▽血統徒然△

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ネオユニヴァース引退

2004年08月18日 | Weblog
ソース

なんともタイミングの悪い引退です。同じ故障引退でもダービー優勝直後に引退したらアグネスタキオン級の待遇を受けていたかもしれないのですが、このタイミングではかなりディスカウントしないとダメでしょうね。種牡馬としてのセールスポイントはノーザンダンサーが入っていないことでしょうが、それならアグネスタキオンも同じことですし、フジキセキとも競合します。近年最弱といわれる世代出身なのが最大のマイナス点でしょう。

ネオユニヴァース

種牡馬にふさわしいカッコいい馬名がウリだったりして。近交係数値がかなり低い血統なので濃い目の肌馬の方が結果は出るでしょう。ハイペリオンの位置からタキオンよりノーザンテーストやトニービンとの相性が良いような感じもあります。正直なところ非力な仔を量産しそうな悪寒がします。同系交配でもしない限りアウトブリードになってしまう血統構成ですので健康な仔が多いでしょう。まぁココで適当なことを嘯いても結果が出るころまでこのブログが続いている可能性は0ですしw

2chトウカイテイオー産駒応援スレ

2004年08月11日 | Weblog
トウカイテイオー42 皇帝~帝王~そして・・・

一番2chで愛が感じられるスレです。意外と馬券につながるスレでもあります。

*予想外のアクセスをいただきましたこのブログですが帰省のため暫くお休みします。MAXで一日1500を超えるアクセスをいただきました。劣等感の強い鬱病持ちの自分にとってはとても励まされた4ヶ月でした。アクセスしていただきました皆様に深く感謝いたします。

新馬短評 8/7.8

2004年08月09日 | 新馬
タマヒカル

母のトーワナゴンは微かに記憶に残っています。ちょっとした女傑といった感じの馬でした。上は4頭連続でヒシマサルをつけていたようです。トーワとヒシって関係あるのかな。調べる気力無しです。11番人気をあざ笑うかのような快勝。しかし、センスのない名前だなぁ。馬主の所有馬は検索したらこれ一頭です。初所有馬がいきなり新馬勝ったりしてお祭りですね。ボトムにネアルコ・ハイペリオンの入らない典型的な4分の1異系交配馬。1号族。

ヤマカツカスケード

母はメジロボサツ系の名牝だが、老齢になって放出されたようだ。それでも20歳時の産駒がデビュー勝ちするのだから面白い。距離はもう少し伸びた方がよさそう。

レオソレイユ

ブレイクタイムの半妹です。というかブレイクタイムの牝系がシラオキ系とは始めて知ったな。距離は中距離の方がよいでしょう。

ツルマルフェロー

ツルマルボーイの半弟、バブルガムフェローの真価が問われる一頭です。上級馬は出ないものの堅実さが売りで人気のバブルですが、この配合で成功するかどうか試金石でしょう。弱気のコメントに反して3馬身差の快勝ですから、先が楽しみです。

函館2歳ステークス予想

2004年08月07日 | 馬券予想
◎ディープサマー
○オーヴェール
▲グランプリペガサス
△マイネルハーティー

◎ディープサマーは近い代で様々なクロスが絡み合う暑苦しい配合ながら、それだけにアタリが出たら大きいという配合で牝系上等。父系は違うけれどもエルコンドルパサー的な匂いのする濃厚さが売り。

○オーヴェールは新馬で負けたエイシンヴァイデンがフェニックス賞を5馬身差で楽勝。ここでオーヴェールが勝てば、素晴らしきライバル物語の始まりになるので一番勝って欲しいのはこの馬。サニングデールに続くマッチェム系の大物登場を激しく期待。ノーザンダンサーの多重ラインブリードに違和感が無くなったなぁ。

▲グランプリペガサスは貴重なSS直仔の母父マッチェム~インテント系のニックス馬。どさくさに紛れて重賞を勝った馬がいたようないなかったような・・・あぁ、サンデーウェルか。母父ウォーニングが父サンデーサイレンスに何とか間に合ったのは愛でたい。

△マイネルハーティー 穴候補はこれ。大好きなミスプロxトウルビヨン系ニックス馬。ていうか理由はそれだけ(^_^;

銀行レースの予感と悪寒

2004年08月06日 | 馬券予想
-フェニックス賞-

◎エイシンヴァイデン
○ニホンピロザプラウ
▲ダイショウティアラ

この時期の2歳オープンにおける地方馬と中央馬の力量差がいまいち掴めないのだが、昨年の結果を見る限り勝ち負けになるのは、中央所属馬で宜しいかと。昨年のフェニックス賞は3着に佐賀の所属馬が突っ込んできたが、2着馬との間には9馬身の差が開いていた。

新馬戦で下したオーヴェールがラベンダー賞を勝っているし、ここは、エイシンヴァイデンが勝つ可能性が非常に高い。あとは持ち時計のあるニホンピロザプラウ。エイシンヴァイデンに重心を置いた馬単の裏表で鉄板かと・・・。あと、人気薄で爆走するオース産駒のダイショウティアラの単複をお遊びで。

-みなみ北海道ステークス-

◎ハッピールック
○ウインクロワール
▲ヒマラヤンブルー

格上挑戦の軽量馬vsオープン馬2頭+準オープン馬1頭という図式だが、どうも軽量馬は頭数合わせの掲示板狙いの馬ばっかりのような気がする。しかも、騎手の力量差が出やすい長距離戦。この3頭の三連複は異常な低オッズになりそうだが、この3頭が全頭着外ということはちょっと考えられない。ハッピールックは長期休養明け、去勢明けというハンデがあるが、それは藤沢和厩舎のこと、度外視で良いだろう。

「はくぼ」とは「薄暮」なんだって・・・

2004年08月06日 | Weblog
今更人に聞くのは恥ずかしいし、別にわざわざ調べるほど好奇心もわかず、気力もわかずといったところで放置していたのですが、やっと説明してあるブログを見つけました。

ひらがなで「はくぼ」なんて書かれると牧歌的な雰囲気がしますが、要はJRAが売上増を狙ったマーケティング手法だったようです。時間帯をずらして実質的に「13R・14R」を創ったことで、目論みは大成功8%の売上増となったようです。地方競馬の惨憺たる現状を尻目にJRAの役所らしからぬスマートなビジネスには感服いたします。こういうしたたかなマーケティングには、妙に反発する人もいますが、資本主義の世の中ですから、売上を増やすためのアイデアは素直に賞賛すべきだと思います。


メイセイオペラ産駒 初勝利

2004年08月06日 | Weblog
ソース
5日、園田競馬場で行われた1R・2歳(ダート1400m・1着賞金45万円)で、松平幸秀騎手騎乗の2番人気ヒラカツオペラ(牝2、兵庫・山元紀男厩舎)が、中団追走から3角過ぎで一気に進出すると、2着キョウモトブトブに4馬身差を付け圧勝。メイセイオペラ産駒として、地方・JRAを通じて初勝利を挙げた。勝ちタイムは1分32秒8(不良)。

ヒラカツオペラ

古色蒼然とした血統ですが、まずはめでたいですね。ネプテューヌスにも後継種牡馬が一応いたようです。基準交配・異代交配ですが、まぁ出世するような血統ではないと思います。

田中哲実氏の生産馬 主取

2004年08月05日 | Weblog
田中哲実 生産地便り

メジロライアン x テツノシルフィード

常に等身大の姿勢で馬産地の現状をレポートしてくれる田中氏の生産馬がサマーセールに上市されたそうですが、結果は主取となりました。母が名馬トウケイニセイの半妹にもかかわらず売れなかったようです。

母が地方の歴史的名馬の半妹という売りに、G1サイアーであるメジロライアンという付加価値をつけてもダメなんですね。斎藤氏の所でもそうでしたけど、一定以上のインテリジェンスがある小規模生産者にとってはメジロライアンというのは、選びやすい選択肢であるようです。コストパフォーマンスが高いんでしょうか。

スカッとしたアウトクロスでネアルコよりハイペリオンの含有量が多いという「通好み」の配合ですが、少し父を持ってしても渋すぎたというところでしょうか。母父のテンパレートシルも種付け料の安さの割に勝ち上がり率が高いと評判の馬でしたが、母父となると「安い」印象だけが大きくなるようです。

全体的に、生産者の美学と売れる馬との接点を探ったような配合ですが、残念ながらセールで買い手の欲望をそそる馬ではなかったようです。

サンデーサイレンス産駒が仏重賞を圧勝

2004年08月04日 | 海外競馬
ソース

現地時間1日、仏国・ドーヴィル競馬場で行われたカブール賞(2歳、仏G3・芝1200m)に、サンデーサイレンス産駒の米国産馬レイマン Layman(牡2・仏・A.ファーブル厩舎)が出走。G.スティーヴンスが騎乗し、単勝4.4倍の2番人気に推されたレイマンは2着インハビタント Inhabitantに5馬身差をつける圧勝で、初重賞制覇を飾った。勝ちタイムは1分10秒90(良)。

LAYMAN

喜ばしいニュースです。今後も活躍を続けて種牡馬になって欲しいですね(まだ2歳だし気が早いかな)

貧すれば鈍する オノゾミドオリ!

2004年08月04日 | 地方競馬
ソース

 高知競馬のハルウララ(牝8歳)は3日、弟のオノゾミドオリ(5歳)、妹のミツイシフラワー(3歳)とともに同競馬9Rに出走。園田から遠征したオノゾミドオリが1着となり、3きょうだい対決は弟に軍配が上がった。ハルウララは5着で、デビュー以来の連敗記録を113に伸ばした。ミツイシフラワーは8着だった。レース後には、ハルウララを所有する安西美穂子オーナーが来年3月21日に武豊騎乗で引退レースを行うことを発表。同騎手も当日に行われる「黒船賞」に出場する場合は、騎乗を承諾しているという。

 3きょうだいが出走した9Rは全国の地方競馬場で広域発売されたが、約8000万円の売り上げにとどまった。今年3月の武豊騎乗時には5億円近い売り上げがあり、ブームにも陰りがみられる。6勝馬オノゾミドオリとの、クラスを無視した強引な対戦も競馬ファンをしらけさせる結果に終わった。看板馬の引退決定は、約129億円の赤字を抱える高知競馬の経営にも大きな影響を与えそうだ。


園田の6勝馬と高知の113連敗馬なんぞ走る前から結果は分かっていたようなものでして、コレで単勝1.5倍は美味しすぎます。昨夜の報道ステーションでこのレースの企画をした面子が映ってましたが、口先では「お役所競馬からの脱却」などといってましたが、悲壮感0でした。なんだかんだいって彼らは、地方公務員で本質的には「よそ事」なんでしょう。安西美穂子の保身に駆けずり回る様は怒りを通り越して笑ってしまいます。

オノゾミドオリ 5代血統表

オーソドックスなニックスですが、妙ちくりんな相似交配のウララと比べたら正統派というべきでしょうか。

米3歳2冠馬Sジョーンズ「も」引退

2004年08月03日 | Weblog
スポニチ

この記事の「も」はハルウララ引退記事の次にきたから「も」らしいです。駄馬と歴史的名馬を一緒くたにするスポニチ競馬記者の感性は香ばしいですねw 全体的にスポーツ新聞系サイトの海外競馬に対する白痴度はかなり凄まじいものがあります。

すぐにこういう事を妄想する俺もあれだが(笑)

ハルウララ引退へ

2004年08月03日 | Weblog
ソース

なんか裏にドロドロしたものが流れていそうで嫌なニュースだな。故障でもして即日引退かと思ったら、10月か3月だと・・・結局それまで稼ぐだけ稼ごうという魂胆だな。引退の花道に武豊を乗せようというのもイヤラシイ。

それとなんで繁殖にあげないんでしょうかね。競馬の魅力の源泉をわかっていないような気がしますけど・・・

新馬短評 8/1

2004年08月02日 | 新馬
ケージーカチドキ

母父サクラバクシンオーですか、時の流れを(以下略)
新馬戦を勝つために生まれてきたような血統ですな。祖母父ノーリュートがいい感じです。全体的にトウルビヨン系のラインブリードが隠し味的に香ばしく素敵です。牝系は名門アサマユリ系♪

インティライミ

ミホノブルボン産駒のニホンピロブレイブちゃんを2着に沈めたのは、スペシャルウィーク産駒のインティライミ(舌をかみそうな名前だ)です。ファミリーライン社台の中堅どころ牝系ですね。全体的に萌え所が見つからないトホホな血統。

柏木集保さんもサッカーボーイ産駒萌え♪

2004年08月02日 | Weblog
柏木集保 重賞レース回顧

同じサッカーボーイ産駒のナリタトップロードを送った門別の佐々木牧場が生産牧場になる。この秋は、サッカーボーイの代表産駒のヒシミラクルも復帰できるだろうし、また、母の父にサッカーボーイを持つツルマルボーイも、このブルーイレヴンと同じ天皇賞・秋路線を目指している。再びサッカーボーイの切れ味や、秘めるパワーが大きな注目を集めそうだ。

この人は本当に血統にロマンを感じているのだなぁと思います。それにしても、優駿を輩出し続けるサッカーボーイはたいした種牡馬です。サッカーボーイを社台のラインナップに入れることを渋った故吉田善哉も、天国で苦笑いしているでしょうね。