メキシコ、シッチャカメッチャカ（105）

チョッと今日は、ヤバいニュースを１件。


『銀山で77遺体、麻薬絡みか＝メキシコ』

6月8日6時27分配信 時事通信
　【サンパウロ時事】メキシコからの報道によると、南西部ゲレロ州の銀鉱山内で7日までに、77人の遺体が遺棄されているのが見つかった。麻薬密売組織間の抗争で殺害されたもようだが、これほどの遺体が大量に見つかるのは異例。
　一方、東部の観光都市カンクンでも6日、女性ら6人の遺体が見つかった。胸に麻薬組織の頭文字が刻まれ、心臓がえぐり取られる残忍な犯行だったという。

＜ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100608-00000026-jij-int ＞


でも、このニュースは、ホンの氷山の一角だ。

実際、メキシコでは、特に北部のアメリカとの国境付近では、日常茶飯事に殺戮が繰り返されている。

例えばシウダー・フアレス。

近年、麻薬絡みで増々ヤバくなっている地域で、やたら名を馳せている国境の町だケド、昨年１年間で、９千何人かが殺されており、今年に至っては、１月から３月に掛けての殺人件数が３千何人とか、２ヶ月ほど前、車を運転中にラジオで聞いたことがあった。

例えば、メキシコ第２（第３？）の都市、モンテレイ。

この大都市でも、北部の麻薬カルテルの首謀者達が住み着いているみたいで、分裂による内部抗争が繰り返されているとか。

＜ http://www.cnn.co.jp/world/AIC201005270015.html ＞

＜ http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C115 ＞


でで、例えば～～、自分が住んでいるメキシコ・シティ。

今まで気にもしなかったケド、先日、自分の車を買って持って行っちゃった知り合いのダンナ曰く、メキシコ・シティも麻薬で汚染されている地域だそうナ。

ってか、メキシコ・シティは、ヤッパ、首都だってことで、麻薬関係者たちが暗躍する中心地だと、ホントかどうか言っていた。

で、我が家の直ぐ側の地域でも、麻薬が売買されているとか、もう少し南方面に行った地域は、麻薬が蔓延っているとか、ナンだか良く知っている。

と言うのも、このダンナ、専門は弁護士だけど弁護士業はしておらず、アナウンサーの仕事とか携帯電話の販売とかで収入を得ているそうで、メキシコ全土のアナウンサー協会の主要メンバーでもあると言うのだ。

で、実際、車の様子を見たいってことで、車を運転してシティにあるアナウンサー協会まで自分も同乗したのだった。

そんな訳で、多分、一般人よりも情報を得易い立場にあるのだろうかネ。

でも、マァ～～、自分が以前通ってた（最近も時々訪れている学校のある）シティ北部なんか、テピト地区とか、犯罪が多発している地域が一杯ひしめいてて、モッとヤバそうだしナ～、今更ながら、もう少し注意が必要なのかモ～～～っと思い直している。