今朝、いつもと変わらず母の胃ろう準備を始めラジオをつけました。
すると、喜びに沸いた声が聞こえてきたのでなんだろう？と思ったら、きょうは開催地が決定する日だったと思い出し、この喜びの声からすると東京に決まったんだなというのがすぐわかりました。
わたしは正直喜びというよりは驚きといった感じ。
一生懸命招致活動をされていた方々にとっては非常に嬉しいことだったでしょう。
テレビをつけても、応援していた人たちの喜びにあふれた表情とコメントで興奮している様子が伝わってきました。
協会が違うとはいえ、今回はパラリンピックが同時期に開催されるというのはいいですね。（とはいえ、他にもデフリンピック、スペシャルオリンピックス、もありますからね。ちょっと複雑…）
でも…
でも、諸手をあげて喜べない自分がいて、妙に冷めています。
その理由は大きく言うとふたつほど。
まずは“ＴＯＫＹＯ”オリンピックということ。結局日本というよりは、やっぱり“東京”。地方ではなく首都での開催。
“東京”コールが起こってましたね
さらにサッカーワールドカップと違って、競技会場も結局はコンパクトな移動を考えて東京で。
格差広がらないんでしょうかね。
あともうひとつは、なんといっても福島原発事故の問題です。
委員から原発事故について質問があったときに、
「健康問題は今までも現在も将来も全く問題ないと約束します！」なんてこと、言ってましたね、はっ？
あ～東京は、ってことなのかな？
被災地の方が言われていましたが、他の国のことのようだという言葉がまさしくぴったりだなと思ってしまいました。
華やかなオリンピックの影で、悪しきことが進まないように、世界からウソツキと言われないように（これは無理かも）、惑わされることなく注視していきたいものです。
