うさの珍道中

株式、時事を中心としたジャンルにこだわらない話題を何の脈絡も無く勝手放題に。あっちへふらふら、こっちへふらふら

では、みなさんよいお年を

2007年12月29日 18時50分36秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
市場が休暇ですね、宮勤めのみなさんも仕事納めは昨日、今日辺りでしょう。
今年は、相場が年後半にかけて荒れていましたので、心も体もゆっくり休んでください。
来年が皆さんにとってよい年であります様に



















な~んて、言っている場合では無いと私は考えます。
そりゃ家庭人、父母としてやらなければいけないこともありましょう。
しかし、日中の仕事を持つ方々は今ぐらいしか時間が無いのではないのでしょうか?そう、半年に一度の投資に思いをめぐらすチャンスが来たのではないでしょうか?、年末のテレビを見ながらでも結構ですので、未来予想、今年の反省などで頭の中だけでも自分自身の考えを持つように回転させる逆張り根性が必要です。
何、私?みなさんとは逆に今ごろから「仕事」漬けですよ。個人投資家は全て自己責任、それゆえ独立不撓と高い志と自由とを保てるのです。
今仕事をやっておかないと、1月の半ばに反撃の為の「戦略予備」が作れないのです。
資格を持っているだけで実務をしない人を本当の意味で先生と認めるほど世の中甘くないですし、何よりそう呼ばれるべきでもありません。呼ばないでください。
ついでに基本的に僕はここでは皆さんと同じ「個人投資家」にすぎませんから「友達」しか求めていません。
ただ、僕は「頭の中と外見のギャップが・・・」と会う人全員に言われる人間ですので、基本的に極端なまで明るく、冗談好きで女の子大好きな性格なので、お堅い意見ばかりは求めていませんよー、一番うれしいのは女の子のちょっとエッチなコメントだったりしますから(笑)

では、最近思うことをテキトーに書いていきます。
今年は「転」が明らかになったような気がします。
情勢をそうと認識してなかった人が多かったからこそ「偽」と感じるのかもしれません。投資家は出来るだけ「とうとう表面化したかー」ぐらいに思っている方がいいです。
例えばサブプライムにしても、世間では知らないけれど、ここではケイシンさんが指摘された頃からかれこれ2年くらいそういう議論がされてきたわけで、その為に備えを用意していたし、対応できたんではないかなと思います。
また、3年前このブログを始めた頃に「みなさんはどの株が上がると思いますか?」というアンケートをしたと思いますが、今年その中から2つ目のテンバーガー銘柄が出たことを皆さん気づいてますか?別にテンバーガーでなくても10分の一以下の安値大失敗銘柄、あるいは合併で消えてしまった企業名も2社ほどあるのですが、平均値でも2~3倍は当たり前の候補を挙げていました。
でも、このことを今指摘されるまで認識していなかった皆さん、ちょっと短期思考がかかりすぎて、長期投資といえないのではないかと僕は思います。

そうそう、よく長期投資の親玉みたいに言われるのですけど、僕自身はチャートも下手だけどいちよう見て売り買いもするし、額は小さいけど暇つぶしにデイトレもするし、それ以上に普段は専業投資家なのでニュースや国際情勢、会計報告などは時間のある時は睡眠時間削リ気味に見て自分の頭の中をアップデートしています。
長期投資をお奨めしたのは、主に04~05年の前半までにダヴィンチ株を買った人に、夏の高値36万(ヘラクレスショックとか呼ばれていましたね)の時に、しばらく下がっても我慢して、長持ちすればお得なんじゃない?と言ったことが始まりで、05年内はせいぜい50万までかなで、まさか100万超えるとは思っていませんでした。
100万はむしろまずいなーと思っていましたよ、だって市場全体が全部上がったら、ダヴィンチが評価されて上がったわけではなくて、下がる時に他のクソ株と一緒くたに叩き売られちゃうと思ったからですよ。
自分で計算しないで買い上がるということは、いざ下がりだすと計算しないから売りすぎちゃうのと同じ性質の人間の仕業だと思っていますから。
だから、あの時IT業界にお勤めの「森さん」や「HTTP」さんの不興を買うことはわかっていても、「IT企業は不透明な交際費が多すぎる」とか「新興ITのPERが高すぎるから不動産ファンドが巻き込まれるのは怖い」「会計上はどっちもEPS成長率に応じた価値しかない」とかコメントしていませんでしたか
また、ダヴィも50万過ぎたら、2~3年持っていられるんだったら買えば?と言ったように思います。
でね、もっと大事なのは「日中仕事を持つ人は」なのね。
アノ頃勘違いして、1億達成もしない段階で仕事辞めちゃう人とかいて僕は、相談されたら必ず反対したような記憶があります。でも、みんな辞めてから相談するのよね(笑)。
僕は基本的に長期集中投資するべきで、ポートフォリオは自分の職業でと言っています。
不動産ファンドのCF計算書(会計制度の問題で本来は中立命題)を気にするのに、自分自身のCFは気にしないのはダメだと思います。
また、職業があるからこそ流れてくる情報も多く、働くからこそ見える矛盾、成長する企業像そういうものを頭の中にデータベース化して、不断の捜索の結果、少数のコレだと思える企業が暴落するまでひたすら待とうというのが大方針です。
「職を持つ人は株価なんか気にしないで一生懸命仕事して、お金をためて、ダヴィが暴落したら「現物」株を「10年」持つつもりで買い集めればいいのじゃない」としか言っていません。
ましてや専業個人投資家・デイトレの都合など僕のあずかり知らぬことで、ちなみに未だに長期投資というほどそもそも時間がたっていないです。
ああ、そういえば丁度05年の11月頃にあたらしく投資を始められた方の為にBBネットとかジョイントCのスイングとか短期売買について書きました。
よくコメントくれる皆さんと、新しく来た人に(何しろダヴィンチ一年で10倍になっていますから)資金量の差があるように感じて、あの11月以降の相場では降りる時期も考えなければいけないと言うことで自ら小額でスタートして見本を見せようと思ったからです。というかそう書きましたよね。
また、ダヴィではなく、第二のダヴィを探せと書いたハズです。
ただ、なかなかそういう銘柄は見つからないし、短期売買で資金を増やすのを書いてもあまり感謝されないし、自分よりうまい人もいっぱいいるので、惰性で続けてきたのですが、今年の夏をもって、もう書きません。というか短期売買への情熱をなくしました。
ただでさえADRなど手を広げて忙しいのに感謝どころか、アノ反応では必要性はもう無いと判断しました。

ただ、06年も07年も下値の予測は誤りましたね。
分割後10万までは、覚悟していました。もともと50万(分割前)論者だったから。しかしソレから下は、年々2倍の利益を上げた企業の株価、不動産ファンドの業界栄光の06年の業績とあまりにもギャップがありすぎて予想できなかったことは事実です。
これは私自身の長期現物部隊の財産の減少をもって身に染みています。
根本原因は、どんきぃさんが指摘された「役人の性格」というか、金の卵産む鶏を殺してどうする・・・みたいな政治の動きを読みそこなったことです。
森さんに話したとおり投資対象ではない高値のライブドアですが、強制捜査直前に機関投資家も買わなかったのに、年金だけはしっかり買ったとか噂で聞きますけど、いったい政府は何を考えてるんでしょうか?
ライブドアだけ処罰すればよいのに、新興市場の息の根止めてどうするのか。
小泉改革は不満がありながら、まだ許容できたけれど中川幹事長辞任までが許容できた限界で、小泉元総理、竹中さん、中川幹事長を初め、田村耕太郎政務官など投資立国を目指す改革派は渡辺行革大臣を除いて、全滅じゃないですか。
たしかに小額投資家は、証券税制の延長が決まりました。
しかし、その金額では、逆に言えば、1個人に過ぎない僕も含めて長期で投資している人達は、税金の為に一旦売らざるを得ない金額です。
いったい本気で「貯蓄から投資」は本当なのか?疑わざるを得ません。
日銀も上げるべきだと指摘した月に上げずにその翌月サブプライムで結局、利上げ終了という最悪のパターンだったですよね。

もうひとつ今年の株主総会では、社長が株主の質問に答えるのを渋ったと聞いております。
こういう場合はふたつの考え方が僕は有ると思います。
「一つは、ダヴィでも信用しすぎてはいけない」
「もしかしたら金子社長は、不動産の売りのタイミングが近いと思っているのではないか?、それで質問をボカした」
しかしながら不透明感が少し増したことは確かで、フィッシャーの15原則の1つにしたがいボジションを落としました。まあ今までが高すぎたのですが。

次に来年からを考えると面白いことに状況証拠はむしろプラスです。
まず、日銀の金利の引き上げ早くも挫折です。
よく言われる、「都心の地価上昇の一服」「上昇率の鈍化」ですが、鈍化と言うのは上がるのが「ゆっくり」になったと言うことで「下がっている」訳ではありません。
次に物価上昇です。海外株やっていると良くわかるのですが世界中で日本だけがデフレで世界はインフレなのですが、世界から輸入し、輸出する日本がインフレにならない方がどうかしているわけで、インフレが食料品にまで及び始めたと言うことは、いよいよフジマキさんの言ってた時代到来かとワクワクしております。
後は、有権者の力で民主党でもいいけど出来れば、これまたタイミング見るのが上手な小池さん辺りに首相になってもらって、竹中さんが日銀総裁になってくれれば、言うことないんですけどね(笑)
余談ですけど産まれてからず~と、自民党の悪口を言い続けた僕ですが、最近自民党の党員になりました(爆)、「なんだそれー」と思った人もいるでしょう、私自身がそう思いました。まあ今でも主張は変わりませんし、人柄に一切影響はありませんが、これもまた投資の結果なのか、血気盛んだった10代の頃「刎頚の友」と唯一人だけ約束した友人が議員に見事当選しまして、「大丈夫と見込んで頼まれちゃあ断れねぇ」ってヤツです。某地区にお住まいの皆さん、選挙カーで絶叫してたのは、実は私です。うるさくしてゴメンナサイ(笑)。しかしいい奴なので、さすがに「当選した時は他人事ながら本当にうれしかったです。酒がうまかった。ああ、もちろん手弁当ですよ(笑)
無論、証券税制何とかしてくれとかその他いっぱい陳情はしてあります(笑)

面白いことに彼と話し合った時は、昔から僕と同じような事を言っていました。
自民党の悪口とか、改革は2000年までにやらないと手遅れ無いなるのではないかとか。
お互いその頃は、受験やら失恋やら悩ましい時期で、でもその中でもやるべき事を努力し続け、悪いところを指摘しあう仲でしたし、最初はライバルでもありましたが意気投合し、将来お互いに助け合おうと約束しました。この頃の友人は、いつも影ながら助けてくれる良い友人ばかりです。

投資にしろ外交にしろ、相手が落込んでいる時こそ応援しないでどうするのか?
僕ならば、今こそイラクに派兵し、支援しても何の見返りも無いブッシュを応援し、日本に呼んで熱狂的に歓待すればいいじゃないですか。ブッシュは日本人には悪いことは何一つしていませんよ。
クリントンが訪日した時に日本人は大変な歓迎をしていますよ、でも嫁が日本企業に何してくれたか?思い出さないと。
ブッシュをそれこそハデに熱狂的に歓迎すれば、ブッシュ以外の共和党員の親近感、民主党の外交政策に影響を与えることが出来ると思います。
「日本は、落ちぶれる国かもしれないが大事な友達だと、中国は超大国かもしれないがビジネスの相手だと」それが安全保障というものです。
(これが1950年代なら、逆に「岸」より「石橋湛山」外交を選ぶべきだったと思います)
国連の常任理事国になどなっても大変なだけで、せいぜい外務省のポストが増えるだけですよ(笑)
戦前は連盟の5常任理事国だったのだから、止めときゃいいのにバカな戦争やって、少ない国土と資源が余計に減っちゃったわけなのだから、基本的に戦争なんかヤレ無いのだって、やる基礎国力が無い。
だから超大国なんて無理無理。
それより第三次世界大戦が起きたら、憲法9条前面に立てて、ローマ法王と一緒に世界の平和でも祈って、徹底的なハト派、中立でも装って戦争終結の1週間前に負け組みの資源狙って、突然宣戦布告する以外に現状改善方法はありませんよ(笑)
そうすれば、次の次の時代は超大国になるかもしれませんがとにかく今は無理。

イラクで多少血を流したって自衛隊員が「戦死」するのは当たり前ですよ。
そのために自衛隊があるのだから。むしろ義和団事件の日本軍のように、世界中に尊敬されるように派手に活躍してもらわないと。
そんな活躍今の自衛隊に無理?、じゃあ必要ないから予算大幅削減。
ああ、ちなみに世界中で「自衛」とか「国防」とか言っている国の軍隊は世界でもっとも凶悪な侵略者です、歴史上ほとんどの場合で。
「ドイO国防軍」とか「アOリカ国防省」とかね(笑)

話が脱線しましたけど、基本的に今の日本は、各国に比較し特に政治の能力が際立って低いです。
おそらく、経済でも今後も政治の影響で足を引っ張られ続けるのではないでしょうか。
日本人の中でも特に今の60代を中心に政治に信頼をおき過ぎてると思います。
80代になると戦争のこともあって、もらえるものはもらっておこうの感覚かもしれませんが、60代は不安を口にしながら自分の生活スタイルや考えを変えるのが嫌いそうな世代です。
こういった世代の過ごしてきた時代を見れば、新入社員の頃はまだ高度成長の名残があり、沢山の部下が入社し、今の中国のように成長国として高PER、低配当の株もドンドン買われ、通貨も強かった日本的経営がもてはやされた時代です。
金利も高く、預金や住宅を買っても儲かり、安い保険料に比べたくさんの運用結果が当たり前だった時代です。
退職金も年功序列のポストも運不運はあれど、他の世代に比べれば圧倒的に恵まれた、企業戦士の時代です。
しかし、例えば年金は近い将来必ず支給開始年齢を後ろにずらし、というか既にずらし始めているのですし、各種保険、企業年金も予定利率が下がることは仕方が無いでしょう。
公的債務が800兆なので高い税金や非効率な社会保険料を払っていては、企業は立ち行きませんし、個人が課税されます。
個人と言っても、相続税は国際的に高すぎるので引き下げで、消費税が引き上げとか。
いいですか、相続税は日本人の90%が払わなくて良い税金で消費税は貧乏人ほど苦しい税金です。
確かに欧州とか消費税は高いですけど、欧州では食料品など衣食住に関わる消費税は無かったり低かったりします。
一方、相続税が高ければお金持ちは海外に移住してしまうと言われています。
ホントにそうでしょうか?
僕はね、海外移住なんて甘いものじゃないと骨身に染みて知っています。
なぜなら、何度も何度も真剣に考え、職業とかビジネスとか企業とか真剣に考えたし、実際に実行に移してもいるのですよ。
海外に身を張ってくれる深い付き合いの良い友人がいますか?
財産が無くても真剣に愛してくれる若い女性がいますか?
語学力があっても難しいのに、語学力あるのですか?
彼等の子供の世代はパリやらロンドンやらで遊んでることは海外在住者には有名です。
だから、不平不満をブーブー言いながらも大半の彼等は出て行けないと断言します。
そもそも海外でも活躍できるだけの能力が彼等にあるならば、日本の政治、経済ここまで悪化していないです。
その代わり、配当の課税を「二重課税」なので廃止し、せめてアメリカ同様に寄付を全額損金で認めたうえで所得税で「総合課税」すべきです。
でね、相続税の減税の裏にはそもそも国会議員が二世、三世ということも関係あります。
要するに日本を悪化させた当人達がその責任を負いたくないのです。
同様に国会議員の喫煙率が高いことも有名です。
社会保険や医療保険が喫煙者と同じ値段で良い訳が無い。
喫煙者は医療保険や社会保険が高くなればストレスがたまるでしょうが、そこはタバコ吸うだけに大丈夫です。
年金を支払う若者が、60代の2人分の収入を得るような質の高い労働力に見えますか?
有能な女性も結婚出産で退職させるような社会を自分に都合がいいというだけで積極的に放置し、その結果女性が子供産むのが負担になり、産まなくなったのですよ。統計では明らかに結果が出ています。
「産みたくない」ではなく「産みたいが産めない」が85%だそうです。

もう、こうなると自分で何とかするしかない、そういう時代が見えています。
そこでは自分が勉強したり、あるいは自分の能力を直視することでしか見えてこないものがあります。
可能な限り早い方がいいです。

自分は来年、今目立つ新興国は絶対調整すると思います。少しは対ドルで円高にもなると思います。
今はむしろ日本株の本当に実力のあるところを狙うか、あるいは穀物ファンドでも持っていた方がよいとは思います。
しかし、今後世界景気が調整したら、海外に出る覚悟と資金は考えておいたほうが良いと思います。

よって、今から仕事と新興国株の情報収集で本と格闘です。
みなさんもバフェットとかフィッシャーとかあるいはリンチとかその他もろもろ読まれるチャンスだと思います。他人の悪口で無い自由な議論は歓迎します。

ケイシンさん、スイッチグラスって知ってます?

MEANINGさん、プOスペが絡むとロクな事がない気がするのだけど、どう思う?

今日の一言

2007年12月27日 22時39分46秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
ダヴィンチが「どこかの企業」を持分法子会社にしたとか。
新日本建物という会社なんて見たことも聞いたことも無い・・・というのは冗談で、「新日本建物の株がいくら上がったって、ダヴィンチが数%下がったら、私ハッキリ言って大損です」(笑)
それよりも新ファンドの意味と例のオーストラリア企業との契約内容が自分としては警戒しています。

他人の難しさ

2007年12月20日 02時51分02秒 | 体験記(その時、個人的歴史が動いた)
最近、日本株は全くほったらかしなのでつなぎ売りがタイミング良くできなくて痛い打撃も受けてます。
以前から言っていますが、最大の誤算は信用取引の規制です。新興市場の高成長銘柄はどう考えても売りより買いが多いのは当たり前の心理で、加えて前回の5分割の株数が大証の基準に触れているのか触れていないのか、あるいは金子社長が大証に抗議したとかしないとか、まあ結果論として「現金規制が外れる→一気に信用取引が入る→また規制がかかる」この悪循環は、もういい加減勘弁して欲しいです。
更に、法人税と証券税制どっちも課税利益の出所は一緒なのだから証券税制をこのまま維持、あるいは二重課税撤廃した方が良いのに・・・にとどまらず、サブプライム問題によって市場が低迷・・・という裏を読んでみれば明らかに消費税などの増税や年金不安が本当の原因なのに明らかに隠そうとするなど本当に参ってしまいます。
やはり、ここは海外市場に打って出るしかないのかなーと思いつつも、一年前ならいざ知らず今出ることの愚劣さを知っているので、限定攻勢とこういう状況です。
さて、海外に資金を移そうと考え始めている人のためにひとつ僕の失敗を聞いてもらいたいと思います。
実は私もともと海外、株ではなくそれも不動産投資の方に熱心でした。そもそも海外に株を買い始めたのは、不動産が明らかにバブル(その国の経済力では)ではないかと思い怖くなって銀行預金(インフレに弱い、投資先の国はほとんどが激しいインフレ国なのでそままだと年々価値が減る)→その国の株という流れをたどったのことにあります。
各国別に時期の遅れ、あるいはその国の自分の情報源たる友人の経済感に大きく実力差がありますが、ごくごく大まかに言ってこういう流れをたどっています。
さて、では皆様が海外の不動産を買えるか?株を買えるか?といったらば、ほとんどの場合、不可能ではないが大変困難だと思います。
自分が時々書く、日本人と外国のフィーリングの違い、風俗の違いなど、背景にある教育や自然風土の違い、あるいは個々人の家庭環境の違いなどは、それを面白いなーと自分が感じ、ぜひ日本人の投資化仲間にも外国にあこがれるだけではなく、実際に出るために事前に知っていただきたいなーと願って書いているものなのです。
で、実際には外国人が不動産を変える国はほとんどありませんし、証券も似たような状況です。一番簡単なのは銀行口座ですが、これも国によっては結構手間と知識が必要だったりします。
しかし、これらのことは投資家にとって実はたいした問題ではありません。
そういう状況だからこそ、簡単に他の人が入ってこれないだけで、他の人が入ってこない→その国の政府も外国人が抜け穴をくぐってくることを想定していない→
やり方次第 ということなのです。
で、誰もが一番最初に思い付くであろうことを私もやりました。そう、その国の人の名義を借りるです。
しかし、これは簡単そうで非常に難しく遠くにいる外国人の友人を作るだけならともかく、お金を任せることにもなるので、如何に信用できるパートナーとして育てるかということが第一段階。
第二段階として、経済状況に関する情報収集能力、投資教育もまた必要になると思います。
小説『彗星物語』の例をアッシュさんがされたことがありますが、自分が意識した例は司馬遷の史記です。そういった先人の例の猿真似をした結果、駐日大使には未だに出世してくれていませんが、友人の庇護の元とりあえずその国で不自由しない外国人となることが出来ています。
ある意味投資哲学と言っても良いかもしれませんが、実際に自分は哲学というよりも有効な方法だと思っているのですが、例えばお金を貸すにしても上手な貸し方というものがあります。
最終的には借りた本人が、返さなければならないではなく、
あの人だけには返したいと思ってくれることが大事なのです。
突然の金融政策の混乱の中で資力をなくした彼の他に手段なく借金の申し込む窮状に対し、逆に外貨保有者としてその国で瞬間的に強大な力を得た事から、
つい気前よく手持ちを貸したのですが、その晩よく考えて翌日大学卒業まで学資を持参して昨日のお金も返さなくていい、あれだけでは足りないだろうから卒業までこれを使うようにといったことが最大の投資のきっかけで、その後さまざまな無理(不動産を買ってくれ、チェック(バウチャ)を買ってくれetc)
をお願いできるようになりました。
今振り返ってみても、翌日の行動がなければ、分身といえる程まで動いてくれる友人関係にはならなかったような気がします。
預ける場合も一緒です。

一方、失敗した例です。
これが実は日本人の友人で、越南に詳しいのでもともとベトナム株投資は彼に誘われたのがキッカケなので、彼と友達でなければ全く投資する機会もなく
口座も彼名義の口座なので、そういう意味では感謝しているのですが、古い友人なので信用していたのですが、やはり儲けがあまりに大きくなるともめまして
私がなまじ数字の計算が出来るだけに、とはいえ当初の投資額の違いから絶対彼にもここまでは儲からなかったはずなのに・・・というのはグチで(笑)、
分割、配当とかもあるので分配計算でもめまして、07年後半に入ってからまったくの絶交状態です。
逆に彼から預かってる総額100万(本人談)の荷物?商品?(僕にはガラクタにしか見えない・・・)を部屋の邪魔なのでさっさと片付けたいのですが、
勝手に処分も出来ず、絶交状態です(笑)
そんなわけでやはり自力で口座を作れる国には自力で作った方がよろしいです。
また、現地の情報に勝るものはないのです(先進国で無いのでインサイダーが横行していることも多いです)

要するに日本人であろうが外国人であろうが友情とお金は難しいものです。
まあ、僕の場合はまず外国の友人の方が不思議と当りが多かったです。
ああ、それと男性の場合はもちろん一番信用できるのは、その国の若い女性です。
出来る限り親しくなっておくことです。
可能であれば心を開きあう中に、なることです。

勝手にコメント返信

2007年12月09日 22時36分17秒 | 株主優待
あまりにも放置プレイしすぎて、誰にコメント返信していいか全く分かりませんが、順不同てきと~に久しぶりにお返事します。

まず、最初に常連のミナサマ、古くから温かく見守っていただいている皆様、熱心にコメント投稿された方々、特に「ぱちさん」、「空騒ぎさん」のお二人には本当に申し訳なく思っています。
基本的に「ぱちさん」が「怒る」のは、今日現在でも仕方がないと僕は受け止めています。同様に「空騒ぎさん」もそういう資格があると思っております。
その理由は、お二人はそれぞれ独立した個人として自分の投資法と言うものがしっかりあり、自らの投資法と異なるにもかかわらず、この未熟な管理人におとらず熱心に投稿いただいたこと、皆様の議論を活発にされたことは、ただただ感謝しております。
しかしながら、うさ珍も大きくなり過ぎまして、今大幅に減らして後でもカウントしても以前のダヴィンチの静かなる頃に比べ、未だ倍程度の読者様がいらっしゃるのです。
中に、まあミナサマの自由の討論の場を悪用する人がいることは残念ながら事実でありまして、これに関しまして私とGooとの約束上、仮にも法律による肩書きを持つ身上の悲しさから管理せざるを得ないのですが、コメント制限をするにあたって、いつもコメントくれる皆様のことが思い出されてなんとも無念でした。
しかしながら、読者は多数でも管理するのは私一人きりであります。
それゆえ、特にお二人には申し訳なく思っているのみであるということを言及させてもらいます。
(余談ですが私、思うのですがある意味、時は熟しそろそろかなと密かに思っております。
私に以前ぱちさんにお返事した際にあるテクニカル指標を参考にしていると言いました。ぱちさんは、この指標は週足を見た方が参考になるとご自分でおっしゃっておられまして、まさにそれは至言でした。今ご覧になれば思わずニヤリとされることでしょう)

白柴さん、kogumaさん

仏様にナムナム。

アッシュさん

昔日、将来を共に誓い合った友人が起ちました。
「ここで愚痴をいっても仕方がないだろう」と檄を飛ばされているようで、快哉を叫びたいやら、遅れをとった無念さも感じます。
若くもなく年でもない私達にとって、故郷は距離以上に遠く、また心の中にあればそれで十分と思いました。

こうさん

XYZと書くだけでなくて、美人の依頼でないと・・・爆

ibeさん

個人的には、トップよりもNo2が好きなポジションでもあります・・・笑

ya-suさん

管理人にとってもまさに単純な物書きに過ぎませんです。
しかしながら、読者が減れば減るほどまた昔のように自由に書ける日が来ると楽しみでもあります

けむさま

味噌煮込みは、やはりあの店が名古屋一番だと思います。
コンビニで手軽に「ニセ煮込み」が出回るにつれて、比較的おいしかったキンOイの製品が関東から駆逐され、今ではキムチうどん(笑)になって、少々寂しい今日この頃。
株は、周りに誰も見えなくなったその時が、まさに勝機!

しょさん

それなんだけどねー、子供の教育に悪いから放送禁止ブログだーと批判されてたら・・・さすがに何も言い返せなかったと自分でも思います(笑)

かこりんさん

好き放題書くつもりなので、お子様の教育に悪かったらゴメンナサイ

MEANINGさん

飛び火させてしまったようでスンマセン。
まあ、実は私、あの方と違って「永久アホールド、絶対売らない」など一言も言ってないのでありますが、いつの間にかそういうことになっており、少々困惑しております。
もっとも軽々に動くことは、かえって逆効果を招くと言うこともまた事実でありますが、正確な事実を伝えることの難しさ、なんともはや自分の文章力のなさに絶望であります。
サンちゃんはね、あの頃から書いてたけどマンションに関しては、せめて現状維持で粘っておいて、流動化にて成長持続と言うバランスの上をなんとか保って欲しいところです。
他のマンデベに関しては、特色のあるGC、プロパストなどある程度散見されますが、それは従来のサンのマンションの地盤にむしろ個性の色合いが濃く、東海戦線はいかがなもんかと気に病んでおります。
しかし、流動化部門は死ぬほど急がしそうな職場でありますな、そこで働けと言われれば・・・爆

良寛さん

数年前に、仕事の間の時間でbunnkamuraだったかで良寛の書の展覧会があり、字ののびのびとした美しさ、女性のような書風にすがすがしい気分にされました。
以来日本の書の中では一番好きなのが良寛です。

かまきりさん

お気に入りから削除される皆様が増えられる事を祈っているのが私だったりしますので、その辺りはてきと~に立ち寄ってくださるだけで、十分感謝、ありがたく思います。
さて細君の宝石問題ですが、どうしたもんかなーといいアイデアもありませんが、ボーシェイムならともかく、某優待銘柄がオリジナルジュエリーとやらの優待で、これからの季節に爆上げした昔日をふいに思い出しました(笑)

単身赴任さん

ご心配おかけしました。
さて、私また忙しくなる気配がプンプンしておりますので、お伝えしたいことを言い残しておこうと思います。
投資とは、投機とは違うと思っております。
それをお伝えするのは難しゅうございますが、単身赴任さんのお話の際に、ケイシンさんのお知恵などを借りて実行された頃の決断過程を思い起こしていただきたいのですが、仮にマOデベという業者でありましたならば、登記、提携銀行ローン、
施主との話し合い、工員さん達へのお菓子、モチに至るまでいろいろメンドクサイことはなかった事でありましょう。
また、大手の不動産会社のような安心できるブランドやアフターサービス、管理などは望めないことでしょう。
その代償として、マンションは坪OO万で作れるものをまあ手数料乗せて売って食わせていただく商売です。
自分は以前マンションに全く興味がないと書いたことがありますが、人は人の価値観でよいとも思っています。
もしその時までうさ珍が続いていれば、今から30年たった時に単身赴任さんの投資の成果が今以上にハッキリすることと思います。
その時は、遠慮なくご意見をいただきたいと思います。
消費なのか、投資なのか。
無論、エンジニアと予算次第の面もありますけど。

あにさん

なかなか夢のある話ですね。
僕の方も最近友人周辺でそういう話が続いており、個人的にはそっちの方が楽しいという事情もあって、長時間ほったらかしとなってしまいました。
でも、お金もカウントしないとダメだけど、愛と友情を最優先でやっていきたいなーといつも思ってます。
頑張ってください。

小梅さん

ウイルスは大きく分けて三種あるようですね。
結構体力には自信があるのですが、私以上に丈夫な親兄弟で全員ヒットです。
こりゃ、ひょっとするとウイルスと遺伝の関係もあるかもしれないなーと思っていたら、たまたま診察した医者が年齢が一桁の頃からの友人でお互い苦笑です。
医者とか看護婦さんとかあるいは薬剤師さんにしろ、目の前の苦しむ人を救えるのはとても偉大な力だなーといつも思ってしまいます。
彼の診断によると「風邪には・・・まあ君の場合は人肌で暖めてもらうのが一番じゃない?」と言われてしまい。どこで処方してもらおうか思案中です

どんきぃさん

日頃、面識ありませんけど、どこかで元気にやられているのではないかと確信しております。
どんきぃさんは、常識が無いように言われる事も以前ありましたけど、今回けっしてそのようなことは無いと証明されて、自分は思って少しうれしかったです。
というのも、そりゃーまがりなりにも公務員試験を合格された方ですから、他の方とは異なり即時O制、直O強制など知らぬハズが無いのですが、そもそもうさ珍は「公務」だったのか?と管理人がな状況なわけで、その辺り非常識なようで実はいつも一線を守っておられるのが、どんきぃさんのどんきぃさんらしい良識がありまして、自分は少しうれしかったです。
そうでなくても、どんきぃさんは結局は儲けておられることやほぼ同時期から保有されておられる同格の仲間であり、また暴騰するなかでも暴落する中でも、派手な悲鳴の中で、信用の良さを知りながらも決して信用に手をださない、自分の得手不得手、可能不可能を理解された投資家だと言うことをどうしても再度言及したくなりました。
どんきぃさんは、そういう意味では非常に良識的なバランスを中に持った投資家です。
結局は結果が出ているどんきぃさん、そこには必ず「汝自身を知る」どんきぃさんの理性があるのだと、改めて思いました。
それにしても今回は私も信用のための現金まで海外に回してしまったがために今回ヘッジ(つなぎ売り)出来なくて、マジでこりゃ現物だけだと痛いなーと改めて痛感しました(爆)いやもう、こりゃたまらんですな

りんごは、サンデーの優待です。
こちらは、今話題の「葉取らず」で昨年同様おいしかったです。
一箇所だけもらうとしたらサンデーが良いと思います

りんご

2007年12月05日 01時16分00秒 | 株主優待
株でボロ儲けして、唯一の出費、贅沢というかかったVAIOが、しっかりとソOータイマーが作動したようで、めでたく保障期間内に修理予定となりそうながら、仕事で使うデータの移動がとても×2にメンドクサくて手をつきかねる今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

大まかに言って現在の投資戦略は以下のように考えております。
日本株→海外へ
日本株で買えるとしたら不動産流動化、海外関連株。
海外株では、新興国の内需、農産物、農薬などの食品関連商品。
サブプライムは、予定どうりかなり深刻で、このままいけばアメリカも当面利下げをせざるを得ないと考えています。とはいえグリーンスパンがこの時のために利上げしておいたので3.5%ぐらいまでは余裕を持って下げられるでしょう。
この点、利上げすべき7月に利上げせずに8月に食らったどっかの中央銀行は、インパール作戦の官僚的意思決定を再現しているようで洒落になりません。

とはいえ、新興国経済を過信するのは自分は反対です。
例えば、先日お話した友人とは、彼の国の不動産投資を数年来一緒にしていたのですが自分は昨年自分の持分を清算しました。
彼の意見では不動産価格はもっと上がるとの事でしたが、まあ収益還元で考えると同国の所得水準ではもはや限界ではないかというのが自分の考えでしたから。
(しかし、1.5年たってみると彼の目論みどおりに自分が売った水準からさらに2倍になっています)
一方で近隣国では8月のサブプライム問題の発生前に外資頼みの不動産価格の上昇がバブル崩壊しました。
これは、その市場があまりにも参入しにくいドメスティックと外資頼みの絶妙なバランスであまりにも小さい市場で局地的に起こっている現象だからだなーと改めて実感しました。
一方で、今後はむしろ同国の未上場株投資(そもそも証券取引所が作ったはいいがまったく機能していない国ですが・・・)に力を入れたいなーと思っています。
これに関しては、他の友人などを通じてリサーチをかけていますが、そんなの有望なの?調べてみるけどメンドクサイ・・・不動産なら友人の役人紹介するよ?みたいな感じで対応され、僕としてはシメシメと思っております。
私の経験では、その国の国民がみんなダメだと思っているならば、非常に高確立で成功するパターンです。
逆にみんなが上がると思っている不動産があがり続ける保障など何もないことを日本人はよく知っているハズです。
不動産はあくまで収益価値だと思います。

ここ30年、日本の政治が経済に重く圧し掛かっているように思います。
特にこの15年はちゃんと人物を選ばないということがどれほど悲惨な結果を産むかのいい例だと思います。もっともその結果を受け取るのは今後30年に生きる人でしょう・・・。
個人としては、自分の利益(友人関係、経済的メリット)にマイナスを意識しつつも、国家の公益ということをいつも考えてしまいます。

さて、なぜ最近記事を書く暇がボチボチできたかというと、それは私インフルエンザにかかっていたからです。
もともと、見かけによらず運動部出身なのであまり病気には悩まされない性質ですが、やはり年齢とともに体力の衰えを自覚しながらも時間不足で運動ができないことへの祟りまして、寝込む羽目になったのですが、喉がかなり痛く話し声がかれて出向く先あちこちで大変心配されましたけど、この風邪が流行するならばどこの株が上がるか考えていたことは言うまでもありません(笑)
この辺りは、投資家の悲しい性か・・・

まあ、お見舞いというわけではないでしょうが東北の企業から続々と「りんご」がやってきております。
一人で食べきるのは、ちと・・・
写真のは、マックスバリュの優待です。