



タックパンツは、なぜか中高年のイメージが強いのですが、最近 こんなゆったり目のパンツが若者の間で流行っています。





若向きに作りたいと思います。
ジャストウエストではなく、幾分ローライズパンツ(ヒップハングパンツ)気味に引きましょう。
タックパンツデザインでは股上が浅すぎない方が良いです。
ベルト位置はウエスト下2~3cmが程よいでしょう。
ジャストウエストで履きたい方は、「ウエスト」「股上」は標準入力に従ってください。
Sサイズから3Lサイズの入力数値を表にしました。 ご自分のサイズ入力の参考にしてください。

実行ボタンを押すと下の製図が画面に現れます。
前パンツが写真のゆとりより少な目が良い方は、これで終了です。
写真のデザインは、前のゆとりがたっぷりですので、前パンツを切り開いて分量追加をしましょう。

2本のタックをそれぞれ1.5cmずつ広げたいと思います。
計3cmですから、脇線を3cm平行移動します。 (CAD操作では「点移動」か「平行移動」のどちらかを使用します。)
必然的に前中心線も1.5cmの移動となります。
裾に紐を通します。裾線の1.5cm上に破線を引きます。
余分な線を消して仕上げると下右図の様になります。


そろそろ秋に向けて製作にかかりましょう。