人生ラベリント

人生は迷路!! 芸術と日常、たまにミスコン・ネタも紹介しちゃうブログ。
最近はバレエ・ネタに執着中😅💦

今時のマンション事情(9)

2014年01月31日 | マンション事情
既に殆どテレビを付けないことが当たり前になっていた11月初旬の夜8時頃、しばらくぶりに音量を4(引っ越し当初は音量12程度)にした途端、即座に壁の向こう側から(ドンドンでは無く)コッコッと叩いて来たので、直ぐにテレビを消したことがあった。

この頃、既にトイレは、夜の10時半以降、朝7時頃まで水を流さない様に心掛けていた。

そして・・・ピアノを弾くことも歌を歌うことも極力止めてしまってから久しい。

そう言えば、一時期、殆ど毎日の様に窓から入って来た強烈な匂いは、以前ほどでは無くなっており、たまに臭ってくる程度にはなっていたが、相変わらず夜遅く大音量で例の曲を繰り返しかける行為は、思い出したかの様に時折聴こえて来ていた。


そう、自分の手帳に珍しくメモが走り書きしてある。

『11月10日、夜10時15分頃より隣から大音量』

今思えば、ヒョットしたら、それが引っ越しを決断する切っ掛けになったのかもしれない。


この頃、長期に亘る八方塞がりの抑圧続きのマンション生活に精神的疲れを感じ、何とか引っ越せないかとまた思い始めたものの、如何せん、引っ越すことを諦めた上で一室防音にした経緯があったので、今更他に移転するにも資金面の問題が大きく立ち塞がっていた。

そう分かっていても、パソコンの前に座ると、何時もの如く『中古マンション格安物件』で検索している自分がいた。

見ていると、売値の安い地域は限られているのが分かる。

地震の後だったこともあり、海岸沿いの地域や活断層がある地域等に限って値段が安そうで、更に、住み慣れた横浜にこだわらなければ、建設年数の多少にこだわらなければ、格安物件も夢では無さそうに思えて、集中的にその辺りを見始めた。

そうして、以前一度物件を見に行った辺りに、どうやら自分の希望に合いそうな中古マンションが目に付いたので、見るだけでも見せて貰おうと、12月初めに思い切って物件を見に伺ったのだった。

(この項、続く)



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今時のマンション事情(8)

2014年01月29日 | マンション事情
さて、出所したお隣さん、その後暫くは警察の監視もあり大人しくしていたのだが、確か出所1ヶ月後くらいからだったか、壁の向こうで恨みつらみの怒鳴り声がたまに聴こえて来るようになり、聞き耳を立ててよくよく聴いてみると、どうやら向こう2軒隣りの例の仕切りを蹴破って入り込もうとしたお宅に向かって怒鳴っている様子だった。

それも当初こそ以前ほどの凶暴性は抑えられていたが、それもホンの束の間のことで、拘留された恨みつらみが加速して被害妄想が増幅して行った様子で、状況はまたまたキナ臭くなって来た。

例えば7月初旬、夕刻に怒鳴り声が聴こえたので何処からだろうと思ったら、マンション外の通りからだった。

誰かに携帯電話で怒鳴っており、暫くしてからパトカーが外に駐車されていた。(当方宅は道路側に面した角部屋なので、外の様子が見える)

後で分かったことだが、携帯で怒鳴った後、向こう2軒隣りのお宅に押し掛けて、この頃、ピアノの先生をしているそのお宅が防音工事を施すことになったので、そのことに対して『ちょっとでも音が漏れるようならタダじゃあおかないぞ』とイチャモンをつけに行ったのだ。

この脅かしは、工事依頼先のヤマハの店まで波及し、『もしも少しでも音が漏れる様なことがあったら黙っちゃあいない』と店の担当者にも言ったそうだ。(その性なのか、出来上がった防音室は、外で聴く限りほぼ完璧な仕上がりになっていたけど・・。)

この頃、お隣さんはマンションの表玄関の道路側で夜中に大声で誰かと 談笑し、近所からうるさくて眠れないとの訴えも出たり、未だ未だ警察も要注意人物としてマーク中だったので、その性か、警察の対応はすこぶる早かった様子だ。

その後も相変わらずで、夜遅く床や物を叩いたり、以前に増して執拗に怒鳴り続けたり、ある時はおもちゃのライフルを買ってきて自慢げに管理人さんに見せ、夕方には上の階のお宅へ『うるさいから防音しろ、盗聴してるのか』等と脅かしに行き警察が仲裁に入ったり、管理組合長のお宅にも迷惑をかけていたり、以前にも増して不満を外に発信する様になっていたが、他方、我々、被害を被っている一部の住人達も情報交換を始めていたので、個人としては、以前にも増してこのご本人の行動は把握し易くなっていたのだ。

そして、どうやら仕事に溢れていたお隣は金銭面でも問題を抱えていた様子で、向こう2軒隣りの方にゴチャゴチャいろんなことを言いに行き、最後には『誠意を見せて金を払え』という話に行き着いていたとのことだった。


ところで、自分の場合、中南米・カリブ地域での長期に亘る経験から、犯罪に遭遇しない為には、

(1) 眼につけられない様にすること
(2) 相手を刺激しないこと

を特に念頭に置くべきと思って生活していた。(と言いつつ、実際は結構ズケズケと言い過ぎてたけどネ)

そんな訳で、お隣の状況には、

(1) 相手が気に障る様なことは極力しない(つまりテレビの音量とかトイレの水音、掃除機の先端を壁に当てない等)
(2) 例え(騒音で)頭に来てても外でバッタリ会ったときは、ニコッと笑顔を見せて会釈する(お隣さん、人の顔色に凄く敏感。以前、あんまり頭に来たので、外であった時にぶすっとして会釈したら、凄い顔で睨まれた)

そして最も重要だと思われることは、『自分の存在を極力無くして見せる』、そう、これに尽きる。

(この項、続く)



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今時のマンション事情(7)

2014年01月28日 | マンション事情
翌月の5月初旬、事件は勃発した。

確か天気の良い日曜日の昼前だった。

行楽日和の清々しい日だったので、(当方宅は角部屋で)4カ所あるベランダの窓を全て開けて用事をしていた。

すると遠くで、また例の怒鳴る声が聴こえる。

また何時ものことだと思って特に注意を払わなかったのだが、余りに怒鳴るので途中から気になって耳を傾け出した。

『誰だ~~俺の悪口を言ってる奴は

『(当方宅の)●●号室か、(向こう2軒隣りの)●●号室か~

・・えっ、また・・・嫌だな~~~・・・

すると(ベランダでご主人と会話してた)2軒隣りの奥さんがーー

『●●さんのことを話してるんではないんですよ。主人の釣り竿のことなんですよ。』

と返事をしたらーーー

『なに~~~てめえ ぶっ殺してやる~~~ 待ってろ、そっちに今行くから

っと言って、な、な、なんと、ベランダの隣りとの仕切りを蹴破ってしまったのだ (大汗)


狂ったこのダンナは向こう隣りのベランダ側に入ろうとしたので、ご夫妻は恐怖のあまり慌てて部屋に入り窓の鍵を掛け、(反対側の)玄関の方に走って外に出て、向こう隣りのお宅に助けを求めに行った

狂った隣人も続いて玄関を出て外で鉢合わせになり、押し問答になったのだ

ここいら辺の経緯は、自分で実際に目にした訳では無く、(開いた窓を通して)壁越しに聴こえて来た状況と、後で当事者の方々から聞かされた話しから再現している。

そのうちにパトカー3台が駆け付けて多数の警察官(本当に大勢だった)が間に入り、ここでも相当揉めて、怒り狂って警察官に反抗する隣人を連行して行ったのだった。


この後、直接被害を被っている我々とマンションの管理組合役員、更に管理会社のスタッフや管理人さんも加わって、数回の話し合いが行なわれたのは言うまでもない。

ここに来るまでには、1人の精神に異常をきたした隣人による騒動の連続から、多大な被害がマンション住民に降り掛かって来ていた訳で、とは言え、ご本人の置かれた状況も考慮してあげる必要もありそうなことから、慎重に会議を重ねて行った。

その結果、もはやこのまま放置する訳には行かないとの結論に達し、警察の助言も得て、正式に5月中旬に刑事告訴に踏み切ったのだった。


ところが、ベランダ仕切りのパーテーションを蹴破ってはいるものの、仕切りを超えて向こう2軒隣りのベランダに入ったかどうかは確認されておらず、この段階では単なる器物破損と判断され、事件性がないとの理由から、(警察では告訴を受理したものの事件性を査定する)検察側の判断で処分保留扱いとなり、折角告訴したのに結局は告訴を却下された形になった。

そんな訳で、お隣のご主人は延長期間も含めて拘留20日間ほどで(飽くまでも処分保留と言う形で、でも実質)無罪放免となったのだった。

(警察曰く)その間、検査された麻薬反応は(本当かどうか)検出されず白だったとのことだ。

(この項、続く)



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今時のマンション事情(6)

2014年01月27日 | マンション事情
当時、既にテレビは成る可く見ない様に努め、夜の食事時間にテレビをつけたとしても、(購入当時は13~15くらいだった)音量を3~4程度に抑えて見るのが常になっていた。

とは言え、2011年の末頃は、未だ、隣りの状況を気にしつつも、自身の精神的ゆとりは多少残っていたのを覚えている。

つまり、食事をしたら直ぐに簡易防音室に引きこもり、パソコンを弄るなりして隣りの騒音に煩わせられない様に過ごすのが習慣になっていたからだ。

そう、自分、その頃まではヘッドホンを使ってテレビを見る習慣が無かったのだが、ある時、安物のヘッドホンを買って来てテレビに接続したら、ナンと!音量を大きくしてゆっくりと見れるではないか

っって、まるでアホみたいだけど、この『一つの方向に向いちゃうと他に眼がいかずに気が付かない』という、ある意味、この自分の欠点が、後々災いとして降り掛かって来ちゃうのだ。


さて、状況は徐々に悪化して行きながら時が過ぎて行き、その間、

(1) 壁や天井を(手か物か棒で)ぶっ叩いたりドツいたり
(2) 大声で怒鳴りちらし
(3) 同じ曲を大音量でかけっぱなしにする

この3点1セットの行動が定着化して行ったのだった。


そう、2012年4月中旬頃だった。

夜10時頃から夜通し、更に翌日の夜までズ~~~ッと流行の(何時も同じ)曲を大音量でかけっぱなしにされた時があった。

この『流行曲の大音量かけっぱなし事件』は、それまでもしばしばあったことだが、この時は凄まじかった。

隣りとは離れた寝室で何時ものことながら耳栓をして寝たのだが、この時は特にヒドく寝ようにも余りの大音量に寝つかれず、騒音は夜通し続いて明け方近くになったら更に激しくなり、気が狂った様に騒ぎまくって壁等をバンバン叩きだした。

この日(つまり翌日)も音量はそのまま続いていたが、自分は朝11時には用事で外出し、夕方家に戻ったときも未だ大音量の騒音は続いていた。

部屋に入って間もない5時半頃、警察官3名が裏庭から入って様子を見ていたが、ベランダの窓がカーテンで閉ざされ中が見えず人の居る気配もなかったそうで、その後、夜の7時半頃だったか、やっと音が止まったのだった。

マンション住人の話しだと、明け方の6時頃、ご本人は家を出て行ってしまったそうで、夜の7時過ぎにやっと家に戻って来たという訳だ。

あ~もう本当にここを出たい。でも、さて、どうしよう。

こんな状態では、例え生徒が来ても教えること自体無理だろう。

(この項、続く)



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今時のマンション事情(5)

2014年01月26日 | マンション事情
スンマセン、チョッとばっかし用事があったりして数日経ってしまった・・・。

さて、このマンション騒動、思い出しながら書き出していたのだが、如何せん記憶が曖昧で、ここに来て途中の経過が分からなくなって来た。

という訳で、メールやメモ書きなどを引っ張り出して状況を整理してみたら、どうやら時期的な面で多少の思い違いがあることに気が付いた。

つまり、日にちを明記してる箇所は確かにその時に起きたことだが、その他の説明部分の途中1年ほどの空間のうち、(徐々に過激になって来た時期とか)実際はもう少し後に起きたことだった可能性が感じられる。

とは言え、大筋は変わらないので、このまま特に修整せずに書き続けてみたい。


という訳で、前回の続きーーーーー


実のことを言うと、隣りから怒鳴り込まれて『うるさい』と言われた時は、最初、ピアノの音漏れのことを指摘されているのかと思ったのだが、話しを聞いて直ぐに、そうではなく掃除機の音だと気が付いた。

更に、ご本人が出す『騒音』を、一見大人しくって影の薄そうな当方のせいにしようとする魂胆もあったのかもしれない。


さて、隣から怒鳴り込まれてから、それまで以上に音を出すことに神経質になったとは言うものの、さりとて、生徒に教えることを半ば前提に防音室にした経緯もあったので、音楽から遠のいていた長期に亘る期間を取り戻すべく、月一で知り合いのところにピアノを習いに通い始めていた時期でもあった。

マズいことに、曲数の多い宿題をこなすべく練習していたので、一日5時間程度の練習量を、成る可く弱音ペダルを使ったりして工夫しながら練習を再開したものだ。

この頃は未だお隣の異常さにムラがあり、数日怒鳴り声などが続いた後はパッタリ静かになったりして全く予測がつかない状況で、たまに外で出会った時などは焼けに愛想が良かったりもした。

実は、マンション内の2軒向こう隣りの方がピアノの先生をされてて、当時は防音が全く施されていない(例の隣りに隣接する)部屋で生徒にピアノを教えていたので、良く文句が出ないものだと感心していたのだが、怒鳴り込まれた後で気になって、そのピアノの女の先生に一度聞いたことがある。

そうしたら、その方曰く、お隣のダンナは子供の頃ピアノを習ったこともあり、『どんどんピアノを弾いて下さいと言われた』とのことで、怒鳴り込まれた自分としては『ヤッパリ~~男と女では対応が偉く違うんだ』と思ったものだ。

その後も引き続き、その彼女のお宅からはピアノの音が普通に聴こえて来ていたのだった。


丁度その頃だったか、マンション敷地内の庭に隣接するアパートから、子供を激しく叱る母親の声が度々聴こえて来ていた。

ある時、隣の例のご主人がベランダ越しに、『うるせぇ~~~ぶっ殺すぞ~~~ 』と、そのアパートの方角を目掛けて怒鳴り出し、塀などをバンバンたたき出した (汗)

当初こそ向こう側のご夫婦も口で反撃していたものが、更に激高する隣りの過激さに怖じ気づいたのか、ある時から反撃をパッタリ止め、いつの間にか子供の泣き声も聴こえなくなり、住んでいる気配さえ無くなってしまった。(半年後くらいに気が付いたのだが、どうも引っ越して行った様な・・)


その後、状況は更に悪化して行く。

ある時から、向こう2軒隣りのピアノの先生宅側にも、壁を叩いて騒ぐ回数が増えて行き、ピアノの音にも敏感になり、そのお宅まで押し掛けて文句を言いに行き出した。

当方側には、主に隣りに隣接する居間で見るテレビや電話、インターフォンなどの話し声や音、そしてトイレの水を流す音に特に反応を示し、隣りの真上の2階のご家族には、動き盛りのお子さん達の足音に特に苛ついて、(後に状況が判明したことだが)下から棒でドツキ上げていたそうだ。(ズッと後で2階の奥さんから聞いたことだが、お宅まで押し掛けて文句を言われたことが、当時で10回以上あったとのことだった。)

これは、多分、離婚された奥さんが子供を連れて出て行ってしまった寂しさから、子供の気配に拒否反応を示した結果なのかもしれない。


もうこの頃、例え(隣りには隣接してない部屋を)簡易防音室にしたとは言うものの、(今思うと、直接出る音よりもフローリングの床から伝わる振動音が問題だったようで)自分のピアノや歌を練習することが増々困難に感じ、2011年9月末には月一のレッスンに通うことを断念せざるを得ない状況に陥ったのだった。

(この項、続く)



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