うさの珍道中

株式、時事を中心としたジャンルにこだわらない話題を何の脈絡も無く勝手放題に。あっちへふらふら、こっちへふらふら

ロスチャイルドとワインってなんじゃらほい

2006年05月29日 22時52分58秒 | ブログ、パソコン関連のゴチャゴチャ
フランクフルトという都市は、欧州中央銀があるようにドイツの商業、金融の中心として有名ですがその歴史は古く、皮肉にも対ゲルマン人(ドイツ人)の古代のローマ軍の駐屯地から始まり、中世において河川交通の便から発展していきました。
まあ、ゲーテの出身地と言うとへぇ~ですがちなみにアルプスの少女ハイジに出て来る金持ち娘クララはこの町の商人という設定ですと書いた方が理解が早いかもしれません。
商業的に発展した事から今だ持ってユダヤ人街があります。
ユダヤ人とはユダヤ教の教えをまもりそれぞれの国で同化をとりたがらずに独自の教育をするので欧米では歴史的に嫌われてますが基本的には金融や商業の才能に優れた民族です。まあ、アジアにも似たような民族がありますからわかりやすいでしょう。
さて、このフランクフルト出身の有名なユダヤ人にロートシルト(ロスチャイルド)家があります。日本でも江戸時代から続く財閥は両替商(当時は西日本、東日本で銀貨、金貨の流通通貨が違った)出身が多いですがこの町で両替、古銭商でのし上がったのがロスチャイルド家のマイヤーアムシェルを初代として、その彼の5人の息子がヨーロッパ各地の主要都市で支店を儲け現在のロスチャイルド家の基礎を築きました。
マイヤーアムシェル自体はナポレオンのドイツ遠征に利して儲けますが、ロンドンに渡った子供のネイサン・ロスチャイルド(三男)は、当時始まったばかりの産業革命からマンチェスターの繊維産業に投資をはじめ、ナポレオンの大陸封鎖令で乱高下する商品相場を利用して、兄弟間のネットワークで捌き、後にナポレオン戦争の戦費調達に奔走する英国の裏で敵のナポレオンの統治下のパリの兄弟(五男ジェームス)と組んで大儲けし、同時にその際の人脈を利用して、ナポレオンのワーテルローの戦いでの敗北をいち早く知ると、
ナポレオンの勝利=ロンドンの債権市場の暴落、ナポレオンの敗北=ロンドンの債券市場の高騰という緊張した相場の中で、ネイサン・ロスチャイルドがその手の情報を詳しいことだけは全員に知られている状況を利用して、取引が始まると一斉に売りを仕掛けます。みんなが彼がなにか情報を持っているに違いないと言うわけで、当然、ブラックマンデー状態になって大暴落するさなか、自分が安くした債券をこっそり買いまくるわけです。
で、大暴落して取引は引けたわけですが、翌日の新聞にはナポレオンの敗北のニュースで逆に債券は大暴騰します。
まあ、詳しいことはわかりませんが一日で千倍以上とかいう天文学的な儲けをしたようで「ナポレオン戦争の真の勝者はロスチャイルド」と言われるようになります。
まあ、これは完全に投機ですがその後はディズレイリのスエズ運河買収などの政商の面も持ちつつも、堅実に事業に投資し、今日でも有名な南アフリカのダイヤモンドのデビアス、お得意の金融情報のロイター、金のアングロアメリカンなどに投資していますが、日本におなじみなのはなんと言っても日露戦争日本の高橋是清の公債募集の影の援助者と言われています。先日日本は100年ぶりに外国人に公債を買ってくれるように欧米参りしたようですが・・・(笑)、まあロスチャイルドはその後でちゃっかりロシアの油田押さえたんですけどね。
そのネイサンの子孫がフランスの五大シャトー、のうちシャトームートンロートシルトを経営しています。一方ワインに詳しい方は知ってますが同じく五大シャトー一つのシャトーラフィットロートシルトの方は、パリのジェームズ・ロスチャイルド(五男)が生きてる内に取得したものです。
整理するとムートンの方は1853年に英国の三男の息子が取得し、1855年にワインの格付けで二級を取得し、同じく1855年に一級の格付けを取得したラフィットの方を1868に後から五男であるフランスの叔父が取得した格好です。
で、こっからが大変でワイン好きの人には有名ですが熾烈な格付けアップ競争があって詳しく省きますが1973年にムートンの方も一級の評価を得ています。
まあ、どっちでもいいのですけどね、どうせ買えないから(爆)

まあ、適当に書いてますから記憶が正確かどうかはわかりませんが大体そんなような経緯だったぐらいに考えてくださいね~
それにしても、元々は三男ネイサン、五男ジェームスが共に共同してナポレオンを利用して儲けたのが始まりだったのですけどね。




かごめちゃん

2006年05月27日 23時21分11秒 | 株主優待
カゴメちゃんから株主優待がやってきました~
ちっちゃいことですがとっても売れしいですよね~
カゴメは株主懇親会も楽しかったし、なんだかかわいい株です。
さして上がるとも思えない株主優待銘柄ですが2月以来株主優待銘柄は、非常に堅調ですね。やっぱり、無料で者がもらえるという魅力は、侮りがたいものがあるのか相場が軟調でも粘る粘る、権利落ち日に向かって、ウソだろ~と言いたくなる様なテクニカル無視の踏み上げすら散見されます
実は今株主優待銘柄一株も持ってないんですよね
理由は、この五月の下げとアーバンショックです。
リアルタイムでコメント欄に書きましたようにアーバンを力を入れて買ってしまったのですね。その際、五月末までにクライマックスだと知っていたので怖くて信用は使えなかったから、現物で買ったが為に他の信用銘柄の決済用の資金がかなり薄くなって不安を感じ急遽売却したのです。
ですが、さすがに優待銘柄は回復も早いのでちょっと買い戻し損たね気味ですね。

まあ、アーバンで3割とったからしょうがないのですけどね。
優待がこないと株主って立場が味わえなくて、なんだかさみしいのですよね~

まとめて返信

2006年05月26日 04時21分16秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
ケイシンさん

バーナンキ相場とは言いえて妙です。
しかしですね、ある意味曲がりや武者さんと同様の性格なのか、ここは見送るのがセオリーなのは重々承知の上で生粋の逆張り、ファンダ派の意地を見せちゃルと言うことでついに二月以来の後退戦で縮小したポジションから、先週今週と一気にキャッシュから株へ撃って出ております。
明日は最後の手持ち資金、まさかのダヴィンチ10万割れ部隊を、不本意ながらここで投入するか迷ってます。
さてどうなることやら。
カンでは今年の下げは明らかにヘッジファンド主導だと思っております。
そして、今日の先物相場で見えた気がします。
さて、うさは相場に敗れ去るのか?決戦は明日に!(爆笑)

良い子の皆さんへ

うさは大胆な損きりもロスカット注文も同時にしてますから、ついでに言うと現物だから、良い投資家の皆さんは間違っても信用を使ってマネをしないでくださいね(笑)

ヤマモさん

いいなぁ、美人の奥さんと素敵な思い出があるんですから
奥さんの夢かなえて上げてくださいね~
いいなぁ、株より愛が一番だとつくづく思います。

ミヨーンさん

エリオット~と聞くと映画ETを思いだしてしまう、テクニカルがわからないお馬鹿なうさにどうぞこれからも一つ教えてやってください。(ペコリ)

くのいちさん

お友達とのメールのやり取りでハートブレイクですね、気にしないことです。
実はね、ちょっと前まで僕も同じような事でかなり傷心なのです、しかしながら投資は自分で責任負うものだから自分の考えを守ればいいだけです。
逆に、相談されて思惑通りに行かないとホント自分の持ち玉の含み損よりも人が損を抱えないように祈るような気持ちですよ。
特にサンシティ
私の相場観は以下です。
そもそも新興国の下げ、商品の下げ、日経の下げこれら全て予定どうりで気持ち悪いぐらいです。これに関する議論は今年はじめケイシンさんと金利引き上げについて議論した際、そもそも過剰流動性、ファンドマネー、金利引き上げ=キャリートレードへ影響大などと考え予定していたことですが、その割にはちっとも下げなかった次第でようやくここに来て面目躍如です。
加えてヘッジファンドと言うのは五月末決算が多いですね、コメント返信でしょっちゅう匂わせているのはその事です。
だから僕は明日の寄り付きさえやり過ごせば、次第にゆっくり上がってくると思ってます。
流動化に関してはアーバンのショックがありましたが、基本的にああいった過剰な不信感さえなければ、大体の不動産ファンドが業績動向に関しては空前の利益だと思ってます。むしろ、今年は最高益更新が見えていると思います。ただ、物件の入札でキャンセルするところも出てる様です。基本的にダヴィンチ、ケネディ、アセマネ、パシフィックなどの銘柄は大丈夫でしょうけどね。
まあ、株価はどうなるかわかりませんが業績自体は他のセクターとは比較になりませんので、それが赤信号でなければ断固ホールドです。
まあ、ちょっと相場が荒れてるんで今日なんか半分以上寝てましたが、先物相場も今日はちょっと足元が見えた気がしてます。
まあ、のんびりいきましょう。
あちらも大変って、ここまでの下げ相場こそ短期回転が活躍するハズなのですが・・・
とりあえず

HTTPSさん

星空にはお姉さんの解説の声よりも、一緒に眺める女性だけが必要です(笑)
小学生の頃、基本的には節約しまくりケチな子供だった僕が唯一買ったのが天体望遠鏡。三年分のお年玉とお小遣いで買った結構高価な性能の良いやつです。
今望遠鏡安いんですよね~3分の一以下、しかもコンピューター制御で性能もいい。
生産技術とか隔世の感がありますよ、なにより望遠鏡を見てた僕自身が変わった。
BUMP OF CHICKENの天体観測という曲がすごい好きなんですが、あれを聞くとあまりにも痛い恋がありまして、好きな曲なんですが頻繁には聴きたくない曲でもあります
今の経験があの時にあったらと思うこともありますし、そんなのしょせんタラレバだと言うことも良く知ってます。それは株も一緒ですね。
ああイカン、平常心が・・・(笑)


アーバン、サンシティ

2006年05月21日 01時07分05秒 | 個別銘柄分析、比較など
アーバンは、投機のつもりでしたが投資に変えようと思います。
諸所勘案して、経営者の誠実を疑う気になれないからです。
個人の立場で出来ることと出来ないことがあります。
人間は感情の動物なのでついつい怒りに我を忘れるときもありますが、同時に感情を飲み込んだ方が得なことが多いのも事実です。
アーバンに関して書くと、監査法人とSPCで揉めてるから気配が安いというところを仲間から聞いてIRを見ましたがそれを見る限り、大体の事情は想像出来ましたが、それ以上に市場が猛烈に反応していて、正直驚きました。
最近は投資家さんの質の向上が激しくて、そういうことはないのかなと思ってましたが、やはり時にエモーショナルですね、人間は。
この手の問題は、まあIRの文面からは8割がた、売り上げ計上の時期のズレ(販売基準)の問題だなと見当がつきましたが、どうせSPCがらみということは連結の対象範囲だなと。というのは大抵直前で揉めるのはここですからね、詳しく説明するのもメンドクサクなるような代物ですからね。
ただ、IRだけを見るとアーバンが被害者と感じたのですが、より詳しく具体的な争点を見ると確かにトーマツの言い分にも一理ありますね。
まあ、実は騒動の遠因も、突然の社長会見の原因も真の黒幕がいるんですけどね(笑)。
まあ、アーバンも、トーマツも不手際がないとは言えませんが、責任が大嫌いな税金泥棒ほどではないです(笑)。
もう何年も前のことですので変わったかもしれませんが、総会だったか説明会だったか忘れましたがアーバンの社長には非常に好印象を持ってました。
それゆえ一年余り保有していましたが、今に比べると知名度も業績も全然小さかったような気がしますが、何より会計的な発想が出来る経営者で、誠実さも感じた記憶があります。
そこが、最終的な担保でしたから、思いのほか寄り付いた時の買いに迷いはありませんでした。ただし、この相場状況ですので現物ですけどね。
本当はダヴィンチ用にと思っていた現金の転用を決め一機にキャッシュポジションの信用決済分以外の余裕を全てを投入しました。
リアルタイムでコメント欄にカキコしたので買えた人も多かったと思います。
まあ、その日はドイツの「おぼれる犬を棒でつつく」攻撃でストップ安なので焦らなくてももっといい値段で買えましたが(爆)。
人間手許現金が薄くなると怖いのでその次に日置電機、ココ壱番屋、キャンドゥなどの優待銘柄が次々投げ売りされていかれました(笑)
で、出来た現金でまた小幅な買い増ししちゃったんですけどね。
実はこの時ここ一年で始めて、迷ったことがあります。
一部ダヴィンチの現物投げ売ってでも買おうかな~という考えです。
結局実行できませんでした。
気分的に最悪だったのが次の日の朝、仲間の報告で社長の会見があり大幅下方修正135億→63億とか・・・これ聞いたときは落ちついてはいましたが内心「しまった~
読み違えたか???」と思いましたが、出元の情報を確認すると何のことはなく単なる期ズレで読みどうりでホッと一安心でした。
まあ、この心理状態がしめしますように本当に投機ですよ。また普段やってる短期売買とは違い投入している金額が大きく、リスクが違いますからね。
ただ、僕の経験ではこういう時は、買ってしまったほうが良いように思います。
ダヴィンチだって04年11月には5分割前の9万以下で買っても、その日の終値はそこからさらに5%以上の大幅安ですしね。怖くてたまらなかったです。
それに比べれば今回は全体の資金量の割合からすれば大した額ではないのでリスクは全然軽いですけどね。
どちらの場合もテクニカル重視の短期勝負のデイトレだったら損きりしなければならないお話です。

サンシティが19日引け後に発表で6月から東証一部に昇格が決定しました。
同社については、以前も書きましたがキーワードは、「不動産流動化企業へのシフト」です。
新中期経営計画によれば平成17年12月期には、売り上げの30%だった不動産流動化事業が18年12月期には40%、19年には43.6%、20年には45.7%と順次重点を移していくようです。
まあ、いわばアーバン型への変化ですね。
何よりも不動産流動化事業は、同業他社などの例を見ましても利益率の面で非常に有利ですので何より見かけ上の財務数字の改善が見られるはずです。
この見かけ上の財務数字の変化、それもできるだけドラマチックな変化というのが自分としては非常に重視してまして、従来はスクリーニングに引っかからなかったりしたものが引っかかるようになります。
(ダヴィンチの一昨年の財務数字と昨年の財務数字との差が大きかったことを覚えている方もいると思います)
ところがこの流動化事業はEPSを一気にかさ上げするとともに一面非常に資金を必要とする事業です。
構造変化、構造改革というのは苦しいものです、しかしそれをしないよりは何倍もマシである時、それを選ぶかどうかはひとつ評価するうえで重要な点ですが、その際に別に企業に限ったことではないのですが、「まさかの友は真の友」という言葉があります。多くの人に助けられた経験から、自分が大人になった今も自分は人知れず努力する経営者や企業を応援したいと思ってます。
その面では米国よりも格段にベンチャーマインドやエンジェル精神の不足する日本の為と言うのもありますが、投資としてみた場合もちゃんとリターンがあることを皆さんそれぞれの人生で経験的に知ってると思います。
例えば、虐められてる友達を助けるという行為は今ならともかく子供の時にはハイリスクです。虐められるという事は本人とってはかなり深刻ことでしょうから、勇気を出して声をかけたことがあります。そんなことがあったことすら忘れてましたが、20歳の同窓会の時にはその娘はかなりの美人になっているということもあるのです。
株というのは美人投票ですけど、誰もが美人と思ってる時には高値掴みでもありますけどね(笑)

相場全体は軟調だと思います。
だから、どの銘柄ももっと安くなる可能性はあります。
自分はもう動く気はしませんというか、アクセクするのはしばらく休憩して、大局を探ろうと思います。
ただ、流動化セクターは長期金利とノンリコの金利の違いが徐々に見えてきて個人的には安心しています。
ただ、アーバンのSPCは飛び火が怖いですけどね。
どちらにしろ業績が絶好調である以上、実際に悪い業績が出ない限り売る必要はないと自分は覚悟しています。
こういう時はさわかみさんとかフイッシャーの言葉とか思い出しますよね。

そうそう、PBRについて以前聞かれたんですが、僕はまったくPBRに関しては当てにしていません。もちろん見ますが「へぇ~」ってレベルです。
もう一つチェックする項目があって、長期(5年)の株価チャートと増資の希薄のタイミングです。
PBR見る時はココも見ないといけないと真実の姿は見えないと思います。
ダヴィンチが屈指のPBR高銘柄であることはもちろん知ってます。
ですが、そもそも株式を債券とみなして(3年~10年)長期投資する手法に、目も向けるあまり株と債券を一緒にしてはいけません。
そもそもPBRの前提となる会社財産も、ついで言えば他の資産も資本も利益剰余金も全て数字でしかないからです。
わが国は物価変動会計でもなければ現金主義会計でもなく清算価値を求めてるわけでもないので無意味です。監査だってしょせん試査ですしね、期待ギャップが大き過ぎますから。

最後にこれだけは言わせて、サンシティの一部昇格、おめでと~
やった~
だって、株価では
だからせめて週末ぐらいぬか喜び、ご勘弁を

りょうぜん漬

2006年05月18日 18時38分34秒 | 株主優待
短期売買の人が多いと書きましたが、空騒ぎさんのおっしゃるとうり、信用・短期筋のマジで本当に上手い人達はダヴィンチのような信用規制銘柄、しかも現金規制のところなんて来るわけないので、まあ今の段階では特に今日のようにアーバンがお祭り状態の日は、まあ自称長期投資家、(自分も含めてですが)のしこりも大きいものとというか、それが大半だなと思い直しやや軽率な書き方だったかなと反省しています。
まあ、実際のところ他では短期もバリバリやってましてが、特にここ2週間はケネディクスやクリード株主にとっては、邪魔以外何者でもない空売り大迷惑野郎です。
で、何でそんなことするかって言うと、ダヴィンチが現物持ってるので空売りするのが筋だし、リスクもないのですが・・・信用、現金規制。売りたくっても売れないジャン状況だからです。これ、実際切実で毎日ガンガン評価額が減ってきます。
売るにしても手持ちの現金ではフルヘッジは夢の夢、そうかといって現物手放して、5万切る値段で二度と買えるとも思わない。
まさに何も出来ない状況で、信用規制が入った状況に八つ当たりしてるんだと笑って許してやってください。

アーバンショックについて
まあ、どうせ決算の直前で監査法人ともめるとこなんて、まあ分かり易く言えば連結の範囲に決まってますが、やっぱりそうでした。
「実質的に支配~」というやつです。
まあ、こんなものはどこでももめるに決まってますが、どう期ズレで終わるのがオチだと思ってたらやっぱりそのとうり。
アーバンの社長は非常に能力があり、魅力的な人だったと記憶しており、今回も揺るぎはしませんでした。
どちらかというとトーOツともっと言えばその黒幕の金融庁、こっちに不信感があります。まあ、今に始まったことではありませんが、ごくわずかですが投資家に落ち度があるとすれば普段からニュースや役所の動向に気を配り、選挙の時とかの行動に反映してますか?、普段から制度変更のニュースに、世界的な流れに、投資している会社を知るために研究してますか?が問われた数日だと思いました。
まあ、金融庁にお怒りの電話を向けるのが唯一の対策かと思います。
なぜって株主であり、納税者ですからね、小さな政府を作るのであって、監督官庁の横槍と株主から報酬をもらっておきながらの金融庁の御用聞きは大きな政府以外何者でもありませんから。
そういうのを国民に許容して欲しければ、まず国民を儲けさせ納税額を増やしてからにすべきです。不必要に権限、制度を誇示する必要など欠片もない。
まあ、でもアーバンのSPCに関しては、あれで、期ズレ程度で済んで本当に助かりました。
第一報が大幅下方修正だったので一瞬焦りましたが実際のIR見れば、期ズレ以外の何者でもなく、トーOツの中途半端な来期計上可能の方針にその程度だったら、無用な混乱で損してしまった株主に損害賠償すべきと思いました。

実はコメント欄に書きましたとうり、早い段階でさっさと買ってしまったので、自信はあっても昨日のストップ安にはブルーでした。
勝算はあっても完全に投機ですからね、日ごろ皆さんに偉そうな事言ってる手前言い訳できません。
基本的に06年3月決算は終わった決算ですので3月末までの株主の利益であって、今買う人は07年3月の決算が利益と配当などでもろに恩恵を受ける分、むしろ大幅ハッピーサプライズです。
アーバンを以前持っていたころから(その頃はまだ20代でしたが・・・シクシク)随分日がたってしまっていたので、改めて07年3月期の上方修正金額にビックリしました。成長株って、スゴッ・・・。
何をいまさらってカンジですが、本当にそう思いました。
利益の規模も時価総額も隔世の感があります。

さて、どうせ、買うもの買っちゃったしヒマだろうからと油断しまくって、朝寝坊しかけたらピンポーンと鳴ってお届けモノが、忘れかけていたダイユーエイトという会社の株主優待、福島の「りょうぜん漬け」です。
早速、お漬物でもつまみながらアーバンの板を見ながら酒盛りでもしようと思っていたら、NY大幅安、ダヴィンチの気配とか血の気が引きます。
Y板風にいうとダピ~ンチ( ̄□ ̄;)ガビ-ン
まさに酔いがさめる展開でしたが、腹をくくってひたすら見ないで二週間以上持つことにしました。
先日もマックスバリュー東北から株主懇親会のお知らせが来ましたが、折角ですが東北は・・・遠いです(笑)。

いずれにせよ、株って本当に紙一重、今回アーバンだったからよかったものの、他にも同じようなビジネスモデルの会社が一社あるのですが、そこについては自分は昨年夏に記事に書いたとうり、毒を食らわば皿までの覚悟が出来てますが、皆さんもそれぞれ自分の頭の中で保有銘柄についてチェックしてみると良いと思います。

ダヴィンチ1Qについて

2006年05月11日 01時15分04秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
ダヴィンチ1Qについて、これについて皆さんが記事を求めてるのは大いに理解しているのですが、ダヴィンチを愛し、ダヴィンチの現状を見るに、明らかに僕がコメントしないほうが良いような気がしています。
この際、テクニカルとかそういう面よりも徹底的に下がった方が絶対よくなると思いますので。
結局、買い派でも売り派でもなく、人より大きく儲けるために、短い時間でガツガツ稼がないと我慢できない回転したくってたまらない個人短期筋が多すぎること(多分に自分の売買が短期だとは自覚していないでしょう)が、皮肉にもダヴィンチを儲からない株にしている訳で、何度も言ってますが短期売買それに関しては全然否定しませんし、現に私もダヴィンチ以外ではやり過ぎってほどやってますがどうもね、それも最近飽きてきてますし、どうせどんな記事かいても判断するのはみなさんです。
そして現在の状況ではその場限りの掲示板の都合に利用されるだけですので、ダヴィンチにこれだけお世話になり、最近はダヴィンチの信用に関してはまったく売買していませんがそれでも早くもとに戻って欲しいです。愛着あるダヴィンチですので1Qに関しては少々遅れて記事にします。
長期投資の方にはそれでも十分情報提供になりますし、むしろ余計な記事書かない方が長期投資の方のためになるように思いそうします。
とはいえ、せっかくですから要点だけピックアップしときますので適当に自分の考えを、意見を持ってください。

1.物件の傾向
小→大
既存→開発
直接→間接

2.含み益を含む余力推察
以前よりも拡大

3.物件の売却益の動向
一件あたりの金額の利益率、前期より拡大
売価額少なくて利益大きい

4.収益構造がマネジメントフィーに移動しつつありこの面ではむしろ過去最高

以上はオペ面です。
さらに以前からお話していました財務面でのヒントで、そもそもこの三ヶ月これが最大の不安材料とされていたような気がするんですが、みんなのどもと過ぎれば・・・なのか、誰も触れませんからワザワザ読んでくれた読者のみなさんへのお土産で

おおざっぱな概算で約1.5%でした。
ちなみに昨日計算したらKも約1.5%。

まあ、どっちもヘッジかけたるので元々どうと言うことも無いんですけどね。

でもねIRですがまずは自力で判断してその上で人の意見を求めないと、ただ慰め、自分の不安心理への納得を求めているだけになってしまいます。
恋愛の相手ならばそれも良いでしょうし、それは素晴らしいものですが。

ああ、ちなみに明日以降も一切ダヴィンチ現物売却しません。
信用は最近全く取引していませんのでポジションゼロです。
これが、実は最大の意見具申なのですけどね。
まあ僕自身は正直安心しましたわ
では、ゆっくり寝てくださいね~

ケネディ

2006年05月10日 00時30分59秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
ケネディクスの第一四半期でましたけど、正直驚きましたね、かなり良い内容でした。
また、ダヴィンチもですが、ケネディは第二四半期に物件売却が来るので正直中間まではめっちゃ調子が良いのではと思います。
先日、雑誌で92年ぐらいにアメリカの不動産投資でダヴィンチの金子社長、ケネディクスの本間社長、三菱銀行などが一緒に仕事をしたことの話が出てましたが、
ケネディクスの今回BS、PLなんかを拝見するとへぇ~と思わせる項目があります。
やはりケネディの本間社長も金子社長もともにアメリカの不動産ファンドの落ち込んだ時期の研究を熱心されているようで、アセットでもそれが確認できましたがむしろケネディの財務内容からは金利上昇、不動産ファンドの利回り確保にはケネディの方がアセットよりも熱心により大胆にやられていることが伺えます。
金利耐性ではアセットよりもケネに魅力を感じます。
例えば個別の支払利息よりも大まかな加重平均資本コストからノンリコのと長期金利とのギャップが、資産側の投資の内容の中身で先日ダヴィンチ総会で金子社長にお聞きしたことをケネディもまた徹底してやってます。
具体的に言えばメザニンなどです。
好決算以上に体質的な変化に、ケネディもまた勝ち残るだろうなと感じています。
あくまでダイエットではなく、スポーツ選手の肉体改造のような話ですが、その意味では本家のダヴィンチのBS、PL、数字以上に早く見たいものです。
ケネディといいパシフィックといいこの業界自体が絶好調なのかどちらも以前までのイメージとは違い好業績です。
もちろん、ダヴィンチは絶好調だったのですがそれ以上にこれらの企業の踏ん張りが目立ちます。意外感があるだけ株価には有利です。
最近思うのは、ようやくにしてファンドの実績と信用に差が、運用能力に差が出てるのかなぁとおもいます。
また、ダヴィンチの純粋、一投資家との姿勢、ケネディクスの三菱銀行&三菱商事時代からの海外不動産投資、アセットやリサのように投資銀行業務、かの企業の社長の出身母体を見れば明白ですがそういった良い意味での個性が出て、競争に拍車がかかって望ましい状況ですね。
断言しますが優劣ではなく特色を出すこと、百花繚乱が望ましいのです。
マンデベの分析でも触れましたが各個別企業の優劣でなく選択肢があること、これ自体が投資家にとっては理想的なのです。
なぜなら局面の変化に応じて柔軟に資金を移動すればよいからです。
優れた経営者が対応できるというのは、素晴らしいことですし、そう努力してもらわないと困りますが、そもそも経営者の人並み優れた能力で持ってもそれは困難です。
だから私たち投資家のほうがそういう意味では選択の自由が経営者よりもあるだけ幸せなのです。
ただ、現状の認識が正確でなければなりません。

例えばセクター全体が他では考えられない好業績の明白に退場を迫られるような企業も出てくると思います。従来は上場企業、とりわけダヴィンチ自身はこのセクターの企業の上場自体を兆件取引所から切り開いてきたイメージすらありますが、金融庁の規制などのニュースはむしろ主に未上場の不動産屋さんが転業したようなにわかファンド、逆にそろそろ上場しているファンド会社の中にもにわか組みが混じってますので、その中にやはり成績面で取り残される会社が出てくるように思います。
そしてしばらくするうちにそういう会社は退場させられることもあるでしょう。
それに巻き込まれ短期的株価では優良な企業の株価も巻きこまれることもあるでしょう。
しかしながらこれだけは明白に言っておきますが例えダヴィンチであれ、企業業績の悪化が本質的なものならば断固売ることも検討しなければなりません。
ここの決断は普段からいかに企業を見ているかにかかってます。
昨年アクセルという企業がそうなった折に痛感しました。
そういうものです。
それにしてもケネディクスの決算を見る限り、長期金利とノンリコの金利とは必ずしも一致していないことが再確認されたような気がします。
無論、微細な勘定項目の変動はありますので中間の最終判断までは目が離せませんが。
素直に素晴らしい決算ですね、ケネは。

ダイドーの優待

2006年05月07日 22時00分12秒 | 株主優待
みなさん、いかがお過ごしですか?
私は連休は遊びほうけて来ました。
昨年のGWは忙しく、掲示板仲間がつぎつぎ遊びに行く中、東北在住の掲示板仲間と相場に張り付いてたら「週足で火柱がたった」記憶がありますが、その後は某機関投資家にドカンと下げられ、休日明けの掲示板仲間は泡食ってた記憶があります(笑)。
まあ、今年はトホホな展開でゆっくり放置以外にすることがないのですので、遊びほうけて来ました。
クルーズやらカクテルやら、フレンチやら読書やら寿司やら、庭園やらそんな毎日でした。
さあ、リフレッシュしていきましょう。
写真はダイドーの優待です。
来たときはその大きさにびっくりしました。
これだけ大きいとありがたみが大きいですよね~
単純にスゴイうれしかったです。