでテイエムプリキュアを買う奴は競馬をやめろ

久々に登場、悲惨な1さんですw 写真は生まれて初めて馬券を買ったアキバ系の人がアップしたものです(笑)ゴール板前ではオヤジたちが「プリキュアー プリキュアー!!」と絶叫されていたようです。

テイエムプリキュア

セリで250万円だったそうですが、まぁそんな値段しかつきようのない血統ですね。しかし、竹園オーナーも大挙デビューさせたオペ産駒が不振で、こんな馬がG1勝っちゃうのですから、さぞかし複雑な気分でしょうね。

竹園オーナーの言葉
失礼しました。自信の一頭だったみたいです。馬名は娘さんが好きだからという理由で付けたそうです。

ふたりはプリキュア 1

ポニーキャニオン

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結局三頭いた無敗馬のワンツースリーだったのね

阪神ジュベナイルF予想

2005年12月04日 | 馬券予想
◎アルーリングボイス

SS系以外では最先端血流であるDeputy MinisterとEnd Sweepの両方を内包する素敵な血統構成。馬体も最高♪

○コイウタ

フジキセキxドクターデヴィアス配合は萌え萌えです。懲りずに横典のG1、2着を狙います。 最内枠はちょっと可哀相かも(外枠よりはマシか)

▲ブラックチーター

前走は出遅れて走る気にならず。血統的に巻き返しは必死。馬券的に美味しいのはこの馬でしょう。

△フサイチパンドラ

セリで高く売れるのに期待ほど走らないロッタレースの6番仔。ついに当たりが出たのかも。アルーリングボイスに勝てるとしたらこの馬じゃないかなぁ。

×シークレットコード

フサイチペガサスにリボー系のニックスは萌えます。押さえておきたい馬。

買い目はアルーリングボイス1着軸の馬単4点

血統関連の良書紹介(再掲)

2005年12月03日 | 血統
自分の反省を込めて申し上げると、間違った血統観を植え付けられるような悪書を最初に読んでしまうと、それを矯正するのは大変です。基本的に人間は見たいものしか見えないし、理解したいものしか理解できないのです。ですから根拠があいまいだったり、遺伝の法則から演繹できない紛い物の理論から入っては視野が狭くなってしまいます。血統に知的好奇心を抱いた人は是非、下記の本から入門していただきたいと切に願います。

血統の森への招待状

競馬通信社

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競馬通信社の雑誌に8年かけて書いた原稿を纏め上げた労作。バリバリの理系の人なので妄想喚起力は少ないですが、曖昧なこと、根拠が無いことは一切書かれておらず歪んだ血統観を持たないための入門書としてはお薦めです。

競馬の血統学―サラブレッドの進化と限界

日本放送出版協会

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馬事文化賞受賞作。読みやすく血統ロマンを強く感じさせる一冊です。長らく大量の血統表と対峙してきた著者が父系の興亡を史実に基づいてわかり易く解き明かしてくれます。IK信者からは「間違いだらけの血統本」という烙印を押されていますが、どこがどう間違っているのか論理的に説明してくれた人は皆無です(笑)

競馬の血統学〈PART2〉母のちから

日本放送出版協会

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上記の本の続編です。父系について述べた前著と対をなす形で母系について学ぶことが出来ます。特に第5章の「母の事情 牧場という生産現場」は、現場の声をよく知っている著者だからこそ書けた必読のテキストです。母系について知ることは血統をさらに楽しむためのポイントですので、入門書としてどうぞ!

血統基礎講座

競馬通信社

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基礎講座という書名ですが、血統表に親しみの無い人には意外と敷居が高い本かもしれません。サラブレッドの資質の源泉とも言えるキーホースに焦点を当てた明快で読了すると血統表を見る力が確実に高まる本です。

名馬の生産―世界の名生産者とその方式

サラブレッド血統センター

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これは定番中の定番で馬産にかかわる人の本棚には必ず鎮座している本です。欧米の名生産者の軌跡を史実に忠実に網羅しています。名生産者たちがどのような配合哲学を持っていたかよく理解できます。多くの血統本のネタ本としても有名。一時期入手不可能でしたが、増刷がかかって現在は容易に入手できるようです。(現在はマーケットプレイスのみ購入可のようです)

概説馬学

新日本教育図書

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凄い本らしいですが、これは敷居が高い本ですね。自分は持っていないですけど、血統に限らず馬学を網羅的に学びたい人には座右の書となるだけの内容のある本だそうです。

ここまで先にやられたら orz・・・・

2005年12月01日 | Weblog
血統好きなら言及したくなる皇室がらみの話ですが、敬愛する殿下に先を越されてしまった・・・

殿下執務室 人間の配合を読みながら、皇位継承をつらつらと。

こういう文章を読むと「教養の差」を涙が出るほど感じますね。私レベルでは女系天皇を認めると延々と繋がってきたY染色体が・・・、いやだぁぁぁぁというレベルなのでございます。