うさの珍道中

株式、時事を中心としたジャンルにこだわらない話題を何の脈絡も無く勝手放題に。あっちへふらふら、こっちへふらふら

野球部だった金子社長

2008年03月30日 20時41分06秒 | 個別銘柄分析、比較など
甲子園始まりましたねー。
野球もサッカーも下手の横好きってやつですけど、見るのもやるのも好きです。
大人になってからは忙しくて甲子園はおろかプロ野球のTV中継すら年に一回見れるか見れないか・・・子供の時は、早く大人なりたかったけど大人になるのも案外つまらないものですね。
サッカーの方は海外戦を中心に時々見ます。
つまらない大人なりの夢として、ハイセンスなかっこいいオフィスで、世界をまたにビジネスを・・・な~んて忙しいものはカケラも望みませんが(笑)、せめて野球の中継ぐらいかけ流しに出来る自分の経営する事務所ぐらいは目指してみようかなっと努力したら、その程度でも忙しくて野球どころじゃないです・・・ヤレヤレ。

基本的に運動オンチでそれ以上にカラオケオンチな僕ですから、野球部とは全く縁がなかったのですが、野球部に所属していた同級生のおかげで勉強になったことがあります。

クラスメートのH君は野球部のキャプテンで、爽やかな背の高いちからいっぱい野球少年をやってました。
対する自分は、生徒会をやってましてどっちかというと本好きなタイプに見えていたと思いますし、実際そうだったと思います。

普通にクラスメートとして付き合って親しくつきあうこともない間柄でしたが、球技大会の時にクラスから野球のチームを出すことになって数合わせでチームに入れられた時、キャプテンのH君はじめ野球部所属の3人にピッチャーがいなくてとりあえず運動神経が良いことで知られたD君(某スポーツ全国大会2位)に任せてみることになりました。その他運動神経の良いと思われる人からバックを固め、はれて狙いどおりにベンチ要員になれた僕です。
ところがD君、彼も爽やかで今でも付き合いがあるのですがことピッチャーの才能はなかったらしく、フォアボールが多くて3回の途中で交代となるのですが、その際やる気のないベンチ要員で昼寝をしていた私とこれまた「絶対に活躍しない(笑)」と奇妙な同盟を結んだ同じく生徒会のA君(ヘタレですが親友)が候補であり、どうせ誰が投げても一緒だし、体格的によりマシというキャプテンH君の判断で私がピッチャーという女の子の視線が集まる花形ポジションで滅多打ちというリンチ(笑)されることになりました。

ところがその日は、神様のイタズラというかどういうわけだか左足の踏ん張りが利いて、妙に低めがバンバン決まって、ついで高めが適度に荒れ球なので、空振りがとれました。
草野球レベルではむしろ珍しい三振が連続になった辺りから明らかに空気が変わり始め、どっちかというと打たせて取る予定だった運動神経の良いバックの皆様がダラっと見守る状況になり、相手チームはムキになりながらブンブン振ってくれて、自分でもあり得ないだろーと思いながらリリーフ以降零封。被安打4本、三振十個でチームは逆転勝ち。
一番喜んだのが野球であればなんでも大好きで勝ちたいH君と、交代したD君で、相手チームから意外だなーと声をかけられ、幻の一日は終わりました。
ちなみに一番不機嫌だったのは親友A君でした(笑)

次の試合、H君から先発を言い渡されたんですけど、試合をやる前から日頃の運動不足がたたって左足が痛かったです。
すると踏ん張りがきかなくて低めに全然入らないし、ストライクを取ろうとして少し緩めるとこれが打たれる。
ソレを何とかしようとすると、今度はストライクが入らないという訳で、前日のD君と逆の立場になったのですがチームに悪いので交代しろって言ってくれないかなーとH君の方を見ると、笑顔です。
要するに独り相撲で自滅なカンジで序盤で大量失点。
D君はキャッチャーに入ってくれて一生懸命荒れ球を拾ってくれるんですけど、これまた心配そうに見てるし・・・。
それで、そこから少し後に結局自分からH君に交代させてくれと言いました。
バックの皆様はずっと前にしらけていたのだろうけど、その時H君は「今日どうしたの?」と笑顔で言っただけでした。
でも、序盤の失点が多すぎて結局負けてしまった。
なんということもない学校のただの球技大会なんだけど、ベンチで負けるより、何倍も悔しかったし、みんなにスマナイ気持ちでいっぱいでした。今でも。
まあ、親友A君だけは、「気にすんなって、しょせん進学校の球技大会なんだしー」とか奇妙な慰め方をしてくれました(笑)。

一番後悔しているのは、今日はダメだと思った自覚した時からもっと早く自分から交代を言い出せば良かったということ。
野球はチームプレイなのに自分のミスにみんなを巻き込んだこと。
教わったことはH君は調子の良悪はもっと早く気づいたと思うんだけど、リーダシップというかキャプテンとしての接し方を忘れなかったし、それだけ勝ちたかったんだなーということ。

時々、自分が失敗したなーと思うことは株をやってるとたくさんあるけども、その時に果断に損きりできるかという意味では、この時の経験が活きてる気がします。
そういう決断を出来るだけ自分の為に自分でしなければならないということですね。

今、日本の不動産市場は不透明感が強くなっています。
資金調達や株価低迷、無配など言いたいことは皆さんにあるだろうけど、僕が望む事は一つです。
無類の名手である金子修をもってしても読み間違える瞬間、あるいは素晴らしい実績を残すチャンスかそれは誰にも分からないけれど、野球部だったらしい金子社長に望むことは、それです。


なかのひと


ダヴィンチ総会(うさ珍祭2008計画)

2008年03月26日 02時25分19秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
サブプライムローン、下がるREIT、日経平均低迷、VN指数も500を割った今日この頃。みなさん考えているつもりでも、いろいろ迷う事もあるかと思います。
金曜日はダヴィンチの株主総会です。
投資先の会社を見る上では株主総会というのは実はとても重要なイベントだと思います。
個人投資家相手の説明会など開いた事があるのか?と疑問に思うくらいダヴィンチは、アレな会社ですけど、昨年の定款変更可決の為に役員報酬は議案にすら載らない今日この頃、貴重な意見をぶつける機会でもあり、会社の姿勢が見えるチャンスです。
何事もアメリカ流の金子社長が気にするとは思えませんが、ちなみに「仏滅」です(笑)
このブログを続けて、年月がたちましたけど当初より見ておられる方には当たり前のコンセンサスであった、自由で自己責任な個人投資家の秩序ある意見交流を大事にしてきた事もあり、株主総会というものの重要性をアピールしてきたつもりです。
来年の総会は、倒産していてもおかしくない可能性が株式投資には常にあります。
その時になっては遅いです。後から言っても愚痴にしかなりません。
だからこそ事前に適切な意思表示をする必要性があるのです。
民主主義国家の選挙の精神同様です。
ダヴィンチの金子社長が常々標榜している米国の資本主義ですが、これは株主資本主義とも呼ばれ、株主の主権が日本以上にハッキリしています。
要するに権限を持った、主張する、株主のガバナンスの元にあるのが米企業です。
金子社長は役員報酬やビジネススタイル、株主へのIR姿勢など日本企業とは明らかに異なる経営者ですので、逆にアメリカの資本主義のガバナンスの厳しさは、受けて立つぐらいの姿勢でない限り、信用できる主義主張とは言えません。
日本とアメリカの都合の良いところだけをあわせる経営者では、結局私達が損をします。
しかし、総会に出るというのは時間、費用のコストがかかる上に、日頃雑多ないわば烏合の衆である株主がプロ経営者に立ち向かう以上、一番重要なのは株主全体の経営陣に対する姿勢です。
数々の企業を見てきて、たいていダメダメな企業は株主総会に出席している株主と経営陣もダメそうな人達でした。
逆に、伸びる会社と言うのは株主も経営陣も真剣である場合がほとんどで、質疑応答の内容を聞いていると株主のクオリティが非常に高い場合が多いです。
無論、よい会社でも出席人数の多さと質問者のレベルにより経営陣から何も引き出せないケースもあります。
何しろ、質問と言うのは案外難しいもので、質問に答えると言うのも非常に難しいものですから。

このブログを続けてきたのはそういった日頃孤独な戦いの個人投資家の自由で公正な議論の場があればいいなーと思ったからです。
みなさん、この相場の激変の中ですから、決して世間的多数派ではない株式個人投資家のいろいろ話したいことあると思うんです、だから同じ立場同士総会終了後に声を掛け合っていわばうさ晴らしの交流会をされてはいかがと思います。
参加資格は、投資家ということだけです。
年齢、職業、本名などは差し支えある方も多いと思いますので自由性を保つ為に好きな投稿者のHNネームあるいは水商売の方よろしく源氏名で集合しましょう。
いわば仮面パーティです。

それで一言で声をかけると言っても株主様=「うさ珍読者様」とは限らないので以下の合言葉のルールでテキトーに集合して、集団ごとにこれまたテキトーに集まって、テキトーに解散してください。
もちろん幹事などというメンドクサイことは一切引き受けませんのでその辺はテキトーにお願いします。

声をかける人「スミマセンひょっとして、OOさんですか?」
声をかけられた人「いいえ、私はOOです」
といった具合です。

具体的には「スミマセンひょっとしてうささんですか?」
声をかけられた人「いいえ私はどんきぃです」
といった具合です。

サブルールとして例えば「どんきぃ」を名乗ったどんきぃファンの方は、出来るだけ「どんきぃ」同士で集まって欲しいと思います
(そうそう「どんきぃ」コールで一斉に立ち上がって、大学生のようなイッキ飲みとかはいい加減大人だし、非社会的ですのでいちおう禁止とします)
お酒飲めない人も気軽に仲間に入れて上げてください

何?私はどこにいるか?
それは今日集まった皆さんの中で一番素敵な女性のあなたの横にいる僕ですよー・・・なんつって(笑)

(調子に乗ってスンマセン、女性は年齢問わず、大歓迎です)笑



なかのひと


どう見ても、仕込みだろ(課長)

2008年03月14日 17時50分54秒 | 個別銘柄分析、比較など
まずは、お返事から

しょさん

山本五十六コメントへの返答で回答してしまうにはもったいなさ過ぎるテーマなので、しばらく皆さんの山本五十六評を聞いてから自分の考えを述べたいと思っています。
一言で言えば旧軍の持つ体質とは、それが滅んでしまった組織だけに冷静な分析が出来る人と、それが身近なだけに感情的になる人と二極化が進んでいますが、自分の考えでは身近だからこそ感情移入ができ、だからこそ繰り返さないようにしなければならないという事に尽きます。
しかし、いいテーマよね。もったいないから議論が発展する事を望みます。

pさん

おっしゃる事はよくわかります。そして最近特に政治の批判が多くなった私が実際に自分が政策を取るとしたら、それは「経済的帝国主義政策」に他なりません。
最近の政治家で特に愛憎半ばするのがロシア政局で、プーチンを認めるからこそ、「巧妙な経済的帝国主義」を志向するでしょう。
私自身は、コスモポリタンだと自分で思いますし、強烈な愛国主義者でもあります。不思議とこれは矛盾しないもので、まただからこそ対立関係にある相手方からも尊敬を勝ち取る事ができるものだという事を実体験で積み重ねてきました。
したがって現在の日本の中途半端なナショナリズムと経済のグローバル化に「ヤバイ」と感じている一人です。
日銀に権限があるかどうかといえば「本来、ないべきである」にも拘らず、財務省OBが総裁なのであったということです。
国内都銀を初め、不動産融資を抑制するように最初に動き出したのが日銀の指示だったのは今では有名な話です。

しかし、マスコミに出てくる世論と言うものが、ただの評論家自身が財務省、日銀OBなり関係者だったりします。注意しないと流されてしまうでしょう。
私自身は、キャリア官僚、OB、政治家、大臣などは親戚だけでなく同窓の友人として非常に身近な存在です。
同じ机を並べた仲間でもあり、ネットを通じてのお付き合いとは比較になりません。また、少なからず彼らに影から助けられていますし、個人的に友情を感じ義理も恩もあります。
しかし、国の将来を思えば「薩摩」とか「長州」とかいっとる場合じゃないぜよと言っているのです。良い友人たちなので苦笑いで済ませてくれるのですが(笑)
そういう身近な存在である役所のシステムというか、仕事のやり方というか、政策誘導の仕方を知っていると、日銀はもう完全に財務省の子会社だと感じてます(笑
で、おっしゃるとおりガラポンが必要なのです。

ケイシンさん

ケイシンさんならそう言ってくれるものと待ってました(大笑)
ま、竹中さん当人は嫌がるんでしょうけど(笑)

はるまついぶきさん

非常に良い例ですので本文にてお答えさせていただきます。
ただその前に、心中お察しします。
決して他人事ではないと感じております。
多数の人が見るブログなので明るい口調ですが、画像を見られるとこの言葉が偽りでないとお分かりになると思います。


アルデプロについて

正直な話、この一週間アーバンに出るかアルデプロに出るかで迷っていました。
理由は配当です。
しかし、軽く言ってるように思えますが、画像を見てください。コレをご覧になったアルデプロホルダーはピンと来ると思いますが、これは昨年のアルデプロの株主優待です。
読者のみなさんは覚えていらっしゃるかどうか?ですが、aromadaxさんだったかな?とアルデプロについて書いたのを覚えているか方もいるかと思います。
アルデプロの株主さんなら皆さん知っている事ですが、そうですモOカブを自宅に配送させていた投資家の一人です(笑)
で、僕がこの会社面白いと思ってみていました。
特にここ数ヶ月魅力が増していたんですね。
なぜかというと「改正建築基準法」です。
新築のマンデベが着工の遅れが出て、供給が一時的に少なくなれば07年に関して劇的に伸びるのは、既に完成されたものを「再活」するところに違いない。
そしてブランド価値を高める為に、テレビCMまでしているではないか?と考えたのです。
そして中古マンションの価格動向などを調べました。
で、こりゃあ利幅が取れるなと確信に変わり、慌ててインテリックスとアルデプロの財務諸表などを読み漁ったのですが、この両者を見た印象がいまいちピンと来なかった。
特にインテリの方が、マイナー市場という事もあって冴えない印象もありました。
おかしいなーなんでだろ?何か理由があるに違いないと。
アルデプロの方は利益規模が10倍近くこっちがどう考えても勝ち組だろうと思いました。モOカブの件といい、CMといい、ある程度の会社規模がないとインテリには真似が出来ないはず。
アルデプロの今回発表以前の業績進捗率は、ゼンショー(7550)の進捗率に比べれば悪いとは言えないと思っていました。

勤め人時代の話は守秘義務にかかる事も多く、極力話さないようにしていますが、時効成立している話で、ある中堅製造メーカーが会社の知名度アップの為にテレビCMをかけるという事を役員会で決定しました。
その会社は地道な会社で、内部留保も厚く、地味な会社ですが廉価な消費者向け最終製品なのでそういうブランド価値をつけたい、後々まで続く会社にして、自分達ころころ入れ替わる「外様」の若い役員と違い、引退まで最後の働き盛りの経営側の会社への愛着の気持ちは痛いほど理解できました。
が、しかしテレビ放送というのは莫大なお金が本当にかかります。
フジテレビVSライブドアの頃に一時注目を浴びたテレビ局社員の給料、電通などの干渉などもう有名な話で、そういうものが結局広告料に上乗せされているわけです。
で、CMのことなど良くわからない役員にこうすれば注目されるとかタレントは誰を使うとか何も知らない社長にどうせ「一見の中小企業」だからと利権の塊に巻き込む調子の良い営業マンが現れてですね(笑)。
もともと「外様」なので滅多に口出せないし、口出さないし、出席回数も少ない中で「大きな投資ですね」ぐらいの軽い触れ方をすると、後日、営業マンと顔合わせした時に彼が寄ってきてですね。
モデルだったかレースクイーンだったかとの合コンの自慢話に付き合わされて、それだけならまあ聞き流せば良いんですけど、「こんど一緒にどうですか?」と悪魔のお誘い。多分そこら中に言っているんでしょう。
その結果たった半年間のテレビ放送で広告費用は、本当にその会社の財務を一気に悪化させるに十分でした。無借金から銀行借入状態にもなりそりゃひどいもんです。まあ基本的に他人の会社でして経営者の決めたとおりになるべきなのですけれど、それなりに宣伝効果はあったのかもしれませんが。
広告費用で割に合うかというと・・・。
なんでこの話をしたかわかりますよね?
そうです、WBSなど誰もが見る番組にTVCMをはさむ事に(莫大な広告費の)恐怖感を覚えたんです(笑)だから、本決算(監査済み)見てからにしようと思ったわけです。

さらに我が身の恥をさらすと、去年ファンドクリエーションという会社に注目していた事を覚えているかと思います。
あの時、なぜ逃げられたのか?というので「3日前」の法則を避けるというのもありましたが本質的にはたまたまベルパークに出張していただけの話です。
実はちょうどあの運命の日の一週間ほど前、ある投資家仲間の飲み会に参加した時に、男だらけの個人投資家の中に若い女性の方が遅れていらしたんです。
で、いろいろカンファレンスとか説明会訪問したけれど業績予想が達成できるならFCは有効な選択肢だと思うと考えていると言うと、丁度参加したばかりだったのですけど、「えーあの会社、素人っぽい」と一言おっしゃったわけです。
で、僕は「どこでそう思ったのか?」と聞こうと思ったのですけど席が遠かったのです。その女性と会話したのはそれきりです。
それで十分です。というのも僕自身、それ以前にFCの役員と運用担当者などの話しを聞いてみて名刺交換をしたりしているわけですけど、失礼ながら自分のような低レベルな個人投資家とそう変わらないなーという印象を持ったからです。
だから駄目押しになったわけです。
念のために、横耳で彼女と他の方の会話を聞いていると「話題」とか「話の内容」で、その発言になにかしら根拠があるに違いないと確認しました。
重要な事は、事前に自分の目で調査した事ですよね。
その基礎が無ければ、「他人の見解」という触媒に反応する事も無かったでしょう。
その点でIRに電話するなどの行為は、アルデプロに関しても正解です。もっとやりましょう。
徹底的に、みんなで協力して集中的に。
というわけで、アルデプロ株主の(特に若い女性の方)みなさんで集まっていろいろ反省点や投資の可能性を相互に交流してみてはいかがでしょうか?

アルデプロの中期投資可能性について・・・僕自身まだ結論が出ていないので皆さんの意見を募集したいと思います。
中身をもう一度見直さなければなりません。
改正建築法の逆を張るアルデプロ戦略も、この下方修正ではシナリオに再検討が必要です。中古中心のアルデプロでダメならそれは即ちマンションという商品自体の会計用語で言う「陳腐化」ではないか?という点に行き着きます。
そうなると全てのマンデベ銘柄が「売り」「売り」の一色になります。
マンションを買う人の心理が判らないと書いた当人ですから、いつの日か・・・とも思っていましたが、ではいつか?とは未だ不透明です。
なにより僕は08年の後半に日本株に対して未だに強気ですから。

ただ、投資家というのは「運」も絶対必要です。
それだけでなく「運」というのは努力していないと逃げていくものだという事です。
儲かった年に皆さんにWHOとかに寄付を提案したことがあります。
自分自身が自分の為に寄付しているのは、市場の神様から愛されるように努めているからです。
これを個人の贅沢やあるいは豪邸などの見得に使えば、たちまち神様や他の人達から「妬み」をかいます。そうなったら、後は転がり落ちるだけ。
だから、必ず報われるわけではありませんが、なんとか自分だけ助かるようにというスケベ根性(笑)で、カンダタの糸を神様にお願いしているのであって、全く持って自分の為です(笑)

インサイダーに関しては、僕にはまったくわかりませんがただ、なんとなくここ数日のチャートを見てると「どう見ても、仕込みだろ!(沢村課長)」と言いたくなる気持ちです。


なかのひと


民O党はKYである・・・

2008年03月12日 16時36分23秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
民O党はKYである・・・
財務省出身以外の総裁であるべきだと僕も思うし、たまたま市場が荒れてるといって妥協すべきではない。
世論というか市場心理などというものは水のようなものなので目先心理で悲鳴を上げるもの。やれFRBの利下げは次回は0.75%折込とか1%とか・・・(せいぜい0.5%だと思うし、スタタグ考えると限定した方がよい)
時として無視してかまわないのであるが、それはあくまでより高度な判断、長期的視野が政治側にあってのことだろう。
意外にも今回民主党が副総裁候補のインフレ論者を退けたのは正しい。
不動産融資規制のまま、インフレになったらたまらないのだ(笑)
結果的に金利だけが上がるのは最悪だ。
ああいう学者は無用の長物だろう。
自分が民主党の政策決定者ならば、候補は同じ学者でもずばり竹中O蔵氏以外にありえない。
不動産規制に反対でインフレ論者。
おまけに、「元自民党」の閣僚で小泉改革の旗手でもあるから、自民党も反対はほとんど不可能・・・敵に回った世論を見ていやいや賛成せざるを得ない。
また、元自民党を押すことで、党利党略でない公正差を特に海外にアピールできるだろう。
それは、すなわち民主党=政権担当能力があるという証明にもなる。
これだと世論も外資、海外政治筋すら諸手を挙げて賛成だろう(ポールソン辺りは、踏み込んで「歓迎」コメント出すかもしれない)。
無論、市場心理は上昇というより、暴騰に近いお祭り騒ぎになるだろう。
民主党の今回の反対は、竹中総裁のわずかな可能性を考えると自分はこのさい徹底的に混乱して欲しくもある。

USANET

2008年03月11日 11時06分50秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
少量保有報告書

該当者、うさ証券

該当、ダヴィンチアドバイザーズ(鞘抜き)、アーバンコーポレイション(もはやバリュー株状態)等

目的、純投資(といいながらの短期売買目的の会社多いよね)

方法、現物株式・・・米欧その他世界市場軟調予想なので打診買いレベル

特記事項

アーバンコーポレイション・・・たな卸し在庫増、投資有価証券減少、借り入れ増、
転換社債、分譲マンション事業目標未達懸念、CF計算書等悪材料多し。
ただし、上記下方修正想定済みの財務分析の結果それでも尚妙味ありと判断。
途中でビビってさっさと売り抜けるかも(笑)

打診買い、状況を見て資金追加予定あり


御返事

2008年03月05日 00時51分05秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
inaさん

否決の可能性って、僕はもともと、ずーーーーと以前から増資に賛成です。
http://blog.goo.ne.jp/ovidius_2005/e/196fefcf69630d0dd141f0a359866bc2
MSCBでド~~~~ンと調達しちゃいましょうよーとか提案してますから(笑)
そしてこの手のイベントは、安直に一方向にいきがちなので、下手糞な短期トレーダーでも、絶好のトレーディングのチャンスである事も紛れもない事実です。
だから僕もテキトーに失っても良い金額でせっせと転がして遊んでいますよ。

昨今、相場荒れてますけどジムロジャースやバフェットなら、もちろん飛びつきはしないけど内心ニヤニヤしているんじゃないでしょうか。
コモディティが上がって、予想していたとおりベトナム株が面白いように下がってきて、飛び付きたくなる所ですけどジムやバフェットならどうするかな?っていつも思ってます。
決して飛びつきはしないけど、慎重に粘り強く目を離さないだろうと思いませんか?
誰でも儲かる相場に出遅れたと認識しているからこそ、だからそれ以上に余計に辛抱強く待つ。
市場ではなく個別銘柄を良く見る。

これは金子社長も同じだと思います。
彼はここで勝負に出るつもりですよ。
後ろから弾撃ってくる政治の無能にはあきれますけど、投資家はそうであっちゃいけないと思います。
たかだか10%の希薄です。MSCBじゃなくて「株主割当の増資にしろー」ぐらいの投資家根性を期待したいと思います。
(金子社長がどの程度の人物かは知らないけど僕が経営者であればそう言われると感激します)
逆にそういう信じ方をしちゃいけない外面の良い経営者も多いですけどね。
あえて言及しますけど、フOンテックのたOい社長とかね。

kogumaさん

kogumaさんには少なからずお話してきた間柄ですので、あえて時間を使って厳しい事も書きます。
話としてはつづきますけど。
そういう人物の見極め方はきわめて簡単です。
小難しい事とか逃げて、自分で考えるクセがついていない人は騙される事が多いですけど、ダヴィンチの場合は実績がちゃんと出ている。金子さんは「有言実行」ですね。
「EPS継続成長させる」それが目的であってそのための手段が資金著調達なだけです。
また、ケネ(も良い会社です。この局面でも少数ですが今も持っています)とのわずかな違いは経営者目線である以上に投資家目線だということです。

「ダヴィは増資しないからよい」というのは「資金調達するから株主軽視」「無配だから株主軽視」と言うのと同レベルの教条主義です。
まあ「日本は神国だから負けるはずがない」ちゅーのと一緒です。

「論語」以前サッカーの中田選手が読んでいたとか新聞記事に出てましたけど、僕はアレは宣伝だなーと思いましたよ。
なんでそう思ったか?
一言で言えば、自分も「論語」読んできたからです。
で、そこで終わらなかった。
なぜ、「孔子」はそう書いたのか?どういう時代だったのか?どういう弟子がいたのか?大昔の事ですけど、そこには人間くささが満ちています。
決して大昔の他人事と感じません。
でみなさんが孔子の立場なら、論語を丸暗記したり、読んでいるという自称弟子と
話したいですか?
あえて言いますけど「孔子」とはその程度の人物にあらず。
彼が愛した弟子はどういう性格だったか?
若い頃どんな経験をしたか?
子供の頃、どうやって勉強したか?
自らの経済的利益&出世より、社会へ子孫へ何が微力な自分に出来るかを老いても、失望しても前進し続けた人です。
考えれば簡単にわかる事です。
換言すれば論語を知って、孔子を知らず。そういう人物は多数います。
特に日本の学歴エリートには多いです。
(試験制度の問題であってエリート制自体が悪いわけではないというそういう基本的な事は論の前提ですけどね)
論語を好きだという人に、上述の話を水を向ければ、たいてい人物判断のヒントが
出てきます。
悪口は書きたくないので最高の印象の人とは、一見平凡な答えなんだけど後からよくよく考えると非常に良く考えられた言葉だったりすることを話す人です。
そういう人物は、マレにいます。
バフェットでもフィッシャーでも何度も読むに値する言葉を書いています。