うまさいと

お馬さんは好きですか?

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名牝たるには。

2009-05-03 00:34:31 | 競馬
名牝と呼ばれるお馬さん達がいる。競走馬として名を遺したお馬さんだ。
そして、繁殖牝馬として揺ぎ無い地位を築いた牝馬(直仔だけを見た場合の話)もまた名牝と呼ばれることもある。
ここ20年くらいだけでも

ダンシングキイ→ダンスパートナー、ダンスインザダーク、ダンスインザムードでG1を5勝
パシフィカス→ビワハヤヒデ、ナリタブライアンでG1を8勝
ホワイトナルビー→オグリキャップ、オグリローマンでG1を5勝
チヨダマサコ→ニッポーテイオー、タレンティドガールでG1を4勝

といったところはすぐに競馬ファンの脳裏に浮かぶはず。
昔は「名競走馬に名繁殖牝馬無し」みたいな言われ方をしていた時期もあったようだが、ここ最近「名競走馬(G1級勝ち馬)&名繁殖牝馬(複数のG1級勝ち産駒)」という正真正銘の『名牝』が増えてきたように思う。しかし、かなり数は限られてくる。

ベガ→アドマイヤベガ、アドマイヤドンでG1を8勝
アグネスフローラ→アグネスフライト、アグネスタキオンでG1を2勝

などがそれにあたるだろう。

エアグルーヴ→アドマイヤグルーヴ

などがここに加わるのは時間の問題かもしれない。こちらやアグネスレディーのところは三世代だから、また違う意味でも凄いのだけれど。
さて、このような「名競走馬(G1級勝ち馬)&名繁殖牝馬(複数のG1級勝ち産駒)」は昔もたくさんいたかもしれないけれど、調べるのが面倒くさいので省略。ご存知の方は脳内補完しておいて下さい。

しかし、海外にはもっと上がいる。

Miesque→Kingmambo, East of the MoonでG1を6勝

などはかなり有名であるが、最近特に調子の良いのが凱旋門賞馬Urban Seaだ。
先程行われた2000 Guineas S.(GB-G1 T8f)を勝ったSea the Starsを合わせると

Urban Sea→Galileo(98), Black Sam Bellamy(99), My Typhoon(02), Sea the Stars(06)でG1を7勝

と、実に4頭ものG1馬を送り出している。G1の2着にまで枠を広げると、更に
Melikah(97), All Too Beautiful(01)と2頭加わってしまう。

繁殖だけでの成績で見るならば、産駒7頭で

Hasili→Banks Hill(98), Heat Haze(99), Intercontinental(00), Cacique(01), Champs Elysees(03)で10勝
(しかも初仔のDansiliはG1の2着あり、種牡馬として凱旋門賞馬Rail Linkを輩出。現在Raise the Flagが未勝利・・・)

の方が確かに上かもしれないが、ここでは競走馬としてPrix de l'Arc de Triomphe(FR-G1 T2400m)を勝ったUrban Seaの方を評価せざるを得ないだろう(どっちも物凄いんだけど)。

ということで、現代屈指の名牝と言えるUrban Seaの益々の活躍を楽しみにしています。(既に亡くなってたか)

なんだ、このまとまりの無い文は・・・。
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1マイルの攻防戦。

2009-05-02 13:25:40 | 競馬
さて、今晩は2000 Guineas S.。毎度のことだがracingpostに登場願おう。

2000 Guineas Stakes(GB-G1 T8f)
馬番/枠/過去2走/馬名/間隔(日)/調教師/騎手/父/母父/RPR/大体のオッズ
1/2/1.6/Ashram/196/S Suroor/L Dettori/Indian Haven/Fayruz/128/20
2/9/2.2/Cityscape/14/R Charlton/Steve Drowne/Selkirk/Distant View/126/15
3/15/5.1/Delegator/16/J Meehan/J Spencer/Dansili/Efisio/128/4
4/13/1.1/Evasive/189/M Stoute/R Moore/Elusive Quality/Storm Cat/122/9
5/8/9.3/Finjaan/196/M Tregoning/T O'Shea/Royal Applause/Dayjur/132/25
6/14/1.2/Gan Amhras/216/J Bolger/K Manning/Galileo/Darshaan/125/12
7/3/1.7/Imperial Guest/16/G Margarson/J Egan/Imperial Dancer/Desert Prince/112/200
8/10/1.2/Lord Shanakill/196/K Burke/J Crowley/Speightstown/Theatrical/132/
9/12/1.4/Mastercraftsman/209/A O'Brien/J Smullen/Danehill Dancer/Black Tie Affair/134/5
10/11/1.2/Monitor Closely/17/W Chapple-Hyam/A Munro/Oasis Dream/Selkirk/117/30
11/6/1.1/Ocean's Minstrel/28/J Ryan/J O'Dwyer/Pivotal/Pleasant Colony/109/200
12/4/1.4/On Our Way/17/H Cecil/T Queally/Oasis Dream/Zamindar/121/50
13/17/9.1/Ouqba/17/B Hills/R Hills/Red Ransom/Machiavellian/126/20
14/16/1.3/Pure Poetry/16/R Hannon/R Hughes/Tagula/Air Express/115/80
15/5/1.7/Rip Van Winkle/196/A O'Brien/J Murtagh/Galileo/Stravinsky/128/4
16/1/1.1/Sea The Stars/216/J Oxx/M Kinane/Cape Cross/Miswaki/126/11
17/7/1.5/Zafisio/171/R Curtis/DOUBTFUL/Efisio/Zafonic/125/Non

人気上位だけご紹介。

人気を背負うであろうと考えられたNaaqoosが回避し、ついでにZafisioとRip Van Winkleの出否も怪しいという状況。
A O'Brien厩舎の二頭とDelegatorの三頭で人気を分け合う構図になっている。

Rip Van Winkleは1歳時に170,000EURで取引された高馬。O'Brienの主戦であるMurtaghが手綱をとる。昨年最終戦のDewhurst S.(GB G1 T7f)では7着にう敗れているものの、前評判の高さ、厩舎の期待という二点から押し出された1番人気という印象。脚元に不安もあるようで出否を迷ったという経緯も若干気になる。同じTyros S.(IRE-G3 T7f)を勝ったGalileo産駒の先輩TeofiloやNew Approachのように成長力があるのかどうなのかが鍵になる(Teofiloは3歳で走ってないけど)。

Mastercraftsmanは昨年のCartier Award受賞馬。Phoenix S.(IRE-G1 T6f), National S.(IRE-G1 T7f)と昨年夏にG1を連勝しており、実績では間違いなく最上位の存在。父Danehill Dancerという血統からも、この後はIrish 2000 Guineas(IRE-G1 T8f)もしくはSt. James's Palace S.(GB-G1 T8f)に進むことはほぼ間違いなく、2歳時の強さそのままならばあっさりも有り得る。Murtaghがこっちに乗ればこちらが1番人気だっただろう。

O'Brien2騎に対するDelegatorは「週始めのように馬場が硬すぎるなら出否を考えちゃう。土曜日の朝にコースを歩いて最終判断」とMeehan師はsportinglifeでコメントしている。年末のDewhurst S.では5着と負けているものの、先月のCraven S.(GB-G3 8f)ではその印象を補って余りある完勝、一叩きされて更に上積みも考えられる最高の臨戦過程と言える。

それに続くのは二人の名伯楽、Stoute師の送り出すEvasiveとOxx師の送り出すSea the Starsになる。どちらも昨年以来のレースになるが、個人的にはHorris Hill S.(GB-G3 7f)を勝ったCheveley Park Stud期待の星であるEvasiveよりも、Galileo、Black Sam Bellamyの半弟Sea the Starsが気になる。デビューから一貫してKinaneが手綱を取っており、初の英国参戦となるが名手にうまく導かれれば、前途洋洋の未来が拓かれるはず。

気になるのは経験豊富なOuqba。4月のEuropean Free H.(GB-Lis 7f)の完勝もさることながら、(http://www.pedigreequery.com/ouqba)←ここに書かれているコメントに思わず笑ってしまったから・・・。



大分とご無沙汰になってしまいました。私事ですが、結婚したり馬検の一級をとってみたりとどうでもいいことばかりしていたからです。時間があればこうやって書くこともあるでしょうが、生暖かい目でたまにチェックしてみて下さい。では。
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おじいちゃんを、こえてゆけ。

2008-02-29 23:58:11 | 競馬
ということで、カジノドライヴの話。

界隈では色々と盛り上がっているようだけれど、私は特に何とも思っていなかったりする。「藤沢師の○外」という括りでいいのかどうかはわからないが、タイキブリザード、タイキシャトルには随分と夢を見させてもらったことだし、とりあえずカジノドライヴにも夢を見せてもらおうという気でいます。つまり、単なるミーハーなんです。

父Mineshaftは、風のようにやってきて、風のように去っていった、そんなお馬さん。2003年のEclips Awardを受賞しているものの、なんとなく陰が薄いのはやはり古馬としての活躍しか無いからかもしれない。元々この血を英国に持っていったこと自体がちょっとどうなんだということもあり、結局のところカジノドライヴもそういう運命にあったんだろうなと思ったりもする。こじつけと言えばこじつけだけど。

それよりも注目したいのはちょっと調べればわかることなんだけれど、祖父のA.P. Indyは、今回カジノドライヴが予定しているPeter Pan S.(USA-G2 D9f)からBelmont S.(USA-G1 D12f)という道を通って最終的にはBreeders' Cup Classic(USA-G1 D10f)を制覇しているわけで、何だか運命を感じてしまうのは私だけだろうか。まぁ、ここで「仕上がりきらないからPreakness S.でいきますね」とか言われた日には泣くけれど。


Jazil, Rags to Richesという半兄、半姉を持つことで半ばBelmont制覇が義務付けられたような血ではあるものの「日本デビュー」という異色の経歴を持つ、Belmont S.馬の誕生もいいんじゃないかなと。「実はうちの子」というナショナリズムが働いてレース前は結構良い感じで迎えられるっだろうし。但し、これでカジノドライヴがBelmont制覇を成し遂げたら、きっとまた距離変更が声高に叫ばれることになる事態に一票を投じておこう。所詮、ナショナリズムなんてそんなもの。
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今更ながら「馬検について」。

2007-10-14 18:05:54 | 競馬
 最近めっきりご無沙汰になっていますが、単なるサボり癖です、こんにちは。実は9月に「ネタにでもなるかな」と思って第一回競馬検定、通称「馬検」を受けておりました。結果はG3, G2とも合格してたのでほっと一息というところです。ちなみにG3の合格基準は「受験者の上位70%に入ること」、G2の合格基準は「正答率70%以上」だそうです。

 本当は試験後にあまりにも自信がなかったもので答え合わせもせず、しかも雑誌に一度は記事を書いた人間(海外記事だけどさ)が落ちてたらあまりにも恥ずかし過ぎるので受験したことは黙ってました。後出しジャンケンが好きなタイプって嫌な人が多いですよね(自分のことは棚に上げて)。

[問題の傾向]

 まず、自分が得意であろう海外関連の問題は1,2問でした。はっきりとは覚えていないですが、5問も無かったと思います。私にとっては完全なるアウェーではありますか。最近、国内の重賞ですらあんまり観ていない私にとっては正直なところかなり難しかったです。あと、ディープインパクトに偏った問題が多数見受けられたので、そこのところはちょっと改善してくれたらなぁと思いました。まぁ、それはそれで「ディープから競馬を始めた新しいファンにやさしい」という問題設計だったんでしょうけど。各ジャンルでの出題の多寡に関しては特に偏りは無かったように思います。

 「傾向」からはやや外れますが、設定されている検定時間が長過ぎたことも印象に残りました。50分だか60分だかが設定時間だったのですが、解答は四択ですし、ほとんどの問題が「知っているか否か」で全てが決まるので、3秒で答えを出せてしまいます。私は二つの検定で共に許可されている最短の退出時間(20分だったか30分だったか)ですぐに退出してしまい、あまりにも暇だったことを覚えています。何とかしてくれ。

 問題自体は馬検のサイトかなんかで発表してるでしょうから詳細は割愛しますが、どちらかと言えばデータベースをいじくるのが好きなタイプの方にお勧めの検定だと思います。公式問題集から問題が出題されたかという点についてですが、G3では1/3から半数近く出題されていました。といっても、問題を微妙にアレンジしていることも多く、例えば

Q. ふたつの市町村にまたがるコースがある競馬場は?
A. 阪神競馬場(他の回答は京都競馬場、東京競馬場、中山競馬場)
(問題集より抜粋)

といった問題が

Q 阪神競馬場は二つの市にまたがっていますが、それは宝塚市ともう一つはどこでしょう?
A. 西宮市(伊丹市や神戸市といった選択肢があったはず)
(本番の問題はこんな感じ)

といったアレンジをされていました。この「西宮市」に関することはノーヒントか、といえばそうではなく、問題集の問題と解答の後の解説にちらっと書いていたりするので、そういった意味では問題集から出題されたなというところです。G2については1/3もあったかどうか・・・。

 私が考えていたよりもニューカマーに対しては比較的易しい問題設計でしたが、オールドファン(といっても私はたかだか15年足らずという「そこそこのファン」ですが)には少しミーハーな問題設計に見えたことも事実です。また、血統に関する問題も少なかった印象があります。私のようにダビスタから競馬の世界にのめり込んだ世代の人間からすると、特にそう感じてしまうのは仕方ないのでしょうけれど。

[試験の対策]

 G3, G2に限っていえば
[競走]過去10年のG1の上位馬(掲示板位まで)とその戦績・血統、国内全重賞の勝ち馬の名前・血統
[騎手]リーディング上位(10位くらいまで)の騎手と代表的な騎乗馬
[調教師]リーディング上位(10位くらいまで)の調教師と代表的な調教馬とその戦績
[生産]種牡馬リーディング上位(10位くらいまで)の種牡馬の代表的な産駒と現役時代の成績
[ディープインパクト]サラブレとか優駿の特集とか読めばいいんじゃないかと
[その他]公式問題集を読み込む

といったところではないでしょうか。

[最後に]

 ここまでなんか色々と書いてきましたが、とりあえず言いたいこととしては「検定料が高過ぎる」ということです。二つ同時受験で9000円近くというのはちょっとなぁと。主催者側はボロ儲けしたのではないかと思いますが。詳細求む。このままでG1が5000円とか言われた日には受ける気はありませんし(というか今回の受験もそもそもネタだったわけだし、次回のG1を受ける気は今のところ無し)、前日に問題集をはじめてちゃんと読んだにしては、結果発表までの一ヶ月間がスリリングな毎日でした。そういった分は9000円に値したのかもしれませんが。G1が開催される際には皆様頑張って下さい。それでは。
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執念のもたらす力。

2007-08-17 23:14:51 | 競馬
 なぜいきなりManduroは勝ち出したのだろう。
 昨年は8戦して1着1回、2着3回、3着4回。3着を外さない安定感は特筆ものだが、「G1でのMaraahel」を髣髴とさせるいまいちさんだった。しかし、今年はG1を3連勝してしまった。その走りを観ていても何かつき物がとれたような気配さえある。確かに目の上のたんこぶ(同じUllmann男爵所有のShirocco)はいなくなったが、昨年は比較できるような戦績でなかったのもまた事実である。
 昨今の充実振りの理由はまず、ドイツからの移籍のわけを考えることからはじまりそうだ。そのためにShiroccoの存在は欠かせないものになろう(なんとなく)。最も、比較できるようになった時点でManduroの戦績も既に素晴らしいものなわけだが。
 Ullmann男爵の夢を叶えるためにA Schutz師のもとからA Fabre師のところに移ってきたShirocco。
 その1年後にP Schiergen師のもとからA Fabre師のもとへ移ってきたManduro。
 前者はSchutz師の香港挑戦(05-06年シーズン)という面が引き金になったのは間違いないけれど、後者はなぜ移籍したのだろうか。ちょっくら考えてみよう。

1.一般的な理由
 『独血統のお馬さんを仏競馬で頻繁に見掛ける』という話をどこかで見た覚えがある。もともと仏で走っていたものか、独から移籍したのかというのは覚えていない。しかし、ここ数年独競馬の賞金が危ないとか開催自体が中止になるとかいう話を度々聞いていたこともあり、最初から独で走らせることを諦めていたのか、移籍によるものなのかに関わらず納得のいくところではある。最も、独最大規模のSchlenderhan牧場を擁するUllmann男爵が資金繰りに困るってこともないだろう。
2.師側の理由
 邪推すれば『同厩のSoldier Hollowとレースかぶっちゃうからなんじゃないの』ということにもなろう。しかし、オーナーの権限の強さは日本とは比べ物にならない程強いはず。従って師の事情など鑑みられることはないだろう。これも可能性としては低そう。
3.種牡馬として
 若しくは同じMonsun産駒であるこの二頭を将来的には種牡馬として牧場の柱に・・・という線も考えられるか。今のところShiroccoはDalham Hall Studで種牡馬としてお勤めしている。記憶の片隅に「買戻しオプションあり」があるので、Monsun亡き後(まだ元気だけど)はこの二頭で頑張っていくと。そのために今は独以外でも戦績を残す。こうも考えたのだけれど、独のリーディング種牡馬が外国での成績を重要視される・・・とも言えない。海外から花嫁さんを迎えたい場合は別かもしれないが。
4.やっぱり夢のため
 初心に帰ろう。Shiroccoとは移籍時期が一年ずれていたこと、発表されたManduroのローテーション(Prix Foy→Arc)を考えると、やはり「どうしてもUllmann男爵がArcを獲りたいから」が正解なのではなかろうか。血統だけ観れば2400m付近を走っていてもまったくおかしくないわけだし。しかし、これまでではPrix Ganey(3着)の2100mが最長距離と、2400mがどうかは微妙なところではあるが。

 色々考えてはみたものの、4が可能性としては一番高いのだろう。(良い意味で捉えれば)Shiroccoが引退した後にManduroが覚醒することを予見していたUllmann男爵の見込みはズバリ的中しているわけだし、混戦模様の今年ならばその夢が叶うかもしれない。
 つまるところ、Manduro好走の要因の一番大きなものは「Ullmann男爵の執念」なんだろうな。まぁ、社交的な部分を除けば、競馬は執念の塊とも換言できちゃいそうだけど。

 この辺りの事情にお詳しい方は是非ご一報を。
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