メキシコ、シッチャカメッチャカ（112）

いやはや、困った・・。

実は、未だにマンションに留まってて、いつ帰国出来るか見当が付かなくなってしまった。

本来ならば、とっくにマンションを引き払って、ホテルに滞在してた筈なんだケド、一難去ってまた一難、難々続きの締めくくりが、ビザの取り直しにナッちゃっタ！！


当初、引越し荷物専門のＡ社に頼もうとしてたのだが、唯一？？の担当者が病気で見積もり時期が一週間以上ズレ込み、そうこうしている内に、病気が悪化したとかで、先方から他社への振替を依頼して来た。

で、Ｂ社に問い合わせて見積もりを取りに来てもらったところ、『有効なビザ』が必要とのこと。

実は、当方のビザは６月中旬で切れており、６月初旬から、必要書類を全部添付して、例のタヌキ弁護士にビザの更新を依頼して来ていたのダ。

ところが、どうせ出国するんだから、出国ビザだけで良いだろうとの弁護士の意見で、ズルズルと時だけが過ぎて行ってしまい、ビザの期限が切れてから、既に１ヶ月半以上が経過しちゃっている。

そんな所でのこの状況。

今ここに来て、再度、ビザ入手手続きをするハメになってしまい、その手続きを先週の水曜日に始めたばかりで、１週間で出来るのか、２週間かかるのか３週間かかるのか、皆目見当がつかない状況なのダ。

ンンン〜〜〜・・・どうしたらエエンじゃあ〜〜〜。



ってか、もはや、冷蔵庫も洗濯機もピアノも何も無いガランとしたマンション内。

洗濯するにも食べるにも困る状況だけれど、更に、インターネットも契約を解除しちゃっているので、家では何も見ることが出来ず、インターネット・カフェの様な所を探すしか無いのだが３〜４台しか無い小さい所が多く、人の出入りも多いので、『ミス・ユニバース』等の水着のセニョリータがいっぱい登場する様なページを、初老のオッサンが長々と見るなんて行動に出るにはチョッと〜〜気が引けちゃうってことで、長いこと見ておらず、それよりも何よりも、日本語での書き込みが出来ないので、ブログの更新もままならない昨今ダ。

この記事も、いま、自宅のパソコンで書いているところで、この記事をコピーして、ブログのページに貼付けるしか無いんだろうナ〜。

メキシコ、シッチャカメッチャカ（111）

さて、帰国準備もいよいよ大詰め。

モ・・後が無い～～～グッ！！

ってか～～、全く片付いておらず～～～、家具を取りに来たエドゥアルドが驚いて、『このまま行ったら今月末にマンションを引き渡すことは絶対に出来ないヨ』と言ってたケド、当の自分はナンにも焦っておらず、『フ～～ン、そうかナァ？？』ナンて言っちゃったりシチャッタのだ。


大分、家具は減ったケド、荷物整理はメッチャクチャ。
ホント、片付けが苦手なんドス～。

でも、今さっき、ナンか、コレってヒョッとして可成～～～りヤバいかも・・・・・ナンて思っちゃったのだった。




っっってことで、明後日はエドゥアルドとシノさんに手伝いに来てもらうことになっとりまス～～。

でも、言われたナ～～。

『手伝いに行っても、どれをどうするのか決めてなかったら、我々が行っても時間の無駄でどうにもなんないヨ。』

モ・・・ごもっともデス～～～（汗）。


一番心配なのは、このピアノ。
一体、何時、持って行くつもりなんだろう。
ってか、大学の担当者が捕まらず、調整不可能！！（大汗）


寝室の家具は、今日取りに来て、もぬけの殻。


（独り言・・船便と航空便で荷物を別送しなきゃナ～～。）


という訳で、明日は本当にインターネット契約を解約しに行きますゾ～～。

メキシコ、シッチャカメッチャカ（110）

先ず始めに、お知らせをしておきます～。

明日、当地のインターネット契約を解約しますので、暫くブログの更新が出来なくなります。

８月から少しの間はホテルに移動しますので、もしかしたらその間、更新出来るかもしれません。気が向いたらチョッと寄ってみて下シャイ～～。

ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー


さて、もう後が無いので、気持ちに拍車を掛けて荷物整理をしなくちゃアなんないんだケド・・・・・ってことで、今日からどうにか動き出しそうになって来ている自分なのダ。


で、昨日の話しだけど、一応、物騒だと言われているラグニジャ・マーケットに行って来た。


ガリバルディ駅周辺


理由は、版画２点を額装してもらう為だケド、下町のガリバルディ駅で下車してチョッと歩いたそこいら辺なのに、何時もの通りの方向音痴で、全・・然～～～サッパリと分からず～～、歩いた歩いた～～～。


ラグニジャ・マーケット周辺


って、なんてことは無い。入口の直ぐ横まで行ったのに、訳が分からずにぐるぐる回ってただけなんだケド、見つかりました～～～！！パチパチ～～～！！！


大きいマーケットの入口はアッチコッチにあって、この額装屋は最初に通り過ぎた入口の直ぐそばだった（汗）。


ココの額装屋はメッチャ安くって、展覧会などには打ってつけ。

それに速いのなんのって、３０分でもう出来ちゃった。


まぁ～～～、８月下旬に開催されるグループ展に作品５点を出品するンだケド、自分は日本に本帰国するので、作品だけ置いて行くことになっているンドスエ～～。



メキシコのプロレスは下町の市民に浸透しており、この様に屋台でマスクなんかも売っちゃっているノダ。
えっ？冠ってみたい～～？？？

メキシコ、シッチャカメッチャカ（109）

グ・・・・・モ・・ヤバ過ぎ～～～。

今月末までにマンションを引き渡さなきゃアなんないンだけド、未だ殆ど荷物を整理していない（大汗）。


ヤッと昨日、重い腰を上げて段ボール箱を買って来たところだシ～～、

でも、一体、何処から荷物を整理したら良いのか、ジェンジェ～～ン判らんし～～、

ってか、何回か荷物整理を始めようかと、重い腰を上げ出したんだけど、その都度、押し入れから荷物を出して広げて～～～、その内に掃除のオバさんが来るってェので、また押し入れに戻しちゃったり～～～、

ココんとこ、週末に友人達が木版画講習を受けに来るので、広げた荷物をマタマタ押し入れに戻しちゃったりで～～～、

一体何をやっとるのか、自分でも判らん～～～状態～～・・・（汗）。



そんなコンなしている時に、『アッ、こんなもんがあった～～！』っと思わぬ発見をシチャッタりする。

例えば、コレ～～～。





見て判る通り、雛人形。

えっ？？

ナンでそんなもん持ってるか？？？

良いこと聞いてくれヤした～～（大汗）。


このお話しは、遡ること８～９年前～～。

ドミニカ共和国に赴任してたある日、知り合いの日本人女性が所属いている事務所を訪れたんだけど、ディレクターの部屋の応接テーブルの上に、雛人形２体が向き合って飾られていたンじゃ。

カリブの島国で見た日本の伝統民芸品は、自分に凄いインパクトを与えちゃったりしたンじゃじゃ。

こりゃ～～エエ～～～。
自分も真似したろ～～。

ってことで、ドミニカ共和国から日本に戻って、日本の自宅近所にある人形屋の前を通った時に、『安い雛人形って幾ら位するもンなんでしょう～？』っと聞いたら、『お安いのでしたら、２万位でお譲りしますヨ～～』ナンて言われちゃって、（そんな値段で買えるなら、マ、良いか～）『ジャア、明日また来ますから～～』ってことで、翌日、寄っちゃったのダッた。

先方は、来るのが分かっていたので、ワザワザ雛人形を出して飾ってあった。

で、肝心の２万と言われたものは、『エエ～～～、ひ、退く～～～』ってな感じの、ヤッタラ地味～～～な雛人形セットなのダ（汗）。

『いや～～～、チョッと～～コレじゃあ～～。ナンせ、外国に持って行きたいので、モッと派手な方が良いんですが～～』というと、『それではコレなんかどうでしょうか』と上記の人形セットを出して来た。

アンマリ良くも見ずに、『お幾らなんですか？？』と聞くと、（よく覚えていないけれど）５万５千円？？？位だったか、確かそんな答えだった。

『エエエ～～～～！！２万くらいのつもりで来たので、チョッと～～それジャア買えませんナ～』と言うと、『お安くしますヨ』との返事。

ってか、余計なことを聞かずに、サッサと出ちゃえば良かったんだけど、ナンせ、昨日頼んで、ワザワザ人形を取り寄せて貰っちゃったと言う弱音があったので、『どのくらいお安くなるんですか？？』ナンてまた聞いちゃったりで、増々買う壺にハマって行っちゃったのであった～。


結局、そんなにも負けては貰えず、（確か）４万５千円で買わざるを得なくなっちゃった。

（後で凄ンごい後悔して、こんなモン買わなきゃアよかったと思ったケド、後の祭り～～。）

で、買っておきながら、いざスーツケースに入れようとしたら、デッカ過ぎて入らない！（汗）

その時は諦めて、日本に置きっぱなしにして、確か１年後くらいにメキシコに持って来たと思う。

前置きが長くなっちゃったケド、この雛人形をさて飾ろうと取り出して組み立てたケド、余りのアホさに赤面しつつ、直ぐに仕舞っちゃったのであった～～～。


で、ズ～～～ッと忘れてて、つい最近、近隣の地方都市から知り合いの女性２人が我輩の家具を見に来た時に、フト思い出して、良かったら売るケド～～と声を掛けたのであった。

ってか、この話し未だ続くんだケド、この人形の画像を、上記の知り合いに送るついでにメキシコ人の友人達に送ったら、マサかの凄い反響で、是非譲ってくれと言うではないか。

『いや～～、もう売る先は決まっているので無理だヨ』というと、一人は『自分ならその倍の金額を支払う』という。

親も欲しがっているとかなんとかで、結局折れて、地方都市の知り合いに電話して『悪いけどゴメン～～。雛人形はそちらに売れなくなっちゃった。代わりに、居間に飾ってある日本人形を上げるからネ』と断りの電話を入れたのであった～～。

因に、売ると約束した金額は、日本円にして約7,000円弱～～～。

マ・・コレも国際交流～～～～～～～。

メキシコ、シッチャカメッチャカ（108）

帰国まで１ヶ月を切っちゃったンだケド、ナン～～～にも整理を始めておらず、チョッとは焦らざるを得ない雰囲気になって来たこの頃～～、

急に、我が家で、木版画の講習会を始めることにシチャッた。

と言うのも、そもそも、帰国前にアメリカとの国境沿いの町、メヒカリの美術大学で働いている友人経由で、木版画の短期講習会の話しが持ち上がっていたんだケド、必要人数に達しなかったので、この話しがポシャってしまったのだ。

ンで、その為にストックしてあった生徒配布用の教材が手元に残ってしまったので、急きょ、材料を処分する目的で、ってか、売りつける目的で（汗）、ごく一部の友人達に声を掛けて、臨時講習会を開催することにしたのだった。

もちろん、講習料は無料で材料費だけ貰うってことで（それも儲け抜きどころかモッと安くして）、先日の土曜日から、土、日×３で、計６回、教えることにしたのだ。


ってことで、自宅で開催した、二日目の講習会の模様をチョッと紹介しちゃうネ。


合計、６名集まったンだケド、例えば以前このブログで紹介したスケベおじさん、アルフレードなんて動く広告塔ジャアないケド、自分の作品を着て現れた。





上下の白服に、染め物用の絵の具で字を書いたり、木版画を写したり、左の袖（画像では右側）の黒い『シミ』は、ナンと！自分の『●●』に絵の具を付けて写し取ったンだト（絶対に見え張ってる←キッパシ）。

そのことを、住んでいるマンションのビルの入口で、デッカい声で言うもんだから、慌てて『シ～～～！！』と口封じをしたのだった。（大汗）



ジャンパーにも本人の絵がガチャガチャ描かれている。
面白がって見ている女子二人。


指導をチョッと始めた段階で、修士課程の学生、パトリシアが、本人の作品を持って来たので見て欲しいと広げ出した。




彼女が修士で準備している卒論のテーマが日本の浮世絵版画なので、それで今回声を掛けたんだケド、何やら広げ出した彼女の作品とはーーー、

金魚をイメージした版画作品だけど、コンセプトの中心には何やら怪しい女性の『○○』が表現されているんだト（汗）。

ナンか、浮世絵版画とはナン～～にも関係ないと思うんだけどナ～～。

ってことで、興味本位のオッサン達は、一生懸命に映像や画像で撮影に没頭～。




リノリウム（ゴム）版画


リトグラフ（石版画）


銅版画

以上、ヤバい作品は避けてマス。

ついでに、パトリシアの腕の刺青～～。





さてさて～～、チッとも講習会が進まないので、発破を掛けて再開。

今回の６名のうち、上記アルフレードと日本人の友人の２名は、昨年12月に近隣の地方都市トルカで開催した短期講習会に参加済みで、先日のこのブログで紹介済みのエドゥアルドも一応２回指導済みだし、ってことで、残り３名は、画家の日本女性、前出のパトリシア、それに、パリで美術の修士と博士課程を終えたマリオだ。

このマリオって、ナンと70歳なんだとか。

ってか、本人はいやがって絶対に年齢を言わないんだケド、タマタマ身分証を見ちゃったとか、口の軽いエドゥアルドから聞いたのダ。

でも、それにしたらヤケに若い。

で、このマリオが、版画の下絵を色々と持って来て見たんだケド、結構～～～奇妙 and キモイものがあったりで、チョッと退き気味の自分なのだった～。

後で、地球物理学博士のエドゥアルドは相当驚いた様子で、『みんな、変な作品バッカリで、絶対に精神的におかしい。自分が如何にマトモなのか、改めて認識した。』と、電話で驚きを隠さなかった。

ってか、未だ抗体が無いんだヨナ。

その内に、麻痺して来るから、心配しなくって良いヨ～～。