メキシコ、シッチャカメッチャカ（57）

先日、然る友人から、我輩のことを『自分を全て洗いざらい見せてしまう人』と言われた。
『成～る程～～、結構当たっているなァ』と妙に感心したっけ。

そんな自分が、実はチョッとばっかし困っている現実に直面している。

でも、こう言うことって、ごく普通の人だったら、ペラペラ、スラスラ～～？と、一般不特定の人に公開しているブログ等には書かないだろう。

・・でも～～～、自分の場合は書いちゃおう～～。


何に困っているかと言うと、当然、皆知っている世界的不況の波が、ここメキシコにも波及して、当地の通貨、つまりペソが大暴落しているのだ。

実は～～～、昨年手放したマンションの資金を全て！！当地の銀行に預けちゃっている・・・・・。（ハァ～～～・・・。）

それと言うのも、（メキシコで、例え1991年6月にゼロ３桁を切り下げたデノミ政策が行われたとは言え）自分がメキシコに初めて赴任した15年前には、既にペソは安定し、（いつか落ちる落ちると言われ続けて来たとは言え）それこそ昨年の10月初旬までは、大安定し続けて来たのだ。

然も、２～３年前よりも、昨年前半はペソの換算率が上向きになっていたと言う、つまりは素人が簡単に信用出来てしまう状況が出そろっていた訳だ。

更に、メキシコ政府自体、『ペソは安定し続ける』ってなことを公表していたことも手伝い、信用出来る材料が出揃っていたのだ。


さて、昨年初旬？？米ドルが暴落し始め、信用出来ない状況だったので、当地の銀行マン（って、絶対信用しちゃダメ！）の言うことを鵜呑みにして、全額（ペソで）預けちゃったと言う、バカな行動を取ってしまったのだ。

９月に入って、ホンのチラッとペソが強くなったけれど、10月初旬に当地の然るスーパーの株が１日で大暴落したのを皮切りに、ペソがドンドン落ち込んで行った。

アレヨアレヨという間の落ち込みなので、（ここでは定期解約は出来ないし）当時は『何時かはまた復活するだろう』ってな、多少の無神経さと妙な安心感も手伝い、ホッて来ていたという次第だ。

つまりは、何時も夢想の世界に浸っている自分だけれど、実のところ、この資金のみが頼みの綱だったので、現実を思うと、今、どういう行動を取ったら良いものか、サッパリ見当が付かない状況だ。

実は、ここで更に困った現実がある。

１月中旬にこのブログで、『今年の目標』ってことで、『今年中に荷物を畳んで日本に帰る』と公言したのだが、こうもペソが暴落しちゃうと、お金を持ち出すこと自体、自分の身を切られることにも繋がるので、無期限の予想を見ざるを得ない状況なのだ。

とは言え、自分の体調のことやナニやかやあるので、最悪の場合は大損を覚悟の上、行動に移さざるを得なくなるだろう。

マ・・（イザとなれば）物やお金に執着しない自分なので、シャアない！！と割り切って、後は日本に帰って、細々～～～っと生きて行くっきゃあ無いだろう～～。

ワビシ～～～～？？？？？