最近の話題2件。
1)お笑いの又吉直樹さん、芥川賞受賞!
又吉直樹さんと羽田圭介さんが芥川賞 東山彰良さんに直木賞が決定
The Huffington Post (2015年07月16日)
< http://www.huffingtonpost.jp/2015/07/16/akutagawa-naoki-award_n_7808158.html >
凄い!
ただひたすらに凄いと思う。
・・けど、又吉さんと同時受賞した他のお二方。
通常なら、芥川賞や直木賞を受賞したら、先ずはマスメディアから凄い注目を浴び、その映像や記事が世間に浸透して、売れっ子作家として申し分ないスタートを切れる筈・・・
なのに、今回は全ての注目を又吉さんに持って行かれちゃっているので、折角受賞したのにナンだか可哀想。
2)新国立競技場の縮小案
政府、新国立縮小案浮上 アーチ中止、規模6万人
産経新聞 7月16日(木)7時55分配信
< http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150716-00000065-san-pol >
そりゃそうだろう。
2,520億円なんて、一体何を考えているんだ!(怒)
東京スカイツリーの総工費が650億円だったってこと自体、あれで650億円??・・・ってレベルなのに、こんどは新国立競技場のとてつもない総工費。
日本が物価高な国なのは分かっているけど、水増ししてんジャアなかろうかと思えるほどの高額な建築費って、世界レベルから見ても異常過ぎ。
曾ての他国の国立競技場の建築費に比べて、ダントツにダントツに、突出して高過ぎる。
思い出すけど、1964年の東京オリンピック。
あの時に建設された代々木のオリンピック選手村は、その後、長い間放置されていた。
あ、たった今、調べてみたら、あの跡地が現在の代々木公園だった!!
自分が訪れたのは1980年の11月下旬。
今思うと、国立オリンピック記念青少年総合センターに移行する直前か直後だ。
11月下旬の数日前に指揮者だと名乗る方から電話をもらい、団員が100数十名もいるアマチュア・オーケストラ主催で、オペラ『ラ・トラビアータ』(椿姫)を上演すると言う。
で曰く、なんと本番が2週間後に押し迫っているが、然る役の降板があり大至急で後任と言うか代役を捜しており、譜読みや役作りが速い(と言われていた?)自分が推薦されたそうだ。
一瞬考えて、その役を除くテノールの他の役は全て(主役のアルフレードやちょい役、合唱も含めて)演じていたので、凄く困っていたみたいなので、原語上演だったけど即OKしちゃった。
で、練習場所が、なんと当時の代々木オリンピック村にあった体育館だったのだ。
そう、オリンピックが1964年開催だったから、なんと16年も経過しており、その敷地内はゴーストタウンと化していた。
その一角にあった体育館は一般解放されていた訳だが、アマチュアのオーケストラ・グループも借りられたくらいだから、体育館として余り機能してたとは思えない。
そうそう、青年海外協力隊のことを知ったのが、実はこの体育館だった!
自分の出番がない時にロビーをぶらぶらして見つけた脇のテーブルにあったチラシの一枚。
それが、協力隊の公募チラシだった。
あ、ゴメン、横道に逸れちゃった。
ここで何を言いたいかと言うと~~~
『新国立競技場に高額な資金を投入して建設しても、オリンピック開催後は巨大な粗大ゴミと化す可能性があり過ぎる!』
と言うことです。
だからせめて、後でも一般の競技場として使用可能な規模に納め、総工費予算額も半分以下に納めて欲しい。
それに、あのデザイン、確かに斬新で良いとは思うけど、回りのビル群の景色にマッチしてない。