八国山だより

ノーサイレントマジョリティ!ごまめの歯ぎしりといえど、おかしいと思うことはおかしいと自分の意思を発信しなければ

この頃の社会動向に見る憂うつ

2006-09-01 16:49:15 | 日々の雑感
今朝の日経によれば自民党の国会議員の7割が安倍氏支持だそうだ。
安倍へ安倍へと草木もなびくか…

その安倍氏は憲法が禁止する集団的自衛権行使について解釈変更で事足れりとしている。国の根幹である憲法をそんな恣意的なもので変えていいものだろうか。憲法を順守すべき立場の国会議員が。

 それにしても7割もとは。安倍支持の自民党の政治家、いや政治業者たちは安倍氏が統一教会に関連し、また祖父の代からの住吉会、北九州の工藤会とも深いつながりがある事を承知の上で支持しているのだろうか。永田メモでぽしゃってしまったが、実質の後援団体である安晋会を通じた耐震偽装の小嶋氏とのかかわりもある。そのようなダーティな部分も含めての支持か。


 その祖父は731部隊とも深いかかわりがあることが推測され、アメリカからの資金提供を受けて日米安保条約を結ぶなど考えようによっては国を売ったとも思える振る舞いをしてきた。その祖父を信望し、親米派だった父のもとで育った安倍氏が今後政権を担うとすると…。

 マスメディアは安倍有利だけを伝えてなぜこうした部分を伝えないのだろうか。
NHKと同様に安倍の圧力がかかっているのか。
あるいは一部で言われるように民放はアメリカ資本に買収されているせいか。改憲派で集団的自衛権容認の安倍氏がリーダーになることはアメリカ軍産複合体には都合がいいから、安倍に不利な情報は抑制されているのか。

 先の大戦に至る満州事変で新聞社はむしろ戦争をあおった。部数を増やすという思惑があり軍部の動きをバックアップしていき、民衆がそれにあおられて好戦的になったいったという構図で。陸軍の機密費で新聞社の幹部がごちそうになっていた由。
同じ轍を踏まないでほしいものだが。