日高屋でガチにチャーハン大盛り依頼。ハズレだった。
前回の日高屋で「チャーハンはありかも」と書いたのを取り消したい気分になった。
大盛りチャーハン・税込み620円。価格はありえない安さだと思う。文句を言ってはいけないだろう。しかし,スープはともかく「ご飯がベトベト」なのだ。
「チャーハン論」でも書こうかと思ったら,ふと学生時代を思い出した。そうだ,学食のチャーハンに熱い思いをぶつけたことがあるっけ。
卒業年度の会誌がないが,ゼミナール紹介は役立った。
「何もかも捨てる」と評される自分だが,「本当に重要なもの」はこうして残っている。40年近く前の「数学会会誌」である。もちろん無料で,入学したらすぐにもらうことができた。
いまでこそ,デジタルデバイスによる講義要項閲覧など可能だし,進路選択も見えるような学科設計がどこでもされているが,この時代にそんなものはない。あるものは,こうしたアナログ情報と先輩からの話だけだ
幸い,釣り研究会に1年上の先輩が居たので少しは情報が役立ったが,結局は同級生間での情報交換にいろいろ助けられた。でも,数学科に入学して「数学研究会」に所属するって,どんだけ数学好きなんだよ,ってのが結構居たので,情報伝播・共有は早かった。
一番役立ったのは,「誰々先生の過去問」だ。原則,期末試験の問題は持ち帰りできたはず。そう,「持って帰って復習しろ」という意味があるからだ。だが,出来に自信のなかったものについて,自分はたぶん捨てていた。いや,全部捨てた。単位をとってしまえば,あとは「教科書とノート」だけでいくらでも思考できるのが数学の醍醐味だからだ。
閑話休題。
学食にチャーハンがあり,それを日常の昼食にしていた。270円が並盛,320円で大盛りだった。激美味いカレーライスも同額で,「チャーハンかカレーライス」という,いま考えると不健康な食生活をしていたものである。
周囲にろくに店舗のない田舎だったから学食の意味は極めて大きかった。タダでお茶は飲めるし(姉の大学と給茶機が同じで「強制茶葉交換」させる技が姉から伝授された),弁当持参で箸を忘れても箸もあるという。まあ,学費払っているからとはいえ,ゆるい時代だった。
本格的にゆるいのが,上記会誌を読み直して知った「当時の学食メニュー設定」である。あまりにも詳細な分析をして,しかもそれを会誌とはいえ公表するとは,「1000円の図書券あげるから」と言われてホイホイ原稿書く自分もどうかしているが,誤植のママ掲載するなんて恥ずかしかったものである。
こうして振り返ると,「小説を読まない」バカだったのに異様に活字にこだわってきた自分がわかる。学生時代,そしてボンヤリ記憶の初代ブログ開設・Mixi(削除したヨ)などなど,自分は「文章を記す」のが好きなのだと
季節外れのボケが開花。母の色である。
最初はボケの花だと思ったし,狂い咲きだとも思ったが,よく見ると花弁の形が異なっている ボケに寄生した何かの花なのだろうか。
熱い「チャーハン論」を展開するには,本ブログでは到底余白に余裕がないことに気づいた。
それではここでお開きに。