人生ラベリント

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最近はバレエ・ネタに執着中😅💦

マリインスキー・バレエ(215)

2024年06月27日 | バレエ
今年の「ブノワ賞」決まりましたね。

っって、マリインスキーのこのページに「ブノワ賞」は無いよな〜〜とは思うんですけど、今年はマリインスキー・バレエのプリンシパル、オレシア・ノヴィコワが受賞したので、マ、良いか〜〜。

あ、去年もメイさんがノミネートされたので、ここで紹介しちゃったっけね😅

・・にしても、今年の「ブノワ賞」は本選前から、モ・・、後手後手でチッとも情報が出て来ず💦💦

ノミネート自体の発表も大幅に遅れ、本選会当日と翌日のガラ・コンサートなどは全然発表されないまま当日を迎え、やっとプログラム❓が発表されたあんばいです。(って、ガラの方は未だか?)

[ 受賞者 ]

振付師:
マルコ・ゲッケ:
「オランダの山中で」、オランダ・ダンス・シアター、オランダ

女性ダンサー:
オレシア・ノヴィコワ:
「ファラオの娘」アスピシア役、マリインスキー劇場、ロシア

男性ダンサー:
1)ゲルゴ・アルミン・バラズ:
「ピグマリオン効果」レオン役、ハンガリー国立バレエ、ハンガリー
2)アルテミー・ベリャコフ:
「イワン雷帝」皇帝イワン4世役、ボリショイ劇場、ロシア

で、ぶっちゃけ、まぁ、なんですよ、どう見たって出来レースだろう💢

なぜそう思うかですけど、自分なりの思い当たる理由を下記します。

先ず、ブノワ賞についてですけど、過去の、特にダンサーの受賞者を見て思うんですが、以前はシンプルに優れたパフォーマンス該当者が受賞していたンだろうけど、世の移り変わりに適応すべく❓近年は独自の作品なり演出なりを際立たせた優れたダンサーに白羽の矢を当てて来ているのかなぁと、ごくごく好意的にですけど、見て取れるのです。

ただし、従来からの演出作品でも、役にあって優れたパフォーマンスを披露したダンサーもノミネートされて来ていますね。(メイさんの場合)

で、オレシア・ノヴィコワですけど、特にその確かな技術と表現力はマリインスキーの中でも抜きん出た存在で、誰しもが認めるところです。

・・ンが❗️今回は「ファラオの娘」のアスピシア役で受賞したってのがミソで、確かに(振り付けと舞台美術、衣装など)新演出の作品での主演パフォーマンスが賞の対象になった訳ですが、正直なところ、このカンデローロ振り付けのアスピシア役がいくら技術力が高いダンサーが踊ろうが振り付けが(良く言えば単純明快だが)ロクでもなさ過ぎてこれで受賞させるには無理があるってものです。

他方、昨晩の「ブノワ賞」受賞者発表&ガラ・コンサートですが、ガラ・コンサートの方は出演の皆さん、ノミネートされた作品の一部を披露するのが常ですが、オレシア・ノヴィコワだけ、どう言う訳か「ロミオとジュリエット」からバルコニーのシーンを(ボリショイの)デニス・ロドキン相手に披露した様子です。

でも、ナンで「ロミ/ジュリ」❓

まぁ、ナンですよ、これからも分かる通り、「ファラオの娘」のアスピシア役には、この様なガラで発表できる技量を示せる場面が無い❗️からでしょう。

・・にしても、授賞式で入賞しておきながら「ファラオの娘」のシーンをお披露目しなかったって、チト、漫画ですね。カンデローロ、気分を害してるだろうなぁ。

と言う訳で、先ずはその問題❓のノヴィコワの「ロミ/ジュリ」パフォーマンスからどうぞ。

ブノワ賞2024、「ロミオとジュリエット」アダージョ(デニス・ロドゥキン&オレシア・ノヴィコワ)

で、お次は、見せるところの少ないアスピシアのバリエーション。
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