うさの珍道中

株式、時事を中心としたジャンルにこだわらない話題を何の脈絡も無く勝手放題に。あっちへふらふら、こっちへふらふら

東日本大震災、チェルノブイリの悪夢

2011年03月17日 00時47分58秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
東日本大震災に遭われた皆様を心からお見舞い申し上げます。
こちらのサイトの運営者として、東北の在住の読者の皆様に大変支えられておりました。今回の震災にあたり特に仙台在住の芝刈り好きのある読者の方の安否を懸念せずにはいられません。ご無事をお祈りしております。

震災当日、私は幸い下記のとおり何事も無く無事でした。神様に感謝しております。
震災による被害を受けられた方には心からお見舞い申し上げます。

その時、私は外国人の同僚とともに東京都心のビジネス街で遅いランチをとり、余った時間で勉強でもしようかと図書館に入ってエレベーターから降りた所でした。
地震の経験の無い外国人の同僚が、いち早く地面が揺れていると騒ぎ出し、鈍感な私は「大丈夫だよー日本は地震が多いからねー」と慰めて、どのぐらい揺れているか見ようと高層ビルの窓際に寄ったら、そのうち洒落にならない揺れになって来ました。気がつくとその同僚は腰をかがめて柱に掴まりながら、不安そうに自分の顔を見つめています。周囲のお年寄りや女性も不安そうです。そこで揺れている最中に「ここは公共建造物で防災の避難所でもあるからたぶん大丈夫、と言うかこの建物で駄目ならどっちにしてもダメだよねー。俺たちラッキーだよ」と言い終わった途端、10m前後離れた図書館の天井から電飾の案内板やら天井やらが落ちてきてあっという間に説得失敗。
揺れが収まり、早速写メで撮影する自分をあきれ顔で見つめる同僚の顔が癪に障るので、緊急避難場所まで先導しました。非難場所には既にたくさんの人が集まっており、外国語も飛び交いあらためて東京って外国人いないと成り立たないなーと実感。同僚に携帯電話で家族と連絡を取る様に薦めて、上司に連絡。缶コーヒーを振舞って余震が落ち着くというよりも遠い異国での地震に驚く同僚の心の落ち着きを待って会社に復帰。
会社からは帰宅命令が出て歩いて帰ることになりましたが、外国人の同僚に帰路を案内してからなので結局夜遅くに帰宅となりました。家の中では食器とかが割れていてちょっとビックリ。東京は混乱しても被害は知れています。東北の皆様に置かれましては、声を掛けるのも申し訳無い気持ちで一杯です。首都圏の皆様、電車や電気程度は我慢しましょう。

今日お話したいのは、福島の件です。

もう大昔の話になってしまいます。その夏、チェルノブイリの事故現場近くや被爆した子供向けのがん治療施設を訪れたことがあります。当時、原発事故の付近は立ち入り禁止でしたが、近づくにつれ住民の強制移住で廃墟となった村や町、あるいは強制移住の対象とはなっていない人口50万のその国で二番目に大きい都市ですら汚染されていることを知らされました。何よりビックリしたのは汚染されている地区に普通に人が暮らしていることでした。もちろん国から派遣された医師や看護婦が数年で逃げ帰るといった話は、聞こえてきたけれども、普通の人が普通の生活を営むだけではなく多くの医療関係者や民間の医師、外国のボランティアがそこで活動していました。チェルノブイリの事故で移住の対象となった住民はその国だけで15万人以上。移住対象外地区つまり安全なハズの地区でも放射能を浴びた場合と同じ病気が異常な確率で発生し、特に事故後当時親の体内にいた子供とその後に生まれた子供に甲状腺ガンが多いということでした。町を歩きすれ違う普通の若者達の肌に甲状腺を摘出した後の大きな傷跡があったのを覚えています。

この体験は明るい話ではないので、あまり気乗りがしません。しかし書き進めます。
チェルノブイリ汚染地区の近隣出身の子供達が放射能の影響と見られるガンで治療を受けている施設を見学しました。免疫に異常をきたした痩せた子供達が完全に隔離されたガラス張りの密室の中で治療を受けていました。日本人と聞いて視線を向けるのも大変そうな疲労しきった子供達が壁に設置されたビニールの手袋越しに握手をしました。手の力はとても弱々しかったけれども、暖かかったことを覚えています。今生きていれば18歳~20歳前後のハズですが、残念ながら何人も大人になってはいないでしょう。
その国の大半の人々は日本人には好意的で、同じの被爆国である日本の援助は日本人の善意の心がこもっている。他の国からの援助とは違うと言ってくれました。
実はチェルノブイリの場合は放射能の汚染地区というのは距離あまり関係ないみたいなのです。汚染が強く人が住めない居住禁止地区は200km近く離れた場所にもあり、移住対象ではないが汚染地区である場所の面積は大変広く総人口の5分の1がそこに居住しているそうです。そもそも原発自体は隣国にありその国にはなんら利益をもたらしていません。医療費や年金・手当て等が国家財政を圧迫し、数年前とうとう政府は補償を打ち切ったそうです。薬を買うだけで収入が消えてしまう人達。障害者や病人に職どころではないのです。独裁政治のため若者に職も希望も乏しく自殺率は世界第2位です。

希望ももちろんありました。チェルノブイリの事故当時、処理に当たった兵士や警察官、あるいは処理にあたった民間人は、チェルノブイリ従軍勲章という制度がありソビエト崩壊までは医療費や年金で優遇されたそうです。だいたい20万人前後の人が処理に当たって石棺と呼ばれる原子炉の棺を作成したそうです。しかしその後多くの仲間が死んでいくのを見て、半ば覚悟を固めながらも俺達はこの仕事に従事したことを誇りに思っていると語るそんな素朴な男らしいおっちゃん達でした。
医師や看護婦・心療医などの専門職の人達は、志願して患者を救う事に人生を捧げている若い人達でした。特に若い女性が多かったのが印象に残りました。教会で何時間も祈る以外に選択肢が無い現実も目のあたりにしました。
独裁政権に対する命がけの民主化デモに参加する若者に、「あなたは有為の人材だから危険な目に遭わない様に自重して欲しい」と告げると「私達の青春は今なのだから、今を変える行動以外に希望が無い」とハッキリ拒否されました。

先ほどメールアドレスを開いたら、地震直後からその国の友人達からたくさん安否を気遣うメールが来ていました。

日本の原発は当に天災だけなのでしょうか?それとも天災をキッカケに過去の積み重ねの結果が出たのでしょうか?

下記のリンク先を読んで、私はゾッとします。こうした事は原発だけでは無く、問題の根源がポリティカルアパシーに在るため、官庁をはじめ民間の会社で日常的にある話ではないでしょうか。
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html#page12
強引に原発導入を進める独裁政権に反発している若者に「日本の原発は世界最高水準の安全性だから、どうせ作るのなら日本製がいいよ」といった覚えがあります。
また大変お恥ずかしい事に、私は他所の国民に対して差別の経験を持っています。
自分の不明が恥ずかしい、今では罪の意識があります。

こうした日本社会の持つ弊害がその他に多くある日本国と日本人の(多くは日本国民1人1人の質と努力によって賄われた)美質で埋められる臨界点を超えたと判断2007年末~2008年初より日本株の比率を極端に減らす戦略をとっております。幸いわずかな保有株も偶然に銘柄選択が良く、今回の月曜日以降の下げ幅は金曜日までに全て埋まりました。投資の神様本当にありがとうございます。いつも私の様なお調子者を首の皮一枚で助けて頂いて、本当に感謝しております。

下記のリンク先もご一読いただいて
http://diamond.jp/articles/-/11191
国債はドボンしかないと思っております。あの貧乏くさい顔した官僚の代弁者の様な財務大臣と、政権与党だった時の責任はさっぱり忘れて、他党非難に必死の元財務大臣が党首の人達に、余裕のカケラも無い中必死で捻出するお金を有効に使えるのでしょうか?
まあ、民主党と自民党の違いは、未遂犯と確信&実行犯の違いに過ぎませんが・・・。
今回の「事象」が日本のDoomsdayとならない事を心の底から祈っております(根拠無き単なる願望です)。

携帯を変える度に・・・

2009年11月22日 17時01分57秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
携帯電話を、買い換えました。
なんでかって言うと、水の中に落っことしたから・・・。
水の中って言うと、カンの良い人だったらピンと来ると思うけど、
そうトイレの中にですo(;△;)o エーン。
3分程迷ったんだけど、落とした携帯電話がもう古くなっていたので買い替え決定。
そんな理由で携帯変えたは良いけど、電話番号も携帯メールのデータも一瞬で消えました。

携帯電話を変えるの機会に、縁が薄くなるってコト結構ありますよね。
怖いですよね現代社会は。何だかさびしい気持ちがします。

長い期間が経過していると消したくないデータってあるじゃないですか。
二度と会うことがない人のメールだったり、録音メッセージだったりが一番復旧して欲しいデータだったりします。
お世話になった人、若くして亡くなった友人、元カノなど、それから苦境にある時、うれしい時、悲しい時、さびしい時。
自分より上の世代には理解してもらえて、同世代以下には絶対理解してもらえない事情ってモノがあります。

今の携帯電話の会社は10年以上契約しているのですが、そもそも携帯電話を始めて持ったのが大学1年生の頃ぐらいで、「遠距離」になってしまった事に端を発しています。
当時は、メールも普及していなく、携帯の通話料も高かった。
国公立にもかかわらず、アルバイトで生活費を稼ぐ身分なのに、月に10万近い金額の請求書に悩まされたコトもあります。
青春真っ盛りで、話したくてしょうがない年頃・遊びたくて仕方が無い年頃・周囲はそんな女友達で一杯と交際相手の立場も考えなければなりません。
互いに流れる時間が変わり~というヤツです。
結果は最初から見えているのですが、それでもその当時は真剣に迷います。
結局フラれたんですけどね。
そんなやり取りが記録されてはいても水難事故(笑)であっさり、文字通り水に流されちゃって跡形もなし。

で時が流れ、携帯電話とデジカメとメールが普及し、数年前に散々自慢していた世界誇るに技術立国はどこへやら、ドコモや携帯電話のメーカーがサッパリ・・・になり途上国にもサムスン、ノキアの携帯電話が普及したグローバル化時代。
グローバル「遠距離」をやってしまったがために、あらたなコンフリクトが。
日本の携帯電話は、ドコモ経営陣の無能に起因する海外展開の失敗で、あっちの女の子が携帯電話で日本の彼氏に電話をかけても、日本側が通話できない&出来ても値段が高い!という理由によりメールはともかく「あなたの声が聞きたい」という、愛されていればごく自然な要請に応じられないことになります。
あっちの子はストレートだから次第に留守電に不満そうな声が残っていたりしまして、そこは白人だから日本人以上に豪快にフラれて苦く痛い思い出になってと。

で、それも今回文字通り水に流してと(笑)。
なんと、今回の買った携帯電話ではGSMが自然搭載で海外と通話できるとか。
遅ればせながらグローバル化に対応というよりも日本がいよいよ少子高齢化と海外移民受け入れの現実に耐え切れなくなっているのか、相変わらず海外に比べ高い通話料ですが、かけることが可能なようです。
どっちかというと上記のようなロマンチックな出会いに活用というよりも、海外出張先でも会社に縛られるという全く救われ様が無い日本の会社員の現実であります(笑)。

まあそんな訳で携帯やデジカメやメールなど最強のラブアイテムを製造することは出来ても海外に売るのは全然上手でなかったり、それを活かして豊かな生活を楽しめない日本の事情ですが、そんな事情は海外は全く理解してくれません。
なにしろグローバル化の社会にあって日本は海外が無いと成立しない貿易・経済構造ですが、海外にとってはそうでもないのです。
したがって日本人が上手にグローバルな基準にあわせて行かなければならないのですが、どうもそれが苦手な様子が目立ちますね。

で、最初の話題に戻りますけど本当は携帯電話でもメールの問題でも無いのです。
相手の置かれた状況と気持ちをわかってあげられなかった、僕の(無能に基づく)失敗なのです。
ビジネスでもウィンウィンの関係でないと上手くいきませんが、どうも日本側は、特に若い世代はそこら辺が決定的にかけている気がするのです。
教育とか育った環境なのでしょうか、世間で起こる衝撃的な事件(秋葉原の事件とか、英国人女性殺害の事件とか)にそれを感じます。
僕の考えでは普通ならば好きになったら「相手の気持ちをもっと知ろう」とすると思うんですよね。そして自分はどうしてこの人のことをこんなに知らなかったのか?とそういう過程を辿る筈だと思うんです。
部下を持つ立場になり、若い世代の話を聞いているとどうも「彼女が居ないとかっこ悪い」とか「H出来ないからツレ~」とかそういうのが多いのです。

ところで皆さんは「シンデレラエクスプレス」ってCMを覚えていますか?
僕はまだ子供の頃でしたが今でも印象に残っています。
(シンデレラエクスプレスがわかんない人はコレを見てね↓)
http://www.youtube.com/watch?v=7_OA-4_X1_I&feature=related
今マーケティングを担当する仕事をしていますから、TVの仕事もする様になったのですが、あのCMは目標です。
中でも、山下達郎のクリスマスイブと牧瀬里穂の演技の組み合わせが一番好きですね。
http://www.youtube.com/watch?v=erRNvi3ek-0&NR=1
ドキドキする気持ちとか、走りたくなる気持ちがわかるじゃないですか。
気持ちが表情に出て、心が伝わるから。人の共感を得られるのです。
懐かしい思い出を思い出したり、死ぬ前にもう一回という気になりませんか?

で、現実的な話に戻りますけど、新幹線を売り込みに行く政治家とかは、このCMを見習って欲しいのですね。
ODAの金で受注競争するよりも、日本の電車の時間の正確さがどれだけ恋人達にとって大事だったかの方が、その国の国民の支持を得やすいと思うのですよ。科学技術に優れ値段の高いハイエンドな製品ほど、そういう感性の売り方は大事です。

新幹線の値段は今も相変わらず高いですが、民営化されても携帯電話のように新しい分野で競争相手がいる場合は・・・したがってバフェットの言う継続的競争力を持つ・・・・・などとこれ以上書くとNTTの皆さんとJALの皆さんに嫌われそうなので下記のフォローを入れておきます。
ちなみに最初に加入した携帯電話はドコモです。理由もハッキリ覚えています。その頃のお付き合いしていた女性の住んでいる家の場所が理由です。当時はそういう選択理由は、周囲にも結構あった気がします。
JALに関しては、JALのブランド価値がいくら落ちようが、スッチーのお姉さん達との合コンしてみたいは男性会社員なら一度は憧れるブランドです。
フォローになっているのか???(笑)。
まあ、今の世の中に一番欠けている点って人との繋がりの部分ではないかと思うんですよね。


なかのひと


アグッレシブなベトナムのおばちゃん

2009年09月30日 21時53分48秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
コメントの返信

ぺぺろんちーのさん

ご指摘頂いたオカゲでわたしがどれだけに人に、正確に伝えられていないかが認識できて勉強になりました。ありがとうございます。

Maruさん

人生を遥かに長く生きてこられた先輩に失礼かもしれませんがあえて申し上げると、専業トレーダー志望は思い返したほうが良いと思います。投下できる元本の大きさにもよりますが長期でも、短期ならなおさらやめた方がよいと思います。
両方やってみた経験から申し上げますと、世間の大多数の方が抱くイメージ&あるいはしばしば同僚などに酒の席などで口に出してさえ「投資家はいい身分だよね。サラリーマンはつらいよ」と言われます。
が、私の知る限り両方を経験された方の集まりではそのような言動はまるっきり聞かれません。正反対です。
私自身、30代になって勤め人をすると若い頃はよくわからなかった、如何にサラリーマンが社会的に保護されているか?(公務員ほどではないが・・・)が良くわかりました。
そこにいる人間は勝っている上に職もありからまだマシですが、全くリスクの割に合いません。
その中には、リーマンショックで数千万稼いだと今最も著名なトレーダーの一人もいます。
また数年前テレビの取材を受けていたあの方(過去に本を出された方です。)も、今は「いやぁ、お恥ずかしい。今はサラリーマン一筋ですから」と断言しています。

ただその場に居た全員に共通している発言は、「株の世界のスキル・ノウハウが実際の仕事にこれほど役に立つとは知らなかった。こちらの方が簡単ではないけどリスクとリターンで効率的に成果が出る」です。
それにビジネスの方が自分の力でコントロールできる面白いと余地が大きいと思うのですがいかがでしょう?


本文

続きを書こうとおもっていたらサラリーマンゲーム第二章のスタートが来てしまいました。
がとりあえず、続き。

そんなこんなでメコンデルタ地帯の地方都市をうろちょろ。

某有名旅行ガイドブック「地球の歩O方」で「乗れる日はいつの日か?」とトピック組まれていた現地のローカルバスで地元の皆さんと一緒に移動しました。
例によって言葉は話せませんし、ベトナム人は一般的に英語すら苦手ですが本を使ってなんとか会話にします。これは実感ですが、確かに外国では荷物泥棒や強盗、衛生状態など警戒すべき事もたくさんありますが、現地に溶け込むというのがとても大事です。
乗り合わせた「日本人」ではなく「うさ」という個性が認識された時、人柄を見てもらえるからです。考えてみれば当たり前ですよね(笑)。
さて、ベトナム人の地方のバスは面白いです。
まずバス内でタバコを吸えます。日本も昔はそうだったと聞きました世代的に真偽の程はわかりません。つづいて車内に食べ物のゴミ等(ピーナッツの殻等)を捨てたりします。
ビニール袋にすら入れません、床にポイです。
良い点は、物売りが頻繁に車内に来ることですね。
もち米の入ったチマキのようなものや、袋詰めの黄色の甘いおやつなどバラエティにとんでいて、観光バスより安くて楽しめますが、物売りのおばちゃんはかなりしつこいです(笑)。
無論、日本語どころか英語も話せないし、荷物などは気をつけて無いとダメですけど。
たいてい女の子のことを書くと妬っかまれるので、バスの中でのオチも書いておきます。
50歳前後の出稼ぎの物売りの太ったおばちゃんに突然結婚しようとか迫られて、しかもそれがかなりしつこくて(約8時間ほど)、冗談なのか判じかねているうちにバスが止まるたびに拉致されそうになって苦労したこともありました。しまいには目的地につくのが23時ぐらいでしかも外国人なんか全く居ない場所なので危ないから泊めて上げると言われ、その提案の方がよっぽど危険を覚えました(笑)。
無論、目的地に着いた途端、慌てて荷物持って走って逃げましたけど。
地図に全く載っていない場所に23時におろされ、しかも逃げたはいいけど着いた場所がどこかわからず途方にくれました。


なので今回一番の危険はわけわかんないおばちゃんの猛アタックでした。



なかのひと


越南考

2008年06月29日 22時20分06秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
まずはお返事から

ケイシンさん

まあ、元をたどれば教育行政の失敗。
とりわけ、大学教育が「実学」としても、あるいは「俗世間を離れた教養の世界」としてもどっちも通用しない中途半端な存在であることも問題です。
そもそも入る前の大学入試の時点で、「記憶」では一定のレベルまでは保障できても独創性なんぞ出るわけないシステムですからまあ仕方ありません。
しかし、これもまた既得権の問題があり難しいです。

あささん

BNF氏については良くわからないというか自分の能力限界を超えているので凄いナーという感嘆に尽きます。
まあ、しかし得手不得手があるように、デイトレを含むトレーディングの場合は必ずゼロサムゲームですので彼に代わって誰かが損をしているわけです。
社会的に付加価値を産まないという点において、今後アメリカのように政策が変更され厳しい規制が入るとヤダナーと思います。
投機とか投資とかテクとかファンダとかそういうレベルの問題ではなくて、もはや行政に振り回されるのはもうこりごりというのが今の心境です。
どっちにしろ得意な方、あるいは両方できるのが一番良いと僕は思います。
しかしそれ以上に大局観、特に今がどういう局面なのか?正確に大きなトレンドをつかむそれが一番大事だと思います。まさか365日同じ手法で戦うわけにも行きませんしね。

フラットさん

上記のテーマとも続くのですが、サブプラからインフレ(スタグフ)にテーマが移動しつつあります。当然、今までと違う手法で対抗しなければなりません。
過去は過去、今回は今回、いつも同じようには行かないでしょう。
ただし、似たような歴史というのはあります。それは担い手が過去を忘れたとき、あるいは過去が歴史の世界になり、当時の当事者が入れ替わった時にあるような気がします。

カッパさん

アラブの買い方は正直なところ自分には理解しかねる手法なので、これまた???ですが、ブッシュの戦争の為に日米英の3国がボロボロです。
彼は世界の多様化に最も貢献した21世紀を切り開いた大統領かもしれません。
無論、本人の意図とは正反対でしょうが(笑)
さて、そういえばケネディクスだかダヴィンチの総会だったかで中東資金の取り込みを図るとかいっていて様な気がします。
しかし、正直言ってアラブのお金の動きはわかりません。

どんきぃさん

お気の毒です。トーセイの場合は先行逃げ切り形で銀座の小型とかでしたから、まああそこで利食いが正解ではないかと個人的には思っていました。
どんきぃさんは視野も広いし、ココはセクターの転地を狙ってみてはいかがでしょう?
前回同様に反発するとは思いません、二番をつける気もします。
大サービスですが「日経平均騰落レシオ」を見られたほうが良いと思います。
自分は先行き不透明な時は、これを見て自分の資金を拠点に置く「歩兵」ではなく「機械化部隊」にして防御と攻勢を使い分けています。

pさん

日本の商社は、戦前と異なり政治・軍事のバックアップがありません。
したがって源流でもないし技術だけではつらいものがあると思います。
さて、歴史をさかのぼればいろいろ見えてきますよね。
「鈴木商店」。
まあ、今は金利キャップが買えるだけマシかもしれませんけど。
それと数年前から公定歩合ではなく無担保コールレート翌日物に変わっているはずです。実はあの市場はかなりコントロールが利きやすい市場である意味、国家安全保障
危機管理強化なのか?と思わなくもありません。



ベトナム考

自分の考えでは、少ない数とはいえVNが800台から飛び込んでますから、その辺は当然含み損ですが、やはり上陸なり先遣隊無しに本隊のタイミングを計ることはできません。
この一週間、半年以上考え抜いたセクターに本隊を投入しました。
この先は分かりませんが、皆さんと議論をするたたき台として提示したいと思います。
以前から言ってますが、ベトナムの大地の何が他と違うのか?ソコに着目して投資しました。
安易にベトナム株と話す筋とも、昨今のベテランやプロの世界からの危険信号での総悲観も雑音だと思います。
これだけプロ、アマ問わず悲観論がはびこれば間違いなくチャンスは今です。

①通貨が問題だ→では通貨が切り下がるところで儲かるところを探す
②インフレが問題だ→インフレのどの分野がインフレ数字なのか?どこが押し上げているのか?それを見れば落ち着くか落ち着かないかは予想できる。
③株よりもインフレ抑制の金融政策→だからこそ儲かる、ベトナム政府が必死でテコ入れしているインフレ解消に役立つ産業がある。
④高インフレの影響で業績の先行き読めない→歴史を見ればこういうときに通用しやすい株式指標がある。それは「PBR」(ちなみに僕は日本市場での投資ではPBRをホトンド全く無視しています)。
なぜPBRか?その理由を深く考えてみましょう。

すると答えは見えてきます。
高インフレ、経済混乱、そんなの戦争が絶えなかったインドシナの大地で何回もあったことです。大混乱の中で日本軍が目をつけたものがあるでしょ?。
ベトナム沖合いの海底には、忘れられた戦争遺跡として同胞の遺骨と共に無数に眠っています。
それこそがインドシナの大地でしか取れないインドシナの恵みです。
それに一転集中で投資します。



なかのひと

新ニッポン人

2008年06月28日 11時01分45秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
お返事から

フラットさん

ちょっと目標が安すぎますか?(笑)
これ長年株をやってきたカンと経験ですけど、安値と慎重ぐらい自分を守ってくれるものは無い。といつも思いますし、クビの皮一枚で助かってきた経験・・・そんなの無数にありますけど、助かったケースは買うときは慎重、売るときは大胆だったケースがほとんどです。
いや、別に総会で賛成票入れたのに配当金がいつまでもやってこないアーバンにプレッシャーかけているわけではないですよ(笑)

元単身赴任さん

フォルクスワーゲンですかー。
あの頃の機械と言うのはクラシック市場でも一定の人気がありまして車ではないけど以前扱った事があります。
フォルクスワーゲンからキューベルワーゲン、シュビムワーゲンなどは、一定の市場価値がつきます。
特にドイツモノは、BMW R75(BMWが作ったサイドカー)に乗った活けてるリタイア組みが夫婦仲良くサングラスで旅行というのはちょっとかっこいいなと私でも思います。
ちなみに世界初のサイドカーは、日本の「陸王九七式側車付自動二輪車」ですが、アメリカのハーレーが無いと作れないんで国産技術とは言いがたく、ついでにクラシック市場でドイツものを筆頭にアメリカ、イギリスものが人気なのに対し、日本製は全く皆無といっていいほど市場に出ない、出ても使えないシロモノが多く、要するにこれが当時の日本の工業力のレベルを物語っていますです。
それに比べ格段マシなんでしょうが、車にしても住宅にしても税金が多すぎで、住宅ローンはマンションを買うにはサブプライム難民がマシに見えるほど日本の融資はひどいのでロングスパンで見た金融・金利環境というのが気になりますね。


6月の始めに久米宏が出演していた「新ニッポン人」という番組がありましたが、皆さんはご覧になった方も多いと思います。
12CHだけに随分話題になり、出先で話題になることも多かったのですけど、周りの方々は一様にショックを受けていらっしゃるようでした。
正直な話自分はむしろ彼等20代の感覚がしっくり来る「団塊ジュニア」でして、思わずボソッとその旨を行ったら年配の方々がショックを受けたらしく、あわてました(番組内で大学を出ても就職難で~とナレーションされた先輩の世代です)。

いやでもね、「海外に行かない、一マイル消費圏」というのはちょっと行き過ぎな気もしますけどね。
交通費もかからないという面も重々分かりますけど「鬼ごっこ」はなかなか良いアイデアだと思うし、実際に海外に行ってみて自分達がどういう存在なのか初めて理解できることも多いです。無論、他の世代の方にとってもね、それは言えると。
ちなみに私のカネゴン度チェックは「倹約家」でした。
でね、ココはブログだから本音を書くとむしろ洗練されていると思うんですよ。
消費者としてね。
トヨタの社長ではないけど企業側が「消費者」近づく努力の方が大事だと思います。



なかのひと

バックハンド

2008年06月19日 11時05分07秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
新しい四季報が発売されました。皆さんこの時期は、読み込みで忙しいかと思います。皆さんの自主性を尊重&三人寄れば文殊の知恵がこのブログの趣旨ですので、いつもどおりみなさんのレスポンスを待つのですが、今回は先にたたき台を出してみたいと思います。
自分がざっと各社の業績予想を見て印象に残ったことは、全般的な反騰局面が終わって、個別業績次第だろうなーという感じです。
暴落時の赤札銘柄ではないですが、こういう状況でも業績(株価じゃないよ)が伸びていける企業というのは、注目しておいて良いと思います。
2005年後半のような相場では誰が真に優秀な経営者なのか?わかりにくかったと思いますし、その時点では皆さんそれぞれ見解がありますので無意味な論争をしかけられたりもしましたが、今日までの業績の伸張を見ればとっくに決着はついています。
今回、見て感じた印象では例えば新興市場では「Dena」や「M3」が元気ですが、自分ならM3を持ちたいと思います。
もちろん暴落を待ってです(笑)。
例えば「日本風力」と「Jパワー」では、「Jパワー」が面白いと思っています。
その趣旨はスタンレーホー氏の考えに全面的に賛同し、日本市場を改革したいというのは・・・真っ赤なウソ(笑)で、単に財務諸表を見ていてJパワーの方が面白そうだからです。ちなみにチルドレンの増配論にはむしろ否定的で、会社側の投資計画のほうが僕は有意義だと思います。別に会社側から何のリベートも受けとってはいませんが(笑)
他には例えば「トヨタ」よりは「信越化学」がいいと思うし、このように2社並べての「相対評価」を書くとより自分の着目ポイントが皆さんにも伝わりやすいのではないかと思っています。
みなさんも自分の意見が固まりつつあるようなのでそろそろ公正な議論が遠慮なく出来る場へと進化させたいと思っています。

しかしそれだけでは不親切ですのでもっとポイントを絞った書き方をすると、例えばPLよりもキャッシュフローに力点を置いて着目してみてみれば「アートネイチャー」と「セブン銀行」が候補に挙げられます。
全然業種が違うジャン???と思ったそこの貴方、ことキャッシュフローに着目したならば両社はともに優秀です。
そして当然業種が違うのでそのキャッシュを産むお金の源泉は全然別です。
どういう源泉なのか想像してみてください。

他にも例えば「コマツ」と「竹内製作所」では個人的には甲乙つけがたいと思います。
日本はともかく欧州市場では甲乙つけがたいブランド力ですし、竹内のほうが小さいので投資家としては小さい方がリターンが大きいには決まっているのです。
しかし、「為替への対応力」という一点に絞ってみればと「金融機関との関係」「資金調達力」「人材の層」などで明らかにコマツが有利です。
正直なところこの両者への投資は自分の中では並列です。
ただし、もっとも着目すべき点は両社が両社とも同じ業種で違う市場に違うラインナップの製品を売っていることです。
そして両社ともに伸びているところがコマツは北米からCISへ、竹内はユーロからCISへ。
CISに何が起きているのか?皆さんにはイメージが沸くでしょうか?

コマツの主製品ではあれば資源開発、大型開発に向きます。
竹内であればヨーロッパならではの旧市街の問題や市街地の開発にも使用できます。こちらは現実に稼働している姿をあちらの街角で何度も見てきました。
したがってCIS諸国の中での両社の競合はほとんどなく、同じ国の中でもばらばらの場所で必要とされており、そもそも展開している国自体もまるで違うと予想できます。

ではこの両社に死角は無いのか?
コマツであればアメリカの景気の落ち込みが、竹内であればサブプライムの欧州への波及があるだろうとかなり以前から指摘してきたのは他ならぬ私自身です。
CISもバブルがはじけて、北米や欧州のようにいずれそうなるのでは?と思うのは当然です。
その可能性はあります。CISにおいても各国の差はアレ、物価、消費者生活いずれも以前を知る者にとっては随分変わりました。だから普通の人以上に彼らの生活の変わりようにバブル懸念を持っています。しかしそれには時間がかかるだろうなと思っています。

ところで皆さんは実際にモスクワ、サンクト、キエフなど以外の場所、例えばサイベリアや、大平原の穀倉地帯の農村や、クリミアの山岳地帯やカレリアの沼沢地など、観光地以外を旅をしたことがありますか?
無論、知っている人は知っていますがレギストラーツィアがありますから、そんなところ事実上合法的に行けないジャン???と言う人もいます。
そういう人たちは日本人の中ではむしろ現地をよく知っている人たちだと私も理解しています。
しかしその気になれば行く方法などいくらでも有るのです。無論、私だってジムロジャースほど現地に詳しくはないし現地の全てを知ったわけではないのですけど。

ただ結論から言うと、そういう奥行き、市場の深さから見て、北米や欧州ほどの景気サイクルよりは長く、特に鉱山開発の機械などの輸出は続くと思います。
開発するところは、ものすごく広いのです。

ウクライナとロシアの国境地帯にベルゴロド、ハリコフ、クルスク、オリョール、南にロストフなどの地名があります。
これらの地名を聞いてピンと来る人はマニアックな戦史オタクにほぼ違いありません(笑)
そうです、あのマンシュタイン元帥が「バックハンド」をぶちかました古戦場です。
他人の事をオタク呼ばわりしといてなんですが南ロシアの現地まで見に行った私もかなりのオタクであることは言うまでもないです(笑)

マンシュタイン元帥とはエーリッヒ・フォン・マンシュタインという人で、第二次世界大戦最高の名将と呼ばれています。
マンシュタインプランと呼ばれるいわゆるドイツのフランス電撃戦の作戦を立案したことで有名ですが、東部戦線での第三次ハリコフ戦も有名です。
軍事的にはナチスドイツと同戦力のフランスを作戦一つで破った電撃戦もすごいですが、スターリングラードの戦い・冬の嵐戦を得て、怒涛の攻勢に出るソビエト軍・なだれをうって退却するドイツ軍、死守しろ!と絶叫する独裁者ヒトラーとかそんなカタストロフの中でこのマンシュタイン元帥は、「ソビエトに戦争で勝つ事は現状では無理。しかし、ドイツの戦術・戦略の妙で敵に出血多用すれば勝負無しの和平に持ち込めるかも」と冷静に考えます。
怒涛の攻勢をかけるソビエト軍から機先を制して退却し、防衛線を大幅に後退&縮小して兵力を厚くし、敵の補給の困難を誘う作戦に出ます。
ダメダメなヒトラーの大激怒を買うのですけど、実はソビエトのスターリンもあらゆる意味でヒトラーと同レベルなのが東部戦線です。
そろそろヒトラーの忍耐の限界という辺りでちょうどソビエト軍がスターリンの無茶な命令のため補給なしの状況で立ち止まる状況になり、ただちにマンシュタインは反撃を開始します。
退却することでドイツ側はその分補給が短くなって、戦車師団などが使用できるようになり、ドイツ軍が次々ソビエト軍を撃破、包囲し結局、退却した土地を奪回します。
スターリングラード以上の大敗北・大損害をソビエト側に押し付けて、再度ドイツが主導権を握るという結果になりました。
要するにサッカーやボクシングで言うカウンターですね。これをテニスから「バックハンド」というみたいです。

とまあ、ここまでは本やその他で分かる知識です。
実際に、現地に行ってみた感想はですね。
「高低差が全く無い、大平原です」あるのは農地と村ぐらいでして、インフラは例えば鉄道など全く無いわけではないがものすごく遠いわけだし、車で行ったのですけどガソリン満タンにしてもカラになるまでに次のガソリンスタンドがあるかどうかの心配の方が常に先にたちます。
道路なんかボコボコだし舗装なんかもちろんしてありません。
時々、木製の電柱の上に鳥が巣を作っていたりするのが見えるだけで、村の小さなスーパーというより商店に入れば、外国人が珍しいもんだから、自分が観光されるしまつ。
一緒に行くのはもちろんヒマなロシアの大学生だからやたら元気なんだけど、ウォッカのラッパ飲みで運転だしね(笑)
やられた方だから、ドイツ軍の悪逆非道さを延々と解説してくれる女の子の横で、頭の中で「こんなところで空襲されたら全滅だ」とか「道路標識向きかえられたら完全に行方不明だ」とか、「これだけ遠くまで見晴らしがいいと完全に射程距離の問題で戦術とか戦略よりも叩き合いだろうなー」とか、「こんなところに補給するのは無理」ということを頭の中で考えていました。

さて上記の逸話で何を伝えたかったかというと、ちょうど一ヶ月ほど前の「アーバン乗り換え」という記事です。
ファンダメンタルももちろんです、というか当然把握している前提です。
が、ちょうどあの記事の頃が自分にはテクニカル的な判断というかその背景にある「市場心理」から見て、日経平均や不動産流動化企業の反騰が一服したように見えたのですね。
だから「酉島」とか「花王」とか「カゴメ」とかに防衛するという消極的な意味で退避したわけです。
なぜ、現金にしなかったか?という質問は良い質問だと思いますが、あの局面では日経平均があのまま上がり続けるシナリオもあったわけです。だから出遅れとかボラティリティの低い銘柄で守るという選択になったんです。
結局のところこれらの銘柄はマイナスもあればプラスもあり要するに持っていても何も変わらなかったわけですけど。
さて、結果的にアーバンは乗り換えて正解と言えると思います。
問題はココからです。
いわば戦線を縮小して防衛に徹することで出来た予備の戦力を、再度攻勢に出る際にどこに投入するか?
これはやはり業績好調でボラティリティの高い銘柄、あるいはあまりにも勢いよく売り込まれ安くなりすぎた銘柄に投入しようと考えるわけです。
ソレは、派手に下げた住友重機械やダヴィなども候補ではないかなと思うわけです。
上がる時も下がる時も派手ですから、都合よく組み合わせればいいのです。

個人的にはここ数日で明号作戦発動、多少の損害は覚悟の上でランソン兵営に突入します






なかのひと

メナムの残照

2008年06月06日 11時49分57秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
みなさん、こんばんは
以前の記事からだいぶ時間がたってしまい申し訳ないです。
ここのところ、仕事、投資、プライベート全てが多忙でして、皆さんには関係の無いところでご迷惑おかけしてすみません。

まずは、いつものようにお返事から始めさせていただきます。
しかしながら、コメント返信するのも違うと思うのでみなさんの横槍・議論を歓迎します。

zuzuさん

ドル資産に関しては、最近の元財務官の発言にもありますがドル建て資産を毎月一定額売っていってはいかが?というのは全面的に賛成です。少なくとも分散しないとリスクでありますし、ドル→複数通貨へ、米国債→米大企業の株式ぐらいは可能だと思います。
それが先日のオイルマネーやSWFへの「資本陣営の守護」SWF構想の提案と考えています。困った時ならば米国でも歓迎されます。
また政治的に不可能ならば、米政府も米国債→例えばゴーOドマンOックスとかモルOン或いは米国防企業への転換であれば目くじらを立てるわけにも行かないでしょう。
それにしてもあちこち板を見ていて「ゴーOドマンの旦那~どこまでも付いていきますぜ!」と就職しようかなと思わざる得ない今日この頃(笑)

フラットさん

アデランスの役員のニュースは驚きました。特に日本の個人投資家になにか水面下での変化が起きているのかもしれません。
個人株主といえば総会のお土産目当てに出席し、会社の将来、株価の未来などまるで他人事で他の株主の質問などさっさと終わらないかなーと考えている株主が大半だと思っていました。
微力ながらブログを通じてそれを啓発しようと書いてきたつもりですが、ここまで意識が変わってきているとは思いませんでした。
間違いなく、光明だと思います。
誤解が無いように留意したいと思いますが、実はこれ自体は戦後の緊急事態からの平常化に過ぎないのです。
株主地位の議論は、戦後の実に大半に渡り、旧商法の趣旨を汲みながらも、法律解釈を変更することでなんとか経済の緊急事態を「国家総動員体制」で乗り切ろうとした財務省の産物でした。それ自体は非常に効果的だったと自分は考えていますが、少なくとも今はそれが時代に合わなくなり、ようやくあるべき姿に戻り始めているという印象です。
kabunokami2000さん

マイナーどころかコメントされた内容ですが良く覚えています。
kabunokami2000さんは、確かあの頃は少し弱気であられたような(笑)で、今は強気ですよね?僕は逆にあの頃は強気で、今はその頃に比べると少し展望に疑問を持っています。強気一辺倒ではないです。
おそらくkabunokami2000さん同様、大半の投資家が同じようなイメージでダヴィを考えておられると思うのです。
僕はそれがコワいです。
誤解の無いように書いておきますが具体的な何か?はないです。
しかし、投資家は「盲目的な信頼」は慎まねばと思います。
その頃にアロハさんという方がおられたのを覚えていますよね?
彼のコメントはとても傾聴に値するもので3年たって忘れるどころか、毎日ますます彼のコメントを思い出す日々です。
そう思うとアロハさんならどうするかな?と考えると臨時総会に?と思わざるを得ないわけです。彼は実際に金子社長と仕事をした唯一の証人でしたから。
kabunokami2000さんだけでなく昔の仲間は、全員生き残って欲しいと願うのが正直な気持ちです。
スズキは、面白いと思います。僕はあの経営者好きです。課題は娘婿の急死ですよね。
あのように戦ってきた経営者にとってその心境いかばかりかと思うこともありますが、会社自体は新興国の成長でイケイケドンドンに上手く戦略を乗っけていると思います。
今のところ新興国との付き合い方も正しい判断をし続けていると思います。

元さん

かの国は資源あれど金あれど、国土の広さと技術のある分野と無い分野が偏っているんです。したがってかの国がもっとも熱望しているのが日本との経済的同盟です。
しかし、社会主義仲間だった中国に先を越され、日中が更に親密となることでもっとも危機感を持っているのがロシアなのです。
重要なのは日本と経済的に相互に協力関係にある国は全て発展してきているということです。はじめ韓国・台湾、中国です。中国の輸出貿易の中身を見れば日本企業が如何に強大な存在かよくわかります。
プーチンは賢明な政治家で気がついています。
日本の戦略は「一切妥協無く北方四島の返還あるべきであること」、「ロシア政府で無くロシア国民に対して積極的に説得する」、「お互い無いところが双方がたくさん持っている為もっとも弱いところが強みに変わる理想的な同盟関係と未来を語る」、「ロシアとの日露戦争の捕虜の扱いとソビエトのシベリア抑留の違いをことある毎に伝える(戦争の是非・結果ではなく、友情を求める相手に対してすることか?ロシアなのかソビエトなのか?ハッキリしろ!)」「貧困、女性問題、チェルノブイリなどの全人類的な課題に対しては敵であっても援助を惜しまなかった」とこういう内容を「ロシア語」で主張するわけです。
こういうのが外交というものだと私は考えています。

ホッキョクグマは子供のためにも守りたいものですよね。日本として何かできることがあればいいのですが。

Unknownさん

私にもいろいろと諸事情がありまして悪い&感謝も感じているし、悪口は嫌いですので控えましたが、基本的にそういう線で考えています。

Inaさん

Inaさん自身は、どう思いますか?
その後にお答えしたいと思います。

pさん

タイですが、政局自体は面白いとつまり前向きと考えています。
ただし、自分ならみんなが買う銘柄は買いません。特に銀行とか不動産ですね、ベトナム同様タイでもこれらを買いたいとは思いません。
基本的に私はリカードの国際分業を持論にしていて、これは異性、友人、子供に対してもそうで、もっとも良いところを積極的に評価する、伸ばす、勉強させてもらう意思です。
タクシン前首相の評価も同様です。
タイの産業でタイのどこが良いか?ソレをひたすら見ています。
ベトナムも逆境を逆手に取る産業だけを見ています。






実際のところ日本の財政の苦しさは夕張市を遥かに凌駕し相当なものです。同市のニュースへの世間への関心の高さが潜在的な国民心理を表しているのではないでしょうか?はっきり言って他人事ではありません。
 しかし消費税=引き上げなどの話になるとソレは違うだろーと言いたくなります。
自分は若い頃に経済学の基礎の基礎を叩き込まれています。
それによれば、直接税(所得税・法人税)に比べ、間接税(消費税)税収が同じ場合は、国内経済を縮小させると結論を出させているハズです。
よって同じ税収ならば直接税の方が「効率的」です。
この科目は、国家一種の公務員試験でもありますので知らないはずが無いと思いますので役人は完全に確信犯です。また役人が役人である唯一の根拠は試験に受かったからです。
試験に受かることではなく、試験を活かすことができていない典型だと思います。
世のため人のためではなく、自己の出世のための学問なのでしょう。
経済=経世済民ということを暗記させる方が先ではないかと思います。
無論、増税の前に無駄をなくせばよいのです。これに国民資産の効率的運用がなされれば財政危機回避は可能です。

同じく、役人が駄目そうな国家にベトナムがあります。いずれの国でも日本やベトナムのようなことはあります。
前もって書いておきますがロシア・中国でもひどいです。
というか、両国の場合は歴史を勉強すればその腐敗が世界で1、2を争う悪名高い民族習慣です。しかし、同時に両国の場合に今共通しているのは「締めるところは締めている」と言えることです。
ベトナムは役人の腐敗以上に対応が資本主義に対して未熟な傾向が出ています。しかし、それは解消するまで長い時間がかかる問題でありましょう。
問題はソレをどう機敏に対応するかですが、基本的に日本、韓国、台湾、中国のような発展モデルは僕はどうかナ?と思います先ほども述べましたが、商品高が予想される現在では70年代、80年代の商品安のなかでの発展モデルでまた上がるだろうから投資するみたいな特に欧米人にありがちな短絡的なアジア感に一線を引きます。
自分は、むしろ本来その土地のあるべき生産性に注目しています。
ベトナムが本当にすきなのか?タイが本当にすきなのか?知ろう、理解しようとする気があるのか?付き合う気があるのか?それが試されていると思います。
現地に行くのがベストですね。
だからそれが個別企業で安いものがあれば拾います。
為替は心配ですが、心配には資金管理、いわば投入部隊の拘置で対応するだけです。
むしろ個別企業を早く買ってしまいたい気持ちです。
そういうことです。
そうですね、自分ならラオス、カンボジア、ミャンマーに注目しますね。
ミャンマーも証券取引所があるぐらいですから。
みなさんのコメントを熱望します。

アーバン乗り換え

2008年05月21日 00時02分41秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
みなさん久しぶりの更新でスミマセン。このところ立て込んでまして。
事前の懸念どおりアーバンの来期予想が思ったよりも悪い&それでもいくらなんでも株価水準が低すぎというハザマでタイミングを計っておりましたが先日より乗り換えております。
乗り換え先は、2811カゴメ、花王、酉島です。銘柄選択上の根拠は、ただの経験から来るカンということになります。
自分自身4月の前半までは空売りをからませて買っておりましたが、4月10日を境に純粋な順張りで日本株に注力してきました。
最近では地震で双日、アルコニックス辺りを買って、更にチャートがよかったDA投資法人も先回りしていたのですが、不動産企業とREITは業績悪化発表が予想以上に多く、正直どうなることやらと思っております。
皮肉にも最近は売られすぎの反動で上がってはいますが。
驚いたのはDA投資法人、増資するだろうなーとは思っていたのですが、まさか親会社割り当てで市場価格よりもプレミアムをつけて、しかも大量の希薄化・・・見た瞬間は目を疑いました。
芝かパシフィックでも押し込む算段なのでしょうか・・・。分配金目当てのスイングで入ったのに、20000円から5000円近く下がっています。
確実にDAにとっては悪材料と思っていたのですがどういうわけだか株価は上がっています。正直この動きは想定外で気持ち悪いです。直ちに逃げました。
アルコも双日も手仕舞いました。大黒天物産はかなり含み益ですが迷っています。
どうも需給環境とくにアメリカも日本も下げがきつすぎて逃げていた投資家が多いようで下がったら買おうと思ってる人はかなり多いように感じています。
しかし、経済の先行きから見るとすこしは警戒した方がよい水準で、此処で買うならなぜ先月に買えなかったのか?と反省する方が先だと思います。
まあ、自分は半分利食いとこういう心境です。

というわけでここ2ヶ月ほど日本株、久しぶりに日中に積極的に売買しておりましたが、そろそろ海外の方が様子が変わってきているので外を見ることシフトしようと思っています。
というのも主に中国株とベトナム株ですね、随分下がってきていてすぐに買うとかではなく、そろそろタイミングを計るべく注目していてよい時期だと思うからです。
無論、中国とベトナムでは全然違います。がこの両国に共通して言えるのはどちらも輸出が比較的影響しやすい国だと言うことです。
したがって米景気減速を最も影響を受けるであろう新興国です。
前にも書きましたけど経済構造の違いからインド、中国は米景気と連動しやすく、ブラジル、ロシアは別の性質なのでいざ景気減速の時にもっとも影響受けやすいのは前者で、回復期にまた改善するのも前者と考えています。

また、両国共にインフレの兆候が出ています。
インフレというのは通貨価値の下落を意味しますのであまりよいことではありませんが、自分は経験則でインフレに対してよい印象を持っています。
ハイパーインフレってほどでは有りませんが、激しいインフレーションとデノミネーションに遭遇したことがあります。
結論から言うとまさにその時こそが、日本経済、日本円の栄光の瞬間でした。苦しむ当事国の人々を現場で見た当事者として不謹慎で申し訳ないですがまさに千載一遇のチャンスでアンティークやら株やバウチャーやら不動産やら緊急時で無いと売りに出されないものが大バーゲン、個人ならずとも日本企業はなぜこの時に目いっぱい借金して買収しなかったのか、未だに残念に思います。
だからインフレとか政変とかよその国であるならばちょっとワクワクします。
世界最大の債権国で、巨額の貿易黒字で最近では経常まで黒字の日本¥が学問上から考えたらありえない円安だというのが現状でして、原因は政治しか考えられないわけです。
それがちょっとは円高になったらうれしいじゃあありませんか。
中国にしてもベトナムにしてもそれぞれの国民性を高く評価しているほうだと思いますけど、仮に明治後半の日本や60年代の日本と選ぶことが出来る投資をするとしたら、そりゃ間違いなく日本です。
僕が日本人だからではありません。西洋人であれ物事の洞察が鋭い人、アジアを良く知る人なら同じ結論になると思います。実際にドラッカーなどもそのようなことをよく言っていました。
自分の経験では欧米人はその辺りの認識が正確でないです。当たり前ですがアジアの歴史、地理、文化、国民性は私たちの方が知っていますから。
これは「昭和のよう怪」と呼ばれた政治家の言葉ですけど、「日本の発展のもっともおおきな要因は日本人の勤勉性にある」です。同感です。そのために犠牲にして来たものの大きさも含めて。
ところで、日本が高度成長の時代、実はインフレ率は非常に高かった。だから外国人投資家と違って、当の日本人は一生懸命働いたのに目先の生活が苦しくあまり投資することは出来なかった。
日本人の投資はもっぱら住宅投資と貯金でした。もっとも高インフレ、高利率だったからこそそれだけで先進国民になるには十分でした。だからこそ資本市場は過小資本経済であったので、その後の株価の大上昇に繋がっていったのです。だからインフレは株価にはプラスだと思います。好んでインフレを狙いたいぐらいです。

また誤解を受けやすいですけれど、日本の工業技術とは実際のところ欧米に比べお粗末であったのですが、その他の諸国と比べれば人材も技術も戦前から既に高い水準にあったことは事実です。
核兵器の開発ははじめナチスドイツ、ついでアメリカ、三番目に始めたのは他ならぬ日本です。ソレが両国に比較しかなり劣った水準でったことは確かですがしかしノーベル賞が二人も取れるレベルであったことも事実です。
しかし、事実上の基礎研究段階で計画放棄状態でした。また同盟国ドイツの提供のエンジンをコピーすることすら不可能な工作技術でした。
そういうことをかんがみるにこの先の十年の成長はかなり確信が持てるものの30年、40年と連続し日本のような先進国になるかといえば、それは中国はまだしもベトナムはまだまだわかりません。
欧米人のかっての「メイドインジャパン=粗悪品の代名詞」だったじゃないかという議論には、本当にそうかな?とも思うのです。

そういったことを踏まえて、実際の投資でその国の特長を生かすにはどういう企業を選ぶか重要なことだと思っています。
誤解しないでいただきたいのは、僕自身は中国人、ベトナム人に悲観的ではありません。ただ、昔の中国株、今のベトナム株のように日本と同じ銘柄を買うという考え、やれインフラだー、やれ銀行だーというのはあまりにも乱暴な議論だと思うわけです。相手を理解する努力不足だと思うのです。

世の中いろんな人がいます。例えば美人といってもどういう美人なのか?、目が大きいとか、肌がきれいとか、いろいろあるわけです。僕は出来るだけ人とであったらその火tのよい所をたくさん見つけようと心がけているのですが、
足のきれいな子、声のトーンや話し方が素敵な女性などいろいろいるわけです。その一つ一つが素晴らしいわけです。無論、性格などはもっと個性があるわけです、なぜならその人はどんな環境でどのように育ってきたんだろう?と考えれば見かけ以上にその人一人しか持っていない個性が中に詰まっているわけです。
人は、おっぱいが大きいから好きだーとかそういう風に恋愛する人なんかいないように、全体としてその個性を見て好意を持つわけで、好意を持ったらソレを伝えてまずは試しに付き合えば良いだけの話じゃあないですか。ソレと一緒です。
出来るだけ物事を見ること、特に良い点を見つけて理解したいそれが秘訣だと僕は思っています。

果たしてコモディティはバブルか?

2008年04月27日 00時09分19秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
元単身赴任さん

僕は、N村の経営者のいうとおり個人の資質の問題だと思います。
というのも「経営者のいう個人の資質の問題」が果たして真実か?否か?は別にして、過去に不祥事を起こしたN村の経営者の発言としてふさわしいか?否か?と考えると、N村の経営者に求められている個人の資質を満たしていないからです(笑)。
経営者にふさわしい個人の資質があればそもそも発言しませんし(笑)、起きてしまったらさっさと辞任することが経営者の資質だからです(爆)

どんきぃさん&ケイシンさん

いつも良いコメントをありがとうございます。ブログ運営者として大変感謝です。
この話題はコメント欄で簡単に返すのは惜しいテーマですから、本編を立てて議論を深めたいと思います。
投資に失敗する前に出来るだけに議論を深めたいので、お2人の意見を、出来ればそれは違うというオブジェクションをよろしくお聞かせください。無論、皆様の横槍コメントも感想も歓迎です。

果たしてコモディティはバブルか?

よくある議論の焼き直しではつまらないのでできるだけ独自の考察を加えたいと思います。
僕はある部分でバブルである一方、特にソフトコモディティではフロスだと思っています。
特に資源エネルギーのコモディティ、原油、鉄鉱石、石炭を例に、原油→精製→ガソリン→消費者、鉄鉱石&石炭→製鉄→自動車→消費者という流れを考えてみます。
いずれも「車」という形で消費者に行き着きます。
資源価格が上昇していますから昨今ニュースになっているように日系鉄鋼メーカーは、製品価格を値上げせざるを得ないハズです。
しかし、消費者は車の値上げを受け入れられない→自動車メーカーも価格上昇の全部の転嫁は無理→鉄鋼メーカーも部分的にしか転嫁できずと考えています。
車が売れないのに、ガソリン消費が伸びるか?と考えればわかります。
しかしこれは先進国の話です。しかし特にガソリン消費では先進国の占める割合はかなり大きいです。

ところでどんきぃさん、ケイシンさん車はお持ちですか?お二人に限らず車を保有している方は、なぜ自分は車を持っているのか?理由をお考えいただきたいです。ちなみに僕は学生時代に車を保有していました。

一方で例えばロシアの学生の間でフォードが売れていることが皆さんはご存知でしょうか?無論、若者の所得で買うことが出来る廉価版のフォードです。ちなみにAT車ではありません、MTです。理由を聞いてみたらガソリン代が安くなるから。無論、車に関連する産業も同時に発展します。ガソリンスタンド、観光地、大規模郊外ショッピングセンター、自動車ローンなどです。そういう理由で元締めの東欧の金融機関に投資していたこともあります。さて、彼等は5年前は車を保有していなかった新しい消費者です。どんどん車もガソリンも消費しています。よく言われる、先進国の消費サイクルによる景気の山や谷の議論にはそこへの配慮が抜けていると思います。

大事なことは今、具体例を挙げた事象をロシアの学生と友達でなくても日本人の感覚で知ることが出来ることです。というのも日本は世界の景気にもっとも敏感な輸出経済だからです。
例えばJFEの決算発表や大手自動車メーカーのニュースを見れば自然とニュースとして伝わってはいます。
しかし同時にスズキ自動車の鈴木会長の話も報道されました。
スズキは、社を上げた戦略としてインドとハンガリーなどに特化している会社です。
(同社の会長の話は、かってのトヨタ、ホンダの創業者のような戦争を含む厳しい時代を潜り抜けてきた生死をかけてきた大変動の経験が活きています)
スズキの決算発表や、来期予想を見て、以外に新興国は楽観的だという印象を受けます。
無論、原油高ですが一方でドル安であること、発展する国の通貨高などがあるにはしても好調を維持するような兆候が出ています。

先日カンブリア宮殿という番組で「社長の金言大賞」というのをやっていましたが、不動産セクターからはツカサグループ社長の「事実と真実は違う。事実の裏にある真実につかめ」というのがありました。いわく「今は情報がインターネットなどであふれている、膨大な情報の中から真実をつかむことが大事」とのことです。
僕はこのスズキと大手自動車メーカーの予測の差に、それを感じるのです。

かっては先進国の学生であった私達にも途上国の学生の気持ちが分からないはずがないと思うのです。彼らも若いですから享楽的に、おいしいものを食べ、ドライブに出かけ、モテて女の子とセックスをやりまくりたいのです(笑)ロシア人でも中国人でもそうだと思います。
そして彼らの人口は、先進国の人口の数倍はあるのです。

一方、穀物に関しては自体はもっと明瞭です。
アメリカの政策でエタノールにトウモロコシのような大事な食料が使われてしまっています。ブラジルの農地は拡大していますが、拡大は環境制約があるのです。
ローマクラブの時代から公式はハッキリしています。人口は乗数効果で加速度的に増え、農地の拡大は2倍のスピード。
まあ、プーチンのように地球温暖化でロシアの農地は二倍に増えるとか豪語するお方もありますが、ウクライナ、南ロシア平原の穀倉地帯が無事とは思えませんしね。

相場は確かに上がれば、調整します。それはベテランのお2人の言葉だけに私もそう思う部分はあります。
しかしだからこそ、仮に価格が調整した場合に同業他社を吸収合併できるような効率的な競争優位な生産体制、バリューチェーン、優秀な経営陣を持っているか?木も森も見るべきでしょう。

もちろん創造的な第二のイノベーションというのはあります。
例えば、「モホス文明の謎の黒い土」これを解明できれば古くて新しい農業技術の革新になるのではないでしょうか?
ブラジル以外の目立った政府が遺跡としてしか認識していないこの文明の食料生産システムを、僕が農水省の役人ならば、今こそ国力の総力を挙げて分析します。人間は食物とは生きている以上縁を切れませんから。
人口が減らない限り、穀物は調整はしても高騰し続けます。

こういった「商品の時代」はかってもなかったのでしょうか?
そんなことはありません。人類の歴史、第一次世界大戦の時代まではそういう時代でした。だからこそ帝国主義の時代だったのです。

例えばブラジルの農業ですけど、勤勉な日系移民の大農場の存在などを見ればわかりますけど、日本の農業には技術があるといえます。
では、なぜ日本農業に技術があったのか?というとそれは農地が狭く生産性が低かったら、みんな飢え死にしてしまうからです。
それが一時的にせよ解決したのが実は満州国だったのです。
(僕は冷静に物事を見る必要があると思っています)
しかし、他人の土地を奪うのは今の時代は不可能です。
(これもまた事実です)
植民地を持つことは不可能でしょう、が企業を子会社にすることは可能です。
領土に鉱山はもてなくても鉱山を持っている会社を支配することは可能です。
更に、日本の会社はROEもROAも欧米企業に比較し低いので、欧米企業の株を買えば買うほど、日本の会社の連結ROAが改善するのです。
特に年金の運用などで欧米の金融機関に、「民主主義の同盟を守る」という大義名分を掲げ、中国などのSWFに対抗し出資するといえばあちらは諸手を挙げて歓迎です。
これほど一方的に有利な状況がありますでしょうか?

そもそもではなぜ新しくは中国、古くは韓国企業が生産力をつけてきたのでしょうか?
廉価な製品の生産を移転したのは他ならぬ日本企業です。
日本企業しか購入しなかったオーストラリアの石炭を今は、日本企業と韓国企業と中国企業が取り合うのです。資源の生産量が増えるか、どこかが倒れるまで続く競争です。
冷戦が終わって製品の製造業がドンドン増えているのです。みんな日本、ドイツに倣えです。資源会社にその間に出資しなかった日本の製造業が間抜けだと思いませんか?

ウクライナでも南ロシアでもいいです、農村に行った人はいますか?
みんなコルホーズのような低賃金のダサい職業は捨てて、都会で高賃金をもらって贅沢な生活がしたいと憧れています。つまり過疎化です。
だから、食糧生産にかんしては特にそう思うのです。

なかのひと


海外株

2008年04月24日 13時08分01秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
現在も保有している海外株

昨年から集め好調なもの(ホットなもの)
PDA・・・ブラジルの肉業者
SDA・・・同上
ADM・・・カーギル(非上場)の影響下にある穀物メジャー
BG・・・元々はオランダ穀物商社、肥料などに強み

売ってしまったもの(消えてしまった会社もある・・・)

ペトロチャイナ・・・バフェット先生が買ったので買った→バフェット先生が売ったので売った→暴落でちょっと気になってる、バフェット先生が買ったら速攻成行買い(笑)
フェルプスドッジ・・・ジムロジャースが昔推奨していた→今は消滅した会社
ペトロカザフスタン・・・やっぱり今は消滅
RIO・・・社名がころころ変わるのにイライラしたから(笑)
アルコア・・・前FRB議長の出身、サブプライムで合併話ポシャったッポイ→資金効率悪いので損切り
YAHOO・・・アルコアの損きりに懲りずに参加して、見事に小幅損失敗(笑)

VIP・・・ロシアの内需関連・携帯電話会社。CIS諸国に広く展開。
MBT・・・同じく、こちらは最大手。同様にロシアのインフレと一人当たりGDPの向上で大きく伸びる。

では、なぜ両社を売ったか?
「もしもし、うさ?」みたいな電話が、かかってくる用になった。
数年前のCISを知らない人は???と思うだろう。
知ってる人はです。
ほんの4~5年前までは、現地で携帯電話やデジカメを見せるとそれだけで現地の人が寄って来る状況でした。
外国製品や携帯電話なぞを持つとは・・・しかも携帯で国際電話・・・通話料いくらなんだろう?と考えるとこの数年の経済状況の変化は驚きです。
そりゃー経済好調の理由が何でアレ、民主的でなかろうが誰もがプーチンを支持する状況は理解できます。
逆にこちらから携帯電話でかけ返すことが料金がやたら高い事から難しい状況に、日本の衰退を感じています。

ただし、あちらは国土がとにかく広いので大都市とそれ以外の格差が相当あります。

GMD・・・ベトナムの港湾銘柄
南部種苗・・・ベトナムの種苗メーカー
↑両社とも大幅に利益を出していたが、現地に行かないと口座を開けない頃だったので他人名義の口座を借りたのが失敗。
元々は一度、一緒に現地に旅行して口座を開く約束だったのですが、仕事を優先させた結果、単独で行かせてしまった経緯があるので結局は自分の責任であります。
長い付き合いでも金がカラムとねーと再認識。

PBR・・・株価純資産倍率・・・ではもちろん無くてブラジルの石油会社。
昨年夏ごろに買う。サブプライムで米国景気減速→ガソリン需要低迷→原油価格下落と予想→見事にハズレ(笑)
原油は下落と予想→穀物の商品市場の好調は続くと予想乗り換え先が現在の保有銘柄。

江西銅、HSBCなど中国株・・・バフェット先生、ジムロジャース先生ともに中国株を売却。よって、自分より優れた両氏の判断に全面的にお任せして昨年末総撤退。
わずかにPER10倍前後の割安医薬品セクター、農業セクターの5銘柄残すも、これらもクソミソに売られて現在全て大幅含み損。
ジムロジャースは再び買い始めている模様←何買ってるのか気になる(笑)

タイ株&ベトナム株
タイ株は配当利回りの高いもの中心。やや趣向の違った値上がり狙いはサイアムセメント。小粒ながらタイのエタノールの会社に注目。
タイ&ベトナム共に、食料を現在物色中。
ベトナムの金融システムは未だ未熟と言わざるを得ず。逆に言えば今ぐらいしか買わせてもらえない。将来性を買うか?待つか?という選択になると思う。


なかのひと




工夫

2008年04月24日 00時28分50秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
まずはお返事から

元単身赴任さん

あくまで個人的な考えですが過去はともかく現在は日本は資源小国であるとおもいます。また過去においては農業、金融技術先進国でありましたが、共に戦後の政策のために現在とても主力産業とはいえない産業もあります。
したがって、コモディティの会社の株を買う場合にもっとも川上、できるだけ源流を買うことがもっとも現在の商品市況の活況の恩恵を受けると思います。
だから製粉とかには悲観的ですが、ただし粉と違いカップラーメンという商品力はなかなかですね。
よい土と、よい水と、よい種と、太陽の観点はなかなか的を得ていると思います。

フラットさん

意中の会社がどこかはわかりませんが、よい線をついていると思います。
海外に関しては基本的に小型株を狙うのはあまり賢いとはいえませんが、情報収集力によってはありえるやり方です。
主にベトナム株で単一商品の小型の会社で勝負しようと考えています。

inaさん

減損が現存しているか分かりませんが(笑)、まあ最近株価が堅調なので、あえて不安材料を挙げてみましょう。
これからでてくる第一四半期の前に、既に出されている有価証券報告書をよく読みましょう。
子会社の評価であれ?と思うところがありませんか?
それがなければ通期予想達成はわずかに難しかったかもしれません。
→ということは1Qでも同じことが言えると思いませんか?

もうひとつDAオフィスがIRを出していますが、それが借り替えられるのか?、更に融資を引き出せるのか?そこも問題になるかと思います。


本編。
個人的な感想では日経平均は、どうやら底を売ったなと思います。
売り残が多いアメリカダウ平均、アメリカ以上に調整した日経平均ともに意外と堅調なのは想定されたことだと思います。
逆に以外に重い、上海、ホーチミンもいずれよくなると思いますので今は仕込み時だと思います。

しかし投資というのは一寸先のことは全く予想出来ないもので、対処法というか工夫というかアイデアというのが重要だったりします。
視点の変更とも言えるかも知れません。

例えば、日本語は複雑な言語体系であり、主流である英語と並び方が違い、日本語にない発音が英語にあるなど不利な点もあります。
しかし、それが海外からの参入障壁となり私たちの雇用を守ってきた面も多分にあります。
ただし、この場合は言葉を閉鎖的に利用するにとどめても、一方で商売の上で精神は常に海外に向いていないといけません。(日本はそこにおいて失敗していると思います)まあ、いまは日本語を学ぶ外国人の「絶対数」と「質」において日本人の優位性は失われつつあります。

一般的に言われることに「アメリカの資本主義は株主資本主義で短期的利益に走りやすい」と言われることがあります。
株主資本主義だからこそROE、ROAが重要指標となりえるのですが、このブログでも「アメリカの資本主義が私達にとって都合がよい」と書くとたびたび「ソレは違う」という意見があります。
まあ議論は基本歓迎なのですが、僕が言いたいのは、アメリカ型資本主義が良いか?悪いか?では無くて、「我々株主にとって良いか?悪いか?」という点なのです。
株主資本主義と名乗られている以上、株主にとっては株主(最優先)資本主義の方が圧倒的に有利だと私は思います。
ちなみに日常的な会話で、とりわけ職業専門人としてクライアントに雇ってもらう立場の私は、「ああいう短期的な企業利益追及はどうかと思いますね~~~」みたいな雑談を平気でしています。だって仕事もらわないとね(笑)
そして僕はここでは投資家なんだもん(笑)
ちなみに本音では日本的経営、米国型資本主義どちらが正しいとも思いません。

外国にいて気がついた私達、日本人の良いところは「勤勉」であり「研究熱心」であるところだと思います。
少なくとも過去の一定の時期まではそうでした。
これは外国の若者と接すればすぐに分かることですが特に西洋人は一般に細かいことと長時間労働が苦手です。
資本主義に洗練されていない国ほど、粗利がでる大きなモノでドカンと儲けたがります。しかし、一見地味に見える農業や薄利でも良い製品を作り続けるほうが結局長期的に利益を得ることが出来たりします。
では、西洋一般の若者が企業の際に何を具体的にビジネスとするかについては、一番多いのはITだと思います。
これは実際多くの若者にヒアリングして得た感触です。若者にありがちな自信過剰と世間の狭さから来る面も否定できません。「勢いや良し」ともいえます。
しかし、実際IT業界の人なら良くわかると思うのですが、地味な作業や長時間労働に彼らがあまり耐えられそうにないなーとも思います。
この点では昔の日本人、韓国人、中国人の方が実務的に非常に優れていると思います。
しかし思考の柔軟性、視野の広さ、切り替えの早さという点では、議論の文化のある西洋、あるいはインドのビジネスの方が早いと思います。
そういう点で日本は現場が頑張るけど、トップがダメだ・・・という印象です。
学歴社会とも関係があると思います。
今に始まったことでなくて戦争に負けてまだ懲りてないとも言えますが(笑)

単純に生物として例えば西洋人と日本人はけっこう異なっています。
目の色や筋肉の違いなど正直に言って、容姿や運動能力では私達が劣る面もあります。
しかし、だからといって日本人の男性が西洋女性に好まれないか?と言えばそれは見方によると言えます。
例えば、高ピーそうな白人のお姉さんがモスクワでタバコをふかしていたとしてですね、通りがかりの日本人が日本でしかないコミックやら読んでいると、興味津々で覗き込んできます。アニメやコミック、JPOPが文化なのか?とは学者に任せておいて、かなり使えます(笑)。
また、あちらの女性の間では日本の男性はシャイだがやさしいと評判です。
これには理由があります。あちらの男性は筋骨たくましいだけに、ドメスティックとアルコールがけっこう酷いのです。
ちなみに武道も日本発祥ですが、あちらではもはや一般的に習得されているものなので体格が良いこともあって相手の女性によっては、こちらがドメスティックバイオレンスに遭う可能性もあります(笑)
まあ、それはおいといて勤勉で給料が高くて、やさしい日本人は恋人としてはともかく、結婚相手としては理想という考え方もあるわけです。
これまたよく聞かれることに「体臭」の違いもあります。
たしかに外国人の友人と接するとクサイなーと思う人もいるし、特に赤ちゃんが産まれてくる所をペロペロする時なんかは気になる人には大変といえば大変な問題でしょう。
総合的な感想としては、日本人でもくさい人とくさくない人がいるように、年齢や食習慣によっても変わってくることなので個人差が、人種以上に大きいと思われます。
だから西洋人でも臭くない人もいれば、日本人でも臭い人がいるというのが結論ですが、どちらかといえばあちらの人の方が臭いなーと思うことが多いです。
も一ついえるのは長く現地に滞在すると臭いに気にならなくなってくるということです。気候が乾燥していることも大きいですね。
ちなみに日本女性の場合は、ペロペロしていて臭いと思ったことはありません。
この点では日本の女性の方が優れているといえるかと思います。

しかしこの話はここまでは「違い」の話であって、僕が特にあえて言いたいのは工夫しようということです。
例えばですね、自分で実際に試してみたのですが多少臭いの気になる女性がいたとして、基本的に重要なことは好きな相手であればそんなのどうだっていいじゃないですか(笑)。

また、Hする時に部屋の外ですれば解決する問題でもあります。
不思議なもので屋外ではいろんな臭いがします。
どこの国でも相手の家族の家に滞在中に家族の目を盗んでカップルがコソコソ出て行くことはあることで(笑)、これに関しては現地情勢に通じた方に任せておくと日本でいう物置に連れて行かれました。
これがまた、動物の飼料のわららしきものが多数貯め込んである場所で、その乾いた草の臭いがとてもよい臭いで、かたや放し飼いになってる鶏やら、となりの牛小屋の動物臭で、女の子の体臭なんか全く気になりませんでした。
この経験から、おそらく屋内に入ると臭いに敏感になると思われます。
そういう工夫は基本的に男性の責任であると小生は考えております(笑)

株にも買い方、売り方という一種の工夫があります。
決定的に重要なことではありません。が、備えておいてよいかもしれません。
備え方は、アイデア次第でその場にあわせて柔軟にといえます。
なに大丈夫、日本人は勤勉で研究熱心なので(笑)。


なかのひと


要約

2008年04月09日 16時19分44秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
また、記事が消えてしまった・・・忙しいのでまた書く気がしないけど、要約すると

自分の頭の中では
「買い」・・・ダヴィンチ・・・最強、ピカイチいまさらだが・・・
「強気」・・・ケネ、アーバン
「中立もしくはやや強気」・・・セキュ、MK、日本レップ、ゴルクレ(マンデベ専業ではこれでも最高評価)
「弱気」・・・アセット、パシ、アクセル、竹内製作所
「売り」・・・マンデベ、業績達成率と自己資本比率が低い所・・・アーネスト、ゼファー、日総、ジョイント、日エス
営業の評判が悪い新興マンデベ・・・エスOラントetc

対処法。例えば、アーバンを買ったら、ゼファー(業績修正前に)売りです。
アクセル、竹内はともに経営陣やカイシャの業況は、5段階の5ですが、セクターが悪すぎる。
竹内は欧州景気の減速がハッキリすれば、ちょっとまずい。
しかし、10年保有できるならばおいしい場面が来ると思う。
20万以下で買えたならば、利食いを考えてもいいと思う。
アクセルも、昨年後半の健闘はまさにポートフォリオのスターだったが、その分余地少なし。今日の確定は正解だと思う。

ケネとダヴィのみは、財務諸表を見るとホームラン狙いでバットを構えている状況。
特にダヴィンチはまだ借りてもいないのにMSCB騒ぎで下がったのである意味最強。冷静な分析が出来る機関投資家ならば絶対狙ってくると確信。
ここまで確信を持てるのは04年以来。
が、唯一のリスクはオーストラリア発の下方修正の可能性だろう。
ハッキリ言ってダヴィンチオージーは高値掴みだと思う。

ケネは、セキュやMKと比べても強気。保守的な作戦に出ていて来期以降の成長が鈍化しているように見えるが、あくまで抑えているだけ。
倒産確率を上げる攻めよりは百倍マシ。
市場が落ち着けば非常に強い、しかし本体よりもCREやオーストラリアに引っ張られるかもしれない。
日本レップ、同様にマッコーリーが本当に引き受けるか心配。

MK自己資本比率高く、自己の居所をわきまえている点で高評価。拡大路線のツケのパシより評価できる。

セキュ、業績の伸び期待は、ケネよりいいと思うがその主因がメザニンなのはリスクが高い。要するにハイリスクハイリターンです。

要するに経営者の才能の差は業界が苦境になればなるほど差が出るということです。
金子社長レベルは、今後二度と発掘できるかどうか雄でありますが、ゴルクレの安川さんも世間一般の評価よりはずっと優れたセンスの方です。

株式市場は、ほれやすく、さめやすいものなので浮気症の人は特に注意した方がよいでしょう。

尚、日本市場はあまりに低評価なので今買うなら通貨でも¥かスイスフラン、株ならば日本市場か新興国の農業関連だと思います。
ダメダメマンデベ空売り、あるいは優待銘柄スイングするだけでもかなり儲かります。



なかのひと



ダヴィンチ総会(うさ珍祭2008計画)

2008年03月26日 02時25分19秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
サブプライムローン、下がるREIT、日経平均低迷、VN指数も500を割った今日この頃。みなさん考えているつもりでも、いろいろ迷う事もあるかと思います。
金曜日はダヴィンチの株主総会です。
投資先の会社を見る上では株主総会というのは実はとても重要なイベントだと思います。
個人投資家相手の説明会など開いた事があるのか?と疑問に思うくらいダヴィンチは、アレな会社ですけど、昨年の定款変更可決の為に役員報酬は議案にすら載らない今日この頃、貴重な意見をぶつける機会でもあり、会社の姿勢が見えるチャンスです。
何事もアメリカ流の金子社長が気にするとは思えませんが、ちなみに「仏滅」です(笑)
このブログを続けて、年月がたちましたけど当初より見ておられる方には当たり前のコンセンサスであった、自由で自己責任な個人投資家の秩序ある意見交流を大事にしてきた事もあり、株主総会というものの重要性をアピールしてきたつもりです。
来年の総会は、倒産していてもおかしくない可能性が株式投資には常にあります。
その時になっては遅いです。後から言っても愚痴にしかなりません。
だからこそ事前に適切な意思表示をする必要性があるのです。
民主主義国家の選挙の精神同様です。
ダヴィンチの金子社長が常々標榜している米国の資本主義ですが、これは株主資本主義とも呼ばれ、株主の主権が日本以上にハッキリしています。
要するに権限を持った、主張する、株主のガバナンスの元にあるのが米企業です。
金子社長は役員報酬やビジネススタイル、株主へのIR姿勢など日本企業とは明らかに異なる経営者ですので、逆にアメリカの資本主義のガバナンスの厳しさは、受けて立つぐらいの姿勢でない限り、信用できる主義主張とは言えません。
日本とアメリカの都合の良いところだけをあわせる経営者では、結局私達が損をします。
しかし、総会に出るというのは時間、費用のコストがかかる上に、日頃雑多ないわば烏合の衆である株主がプロ経営者に立ち向かう以上、一番重要なのは株主全体の経営陣に対する姿勢です。
数々の企業を見てきて、たいていダメダメな企業は株主総会に出席している株主と経営陣もダメそうな人達でした。
逆に、伸びる会社と言うのは株主も経営陣も真剣である場合がほとんどで、質疑応答の内容を聞いていると株主のクオリティが非常に高い場合が多いです。
無論、よい会社でも出席人数の多さと質問者のレベルにより経営陣から何も引き出せないケースもあります。
何しろ、質問と言うのは案外難しいもので、質問に答えると言うのも非常に難しいものですから。

このブログを続けてきたのはそういった日頃孤独な戦いの個人投資家の自由で公正な議論の場があればいいなーと思ったからです。
みなさん、この相場の激変の中ですから、決して世間的多数派ではない株式個人投資家のいろいろ話したいことあると思うんです、だから同じ立場同士総会終了後に声を掛け合っていわばうさ晴らしの交流会をされてはいかがと思います。
参加資格は、投資家ということだけです。
年齢、職業、本名などは差し支えある方も多いと思いますので自由性を保つ為に好きな投稿者のHNネームあるいは水商売の方よろしく源氏名で集合しましょう。
いわば仮面パーティです。

それで一言で声をかけると言っても株主様=「うさ珍読者様」とは限らないので以下の合言葉のルールでテキトーに集合して、集団ごとにこれまたテキトーに集まって、テキトーに解散してください。
もちろん幹事などというメンドクサイことは一切引き受けませんのでその辺はテキトーにお願いします。

声をかける人「スミマセンひょっとして、OOさんですか?」
声をかけられた人「いいえ、私はOOです」
といった具合です。

具体的には「スミマセンひょっとしてうささんですか?」
声をかけられた人「いいえ私はどんきぃです」
といった具合です。

サブルールとして例えば「どんきぃ」を名乗ったどんきぃファンの方は、出来るだけ「どんきぃ」同士で集まって欲しいと思います
(そうそう「どんきぃ」コールで一斉に立ち上がって、大学生のようなイッキ飲みとかはいい加減大人だし、非社会的ですのでいちおう禁止とします)
お酒飲めない人も気軽に仲間に入れて上げてください

何?私はどこにいるか?
それは今日集まった皆さんの中で一番素敵な女性のあなたの横にいる僕ですよー・・・なんつって(笑)

(調子に乗ってスンマセン、女性は年齢問わず、大歓迎です)笑



なかのひと


民O党はKYである・・・

2008年03月12日 16時36分23秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
民O党はKYである・・・
財務省出身以外の総裁であるべきだと僕も思うし、たまたま市場が荒れてるといって妥協すべきではない。
世論というか市場心理などというものは水のようなものなので目先心理で悲鳴を上げるもの。やれFRBの利下げは次回は0.75%折込とか1%とか・・・(せいぜい0.5%だと思うし、スタタグ考えると限定した方がよい)
時として無視してかまわないのであるが、それはあくまでより高度な判断、長期的視野が政治側にあってのことだろう。
意外にも今回民主党が副総裁候補のインフレ論者を退けたのは正しい。
不動産融資規制のまま、インフレになったらたまらないのだ(笑)
結果的に金利だけが上がるのは最悪だ。
ああいう学者は無用の長物だろう。
自分が民主党の政策決定者ならば、候補は同じ学者でもずばり竹中O蔵氏以外にありえない。
不動産規制に反対でインフレ論者。
おまけに、「元自民党」の閣僚で小泉改革の旗手でもあるから、自民党も反対はほとんど不可能・・・敵に回った世論を見ていやいや賛成せざるを得ない。
また、元自民党を押すことで、党利党略でない公正差を特に海外にアピールできるだろう。
それは、すなわち民主党=政権担当能力があるという証明にもなる。
これだと世論も外資、海外政治筋すら諸手を挙げて賛成だろう(ポールソン辺りは、踏み込んで「歓迎」コメント出すかもしれない)。
無論、市場心理は上昇というより、暴騰に近いお祭り騒ぎになるだろう。
民主党の今回の反対は、竹中総裁のわずかな可能性を考えると自分はこのさい徹底的に混乱して欲しくもある。

USANET

2008年03月11日 11時06分50秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
少量保有報告書

該当者、うさ証券

該当、ダヴィンチアドバイザーズ(鞘抜き)、アーバンコーポレイション(もはやバリュー株状態)等

目的、純投資(といいながらの短期売買目的の会社多いよね)

方法、現物株式・・・米欧その他世界市場軟調予想なので打診買いレベル

特記事項

アーバンコーポレイション・・・たな卸し在庫増、投資有価証券減少、借り入れ増、
転換社債、分譲マンション事業目標未達懸念、CF計算書等悪材料多し。
ただし、上記下方修正想定済みの財務分析の結果それでも尚妙味ありと判断。
途中でビビってさっさと売り抜けるかも(笑)

打診買い、状況を見て資金追加予定あり