▽血統徒然△

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TARGETが血統ファンには嬉しいバージョンアップ

2004年12月28日 | 競馬ニュース
血統表で、父や母を自由に設定した仮想配合の血統表の作成・出力が可能
血統表で、3代・4代・5代の血統表のHTML形式での出力が可能(チェック種牡馬やクロス等の色もそのまま反映されます)
血統表で、クロス内容の一覧、血量の表示
血統表から、同ニックス馬及び3代同ニックス馬の検索が可能
血統表及び血統検索画面で、JRA-VANの血統データで抜けている部分の一部を内部で自動的に補完することが可能
出馬表で、タイプ名色付きの出馬表血統画面のHTML形式出力が可能
出馬表血統画面で、タイプ名等の表示への切り替えが可能
血統検索画面で、血統データのCSV形式出力が可能


いやぁ、なんか俺のためにバージョンアップしてくれたみたい(笑)3月からブログを始めてみたものの、次第に血統ソフトを所持していない弱みがジワジワと感じられて、SIRE LINEのCD-ROMを何とか手に入れようとしていた矢先でしたので、とても嬉しいバージョンアップです。

TARGET 公式サイト

4代血統表 ゼンノロブロイ


牡 4歳 2000年 黒鹿 (白老町)
*サンデーサイレンス 1986年 青鹿 (米) Halo 1969年 (米) Hail to Reason 1958年 Turn-to
Nothirdchance
Cosmah 1953年 Cosmic Bomb
Almahmoud
Wishing Well 1975年 Understanding 1963年 Promised Land
Pretty Ways
Mountain Flower 1964年 Montparnasse
Edelweiss
*ローミンレイチェル 1990年 鹿毛 (米) Mining 1984年 Mr. Prospector 1970年 (米) Raise a Native
Gold Digger
I Pass 1978年 Buckpasser
Impish
One Smart Lady 1984年 Clever Trick 1976年 Icecapade
Kankakee Miss
Pia's Lady 1971年 Pia Star
Plucky Roman

素晴らしい!!

有馬記念予想

2004年12月25日 | 馬券予想
◎デルタブルース
○ゼンノロブロイ
▲ヒシミラクル
△ツルマルボーイ


◎菊花賞でお世話になりました。○勝てば確実、好走でも年度代表馬ですか、やっとSS産駒が年度代表馬になれるのね。▲何度もピークを迎えるサッカーボーイの血△左に同じく。例によって4頭ボックス。今年もありがとう。

よしだみほ なんでも有馬記念←今年は傑作。

IK理論とノーザンテースト

2004年12月13日 | 血統
偉大な種牡馬ノーザンテーストが逝去されたわけですが、この大種牡馬に一貫してケチをつけ続けてきた人たちがいます。IK血統理論研究所です。こう書くと「ノーザンテーストに関わる配合でもA評価馬は生産できる、ノーザンテースト云々でIKを批判するのはわかってない証拠だ」という反論が返ってくるのは8年前から知っていますが、あらためて久米氏自身が述べたことを読んでもらいましょう。

久米裕の平成血統競馬論(4)

故・五十嵐良治氏は、ノーザンテーストを「有害なウィルス」のような馬と評し、その種牡馬としての存在を「百害あって一利無し」とさえ断言したこれはノーザンテーストが抱えていたマイナス面は、配合によって 修復することが困難である

さて、ノーザンテーストに対して批判的なことを書いてきたが、私は同馬や、その関係者にうらみつらみがあるわけではないし、悪意もない。ただ、ノーザンテーストが必要以上に「名血」と騒ぎ立てられることに警鐘を鳴らしたいだけである。さらに言えば、同馬には血統上のマイナス面が多すぎ、それがバラまかれることの弊害を指摘したいからである。

BMSにノーザンテーストを持つ繁殖牝馬は、今後ますます増えていくと思われる。そこで、まず間違いなく言えることは、Northern DancerやHyperionを含んでいるために、ノーザンテーストの影響力を強く出してしまうような種牡馬からは、一流馬が誕生する可能性はほとんどないということである。トニービンは、後者(Hyperion)の典型である。

あえて論評は避けます。

~朝日杯FS予想~

2004年12月11日 | 馬券予想
◎スキップジャック

ノーザンテースト追悼の意味も込めて。一応POG馬ですし。

○エイシンヴァイデン

まだ底を見せていないと思う。好調デムーロ鞍上も怖い。

▲マイネルハーティー

大好きなミスプロxパーソロン系ニックスです。幸運にも鞍上が武兄様になりましたし。

△マルカジーク

アフリカンビートもサムライハートも負けちゃいましたが、存外こういうSS馬が台頭したりするのはありがちですよね。初仔なのに馬体が立派なのも好印象です。

パーフライトの悲劇

2004年12月10日 | 血統
血統で割と根拠も無く信じられている説の一つに「マッチム系は母の父として優れている」という説があります。これは中島御大だけの占有物ではありません。証拠に山野浩一御大の血統事典とか田端到センセの種牡馬事典の古いやつの「パーフライト」の項を読んでください。間違いなく「母の父として優れるであろう」と書かれてあります。

パーフライト

まさに驚くべき血統です。ネアルコ血が一滴も入っていないのです。日本にやってきた種牡馬でも血の異質さではまさにトップクラスです。なおかつサイアーラインはマッチム~マンノウォー系です。

BMSとしてマッチム系が優れているというのは日本だけの神話なのかそうでないのかは知りません。おそらくマッチム系神話はシルバーシャークとヴェンチアの印象が強いせいだと思うのですが、それならシルバーシャークとヴェンチアが母父としてG1馬をバンバン輩出したかというとそんなことは全くありません。

シルバーシャークはオグリキャップのイメージが強すぎますが、思いつくところではキャロルハウスとオグリの半妹オグリローマンぐらいです。

オグリキャップ
キャロルハウス

ヴェンチアはカツラギエースとハギノカムイオー・ハギノトップレディ兄妹ぐらいです。

カツラギエース
ハギノカムイオー

人間というのは印象の強いことだけしか覚えていないという変な特性がありますので、ごく少数の輝かしい馬がいるとそれだけで論理が飛躍して「マッチム~マンノウォー系はBMSとして非常に優れている」と決め付けてしまうのです。

で、パーフライトに話は戻りますが、結構期待されて繁殖にあがったパーフライト牝馬ですが成績は悲惨です。異系好きのトウショウ牧場もグロリアストウショウとリンダトウショウという肌馬を配置しましたが繁殖成績はトウショウ牧場としては水準に達していません。実はメジロもパーフライトを配合したことがあったのですが、幸運?なことに生まれてきたのは牡馬でした(メジロタカトリ)

以下、BMSとしてのパーフライトの実績です。

--------------------------------------------------------
  頭数    牡     牝    セン   美浦   栗東   招待   合計 
--------------------------------------------------------
 全体   60.0%  36.2%   3.8%  63.1%  36.2%   0.8% 100.0% 
 抹消   52.3%  31.5%   3.1%  53.1%  33.1%   0.8%  86.9% 
マル外   0.0%   0.0%   0.0%   0.0%   0.0%   0.0%   0.0% 
持込み   0.0%   0.0%   0.0%   0.0%   0.0%   0.0%   0.0% 
マル父  27.7%  12.3%   2.3%  22.3%  20.0%   0.0%  42.3% 
マル地   3.8%   3.1%   0.0%   4.6%   2.3%   0.0%   6.9% 
未出走   7.7%   6.2%   0.8%  11.5%   3.1%   0.0%  14.6% 
未勝利  30.8%  21.5%   2.3%  33.1%  21.5%   0.0%  54.6% 
 500万  15.4%   8.5%   0.8%  15.4%   8.5%   0.8%  24.6% 
1000万   4.6%   0.0%   0.0%   1.5%   3.1%   0.0%   4.6% 
1600万   0.8%   0.0%   0.0%   0.8%   0.0%   0.0%   0.8% 
オープン    0.8%   0.0%   0.0%   0.8%   0.0%   0.0%   0.8% 
--------------------------------------------------------

オープン出世率、0.8% 未出走・未勝利馬が7割近くを占めます。確信犯の中島御大は別として無責任なことを嘯いた山野浩一御大と田端到センセには謝罪していただきたいと思いますw

田部調教師、自転車で東京湾を渡る

2004年12月09日 | Weblog

159 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[] 投稿日:04/12/08 16:01:24 
さっきコスモバルクの田部調教師らしき人がお台場で自転車に乗ってるの見た
北海道にいるはずだし、人違いだろうけどよく似てたな

160 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[] 投稿日:04/12/08 16:03:41 
今日、酔いどれにゲストでつ。
恐らく本人。

161 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[] 投稿日:04/12/08 16:04:23 
>>159
うお!凄いじゃん!

162 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[] 投稿日:04/12/08 16:17:47 
なぜ台場まで来て自転車に?w

163 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[] 投稿日:04/12/08 16:23:10 
車くらい出してやれ

164 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[] 投稿日:04/12/08 16:23:28 
「田部調教師、自転車で東京湾を渡る」か。

鞍上徒然 有馬記念

2004年12月08日 | 競馬ニュース
ツルマルボーイは蛯名
ハーツクライは横山典
ダイタクバートラムは武豊
デルタブルースは安藤勝

武兄さまにバートラムしか残っていなかったとは・・・ でも相性は良さそう。
リンカーンは調整が上手くいかず回避とのこと。

ヨン様の血統

2004年12月08日 | 地方競馬
ソース netkeiba.com
8日、大井競馬場で行われた2歳(ダート1400m、1着賞金180万円)に、ドラマ「冬のソナタ」の主演俳優ペ・ヨンジュンさん(32)の愛称「ヨン様」にちなんだ馬名のヨンサマ(牡2、大井・久保杉利明厩舎)が出走。鈴木啓之騎手騎乗の9番人気で、スタート直後から先頭に立ち道中マイペースで逃げたものの、直線失速し最下位14着に敗れた。勝ったのは御神本訓史騎手騎乗の5番人気ブラックベルト(牝2、大井・三坂盛雄厩舎)で、勝ちタイムは1分28秒8(良)。

ヨンサマ

スキップジャック出現以前でしたら、「バーカ、ノーザンダンサー三段掛けなんて走るわけ無いだろ(笑)」などと嘯けたわけですが・・・とはいえ、このような血統の馬が成功する確率はやっぱり低いような気がします。スキップジャックと比べると雑味の多い血統ですし。しかし、ホリエモンだのヨンサマだのDQNな馬名は勘弁して欲しいです。

大種牡馬ストームバード死亡

2004年12月07日 | 競馬ニュース
ソース netkeiba.com
7日、大種牡馬ストームバード Storm Bird(牡26)が繋養先のケンタッキー州アシュフォードスタッドで老衰のため、3日の夜に安楽死処分になっていたことが判明した。

何となく私レベルから見ると“大種牡馬”といわれてもピンとこないのですが〔スキーキャプテンのイメージのせいか〕種牡馬の父としてより優秀でストームキャット→タバスコキャット・ジャイアンツコーズウェイの方の印象が強いです。かのケンマクリーンが「ノーザンダンサーのメインラインはストームバードになるであろう」と予言していましたが、いまのところハズレという感じは無いので、やはり凄いなーと思ったです。

STORM BIRD 1978-2004 父系 ご冥福をお祈りします。

競馬ニュース 12月6日

2004年12月06日 | Weblog
【有馬記念】アドマイヤドン、出走回避して休養へ

残念。というか引退しないのですか・・・

【阪神JF】~レース後のコメント

またサンデー産駒かよ・・・。いとしのモンローブロンドちゃん惨敗が鬱です。

サクラプレジデント、レックススタッドへ

類似配合のスペシャルウィーク・ロイヤルタッチがイマイチなだけに、成功するかどうかは微妙なところです。

良血 アドマイヤジャパン快勝 血統

ピースオブワールドと同じニックスですね。馬主がアドマイヤですか、ビワは本業が苦しいのでしょうか?

笑う大天使 映画化

競馬とは全然関係ないのですが、殿下も川原泉が好きだとは嬉しいな。一つ趣味が同じ人がそれ以外の趣味でもシンクロするとなんか異常に嬉しいですね。収録作品が最高のまるごと川原泉3号が発売されたばかりですので、興味のある方は是非是非どうぞ♪


阪神JF予想

2004年12月04日 | 馬券予想
今回のドラクエ、難度は低いけどフル3Dのせいか妙に疲れますね。

◎モンローブロンド
○アンブロワーズ
▲ライラプス
△ラインクラフト

前哨戦も見ていないし血統表すら吟味していないので適当です(-_-;
とても綺麗な毛色のモンローブロンドと綺麗な馬体のアンブロワーズに期待します。

2ch 競馬関連スラング

2004年12月04日 | Weblog
競馬板で使われる、主な渾名・略語・スラング一覧
【騎手】
種無し=武豊 禿(和禿・美浦禿)=横山典 木刀=後藤 眉毛=蛯名 ゴ=郷原洋 
合コン=武幸 大先生・先生・ヨストミ・WSJ=柴田善 (E)爺=岡部 シャー=和田
 空気嫁=本田 キモ添・ゾエ=池添  ミ=南井大 アンカス・カスミ=安藤勝 
負春=田中勝 ミキーオ=松永 ナヴェ=渡辺 C=四位 ユッコ=牧原 禿・大先生=芹沢
ヘタレ=渡辺(福永)他 洋禿(仏禿)=ペリエ 伊禿=バルジュー
【騎手以外の人物】
U爺=伊藤雄師 クロマニョン人=藤沢和師 禿(栗東禿)=森師 タヴァラ=田原 
逆神(ネ申)=吉岡美穂
【その他】
ESP=蛯名スペシャル=出遅れ 
BSP=木刀スペシャル=暴走、出遅れ等でレースをぶち壊す
U爺(G)1=札幌記念 UG2=函館記念 UG3=巴賞 大先生GI=目黒記念


頻出するけど自分としてピンと来ないスラングの筆頭は
吉岡美穂と柴田善臣騎手に関するやつかな。

血統関連の良書紹介

2004年12月02日 | 血統
自分の反省を込めて申し上げると、間違った血統観を植え付けられるような悪書を最初に読んでしまうと、それを矯正するのは大変です。基本的に人間は見たいものしか見えないし、理解したいものしか理解できないのです。ですから根拠があいまいだったり、遺伝の法則から演繹できない紛い物の理論から入っては視野が狭くなってしまいます。血統に知的好奇心を抱いた人は是非、下記の本から入門していただきたいと切に願います。

血統の森への招待状 神山稔著

競馬通信社の雑誌に8年かけて書いた原稿を纏め上げた労作。バリバリの理系の人なので妄想喚起力は少ないが、曖昧なこと、根拠が無いことは一切書かれておらず歪んだ血統観を持たないための入門書としてはお薦めです。とっくに絶版になっていたと思っていたのですが、まだアマゾンには在庫があるようです。

競馬の血統学―サラブレッドの進化と限界 吉沢譲治著

馬事文化賞受賞作。読みやすく血統ロマンを強く感じさせる一冊です。長らく大量の血統表と対峙してきた著者が父系の興亡を史実に基づいてわかり易く解き明かしてくれます。IK信者からは「間違いだらけの血統本」という烙印を押されていますが、どこがどう間違っているのか論理的に説明してくれた人は皆無です(笑)


血統基礎講座 尾林泰之著

基礎講座という書名ですが、血統表に親しみの無い人には意外と敷居が高い本かもしれません。サラブレッドの資質の源泉とも言えるキーホースに焦点を当てた明快で読了すると血統表を見る力が確実に高まる本です。

名馬の生産―世界の名生産者とその方式 エイブラム・S・ヒューイット (著), 佐藤 正人(訳)

これは定番中の定番で馬産にかかわる人の本棚には必ず鎮座している本です。欧米の名生産者の軌跡を史実に忠実に網羅しています。名生産者たちがどのような配合哲学を持っていたかよく理解できます。多くの血統本のネタ本としても有名。一時期入手不可能でしたが、増刷がかかって現在は容易に入手できるようです。