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一月ほど前にBBネット株式会社の会社説明会がありました。
サンケイホールでやっていたのですが新聞社のビルだと思っていたら丸の内のビルのように近代化されたガラス張りのビルでビックリしました。実はBBネットは分割前から保有し、結果その前後の株価の低迷には悩まされながらも結局のところはその後の業績修正により大幅な利益で利食いすることが出来ました。というのもこの説明会でも若干の株主が質問していましたが会社の事業内容には関係なく、この株は現時点で安心して長期保有できない面が欠点としてあるのです。つまり適当に手を入れてやらないと、いけない畑なのです。
似たような株としてイメージされるのは4302オープンインターフェイスです。某雑誌のO道橋博士ではありませんが私も4302オープンインターフェイスの理論株価の安さ、ゴーイングコンサーンの前提が外れることによる効果に多大な期待をし、昨年末、今年の初めからOIFに多大な労力を投入したにもかかわらず一年を通じ回転売買の域を出ず。要するに浮動株が多く、手ごろな金額で、株価に周期性があるためにスイングに持って来いの株となってしまっています。この状況を分析した結果、デイトレ軍団、回転屋の手垢がつきすぎている為にまともな投資家が寄って来ないとみています。同様の株としてBBネット、フォーサイドなどが上げられます。いずれも将来性は結構ある会社なのに回転屋にもて遊ばれたためにちょっと上がるとデイトレーダーが群がって信用規制や利益確定売りに押されてしまう、けっこう損な会社、つまり上がりにくいと言えます。
実際、長期株主の方からもそんな指摘が質問でもありました。分割よりもむしろ株式併合して50万にぐらいにして欲しい、安心して長期保有が出来ないとも言ってましたね。全く同感です。また株主優待を10株以上につけたらどうかとも言っている人もいましたが
これも、社長は公平でないとの理由から検討していないようです。
社長個人の持ち株についても、基本的には売却していないのに資金調達が続き希薄が進んだ結果、今の持ち株比率になったようです。
そんなわけで、ここまでは厳しい評価なんですがこれに関連して、今年から子会社上場による資金調達をメインに切り替えるようです。
ただし、資金調達が無いのではなく、あくまでこれまでよりも小幅にとどまると言う意味だと思います。これにより、BBネットの希薄化進行が緩やかになると思います。さらに現状はIT系企業にしては若干割安な値段であります。
また、生半可な業績修正では企業自体の評価は変わりませんので子会社の上場益というのは再評価されるほどの業績を格段にかさ上げするにはそれしか手段が無いともいえるでしょう。
子会社上場というのは、資本主義の本流からはむしろ非難が多いですが、ソフトバンクが急成長した源泉で現状ではそれしか手法がないと思います。その面で孫社長を支えたのがSBIの北尾社長です。
と言うわけでこの状況では子会社の上場がスムーズに行くかがBBネットの株価が上がるかの分岐点ですが、正直これに関しては疑っていたのですが、説明会の最後の質問者の質問で間接的ながら想像していたよりも有望な様相が見えてきました。
そもそも、会社自体の計画ではカテゴリー1とか分類していますがそんなものは社内的な分類で何の保障もありません。
株主に対するリップサービスの可能性もあります。
しかしながら、最後の質問に対する社長の解答によると現在外部の監査法人などの公開支援業務のものが1社、監査契約状態が3社程度あるとのことです。これらに関する費用はかなり高いので上場できればペイするもののそうでない場合は文字道理、無駄銭です。
この利益規模で、無駄銭できるほどの金額でないと思うのが根拠の第一と思います。
よくいうベンチャーでIPOを目指す企業のほとんどが実際には上場出来ずに終わること、この段階まで至る前に失敗となることと併せて考えれば、これは間接的にそれを受けていない企業よりも上場確率が高いということ、社長が口先だけでなく本気で上場させたいという意思が見えるのです。
監査契約と言うのは上場よりも数年前に始まりますので2~3年内の上場可能性段階にあり、公開支援業務段階ということはまあ一年以内の上場が見込めるということです。もちろん、これら企業の単体の業績、実績にもよりますが。
ゆえに、子会社ウィンテグレータの上場により、連れ高が見込めるという意味では投資の価値ありかもしれません。
尚、本体の業績に関してはやや手を拡げ過ぎの印象があり(ビジネスとしての主力がシステム販売がほとんど)、将来の業績からも売上げ、利益の増加率に照らしてもPER的に底値感が強いですが、もう少し業績を見極める必要があるようにも思います。とにかく問題は浮動株ですね。個人株主対策は必須だと思います。
以前も申し上げましたが個人的なカンでは子会社上場を機に安値の二倍程度は見込めるのではないかと思っています。
サンケイホールでやっていたのですが新聞社のビルだと思っていたら丸の内のビルのように近代化されたガラス張りのビルでビックリしました。実はBBネットは分割前から保有し、結果その前後の株価の低迷には悩まされながらも結局のところはその後の業績修正により大幅な利益で利食いすることが出来ました。というのもこの説明会でも若干の株主が質問していましたが会社の事業内容には関係なく、この株は現時点で安心して長期保有できない面が欠点としてあるのです。つまり適当に手を入れてやらないと、いけない畑なのです。
似たような株としてイメージされるのは4302オープンインターフェイスです。某雑誌のO道橋博士ではありませんが私も4302オープンインターフェイスの理論株価の安さ、ゴーイングコンサーンの前提が外れることによる効果に多大な期待をし、昨年末、今年の初めからOIFに多大な労力を投入したにもかかわらず一年を通じ回転売買の域を出ず。要するに浮動株が多く、手ごろな金額で、株価に周期性があるためにスイングに持って来いの株となってしまっています。この状況を分析した結果、デイトレ軍団、回転屋の手垢がつきすぎている為にまともな投資家が寄って来ないとみています。同様の株としてBBネット、フォーサイドなどが上げられます。いずれも将来性は結構ある会社なのに回転屋にもて遊ばれたためにちょっと上がるとデイトレーダーが群がって信用規制や利益確定売りに押されてしまう、けっこう損な会社、つまり上がりにくいと言えます。
実際、長期株主の方からもそんな指摘が質問でもありました。分割よりもむしろ株式併合して50万にぐらいにして欲しい、安心して長期保有が出来ないとも言ってましたね。全く同感です。また株主優待を10株以上につけたらどうかとも言っている人もいましたが
これも、社長は公平でないとの理由から検討していないようです。
社長個人の持ち株についても、基本的には売却していないのに資金調達が続き希薄が進んだ結果、今の持ち株比率になったようです。
そんなわけで、ここまでは厳しい評価なんですがこれに関連して、今年から子会社上場による資金調達をメインに切り替えるようです。
ただし、資金調達が無いのではなく、あくまでこれまでよりも小幅にとどまると言う意味だと思います。これにより、BBネットの希薄化進行が緩やかになると思います。さらに現状はIT系企業にしては若干割安な値段であります。
また、生半可な業績修正では企業自体の評価は変わりませんので子会社の上場益というのは再評価されるほどの業績を格段にかさ上げするにはそれしか手段が無いともいえるでしょう。
子会社上場というのは、資本主義の本流からはむしろ非難が多いですが、ソフトバンクが急成長した源泉で現状ではそれしか手法がないと思います。その面で孫社長を支えたのがSBIの北尾社長です。
と言うわけでこの状況では子会社の上場がスムーズに行くかがBBネットの株価が上がるかの分岐点ですが、正直これに関しては疑っていたのですが、説明会の最後の質問者の質問で間接的ながら想像していたよりも有望な様相が見えてきました。
そもそも、会社自体の計画ではカテゴリー1とか分類していますがそんなものは社内的な分類で何の保障もありません。
株主に対するリップサービスの可能性もあります。
しかしながら、最後の質問に対する社長の解答によると現在外部の監査法人などの公開支援業務のものが1社、監査契約状態が3社程度あるとのことです。これらに関する費用はかなり高いので上場できればペイするもののそうでない場合は文字道理、無駄銭です。
この利益規模で、無駄銭できるほどの金額でないと思うのが根拠の第一と思います。
よくいうベンチャーでIPOを目指す企業のほとんどが実際には上場出来ずに終わること、この段階まで至る前に失敗となることと併せて考えれば、これは間接的にそれを受けていない企業よりも上場確率が高いということ、社長が口先だけでなく本気で上場させたいという意思が見えるのです。
監査契約と言うのは上場よりも数年前に始まりますので2~3年内の上場可能性段階にあり、公開支援業務段階ということはまあ一年以内の上場が見込めるということです。もちろん、これら企業の単体の業績、実績にもよりますが。
ゆえに、子会社ウィンテグレータの上場により、連れ高が見込めるという意味では投資の価値ありかもしれません。
尚、本体の業績に関してはやや手を拡げ過ぎの印象があり(ビジネスとしての主力がシステム販売がほとんど)、将来の業績からも売上げ、利益の増加率に照らしてもPER的に底値感が強いですが、もう少し業績を見極める必要があるようにも思います。とにかく問題は浮動株ですね。個人株主対策は必須だと思います。
以前も申し上げましたが個人的なカンでは子会社上場を機に安値の二倍程度は見込めるのではないかと思っています。
いつもながら緻密な分析に感心してます。
私も少し前から興味を持っていろいろ調べてました。
凡そうささんの分析結果と同じ結論でした。
ただ最終判断は事業の広げすぎをどう捕らえるかで
異なっています。
子会社の上場までは利益成長が確保できると思います
が、事業の急激な広げすぎに対する反動がここの経営
リスクになってくると見ています。
拡大の方向性は良いと見ていますが、本業で得た成功
体験の焼き直し(二匹目の泥鰌狙い)に思えて少し
短絡的な広げ方に危機感をもってます。
また、パートナーと称して他業種の取り込みを急いで
いるのも気になってます。
あとは利益構造の吟味も必要な気がします。
(この辺りはかなり突っ込んで総会の時にでも聞かないと実態が解りにくいと思いますが・・・)
私個人の評価は、「ニュートラル」継続です。
***
ちょっと前から拝見しており、
うささんやみなさんの書き込みを参考にし
いい銘柄を探すべく勉強していますが、なかなか
むずかしいですね。
ネット広告業界などは将来性、現在の業績とも
惹かれる物はありますが、PERが馬鹿高いものが
多いです。(泣
うささん、フィンテックは残念で仕方ありません。買い決断するのが遅れました。いつもの悪い癖が出てしまって。いい企業なのでどうしてもほしいのですが、元々高かったのにロケットが発射してしまって、乗り遅れました。子株還流を待っている人多そうですね。下がるのは期待薄と判断していますが、当面監視は続けます。
メリルが12月2日付で、「ウェブプラットフォーム大競争時代」と題するレポートを発表したのですが、その中で、ロングテールを効率的に取り込むサービスプラットフォーム企業として、ぐるなびの他にテレウェイヴを挙げています。これまでテレウェイヴに注目したことはなかったのですが、チャートが芸術的で大変美しい。PERはぎりぎり何とか許容範囲内のようです。こちらを検討してみます。それにしてもフィンテックはあきらめがたい。来年には何とか物にしたい。
BBの詳細な解説ありがとうございます。
「夢はあるが、システム販売以外の業績が見えない」という理由で、全部売却してしまいました。
私も、信用で買っていたので、分割時にひどい目にあいました。あんな安値で買い取られるとはひどい話です。制度信用ではBBのような目にあい、無期限信用では強制売却の目にあい、分割はいいことなしです。
でも、ダヴィは現物だけなので分割は歓迎です。
それでは。
いつもありがとうございます。BBネット、多角化というかシステムの組み合わせで無限に販売できるようなことを言ってましたがそんなに上手くいくのかいな?とは私も思いました。
加えて売り上げの一社辺りの単価が意外と高額なので潜在市場の大きさにも気が行きました。とはいえ、この辺はコンピューターに詳しく無い私がコメントするのも森さんやHTTPさんに笑われる・・・(笑)。そんな訳でフォローありがとうございました。
にゃんさん
はじめましてよろしくお願いします。
ネット広告は年初よりサイバーAを追っかけており、痛い目にも遭い(笑。オプトはきっちり藁なお人にお株を奪われてしまいました。
IMJなんかも説明会まで行ったんですが、やはり高PERが気になりますね。
がんばって探していきましょう。
アッシュさん
フィンテックですが要するに外人が買っているような気がします。会社自体は地銀などノウハウがほしい会社にはまさにもってこいです。
テレウェイブは今年M&Aでも気になりそうです。
BBネットでは、ライバル会社はいないといってましたが私はテレウェイブなどがあるだろうと思いましたが製品をよく知らないので黙っていました。
同社の企業風土は割と好きですし、村山会長には惹かれるものがあります。
やはりPEGで買える銘柄で当然注目してますがダヴィンチとどっちを買うかですね。
ITではないぶんダヴィンチのほうが業績修正によっては伸びるかもと思っていますがテレウェイブは捨てがたいなぁ(笑。
ただ、今は高いですね。
kabukabuさん
BBの長期株主の発言は本当に私も同感ですね。
まあアメリカの株なんかは5万円前後の株も多いのですが日本ではよくない金額に思いますね
信用と分割はサンシティでもそうですがとにかく困ったものですね。後から資金拘束やめるぐらいならと不可解な分割に頭にきてしまいますね。そういう意味ではダヴィンチますます株主重視、分割するならこのどちらの企業よりも有望でありながら、しないところがナイスですね。
上がるときは3、4万は軽く上がるし下がるときにも同じ感じ。
新興株ならではといえばそれまでなんですが・・・
もう少し緩めに行って欲しいとは思いますね。
他の銘柄も結構上がってしまい、本当に難しい局面ですね。
BBネットの分析、大変興味深い考察ですね。需給面というのは大切だなあと。私の場合ほた姫の楽しさにつられた&IPO貰ったので何か買いたいというので、ゲットしました。うーん、森さんとkabukabuの言われるところもわかりますし、確かに今上がってるので売るのも一手かもしれません。
フィンテックとテレウェイブですか、なるほど・・・_〆(。。)メモメモ・・・
うささん
いきなり実家ネタ、私のようなものでもチェックしていただけてるようで嬉しく思います。建て替えると固定資産の評価も上がり、将来それを払うのは私のような予感。
優待、お好きですね。私もまだモスバーガー持ってます。1万円分はなかなか食いでがありますよ。ポッカが非上場になったのでカゴメも100株だけ持ってます。魚力の明太子はとても辛かったです。やはり優待は楽しいですね。でもスタジオアリスでは痛い目を見ています・・・。
HTTPSさん
車、先日父にそろそろ買い換えたら・・・と言われてしまいました。お金がないと言ったら、嘘をつけと返されて。母も株やってるからから情報入ってるのかな。同じお金1年ダヴィ株で寝かせれば、もっと良い車が買えるはずですよね。え、レクサス?
まろてぃさん
実は、私は今春くらいは「企業投資で儲かったらクルマ買おう♪」って思っていたんですよ。でも、いまやとても買う気になれません。だって、同じ金を投入するなら「軽自動車が、乗っているうちにBMWに変身!!」とでもいうべきモノが目の前にあるんですよね…。そのうち飛行機になってたりして…(さすがにそれは妄想)。
今日は全国的にめちゃめちゃ寒いようですよ。みなさんご自愛を。
これからもここで勉強させて頂きます。
IMJも行かれたんですね。
さすがです。
浮動株少ないんでたった100枚前後で急に1万、2万動くので心臓に悪いッス。
まあ、下手に動かずダヴィンチ二年作戦で、他にこれはという決定的なものが見つかったときにはじめて動けばいいと思います。
まろてぃさん
フィンテックとテレウェイブ、どっちも高いんですよね。むしろ、ダヴィンチのほうが壁を突破したぶん、将来業績を含めた時にはまだ少し上がる余地があるなという感じです。
優待銘柄掲示板でワインもらってはしゃいでいたら、「弱小株主は500円の安ワイン飲んで喜んでいろ、俺はキャピタルゲインでマンション買う」とか言われててしまった(笑)。
ポッカがなくなって寂しいですよね。
どんきぃさん
浮動株少ないんでたった100枚前後で急に1万、2万動くので心臓に悪いッス。
まあ、下手に動かずダヴィンチ二年作戦で、他にこれはという決定的なものが見つかったときにはじめて動けばいいと思います。
まろてぃさん
フィンテックとテレウェイブ、どっちも高いんですよね。むしろ、ダヴィンチのほうが壁を突破したぶん、将来業績を含めた時にはまだ少し上がる余地があるなという感じです。
kosさん
フィンはいい株なんだけど高い気がするねぇ、今の値段より落ちればいいけども、来期以降も織り込んでいると金融引き締めにも弱くなるからむしろダヴィンチのほうが賢いと思う。
もちろんそれ以外に安いのもいっぱいあるけど。
そうなんですよ、私もダヴィンチ持ってると大幅に儲かったのにこれが野望をかなえてくれるような気がして一枚も売らないどころかもっともっと買っておけばよかった、いや、今からでも間に合う、買い増ししようかと思っています。
にゃんさん
人がきっかけでも自分で調べて、自分で納得ですよ。
頑張ってね