一昨日「学校では「学力を培う」,塾では「学力を磨く」っていうのが正確なのかもしれない」なんて書いたけど,要は単純なこと。
学校での学びは,子どもがそもそも持つ能力や生活経験,生活経験を通して培われてきたイメージや理解をもとにして,新しく概念を獲得したり本質的な理解をしたりすることが中心となる。
対し塾では,学校で得た理解をもとにして,理解を確かめる問題があれば,それを速く間違いなく解けるようにトレーニングしていくことが中心となる。もちろん補習を進める塾の機能だってあるにはあるが,中心はやはりトレーニングだろう。「学力を磨く!」という彼の塾のコピーは,正確に塾の仕事を言い表しているのだ。
だから学校では,どうして「1+1=2」になるのかを,具体物を使いながら確かめながら学ぶことが多くなる。塾では,そんな面倒くさいこと考えずに,「1+1=2」「2+2=4」「4+4=8」「8+8=16」「16+16=32」・・・と問題が解けるように操作の仕方,解答の仕方を覚えることが多くなる。
教育実習がこの時季全国的に多く行われているようだ。教育実習生の授業が塾の授業のように訓練中心になってしまったとしたら,それは本末転倒。教育に対する理解不足に由来する大きな課題があると思わなくてはならない。そしてこれは,どの教科でも同じことが言える。基本中の基本だ。
学校での学びは,子どもがそもそも持つ能力や生活経験,生活経験を通して培われてきたイメージや理解をもとにして,新しく概念を獲得したり本質的な理解をしたりすることが中心となる。
対し塾では,学校で得た理解をもとにして,理解を確かめる問題があれば,それを速く間違いなく解けるようにトレーニングしていくことが中心となる。もちろん補習を進める塾の機能だってあるにはあるが,中心はやはりトレーニングだろう。「学力を磨く!」という彼の塾のコピーは,正確に塾の仕事を言い表しているのだ。
だから学校では,どうして「1+1=2」になるのかを,具体物を使いながら確かめながら学ぶことが多くなる。塾では,そんな面倒くさいこと考えずに,「1+1=2」「2+2=4」「4+4=8」「8+8=16」「16+16=32」・・・と問題が解けるように操作の仕方,解答の仕方を覚えることが多くなる。
教育実習がこの時季全国的に多く行われているようだ。教育実習生の授業が塾の授業のように訓練中心になってしまったとしたら,それは本末転倒。教育に対する理解不足に由来する大きな課題があると思わなくてはならない。そしてこれは,どの教科でも同じことが言える。基本中の基本だ。