うさの珍道中

株式、時事を中心としたジャンルにこだわらない話題を何の脈絡も無く勝手放題に。あっちへふらふら、こっちへふらふら

よいお年を

2005年12月27日 00時05分23秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
クリスマスも終わって、年末も押し迫ってきましたね。
この時期は皆様利益調整で動きがとりにくい状況です、私も高すぎる税金のために毎月の楽しみの株主優待の権利が泣く泣くあきらめ、損だししました(笑)、が今年は例年に無く総楽観な相場ですね。来年も懸念する向きも健全ですが諸所の状況分析からは現時点では楽観で良い様に思います。皆様、今年の成績はいかがでしたでしょうか?
さて、今日はサンシティの権利落ち、そもそもサンシティの分割は不必要かつ個々のところの低迷の根本的原因の一つと見ており、「余計なことスルナ」と思っておりましたが、現物引きとりしました。
逆にジョイントや極東証券はそろそろサンシティに移動し始めております。
分割で急遽、ジョイントに緊急避難したかっこうですが一月でこの上昇は想定以上に取れましたが未だに予想PERで割安ではあるもののその内容を分析すれ特別な項目からは企業の本当の強さは読み取れませんのでご注意あれ。
あえて結論は書きませんから投資している方は自分の力で分析してみてください。
しかし、今日もダヴィンチ終値で高値更新とはすさまじいですね。
出来ますれば後一月遅れて上がってくれた方が来年も安心して・・・と言いたいのは皆さん一緒でしょうが、そろそろ大口さんの動向を信用倍率で計りながら、慎重についていきましょう。まあ、安値仕込みの方は長期ホールド最強これにつきます。今のところ高額な税金払ってでも移動する価値のある投資対象はなかなか見つからないのが現状です。
それにしても、来年の懸念といえば長期金利とまあそれ以上に増税ですね。増税が原因で内需が冷えるというパターンだけが今のところ問題点ですが総じて、明るいと思います。ちなみに量的緩和と公定歩合の引き上げを同一視しないように(笑)。
あおれと量的緩和から逆方向に急に引き締めるわけではありませんからね。
まあ長期金利だけ見ていれば大丈夫ですし、借金の総額、国家の歳入から金利が2%超えたら国民以上に公務員が困りますですので歴史上こういう場合は非常に低確率でしか国家が蘇生したという事はありません。まあ、エントロピーの増大する方向とでもいいましょうか(笑。
しかし、小泉さんでもあと一年も無いここへきてようやく彼の考えが実行できる段階に来て、変人の彼でも79兆円・・・これは革命でも起きなければ無理ですね(笑)。

実のところタイトル見れば分かりますが、まさかこのアホブログ今日までも続けるとは思っておりませんでしたので正直、自分にあきれておりますが、私にとっては人気が出ようが出まいが相変わらず「思ったことを好き放題勝手に書く」ためにあるわけで、まあ来年も気が向いたら遊んでやってください。
では皆さん良い年末をつつがなくお過ごしください。
来春はここ数十年が決まる決戦が予想されます、よく休んでよく勉強して皆さんとまた明るい一年になるようにお互いがんばりましょう。

BBネットの印象

2005年12月17日 11時54分10秒 | 個別銘柄分析、比較など
一月ほど前にBBネット株式会社の会社説明会がありました。
サンケイホールでやっていたのですが新聞社のビルだと思っていたら丸の内のビルのように近代化されたガラス張りのビルでビックリしました。実はBBネットは分割前から保有し、結果その前後の株価の低迷には悩まされながらも結局のところはその後の業績修正により大幅な利益で利食いすることが出来ました。というのもこの説明会でも若干の株主が質問していましたが会社の事業内容には関係なく、この株は現時点で安心して長期保有できない面が欠点としてあるのです。つまり適当に手を入れてやらないと、いけない畑なのです。
似たような株としてイメージされるのは4302オープンインターフェイスです。某雑誌のO道橋博士ではありませんが私も4302オープンインターフェイスの理論株価の安さ、ゴーイングコンサーンの前提が外れることによる効果に多大な期待をし、昨年末、今年の初めからOIFに多大な労力を投入したにもかかわらず一年を通じ回転売買の域を出ず。要するに浮動株が多く、手ごろな金額で、株価に周期性があるためにスイングに持って来いの株となってしまっています。この状況を分析した結果、デイトレ軍団、回転屋の手垢がつきすぎている為にまともな投資家が寄って来ないとみています。同様の株としてBBネット、フォーサイドなどが上げられます。いずれも将来性は結構ある会社なのに回転屋にもて遊ばれたためにちょっと上がるとデイトレーダーが群がって信用規制や利益確定売りに押されてしまう、けっこう損な会社、つまり上がりにくいと言えます。
実際、長期株主の方からもそんな指摘が質問でもありました。分割よりもむしろ株式併合して50万にぐらいにして欲しい、安心して長期保有が出来ないとも言ってましたね。全く同感です。また株主優待を10株以上につけたらどうかとも言っている人もいましたが
これも、社長は公平でないとの理由から検討していないようです。
社長個人の持ち株についても、基本的には売却していないのに資金調達が続き希薄が進んだ結果、今の持ち株比率になったようです。
そんなわけで、ここまでは厳しい評価なんですがこれに関連して、今年から子会社上場による資金調達をメインに切り替えるようです。
ただし、資金調達が無いのではなく、あくまでこれまでよりも小幅にとどまると言う意味だと思います。これにより、BBネットの希薄化進行が緩やかになると思います。さらに現状はIT系企業にしては若干割安な値段であります。
また、生半可な業績修正では企業自体の評価は変わりませんので子会社の上場益というのは再評価されるほどの業績を格段にかさ上げするにはそれしか手段が無いともいえるでしょう。
子会社上場というのは、資本主義の本流からはむしろ非難が多いですが、ソフトバンクが急成長した源泉で現状ではそれしか手法がないと思います。その面で孫社長を支えたのがSBIの北尾社長です。
と言うわけでこの状況では子会社の上場がスムーズに行くかがBBネットの株価が上がるかの分岐点ですが、正直これに関しては疑っていたのですが、説明会の最後の質問者の質問で間接的ながら想像していたよりも有望な様相が見えてきました。
そもそも、会社自体の計画ではカテゴリー1とか分類していますがそんなものは社内的な分類で何の保障もありません。
株主に対するリップサービスの可能性もあります。
しかしながら、最後の質問に対する社長の解答によると現在外部の監査法人などの公開支援業務のものが1社、監査契約状態が3社程度あるとのことです。これらに関する費用はかなり高いので上場できればペイするもののそうでない場合は文字道理、無駄銭です。
この利益規模で、無駄銭できるほどの金額でないと思うのが根拠の第一と思います。
よくいうベンチャーでIPOを目指す企業のほとんどが実際には上場出来ずに終わること、この段階まで至る前に失敗となることと併せて考えれば、これは間接的にそれを受けていない企業よりも上場確率が高いということ、社長が口先だけでなく本気で上場させたいという意思が見えるのです。
監査契約と言うのは上場よりも数年前に始まりますので2~3年内の上場可能性段階にあり、公開支援業務段階ということはまあ一年以内の上場が見込めるということです。もちろん、これら企業の単体の業績、実績にもよりますが。
ゆえに、子会社ウィンテグレータの上場により、連れ高が見込めるという意味では投資の価値ありかもしれません。
尚、本体の業績に関してはやや手を拡げ過ぎの印象があり(ビジネスとしての主力がシステム販売がほとんど)、将来の業績からも売上げ、利益の増加率に照らしてもPER的に底値感が強いですが、もう少し業績を見極める必要があるようにも思います。とにかく問題は浮動株ですね。個人株主対策は必須だと思います。
以前も申し上げましたが個人的なカンでは子会社上場を機に安値の二倍程度は見込めるのではないかと思っています。

モルガン

2005年12月14日 17時07分08秒 | 政経、歴史、スポーツなど
アメリカの歴史で一番面白いのは、産業史でしょうね。この点アメリカ国民はどのような教育を受けているのかわかりませんが、間接的にアメリカって証券教育は進んでいるなぁと思い知ったことがあります。
子供の頃は歴史好きということもあってアメリカは余り好きな国ではありませんでしたが、大人になって社会のことがわかるようになるとアメリカ的なものに尊敬も覚えますし、戦争のこともまあアメリカに言われたくないっていうのはありますが、何事も合理性を重んじる国民性も、国内的な公正さもワリと好きです。
欧州人と比較して同じ白人でもアメリカ、カナダ、オ-ストラリアの辺り出身者は、少し会話をしてみれば大体見当がつきます。
なまりもさることながら、その率直な言動になんとなく大陸から来たなと思わせるものがあるからです。
そんな、アメリカの若き日の産業社会の歴史は、まあ日本人的な感覚では余り好まれない歴史かもしれませんが、非常にアグレッシブで、黎明期にありがちな暗黒面もあり、面白い時代です。
具体的に言えばモルガン、カーネギー、ロックフェラー、フォード、ハリマンなどが日本人にも有名ですが他にもリーランドスタンフォード、コーネリアスバンダービルト、ジェイグールド、ジェームズフィスクなどなど。
今の日本の政治家真っ青の極悪非道な買収工作、偽装倒産ありの鬼のような資本主義者ですがそれだけに個人の立志伝として読むと面白いですよねこれが。
みんな歴史に名を残していますが、ちょうどアメリカ史上最大の犠牲者を出した南北戦争の時期の人が多く、モルガンさんなんか24歳だからもろ兵役なのですが、昔から金持ちは優遇されていて南も北も、金持に対しては徴兵延期がありました。
南は奴隷を50人以上抱えている人を兵役の義務からはずしたし、北は300ドルで、兵役義務を逃がれることが出来るようにしています。この意味でも露骨に奴隷制度と資本主義の戦いで面白いです。
若きモルガンさんはもちろん300ドルを支払って逃げた人です(笑)。
ちなみにこのモルガンさん、一個3.5$で買った鉄砲を20$で軍隊に売りつけて見事に300$分以上に回収しています。
ブッシュやクリントンもそこまではしなかったということですね。まあモルガンだけを責めてはいけませんなぜならメロン、カーネギー、ロックフェラーなどなどみんな逃げてます(笑)。戦争というのはそういうものです。
ただ、この全員に共通していえることが鉄道に関わったと言うことです。
アメリカの産業は鉄道を中心としてひろがったといえます。
石油王ロックフェラーも石油の製油所のみならずその石油の輸送する鉄道を押さえることで今日に名を残しました。
モルガンもこれまたジェイグルードというやり手の鉄道王の一人と対立しながら鉄道会社に食い込み、鉄道支配を通じて金融も手を出し、この両輪で産業を支配するという路線をとっています(アメリカンジョーク、ちなみにジェイグールドは別人の有名な生物学者)
さて、そんなわけでこの辺の歴史は個人の伝記で読んでもらうと株式投資をなさる皆さんは大変面白いと思います。
一方アメリカのもうひとつ特筆すべき投資家たちとして、シリコンバレーの投資家たちが挙げられます。ビルゲイツはともかく、大戦中日本軍との攻防で国家プロジェクト研究をしていたベル研究所を辞めたショックレー博士、そのショックレー博士の研究者としての能力に尊敬を抱きながらも経営者としての才能に絶望した若者達の反乱。
その若き反乱者の中心人物にロバートノイス、ゴードンムーア(ムーアの法則で有名)などの博士達がフェアチャイルドを設立し、大成功を収めながら大企業病に冒された会社に愛想をつかし、自分達が飛び出ることでインテルを設立し、自分達の体験からいわゆるエンジェル投資家として若い人や夢のある人を応援します。もちろんアメリカですからビジネスとして。
そのインテル黎明期時代にインテルに依頼し集積回路の基本特許を保有したのが日本企業だということはあまり知られていません。今のインテルの殿様商売が可能なのもこの基本特許の重要性に気づいたインテル側が時間をかけて、日本企業からこの特許を買い戻したことに始まります。
なぜそんなことになったかというとこの日本企業は日本での企業競争に負けて、整理に追い込まれそうだったからです。まあ、今日ではその特許の価値ひとつでも投資の価値があるのは明白ですが、ご存知のように日本は土地に融資してくれる銀行はあっても、アメリカのようなリスクテイクできる産業投資家層がほとんどいないので国家の制度で負けたともいえるでしょう。
80年代半導体立国として世界を文字どうり席巻した日本企業へのまきかえしのアメリカの国家プロジェクトの総参謀こそロバートノイス博士ですが、アメリカハイテク産業の一番苦しい時期にその巻き返し作戦のさなかに亡くなります。彼の作戦とはまさに知的財産権重視によるウィンテル連合であり、シリコンバレーの企業風土、アメリカの黎明期の産業資本家以上に質の高いハイテク投資家の存在です。
彼は90年に亡くなっていますが、結果90年代通して日本は完敗しました。
先日、ガイアの夜明けという番組で宇宙旅行ビジネスへの投資をする投資家が出てきましたが、不覚にもどうも産業の成熟段階に対する日本での認識とアメリカでの認識に差があるように感じました。
もちろんリスクテイクできるアメリカの投資家との落差もありましょうが、アメリカぐらい二極化した社会では確かに宇宙旅行の購入者も日本人以上に多いかもしれないと考えました。まあ、これの是非はわかりませんけどね。
でも、私個人としてはブランソン会長のヴァージングループが動くのがひとつの目安になっていましたから気になっています。
このように日本の歴史もいいですが世界には魅力的な人間の人生や歴史があり、その意味で日本はやや他人を知らなさ過ぎると思いました。無論、韓国ほどではないと思いますが(笑)。

さて、なんでこんなことを思ったかというと今日はモルガンにコテンパンにやられたからです。当ったり前ですがこういうときは静観が賢いですね。
どうも目先にとらわれて戦略眼が落ちていましたね。
もっともモルガンに就職したいぐらいで、逆らおうという気はサッパリありません。身の程は知っています(笑)。
ひょっとして、どこぞの機関投資家の担当者さんが見ているといけませんので、ハッキリ宣言しておきますが、逆らいませんのでこれからもどうぞよろしく(笑)
ああ、僕外人娘ぜんぜん平気なんでモルガン一族の娘さんなら喜んでもらいます(爆


上の写真は、カゴメからの貢物です。

収穫の秋

2005年12月13日 19時13分33秒 | 株主優待
みなさ~ん、お元気ですか?
今日は、皆さんに私が銘柄研究し実際に買った株を紹介します。
それは、チムニー、ジョイントです。
理由は優待があるからです(キッパリ)。
でも、花の舞って行った事無いんだけどおいしいくないの?
三月は一杯優待銘柄があるので迷ってしまいますね。
来年はダヴィ君のおかげで文字どうり買い集められそう。
既に、ダヴィンチ株価30万台の時点での戦果ですら、ゾクゾクと到着していますので、皆さんも資金が小さいうちは株主優待や誰もが認知している株は、余り賢い選択ではないでしょう。優待もらうなら資金規模が巨大になるまでは、我慢ですよ~。
さて、今年はどこをもらおうかな。
どうでもいいことですが関門海、チムニーと優待目的で保有中に分割発表があいついでいます。これはひょっとして関連があるかもしれません。
もっとも関門海は高級ふぐ料理店へいけるぐらいの大損した挙句、優待権利も取れなかったと言う悲惨な結果でしたが、チムニーは分割発表のおかげで大幅黒字です。
今来ている優待は、カゴメ、東和フードサービス、ゼンショー、アズワン、マクドナルドなどです。このうち最低最悪の株はマクドですが、ゼンショーなんかは権利落ちしても値上がりしすばらしい株です。
江守商事や新日本建物など酒系、キューピーやアオハタ、京王ズなどはまだ届いていませんが早く来ないかなぁ

恐怖と歓喜、ププッへたくそ

2005年12月08日 17時07分04秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
私の尊敬する投資家にソロスという人がいます。
かれは、アメリカに住んではいますが真にヨーロピアン的な男で、その辺りがとても好きです。ところで、彼はいうまでも無くヘッジファンドで有名な人ですがあるテレビ番組で自分の投資の成功理由について聞かれていました。
かれの答えは「自分は人と同じぐらいにしか投資の能力はないけれど、人より早く過ちに気づくことが出来る」と言うのが答えでした。
もちろん、彼ほどの人が投資の能力が人並みと言うことは絶対ありえません(笑)が、この過ちの修正これに関してはまことに含蓄のある言葉だと思います。
実際、どんな株でもタイミング、売買方法、取引手段、経験などなどによっては損をする人がいるように、儲かる日もあれば損する日もあり、儲かってる人も損する人もいるでしょう。とりわけ短期勝負では。
ここで、短期勝負と言う言葉を使ったのは所謂スイングトレード、デイトレードなどを短期回転として念頭においてください。
通常の常人の頭ではダヴィンチで一年で7倍になったというのが大体の人の理解でしょうね。
ところが年初には大抵みなさん10万ほどの買値でしょうが今の時点での実績も横並びでしょうか?
現実には10倍の人もいれば逆に減らしている人もごくわずかにいるでしょうが、大体の人が2~5倍の範囲と予想しています
。結果は確実に十人十色だと思います。
株価の上昇が7倍なのになぜ10倍なのでしょう?それは理解できないという人もいるでしょうが、それは信用取引の存在や短期回転(特にスイングトレード)をすっかり忘れているからです。

多分中途半端に回転したり、利益確定した人が9割以上でしょうが、それでも上手く儲けて枚数増やした人もけっこうたくさんいます。
でも10万代後半でも安値から約2倍ですから利益確定したくなる気持ちもわかります。
が、今の時点でマネナイとかで19万とかでダヴィンチ売り物があったら、注文殺到でしょう(笑)。
恥ずかしくて言えませんでしたが実は私には現物が売れなかった理由があるのです。
私はたまたま運がよく安い価格(写真のとうり89400円)ですが、それでも自分よりも安く買った人を複数知っています。その中の一人の言葉ですが「誰が見ても安い価格だったですよね」とおっしゃいました。僕はこれは謙遜込みの言葉だと思います。
かれは職業が会計ですから、まあ他人に見えないレベルが見えるのも当たり前と言っちゃ当たり前ですが、が私のような下手クソは同じ日にそれよりも5%ほど上(恥)で高値掴みさせていただいているほど、専門家だから安く買えるという事はありません。
それよりも自己に対して、能力に対して謙虚な姿勢を持ち続けて努力し続けているからでしょう。
では、彼と何が違ったのか?
最近ず~と考えていましたが、やはり経験と動揺しない精神において私よりも遥かに上手の投資家でした。
それはなぜかというと具体的には彼は信用取引も併用出来たのです。
もっともその日は数千万の含み損だったそうです。
私には到底怖くて出来ませんでした、丁度その頃始めて信用で再起不能寸前の大損をしたからです(恥。

私も当然信用は使います。本質ではありませんが戦果の拡大には威力絶大な武器です。
がちょうど相場を再開した時株価が歴史的に安かったので低位株、成長株の二階建て、三階建てと下げ相場時のヘッジ目的をメインに信用取引を使用し、現物だけでも毎年2倍程度は可能でしょうが信用が無ければここまでのスピードで毎年増やすことは出来なかった思います。
とはいえ流行のデイトレードも時々しながらチャートを読む勉強を始めました。
それまではファンダ一本槍だったのですが、2004年からある方の売買方を参考に新しいデイトレ方に本格挑戦しました。
その手法は、その方のは神業レベルで誰もがマネ出来ると言う物ではありませんが今も尚多くの方が自らの明日を開こうと果敢に挑戦されています。デイトレ部門で利益が出始めたある日、ある仕手株が暴騰しボリンジャーバンド5σを越える現場を場中に見ます。
まあ、これは私をしても思い出したくない程の無残な敗北でした。
結果そこでかなりの痛手の大損しまして、それまでのデイトレの儲けのほとんどでは足りずに信用余力は壊滅状態だったのです(笑)。
こうなると、必要な空売りは出来ないわ、二階建て、三階建ても出来ないわ、出来ないから現物(担保株)も売れないわ、完全に影響を取り除くために約3ヶ月もかかりました。実はこの為に利益確定の誘惑に誘われずに安全圏まで長期保有できた大きな理由です(爆笑)。
この経験が、「プププっうさ下手クソ」という自嘲とともに焼きついていて、とても人には信用などお奨めできないのですが、
このために当時は儲かったはずのダヴィンチでも信用が使える精神状態ではありませんでした。

上の写真を見てください。
これも前から言ってますが私は短期回転かなり下手クソなんです。だから、私のところでそれを学ぼうなんて無理、逆に教えてもらいたいです(笑)。
サンシティは既に何度も書きましたが「高値で掴んだ物は利益確定又は損きり(当然たくさんあります)し、安い物は現物でホールド」。
ハッキリいってこの株に関しては現物でももっと安く買っている人は無数にいますし、22万の買値に関してはみなさん全員が「大笑い」でしょう(笑)
なにより、本人が一番笑ってます。「ぷぷぷっ、うさ無茶下手クソ!(笑)」「こんな下手な奴、初心者でも居ないんじゃねーの(笑)」と自分でツッコミ入れてます。
大口が板の主導権を持っているので安い玉であるはずの14万の玉だって、MBOで散々含み損かぶってます。
サンシティに関してはかなり儲かってはいますが、テクニカルが全く役に立たないのでハッキリ言って全くの下手くそですよ(笑)。というのは必ずしも損失のコントロールが上手くいってないからです。
が、ここからが大事ですが私は冒頭のソロスの言葉を決して忘れません。
直ちに損きりします。即座に。こういう時は必ず成り行き注文でやっています。高くつきますが成り行きだと結構気持ちのいいものですよ。
実はこの記事かいてたら今日も失敗しました。ダヴィンチです。
ヘッジ目的で空売りしたのに日経平均、この状態で踏み上げるとは・・・(爆笑)もちろん一株5千円幅で損きり決断したのに成り行きにしたから一万幅以上取られて(笑)。
それでも、今日は損失額の倍以上のプラスですから笑っていられるのですが、私はこの損きりを学ぶのに多くの時間とお金を費やしました。

みなさんも、大儲けも大損も多数しているでしょう。でも損失を限定する戦い方法はしているのでしょうか?
損が無ければは無理ですが、損を限定できればどれほど残ったかにも着目してください。
いいですか、既に何度も紹介していますがこれはバフェットの言葉であり、その師の言葉でもありますが株というのはどれほどの優良企業の会社でも一年間に50%程度の下げは平気であるのです。例えばあのウォーレンバフェットでも数年間に渡って株価が買値の50%以下の投資があるのです。
ダヴィンチを持ち続けれて良かったとは思いますが二階建てしたかったとも思います。これ以上強力な銘柄には数年はあえないだろう二階建てしてれば、馬鹿な失敗さえしなければ・・・禁断の言葉です。
信用は中途半端な経験では絶対やってはいけませんし、生存確率が大きく落ちます。誰もが出来る道ではありません。証券会社だけは得しますけど。


ああ、これだけはハッキリ言っておきますけど・・・・・

「国税当局、税務署の皆さん、実は僕は大ウソツキで全然儲かっていませんよ~~~~~!!!わずかな利益をちょろっと稼いでおりますがこれも政府のおかげですので全て日本国の法律に基づき適正に納税しておりま~す」(笑)