京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「ネコの春闘」

2024-03-15 20:16:59 | 時計修理

「春立つや 愚の上にまた 愚にかえる」一茶。「腹たつや 下の上にまた 下にかえる」一茶改、春闘の結果で貧乏時計師は怒っているのだ。ゲ、ゲ、下下下の下~の最下層♪まだコロナ禍から沈んだままで置き去りにされた時計師です。

「世の中満額回答よかったね~!」の残酷な春闘です。株価は上り大企業は満額回答のお祭り騒ぎのメディアにおいてきぼりにされた時計師です。コロナ禍、円安被害からまったく回復していない時計業界なので、長々と続く円安で先の見込みが立たない。円安で70%の中小企業の貧困層を踏みつけにしてそれが本当に嬉しいのか!人として実に情けないニュースでした。

工房のある夜久野町は人間よりカメムシの数が多いと思う。今日も3匹逃がしてあげた。まだ夜久野工房周辺が昭和時代から時間が眠っているような街なのであせることなく穏やかに生きられる。今日は二日続きの晴天で庭仕事を頑張って少々オーバーワーク気味で足腰が悲鳴を上げています。

「コタローの春闘」昨年の春、三月!雨まじりの寒い日路傍のノラ猫コタローが車の前に立ちふさがってとうせんぼをする。仕方なく抱っこして道端に避けるが服に爪を立ててしがみついて離れない。このときコタローは猫インフルエンザで眼が見えない状態でした。さすがにしがみついてきた猫を引き離せなくて自宅の玄関先につれて帰りました。翌日も玄関先でうずくまっていたので病院へ連れて行きました。あれから一年、島原半島脱出にも無事成功、今ではコタローの恩返しで病気のおねえちゃんの介護猫で頑張っています。来週あたり自宅に戻りお誕生日会をやる予定です。

「猫なので へつらいません 春の雪」国枝史朗。寒くても頑張るコタローなのだ。

「時計と猫は同じ」待っていると寝ているようになかなかやってこない、あきらめているといつの間にかやってくる。

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