坂之上サイクルけだな古民家(旧 東開フィット) 自転車情報

坂之上サイクルステイション(1998~2018)、坂之上サイクル東開フィット(2018~2022)中島のブログです

レベル☆マニア 「MULLER-MT853」

2012年08月22日 06時11分11秒 | レベル☆マニア
日頃組み立ててるお客様のハイエンドバイクは、このようなフレームとホイールで作業する時は異様に軽く感じるものです。


(かさはあれど、2kgちょっと…)




中島が選んだスチールフレームのMT853は、さすがにこの時点で既に、しっとりとした持ち上げ感が出てきます。

フォークコラムもアルミですし。
(*^o^*)

(完成車目標を8kg前半とさせてください…)


で、

嬉しかった事をご報告致しましょう。


このMULLERバイクはスローピング設計なのですが、一般的にスローピングの具合はフレームサイズによって変わるものです。


中島のサイズで、実際トップチューブが

「どれくらい傾くものか…」

とドキドキしながらホイールを装着すると、

もはやホリゾンタル!

トップチューブがほとんど水平でした。カッコイイ…


これはには、MULLERならではの設計思想が生きています。



中島が乗る位のサイズのロードバイクは、トップチューブ前側はヘッドパイプの上端に溶接するのが普通ですが、

(ヘッド周りの剛性が上がる、視覚的にカッコイい)

MULLERバイクのトップチューブは、ヘッドパイプのやや下目に溶接されており、スローピング設計されたシートステーにつながってます。


単純に言うと、ホリゾンタルフレームのトップチューブが、やや低い位置に付いている感じですね。


これは、ホリゾンタル設計のスモールフレームで、サドル位置をなるたけ低く取りたい時に用いられる手法でもあります。


MULLERの設計では、視覚的にホリゾンタルながら、本来の位置よりトップチューブが低い位置にあるので、足着きに余裕が出るし、シートポストも長く出せてカッコイイ!
となります。

ヘッドベアリングをインターナル仕様として、ヘッド周りの強化も抜かりなしです。

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