今日の夜は町内の会議に出席しなければならなかったので、開始時刻の7時に間に合うように積雪で渋滞気味の国道8号線を運転していたボクの耳にあるニュースが聞こえてきました。車のテレビに偶然セットされていたNSTのスーパーニュースでありました。
「アルビレックス新潟の本間勲選手が……」
「なに~ぃ?!」
実はボクの車についているテレビは純正カーナビの付属品なんで、サイドブレーキを引かないと画面が見れないようになっています。つまり運転しながらでは音声しか聴くことができないのです。
「アルビレックス新潟の本間勲選手が、
”夢先生”として小学校の教壇に立ちました」
もう一度
「なに~ぃ?!」
であります。
なんとしても画面を見たいのですが、渋滞気味の道路とはいえノロノロとした流れで車は進んでいます。イコール画面を見ることはできません。しばらく音声だけでニュースを聞いていましたら、ラッキーなことに信号が赤になりました。慌ててサイドブレーキを引き、ポーチからデジカメを取り出す八百政。そうして撮影したカーナビテレビが今日の画像であります。
「夢先生」については詳しくはここを見て欲しいんですが、だいたい次のような感じの取組です。
日本サッカー協会(JFA)は、「子どもたちの心身の健全な成長に寄与する」ことを目的に、2007年度より「JFAこころのプロジェクト」をスタートしています。具体的な活動は、元日本代表選手や現役のJリーガー、なでしこジャパンの選手などが「夢先生」となって小学校の授業を受け持つもので、ゲームの時間では、運動を楽しみながらフェアプレー精神や助け合うことの重要性などを教えます。教室でのトークの時間では、夢先生が自らの夢やこれまでのサッカー人生を振り返りながら、夢を持つことの素晴らしさ、夢に向かって努力することの大切さなどについて子どもたちと語り合います。
だいたいこんな感じです。このオフに本間勲と田中亜土夢の新潟県出身アルビ戦士の2人が、「夢先生」となって小学校の教壇に立つことは、サポリンの情報で知っていましたが、その勲の晴れ舞台が今日だったのですね。
スーツ姿の勲が「勲先生と呼んでください」なんて言っている姿は、何だかとても微笑ましくてヨカッタです。「夢はかなわなかったとしてもその努力のできる子になってほしい」という含蓄のある言葉も、印象強く残りました。
この2枚は、さっき(10時過ぎ)のNSTのニュースでやっていたのを慌てて撮影しました。だからテレビは1枚目の画像と違ってわが家のリビングのヤツね。ちゃんとティノラスのネクタイをしめて、先生らしく子ども達に語りかける本間勲選手。なかなか決まっていますし、さまになっています。こんな夢先生が学校にやってきたら、子ども達は大喜びでしょうね。もしかしたら先生方やお母さん方も大喜びかもね。
本間選手、お疲れ様でした。今日の”夢先生”の活動で間違いなくアルビファンが増え、子ども達が「夢を目指して頑張ろう!」って気になったのではないかと思います。特にボクが気に入ったのは、「夢は必ず叶う」などという安易な言葉を子ども達に投げかけるんではなくて、「夢は叶わないかもしれない」「だけどそれを目指して努力のできる子になって欲しい」という、実に素晴らしい人生哲学を子ども達に語っていることです。なんか本間勲選手が今までとは違った意味で大好きになった今日のニュースでした。将来は指導者の道だな。八百政的には決まり!勲!グッジョブ