ダヴィンチは、自分のもっとも信頼するあるテクニカル指標では、日足で直近の一週間でとりあえず反発のサインが出るような気配があります。
しかし、このサインも的中率は単独で5割がいいところで、前回の山でははずれましたのでどうなることやら。
しかしこの水準であればどこで買おうがそれほど違いは無いと思います。
とりあえず、次に出てくる第一四半期の出るまでの攻防戦になるとは思います。
しかし、情報が乏しかった今回の総会の中でもくしくも出てましたけど、それでも三年平均で40%程度のEPS成長はしてくれるようですので年10%成長のアセットとはいずれ縁が切れてくるように思います。
最近はとりあえず、リサとFCに移動したのですが自分でベストトレードだなと思ったのが155KでFCを全て利食いしたこと。
なぜ利食いしようかと思ったかというと、この会社大口の介入でたびたび155~145辺りをうろちょろする癖があったので。
ところが同社もまた第一四半期の発表で大きく崩れました。
もっとも第一四半期なのでほとんど通期には影響が無いとは思ったのですが、それでもアセットショックのタイミングであまりにも市場の心理が悪い時でしたので避けられただけでもラッキーです。
他には、介護関連なんかを空売りしたりしています。自分の古い友人もそうですけど、医療、介護関連で働く誰に聞いてもそのセクターが儲かってると言う話しを聞かないので「売り」だと思います。
不正請求に関しては、介護以上に病院は金融庁並みに調査されたらすごいことになるぐらい氷山の一角だとアレで済んだら良い方だと聞いています。
だから、第二波があるのではないかなと。
なぜ、「売り」について書くかと言うとそれは日経平均が底堅いからです。
しかし、自分はアメリカの景気と半導体セクターに関しては弱いような気がしています。
半導体は体感ですけどビスタが売れてるように思えなかったからです。
当然DRAMとかに影響が出るでしょう。
むしろPC自作した経験からですけどプレスコットがインテルの大失敗作で、ペンMや、その次にデュアルコアなんかがけっこう売れてた経験から見るとビスタの買い替えがそれほどあるようには思えなかったです。
IEがタブで使えることや仕事で使うのでパワポの方が余程、競争力があるような気がします。
だから、新興の低迷で長期逆張り入れてる人には、「買い」よりは「売り」の方が全体のバランスが取れてよいと思うからです。
今調度、企業を手伝っているのですが創業しようという人にありがちなアクシデントがあって、急遽介入したのですがその経験からツラツラ思ったのが基礎の大事さです。
一番分かりやすい例ではダヴィンチの総会の記事ですが、同じ株を買っていても総会に出た人、出ない人。出てる人でもそれぞれ受け取り方が違うということです。
受け取り方の違いがそれぞれの個性の範囲なら10人10色、多様性があって素晴らしいと思うのですが、同じ話でも受け取る情報量が全然レベルが違い、裏を読み取ることや、思惑を読み取ることが出来るか否かの違い、基礎的な会社の仕組み、会計の仕組み、流動化にかかわる法律の理解で全然見方が違っていて、今年ほど例年出席している人の記事や意見が参考になった年は無かったです。
結局は、基礎的な努力の積み重ねとオーソドックスな体系を一度征服してからの我流、個性でないと唯の「カン違い」「分かったような気分」のレベルを脱しないように感じました。
だから、正直に言うとブログを書くのに自信を無くしていまして、自分が思ってることはどれ程を伝えられたのだろう、かえって誤解を振りまいていただけなのかもしれないと思うことしきりです。
それで、ちょっと書く気がなくなってきたところに、起業がらみの方で自分がかって勉強した事が役に立って、喜んでるところにお礼にと菓子折りがやってきたので単純なので、また書く気になったとこういうわけです(笑)。
アセットマネージャーについては、明白に失敗しました。
同社に対しては、ダヴィンチより先に買った銘柄でして、並々ならぬ思い入れがありそれが足を引っ張ったことは間違いがありません。
しかし、いくらなんでもおかしいとカンで懸念を感じていたことは事実で、特に3月いっぱいの下げは、上記のテクニカル指標でも明らかに異常値を示していて、ポジションを落としていまして4月にはゼロになってました。
しかし、正反対に第三四半期の進捗具合から必ず上方修正が出るハズだと確信しており、アービトラージのタイミングを伺っていまして実際に安く買っては小幅損きりを繰り返し、買い単価を一貫して下げ、上方修正が出たところまでは思惑どうりだったのですが、内容を見るとほとんど無いような上方修正で正直安く始まると思いました。
ですので翌日の寄り付きで意外にも少し上がって寄ったので、さっさと全部売ればよかったんですけど半分残しちゃって、これが失敗。
成長力鈍化で大幅に下げた日は寄り付いて少し戻したところ、その日の最高値付近ですけど損きりしました。
けれど短期の10%マイナスは大失敗です。
アセットは、資金調達ありの毎年50%成長を目標にしていたように思うのですが、加えて不動産流動化では開発案件、海外案件、シニア関連、それと投資銀行として国内不良債権投資案件、中国IPO関連というのが自分の認識でした。
このうち、流動化ではダヴィンチの大型ファンドが一歩抜き出て、それと争わない形でケネディクスなどと同様に開発案件などに力を入れており、人員の効率などに懸念を抱いていました。また、06年の初頭に概観で書きましたけど、各社にそれぞれ特徴が出ていて、特にアセットマネージャーは経営者が早期、急激金利上昇論者でバンバン、ヘッジを打っているという印象を受けました。
あえていえば06年初の段階でもっとも金利にネガティブな不動産ファンドでそれで金利上昇で利益を上げる構造を作ろうとしているように、一方正反対に金利上昇にタカをくくったのがダヴィンチだと思います。金子社長は超強気で物件取得進めた割りに、金利ヘッジを打つのは最近まで粘りましたから。
アセットはやはり銀行の経験が活きた会社だと感じるエピソードですよね。
しかし結果論から言えば金子社長が当たりました。そしてその金子社長が実は金利の先行きに先高感を持っていることも今回の総会で判明しましたので注目です。
アセットについて続けると不良債権投資の話でパックマン氏と掲示板でやりあった頃を思いだします。あの時点で僕の知る情報では不良債権がらみの投資案件は高騰しているから採算に合うかどうかと仲間から聞いていたので国内再生案件、例えばキムラヤとかにはどうかな?と思ってましたが、中国関連に関しては強気に見てました。また、多田建設はファンドとシナジーがあるので、ある意味自己開発が出来る、例えばアーバンコーポレーション等と比べても面白いと思ってます。
ただ、これも金子社長に言わせると、コーポレートで取得する所はそろそろ資金調達で苦しいはずだと見方をされていたようなので注意を要すると思います。
加えて、儲ける銭の種である資金流入が資金調達がとまっていて、ファンドとイーバンクぐらいしか思いつかないので不覚にも予測し切れませんでしたけど状況証拠では急拡大は止まってもおかしくなかったのかも知れません。
しかしマンデベのように、ほぼ資金循環サイクルが一年なのでキャッシュフローの流れを追っていけば、例えばフージャースのように成長鈍化が一年前に予測できる場合があるのですが、流動化の場合はファンドが別にあるので非常に分かりにくいです。
また、ケネディクスは受託資産残高は前年比倍増で利益も三社ほぼ並びましたけど、数年前に取得した開発案件のファンドでの取得が目立ちまして、数年前と違いオフィス賃料が上がり開発案件すら値上がりしている状況では、やはりCAPレート5%にこだわった戦略が現時点(あくまで現時点です)で裏目に出ています。また、物件を見ていますとそれが小型物件が大きく、Aクラスは不足しているように感じます。だから、おそらくファンドの大きさ以上にマンパワーの限界が近いような気がします。
アセットが年EPS10%成長では数年待つというリスクに見合わない、投資不適格なのに対しケネディクスは多少鈍化しても、CAPレートのいざという時の強さから一定の評価は出来ると思います。
しかし、現状のすさまじい地価の勢いを見る限り、さすがに世界を生き抜いてきたダヴィンチがマーケットタイミングを伺う点や「えげつなさ」も含めて、現状ではもっとも評価に値する気がします。
しかし、このサインも的中率は単独で5割がいいところで、前回の山でははずれましたのでどうなることやら。
しかしこの水準であればどこで買おうがそれほど違いは無いと思います。
とりあえず、次に出てくる第一四半期の出るまでの攻防戦になるとは思います。
しかし、情報が乏しかった今回の総会の中でもくしくも出てましたけど、それでも三年平均で40%程度のEPS成長はしてくれるようですので年10%成長のアセットとはいずれ縁が切れてくるように思います。
最近はとりあえず、リサとFCに移動したのですが自分でベストトレードだなと思ったのが155KでFCを全て利食いしたこと。
なぜ利食いしようかと思ったかというと、この会社大口の介入でたびたび155~145辺りをうろちょろする癖があったので。
ところが同社もまた第一四半期の発表で大きく崩れました。
もっとも第一四半期なのでほとんど通期には影響が無いとは思ったのですが、それでもアセットショックのタイミングであまりにも市場の心理が悪い時でしたので避けられただけでもラッキーです。
他には、介護関連なんかを空売りしたりしています。自分の古い友人もそうですけど、医療、介護関連で働く誰に聞いてもそのセクターが儲かってると言う話しを聞かないので「売り」だと思います。
不正請求に関しては、介護以上に病院は金融庁並みに調査されたらすごいことになるぐらい氷山の一角だとアレで済んだら良い方だと聞いています。
だから、第二波があるのではないかなと。
なぜ、「売り」について書くかと言うとそれは日経平均が底堅いからです。
しかし、自分はアメリカの景気と半導体セクターに関しては弱いような気がしています。
半導体は体感ですけどビスタが売れてるように思えなかったからです。
当然DRAMとかに影響が出るでしょう。
むしろPC自作した経験からですけどプレスコットがインテルの大失敗作で、ペンMや、その次にデュアルコアなんかがけっこう売れてた経験から見るとビスタの買い替えがそれほどあるようには思えなかったです。
IEがタブで使えることや仕事で使うのでパワポの方が余程、競争力があるような気がします。
だから、新興の低迷で長期逆張り入れてる人には、「買い」よりは「売り」の方が全体のバランスが取れてよいと思うからです。
今調度、企業を手伝っているのですが創業しようという人にありがちなアクシデントがあって、急遽介入したのですがその経験からツラツラ思ったのが基礎の大事さです。
一番分かりやすい例ではダヴィンチの総会の記事ですが、同じ株を買っていても総会に出た人、出ない人。出てる人でもそれぞれ受け取り方が違うということです。
受け取り方の違いがそれぞれの個性の範囲なら10人10色、多様性があって素晴らしいと思うのですが、同じ話でも受け取る情報量が全然レベルが違い、裏を読み取ることや、思惑を読み取ることが出来るか否かの違い、基礎的な会社の仕組み、会計の仕組み、流動化にかかわる法律の理解で全然見方が違っていて、今年ほど例年出席している人の記事や意見が参考になった年は無かったです。
結局は、基礎的な努力の積み重ねとオーソドックスな体系を一度征服してからの我流、個性でないと唯の「カン違い」「分かったような気分」のレベルを脱しないように感じました。
だから、正直に言うとブログを書くのに自信を無くしていまして、自分が思ってることはどれ程を伝えられたのだろう、かえって誤解を振りまいていただけなのかもしれないと思うことしきりです。
それで、ちょっと書く気がなくなってきたところに、起業がらみの方で自分がかって勉強した事が役に立って、喜んでるところにお礼にと菓子折りがやってきたので単純なので、また書く気になったとこういうわけです(笑)。
アセットマネージャーについては、明白に失敗しました。
同社に対しては、ダヴィンチより先に買った銘柄でして、並々ならぬ思い入れがありそれが足を引っ張ったことは間違いがありません。
しかし、いくらなんでもおかしいとカンで懸念を感じていたことは事実で、特に3月いっぱいの下げは、上記のテクニカル指標でも明らかに異常値を示していて、ポジションを落としていまして4月にはゼロになってました。
しかし、正反対に第三四半期の進捗具合から必ず上方修正が出るハズだと確信しており、アービトラージのタイミングを伺っていまして実際に安く買っては小幅損きりを繰り返し、買い単価を一貫して下げ、上方修正が出たところまでは思惑どうりだったのですが、内容を見るとほとんど無いような上方修正で正直安く始まると思いました。
ですので翌日の寄り付きで意外にも少し上がって寄ったので、さっさと全部売ればよかったんですけど半分残しちゃって、これが失敗。
成長力鈍化で大幅に下げた日は寄り付いて少し戻したところ、その日の最高値付近ですけど損きりしました。
けれど短期の10%マイナスは大失敗です。
アセットは、資金調達ありの毎年50%成長を目標にしていたように思うのですが、加えて不動産流動化では開発案件、海外案件、シニア関連、それと投資銀行として国内不良債権投資案件、中国IPO関連というのが自分の認識でした。
このうち、流動化ではダヴィンチの大型ファンドが一歩抜き出て、それと争わない形でケネディクスなどと同様に開発案件などに力を入れており、人員の効率などに懸念を抱いていました。また、06年の初頭に概観で書きましたけど、各社にそれぞれ特徴が出ていて、特にアセットマネージャーは経営者が早期、急激金利上昇論者でバンバン、ヘッジを打っているという印象を受けました。
あえていえば06年初の段階でもっとも金利にネガティブな不動産ファンドでそれで金利上昇で利益を上げる構造を作ろうとしているように、一方正反対に金利上昇にタカをくくったのがダヴィンチだと思います。金子社長は超強気で物件取得進めた割りに、金利ヘッジを打つのは最近まで粘りましたから。
アセットはやはり銀行の経験が活きた会社だと感じるエピソードですよね。
しかし結果論から言えば金子社長が当たりました。そしてその金子社長が実は金利の先行きに先高感を持っていることも今回の総会で判明しましたので注目です。
アセットについて続けると不良債権投資の話でパックマン氏と掲示板でやりあった頃を思いだします。あの時点で僕の知る情報では不良債権がらみの投資案件は高騰しているから採算に合うかどうかと仲間から聞いていたので国内再生案件、例えばキムラヤとかにはどうかな?と思ってましたが、中国関連に関しては強気に見てました。また、多田建設はファンドとシナジーがあるので、ある意味自己開発が出来る、例えばアーバンコーポレーション等と比べても面白いと思ってます。
ただ、これも金子社長に言わせると、コーポレートで取得する所はそろそろ資金調達で苦しいはずだと見方をされていたようなので注意を要すると思います。
加えて、儲ける銭の種である資金流入が資金調達がとまっていて、ファンドとイーバンクぐらいしか思いつかないので不覚にも予測し切れませんでしたけど状況証拠では急拡大は止まってもおかしくなかったのかも知れません。
しかしマンデベのように、ほぼ資金循環サイクルが一年なのでキャッシュフローの流れを追っていけば、例えばフージャースのように成長鈍化が一年前に予測できる場合があるのですが、流動化の場合はファンドが別にあるので非常に分かりにくいです。
また、ケネディクスは受託資産残高は前年比倍増で利益も三社ほぼ並びましたけど、数年前に取得した開発案件のファンドでの取得が目立ちまして、数年前と違いオフィス賃料が上がり開発案件すら値上がりしている状況では、やはりCAPレート5%にこだわった戦略が現時点(あくまで現時点です)で裏目に出ています。また、物件を見ていますとそれが小型物件が大きく、Aクラスは不足しているように感じます。だから、おそらくファンドの大きさ以上にマンパワーの限界が近いような気がします。
アセットが年EPS10%成長では数年待つというリスクに見合わない、投資不適格なのに対しケネディクスは多少鈍化しても、CAPレートのいざという時の強さから一定の評価は出来ると思います。
しかし、現状のすさまじい地価の勢いを見る限り、さすがに世界を生き抜いてきたダヴィンチがマーケットタイミングを伺う点や「えげつなさ」も含めて、現状ではもっとも評価に値する気がします。