大学受験 頑張ってるね、君!受験生ブログ!

受験失敗の原因は「勉強の継続できない」がすべて。

【未履修問題を考える】

2006年11月07日 | 受験
■■■■■■■■■■頑張ってるね、君!受験生マガジン!■■■■■■■■■■
■昨日も頑張りましたね。さすが。今日も頼みますよ。11月07日 147号■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

「選択教科のごまかし事件」の真犯人ですか。両親と子供達自信です。きっと。

--------------------------------------------------------------------------
《目次》
 【おほめの言葉】
 【未履修問題を考える】
 【次回の予告】
 【お知らせ】
--------------------------------------------------------------------------
【おほめの言葉】

●いったいこの時期に誰が何ために火をつけたのか。世界史の問題は尾を引いてい
 ます。大半の高校生が、50時間で決着しそうな勢いです。今まで、この問題に
 触れないできました。しかし、私も1日だけこの問題に触れます。

●はっきり言って「ふざけるな」って感じです。高校の先生も教育委員会も、黙認
 してきた大学も、そして父兄側も生徒自身もです。大学の教授も知ってました。
 自分の子供達も世界史未履修で卒業しているのです。実態はわかっていたのです。

●だから、大学側も寝耳に水ではなかったはずです。きっちり現実をわかっていた
 のです。いまさら「AO入試」等で使用する成績表を書き直せとは言えないでし
 ょう。自分の子供のことを棚にあげることはできないでしょう。

●だから、すでに提出した成績表に関しては修正なんかさせないで欲しいものです。
 今回の事件は本当に頭に来ます。ゆがんでいます。しかし、発覚した以上は、正
 す必要があります。何らかの対応が必要で、それに従うしかありません。

●どこかの高校の対応のように、卒業を3月末にずらして、春休みに補習をする方
 法が、受験に対する影響は少ないのではないでしょうか。こんな世間の大騒ぎに
 巻き込まれてはいけません。この事件はほとんどの受験生にのしかかっています。

●この問題はあなただけでの問題ではありません。同じ重さがかかっても、すべて
 の人で同じ負担にはなりません。強い心を持てば、たいしたストレスにはなりま
 せん。相手に責任を求めれば、なぜかストレスが大きくなります。

●高校の先生が悪い、報道機関が悪い、教育委員会が悪い。そんなことを考えては
 いけません。ストレスが増えます。そうではないのです。ここは、大きな心で、
 「すべては己の責任だ」と責任を自分に持ってきましょう。

●そして、「補習かよ。いいね。それなら内職で頑張ろう。」こんな軽い気持ちで
 乗り切ってください。もう、「誰の責任」とかはあなたの受験に関係しません。
 この問題から、抜け出した人間の勝ちです。

●きっとあなたはもう事件から「頭のスイッチの切り替え」が済んでいると思いま
 す。もし、まだなら今からスイッチを切り替えてください。世界史の授業時間は
 そのまま、自習時間と思ってください。

●さあ、ぼやぼやしているわけにはいかない11月です。なにか悩みがあったら、
 自分で抱え込まないで、誰かに相談してくださいね。よし、元気がでてきたね。
 今日も元気に行ってらっしゃい。

--------------------------------------------------------------------------
【未履修問題を考える】

●誰の責任でもありません。もしあえて犯人探しをするのであれば、やはり受験生
 の両親と受験生自身でしょう。高校を予備校化したのは私達の年代が高校生の頃
 であります。そう、30年ほど前の話です。

●受験戦争が終盤戦に差し掛かった頃の出来事です。私もいわゆる「田舎の進学校」
 でした。1学年が10クラスで400人。この内2人が東大に行き、5人くらい
 が医学部に行きます。しかし、就職する生徒が20人近くいたと思います。

●この様に、「東大進学から就職組み」までが仲良く高校生活を楽しんでいたのが
 「田舎の進学校」でした。この田舎にも「塾」がはびこってきたのです。この日
 から、「高校の予備校化」が始まりました。

●「塾に通う子」と、「塾に行くお金が無い子」に差がつかないように。公立高校
 の先生のあくなき戦いが開始されたのです。決してその段階では、私立高校との
 戦いではありませんでした。あくまでも、「塾に行かなくても大丈夫」のため。

●お金をかけなくても、いい大学、いい学部に合格できますよ。有名公立進学校の
 先生方の必死の戦いだったのです。地方の旅館を貸しきった「夏合宿」が公立高
 校のPTA主催で開催されたのもこの頃からです。

●塾や予備校が企画した「高額な夏合宿」から、生徒を守るための措置でした。夏
 休み返上は、公立高校の先生達の思いがこもっておりました。実は、先生達の熱
 い思いからはじまったのが、この「第2次受験戦争」だったのです。

●「第1次受験戦争」は都会での「塾・予備校」同士の戦いでした。そして、その
 あと起こった「第2次受験戦争」は地方公立有名高校と、田舎に進出してきた進
 学塾の戦いとなりました。

●この「第2次受験戦争」のとき、今回の問題が発覚したのです。私達の頃までは
 ぎりぎり守られていました。当時の科目で「倫理社会」「現代社会」「日本史」
 「世界史」全部授業を受けました。

●私達の次の世代から、カリキュラムの改ざんが開始されたようです。この責任を
 何処に求めますか。私はやはり「両親」と「生徒」だと思います。高校の予備校
 化を求めた者が負うべき責任だと思います。

●さて、責任論はおしまいです。私達に必要なことは、「対策」です。今すでに、
 世界史の補習授業が開始されている高校もあると聞いています。堂々と内職をす
 べきです。喜んで内職です。

●いつもの「いい方に考える」を実行しましょう。先生が前で授業をしている。そ
 そ中で堂々と内職が出来るのです。おそらく最高の効率で学習が進むと思います。
 時間は区切られていますし、見張り役の先生もいます。完璧な自習タイムです。

●ただし、無責任は報道機関には要注意です。きっと、ほとぼりが冷めた頃また、
 取材にやってきて「特集!内職だらけの補習授業」てのを開始します。興味本位
 のマスコミには注意してください。

●「災い転じて福となす」これを実行するしかありません。

--------------------------------------------------------------------------
【予告】
史郎君の話から、四浪を考える。

--------------------------------------------------------------------------
【お知らせ】
 ホームページもよろしく 
 http://tinyurl.com/3bdjj
 ご意見・お便りはこちらへお願いします。
 outini_kaeru@hotmail.com
 同じ内容のブログはこちらから
 http://blog.goo.ne.jp/outini_kaeru/
 携帯メルマガ登録は
 http://mini.mag2.com/keitai.html
 マガジン一覧 → 教養/雑学 → 受験/勉強 → がんばれ受験生 M0044956

--------------------------------------------------------------------------
このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を利用して
発行しています。配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000129458.htm
--------------------------------------------------------------------------