▽血統徒然△

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関屋記念予想

2004年07月31日 | 馬券予想
◎ブルーイレヴン
○マイネルソロモン
▲チアズブライトリー
△ミスキャスト

萌え馬だらけで取捨に困るうえに、デインヒル産駒の2頭も気になるし、そろそろここらで復活しそうなウインクリューガーも気になる。◎○がダメなら愛するノースフライト産駒のミスキャストに勝って欲しいところ。


ミホノブルボン産駒に○印がヽ(^0^)ノ

2004年07月31日 | 血統
ニホンピロブレイブ

【大橋師】ひと追い毎に動きが良化。スタートが速いし、バネの利いた走り。初戦から動けそうだよ。

9頭と小頭数ですし、強力な有力馬も不在。是非頑張って欲しいですね。ニホンピロもこの期に及んでブルボン産駒を中央で走らせるのですから素敵です。

ファミリーライン

スズパレード・オフサイドトラップあたりが有名どころ。7号族~

新馬短評 7/31

2004年07月31日 | 新馬
函館3R ダンディズム

母父ブライアンズタイム 祖母父ノーザンダンサーでウッドマンの近親という良血。これぐらい濃い母の方が淡泊なフジキセキには似合う。母の「ナリタブライアン二番煎じ配合」ってまだいたんだね。

新潟5R フェリシア

グラスワンダー産駒中央初勝利ヽ(^0^)ノ 母系に見覚えのある名前がと思ったらラムタラの近親でした。2着馬もグラスワンダー産駒で、とりあえず滑り出しはスペシャルウィークよりは良好なようです。

小倉5R プリンセスゴールド

評判馬がきっちり勝ちました。ステイゴールドの全妹です。一つ上のレクレドールはデビューが遅かったけど、こっちはずいぶんと早い勝ち上がりですね。

BMSとしてのサンデーサイレンス by高柳先生

2004年07月30日 | Weblog
いつか書こうと思っていたことを尊敬する高柳大先生に書かれてしまいましたので(私には、ここまで深く考察できませんが)非営利に限り転載OKらしいので、そっくりコピペします。週刊競馬情報は私が愛読する数少ないメルマガです。未登録の方は、これを機会に是非どうぞ。

週刊競馬情報

母父サンデーの活躍馬をホッピー&焼酎片手に鋭意(?)調査すると、こんな
感じ(重賞1&2着馬、オープン勝ち馬、その他を生年ごとに挙げています)。

・1997年生
 ラジョーネ
・1998年生
 ディープカレント
・1999年生
 マイソールサウンド(京都記念、マイラーズC、中日新聞杯、京都金杯)
 シャドウスケイプ(根岸S、2着-ガーネットS、名古屋優駿、グランCC)
 プリサイスマシーン(中日新聞杯、カシオペアS、2着-マーチS)
 サンヴァレー(いちょうS、ジュニアC、2着-共同通信杯)
 プレシャスカフェ
・2000年生
 スズノマーチ(2着-弥生賞)
 サカラート(灘S)
 ヤマニンスフィアー
 アイポッパー
・2001年生
 ウイングレット(スイートピーS、2着-新潟2歳S)
 ブラックコンドル(中京2歳S)
 エイシンヘーベ
 ポップロック

中央競馬のブルードメアサイアーのランキングは、2002年が27位、2003年は
マイソールサウンドやプリサイスマシーンの活躍で5位に躍進しています。

「母父サンデーの馬が(特にG1で)活躍していないのは何故?」という
問いに対する答えですが、それは
「サンデー産駒が(特にG1で)活躍しているから」でしょうね。昨年のBMS
で1位のノーザンテーストはデュランダル(スプリンターズS、マイルCS)、
2位のマルゼンスキーはサクラプレジデント(札幌記念)、3位のトニービンは
アドマイヤグルーヴ(女王杯、ローズS)と、父サンデーのおかげ様。「父でも
母父でも、サンデーの血を引いているのだから、大して変わらないのでは?」
と考える方もいるかもしれませんが、
1代祖→2代祖では遺伝的寄与率が半減してしまいます。

ならば「父父サンデーと、母父サンデーではどっちが走る?」という疑問は
当然湧くところでしょう。ともに2代祖で遺伝的寄与率は同じです。しかし、
これも選抜強度の点で、母父サンデーの方が分が悪いです。というのも、父父
サンデーはダンスインザダーク産駒やフジキセキ産駒のように、「ごく少数の
エリート種牡馬から、多数生産された馬」であるのに対して、母父サンデーは
「多数の有象無象の牝馬から、年に1頭ずつ生産された馬」だからです。
 
ただ、ここまではサンデーサイレンスを超ウルトラスーパーサイアーとして
捉え(実際その通りですが)、自身の影響力のみについて考えた場合で、他力が
絡むと話は違ってきます。ノーザンテーストがそうだったように、自身に匹敵
するか超える種牡馬が現れて、その種牡馬との和合性が高く、配合機会も多け
れば、G1馬も続々と誕生するはずです。

ご存知の通り、サンデーサイレンスは母父が米血異系のUnderstanding、祖母
にはHyperion3×4とサポート血脈が入って、父系以外は主流血脈を持たない
上に、Turn-toはPharos3×3、Hail to ReasonはPlucky Liege4×4、Haloは
Blue Larkspur4×4と、「近親交配と選抜のふるい」をくぐり抜けた父系で、
近交に強いために(スティルインラブ、ペインテドブラック、ウイングレットの
ような近交馬でも走る)、どんな血脈も受け入れる和合性の高い種牡馬です。

ただ、先に触れたように母系が貧弱なため、父から牡駒には伝わらず、牝駒
のみに伝えられる伴性遺伝効果(X染色体上の遺伝子による効果)には乏しく、
父よりも母父として特に成功する種牡馬ではありません。
 
要するに、母父サンデーはそれだけでプラスとは言えませんが、サンデー系
以外からポストSSとなる種牡馬が現れれば、その産駒から活躍馬も出て来る
といったところでしょうか。

ヒシミラクル順調に回復

2004年07月30日 | Weblog
写真のとおり、秋のG1路線へ向けて視界良好だそうです。サッカーボーイ産駒の芦毛の安馬で角田鞍上と現役スターホースでは一番ドラマチックな馬です。是非是非、もう一花咲かせて欲しいですね。秋に最低一つはG1を勝って、来春にタップダンスシチーを撃破、海外挑戦という妄想が現実になりますように。

新馬短評 7/24・25

2004年07月27日 | 新馬
ツルマルオトメ

既視観のある血統だなぁと思ったら、メイショウボーラーと同じニックスか。お約束配合で走るのはタイキシャトルが偉大な証ですね。鮫島鞍上も将来は武かアンカツを乗せるための布石でしょう。

ダイショウティアラ

6番人気での勝利。オース産駒(特に牝馬)は大駆けがあるから怖い。特に母系にミスプロ系が入ったときは注意!次も穴をあけるかもね。次走は買い目に入れたいですね。

エーティーホーオー

英語の馬名表記がA T Ho Oとかなりマヌケ(笑)えぇとクロコルージュは中央初勝利だっけ。をを、レッツゴーターキンの近親か、頑張れヽ(^0^)ノ

ショウナンパントル

思いっきり良血だな。バブルガムフェロー、ザッツザプレンティの近親です。母父In the Wingsも素敵すぎ。あ、きょうだいは存外走っていないのね。さてどうなるかな。

ダッシングハニー

しかし、新馬は牝馬が強いなぁ。地味な血なのに圧倒的一番人気で快勝ですか。母のラストヒットって牝馬なのに東北優駿を勝ったって書いてあるけど地方じゃ知る人ぞ知る名牝なのかな。さりげなくGranderaの近親だったりするらしい。

スズカフォイル

フレンチデピュティ産駒、人気に答えて順当勝ち。こいつも牝馬か。姉のマダムチェロキーも堅実に走っているので稼ぐ馬になりそうだ。

萌える関屋記念 ~真夏のマイルの夢~

2004年07月27日 | Weblog
しばらく競馬もブログもお休みにしようと思ったんですけど、関屋記念にブルーイレヴンとマイネルソロモンが有力馬として登場するんじゃ、夏枯れの心にささやかな喜びが芽生えるのも仕方ございますまいw

この2頭が1・2着する場面なんてちょっと想像し辛いですが、サッカーボーイ産駒もトウカイテイオー産駒もどちらかといえば晩成タイプなだけに、ここは両馬とも勢いにのって1着を争って欲しいものです。

私がファンなだけでなく2頭とも大変ファンの多い馬で、今回は過剰人気しそうなだけに、ギャンブル的には別馬を狙った方が良いのかもしれませんが、好きな馬を切って外した馬券ほど惨めなものはございませんので、2頭流しの3連複で遊ぼうかなぁと考えている火曜日です。

クラフトワークとマイネルアムンゼン

2004年07月26日 | 血統
クラフトワーク

クラフトマンシップの下なんですね。ちと夏バテでして新馬の血統を閲する気力もなく(涙)ぼんやりと函館記念の勝ち馬の血統表を開いたわけです。

マイネルアムンゼン同様ペンタイア産駒ってインブリードのキツイ馬が走るんですかね。アムンゼンはエプソムカップ連覇、こっちは函館記念兄弟制覇ですか、ペンタイア産駒は条件が揃うと強いんですね。クラフトワークは近交が強いせいか続けて使えない馬なんだそうですが、秋の天皇賞でのアムンゼンとの対決が楽しみです。その前にどっかで戦うのかな。・・・あ、中京記念で既に対戦済みでした(汗)

最弱4歳世代の期待の星として健闘して欲しいです。

菊を目指して オペラシチー

2004年07月25日 | 血統
オペラシチー

近年、昇り馬が菊を制するということが減ったが、久々に逸材が現れた。オペラハウス>ブレイヴェストローマン>フォルティノという血統だが母方にフランスのブサックの隠し味がうまく効いていて、ちょっと萌える血統だ。レコード勝ちで3連勝とは、先が楽しみです。テイエムオペラオーに続いてこういう血統で逸材がでると、サドラーウェルズはブランドフォード系説をちょっと信じたくなるこの頃、今ごろ(^_^;

血統界隈の困った人たち

2004年07月23日 | Weblog
自分も血統萌えのヲタクであるわけだが。萌えの由縁については考えたくない。血統表が嗜好品であるというある種の変わった性癖を持つ人種なのだから。自分はニフティサーヴの時代からネットで血統に関する妄想を書き散らしてきたのだが、自分のことを棚において申し上げると血統ヲタクは明らかに人格の歪みが著しい人が多い。たかだか馬の血統と思う無かれ、持論を否定されると命がけで抗論する輩が結構いるのだ。彼らは馬産家でも馬主でもないのに何を必死なのだろうといつも思う。血統ヲタクにも何パターンかあって、学究肌の人が趣味とやっているパターンが一番、中身のある立派な議論をしている。彼らは血統表から想起されるドラマへの想像力が優れており、血統界隈で尊敬できる人たちというのは、皆この範疇に入る人たちである。

困ったのは、自分の血統観を己のアイデンティティにしている奴らだ。彼らは自意識過剰で血統の奥義は自分が有していると(本当に)信じている奴らである。彼らは己のすばらしさを啓蒙したくてたまらないのだが、そういう自意識過剰人間が発するサイトは大抵デザイン的に劣悪で、論理的に筋の通っていない文章が満載である。当然読者も少ない。

で、彼らはよその場所に自己顕示の為にやってくるのである。唖然とする筆力で議論の流れ無視で持論を蕩々と述べる。恐ろしいエネルギーである。彼らは気がつくと自己陶酔が故に「血統を商売にしている」らしい。らしいというのは本当に生活していけるだけの収入があるとはとても思えないからだ。

私も若かりし頃は一介の血統論客のつもりでいたのだが、今となってはその妄想に笑ってしまうしかない。まぁ、まだその妄想に生きている人には「そこまで逝ってしまったんなら、夢が醒めないように祈っているよ」と若干の優越感を持って偉そうに言うしかない。

ネット血統論客で尊敬できる人は、第一に高柳氏、第二に鞘次郎氏、第三に有芝殿下である。あと、ブログが縁で知った数名の人たち・・・

以上キメた上での殴り書きでした。
*特定の個人を誹謗中傷するつもりは毛頭ございませんので、誹謗中傷されたと「思いこんだ」人は、精神病院に逝ってください(笑)